1 Handbooks BioProject Handbook 公開日: 2014年3月12日; 最終更新日: 2015年1月7日 BioProject 概要 目的 プロジェクト プライマリープロジェクトとアンブレラプロジェクト 階層構造 データ公開 アンブレラプロジェクトの活用 メタデータ Submitter General info Project type Target Publication BioProject への登録 プロジェクトの登録 プロジェクトの登録が必要な場合 登録アカウントの取得 新規プロジェクトの登録 アンブレラプロジェクトの登録 プロジェクトの公開 プロジェクトの更新 プロジェクトと配列データのリンク 免責事項 BioProject 概要 目的 新しいシークエンシング技術が登場し,大量のデータが日々生み出されるようになっています。 これに伴い,大型の共 同研究プロジェクトが増え,多くのグループが様々なデータを複数のデータベースに登録するようになっています。 BioProject は研究プロジェクトと INSDC が運営するデータベースに存在するデータを管理します。 BioProject によ りプロジェクