超高速光・電気信号解析装置

 意見招請に関する公示
次のとおり調達物品の仕様書案の作成が完了
したので、仕様書案に対する意見を招請します。
平成26年12月24日
独立行政法人情報通信研究機構
契約担当理事 髙﨑 一郎
◎調達機関番号 592 ◎所在地番号 13
1 調達内容
(1) 品目分類番号 24
(2) 購入等物品及び数量 超高速光・電気信号
解析装置 一式
2 意見の提出方法
(1) 意見の提出期限 平成27年1月26日午後5
時(郵送の場合は必着のこと。)
(2) 提出先 〒980-0812 宮城県仙台市青葉区
片平2-1-3東北大学 片平南キャンパス内
情報通信研究機構 耐災害ICT研究センター
ロバストネットワーク基盤研究室 淡路 祥成
電話022-713-7570
3 仕様書案の交付方法 平成26年12月24日から
平成27年1月26日まで、情報通信研究機構ホ
ームページ調達情報よりダウンロードするこ
と。
4 Summary
(1) Classification of the products to be
procured: 24
(2) Nature and quantity of the products to
be purchased: 1 set of Ultrafast optical
and electrical signal analyzer system
(3) Time limit for the submission of comments: 5:00 PM 26 January 2015
(4) Contact point for the notice:Yoshinari
Awaji, Robust Network Platform Laboratory, Resilient ICT Research Center, National Institute of Information and Communications Technology, Tohoku Univ. Katahira South Campus 2-1-3 Katahira Aoba-ku
Sendai-shi Miyagi 980-0812 Japan
TEL 022-713-7570
仕様書案に対する意見招請
1. 件名
超高速光・電気信号解析装置
2. 意見提出締切日
平成27年1月26日 午後5時
3. 意見提出場所
〒980-0812
宮城県仙台市青葉区片平 2-1-3
東北大学 片平南キャンパス内
独立行政法人情報通信研究機構
耐災害 ICT 研究センター
ロバストネットワーク基盤研究室
淡路
祥成
TEL:022-713-7570
4.
仕様書案の説明会
なし
※ この意見招請は、将来行われる予定の入札に関し、あらかじめ仕様書を公開し、仕
様に対する意見を招請するものです。意見についての書式はありません。
また、意見招請の資料受け取りの有無、意見の有無は、将来の入札になんら影響
しません。
この招請で提出された意見については入札の参考とさせていただきますが、必ず
しも入札時の仕様書に反映されるとは限りませんので、ご了承ください。
<ウェブサイト掲載期間 平成26年12月24日―平成27年1月26日>
仕
様 書
1 件名
超高速光・電気信号解析装置
2 目的(用途)
独立行政法人情報通信研究機構(以下、
「当機構」という)では、超高速フォトニッ
クネットワークの耐災害性向上の研究を進めているが、そのなかで、光パケット光パ
ス統合ネットワークに収容される、超高速の光多値変調信号を精度よく解析すること
は実用的なシステム構築方法の検証に不可欠である。本調達においては、年々国際的
な技術開発競争において飛躍的に向上するビットレート、シンボルレートの光信号に
対応可能な測定評価システムを購入するものである。
3 適用
本仕様書の項番4、7および12に記載された・事項については「○」印が付いたも
のを適用する。
4 納入期限
・契約の日の翌日から起算して○○日以内
・平成27年10月31日
可能な限り早期に納入すること。
5 納入場所等
(1) 納入・設置場所
宮城県仙台市青葉区片平2-1-3
独立行政法人情報通信研究機構
耐災害 ICT 研究センター ロバストネットワーク基盤研究室
耐災害 ICT 研究センター 2 階
(2) 書類等提出場所
宮城県仙台市青葉区片平2-1-3
独立行政法人情報通信研究機構
耐災害 ICT 研究センター ロバストネットワーク基盤研究室
6 調達物品の数量及び構成内訳
(1) 調達物品の数量
超高速光・電気信号解析装置
1式
(2) 付帯作業
本件調達には、運送・搬入・据付・配線・調整などの作業及び当該費用を含む。
1
7 提出書類及び必要部数
・説明書・マニュアル等
1式(書面1部、電子媒体1部)
・保証書及び製品サポート部署の連絡先
1式(様式適宜)
・性能検査書
1部
・議事録
1部(打合せ議事録を発行した場合。
)
・設置報告書
1式
関係する機器の設置状況、配線状況がわかるように写真、図面等で報告書を
作成すること。
・説明会等実施報告書
1 部(様式適宜)
8 調達物品の性能条件
8.1装置構成概略図
被測定光
(1)周波数逓降部
信号入力
(2)アナログ・
(3)信号評価解
ディジタル変換部
析ソフトウェア部
本装置は上記概略図に示す、
(1)周波数逓降部、
(2)アナログ・ディジタル変換
部、
(3)信号評価解析ソフトウェア部から構成される。
8.2性能条件
(1)周波数逓降部
ア 2 つ以上の 90 度光ハイブリッド回路、4 つ以上のバランスド光受信器を備えた
コヒーレント光受信器であること。
イ 波長可変内蔵局部発信器(LO 光)を有すること。また外部から LO 光を入力
可能であること。
ウ 信号光と内蔵 LO の波長可変範囲が、1530~1620nm 以上であること。
エ 内蔵 LO の波長確度が±10pm 以下であること。
オ 内蔵 LO の線幅が 100KHz 以下であること(代表値でも可)
。
(2)アナログ・ディジタル変換部
ア リアルタイムサンプリング方式で、サンプルレートが 160G サンプル/秒以上で
あること。
イ 一度のトリガで最大取得可能なポイント数が 2G ポイント以上であること。
ウ アナログ帯域が 62GHz 以上であること。
エ 振幅軸スケールの範囲が 1mV/div~1V/div 以上であること。
オ 50mV /div におけるノイズフロアが 62GHz 以上の帯域で、3.5mVrms 以下で
2
あること(代表値でも可)
。
カ トリガ帯域が 20GHz 以上であること(代表値でも可)
。
キ サンプルクロックジッタが、10ms の取得時間で 100fs 以下であること(代表
値でも可)
。
ク データオフロード用に USB3.0 B インターフェイスが使用可能であること。
(3)信号評価解析ソフトウェア部
ア 解析可能な変調フォーマットとして、(D)QPSK、QAM16/64/256/512/1028、
Star-QAM16/32 に対応すること。またユーザがコンスタレーションを指定し、
解析できる機能を有すること。
イ 上記フォーマットの変調信号に対して、以下の項目の測定及び解析を実施し、
結果を表示および保存する機能を有すること。
コンスタレーションダイアグラム、I/Q 遷移アイダイアグラム、スペクトラム、
エラーベクトルスペクトラム
ウ Matlab や C#で開発した信号処理プログラムを組み入れられる事。この機能は
操作画面内に統合されていること。
エ 測定不確かさとして、変調精度(EVM)ノイズフロアが 1.8%rms 以下、振幅成分
ノイズフロアが 1.1%rms 以下、位相成分ノイズフロアが 0.9 度 rms 以下であ
ること(代表値でも可)
。
オ 測定不確かさとして、直交位相誤差が 0.5 度以下(代表値含む)であること。
カ 測定不確かさとして、IQ 利得不平衡が 0.01dB(代表値含む)以下であること。
9 納入・設置条件
(1) 納入・設置時間
土日祝日及び年末年始(12 月 29 日から 1 月 3 日)を除く、平日 9 時から 17 時の間
に行うこと。日時は別途調整する。
(2) 納入・設置作業に関する条件
ア 納入時の作業日程と体制を納入予定日の前までに提示すること。
イ 納入時には、装置・実験室に塵や埃等が付着・飛散しないように注意し必要な処
置・養生を施すこと。
ウ 物品の搬入・据付等に関しては当機構の業務に支障をきたさないように配慮し、
協議の上、実施すること。
(3) 環境への配慮
ア 調達物品が「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入
法)で規定する特定調達品目に該当する場合には、可能な限り適合品を納入する
ように努めること。
イ 製品の包装又は梱包は、可能な限り簡易であって、再生利用の容易さ及び廃棄時
3
の負荷低減に配慮するように努めること。
ウ 納入時においては、環境負荷の低減を実現した自動車を用いるように努めること。
エ 梱包材などは持ち帰り、法令に従い処分すること。
(4) 注意事項
ア
運送・搬入・据付実施中に、建築物、工作物等に損傷を与えた場合は、速やかに
当機構担当者に申し出るとともに請負者の責任においてこれを原形に復すること。
イ
業務上知り得た機密事項及び個人情報については、他に公言・持ち出し・利用を
しないこと。万一、機密事項又は個人情報の漏洩等が発生したことを知った場合
には、速やかに当機構担当者に報告すること。
ウ
上記イに反した場合は、本契約を解除するとともに、請負者の責任において当機
構に生じた損害を賠償すること。
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支給品の有無
(1) 無
11
貸与品の有無
(1) 無
12
検査について
・納入場所において、当機構担当者立会いのもと装置の員数確認及び動作確認を行う。
・納入場所において、当機構担当者立ち会いの上で搬入を行い、納品物の数量と内容
を確認し、全数の動作確認(起動確認、ネットワークを含む一連の正常性確認)を行
う。
13
瑕疵担保
(1) 本件調達物品について、所有権移転の日から起算して 1 年以内に瑕疵による不具合
が発生した場合には、機器の点検及び補修を行い、本仕様書の性能を発揮できるよう
にすること。
(2) 本件調達物品に付帯する無償保証内容を明示するとともに、不具合発生時の問い合
わせ窓口及び実施体制を明示すること。
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質疑等について
本仕様書に疑義が生じた場合、または本仕様書に記載のない事項の詳細を決定する
場合は、当機構担当職員と速やかに協議し解決を図ること。協議に際しては、請負者
において打ち合わせ議事録を作成すること。作成した議事録は、当機構の承認を得て
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発行すること。発行した打ち合わせ議事録に含まれる決定事項は、本仕様書に優先す
る。
なお、仕様書等の変更を要する事態が生じた場合には、協議をするので応じること。
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情報の取り扱いについて
(1) 当機構より渡された情報(紙に印字されたもの、通話・会話の内容、電子メール、
FAX、電子データ等も含む)は、本仕様書の業務履行のみに使用し、他の目的に
使用しないこと。また、請負者の社内においても、本件業務に関わる者以外には秘
密とすること。これは2次加工物・製作物以降も含む。
(2) (1)は、当機構の許可無く複製しないこと。
(3) 契約期間終了後は適切な方法により、
(1)にて知り得た情報及び上記にて提供した
関連データ等の消去を行い所定の様式により報告すること。
(4) 当機構が一時的に電子データ等(物品を含む)を請負者に預ける場合は、預かり証
に請負者(作業員等を含む)の押印あるいは署名を求める場合があるので応じるこ
と。
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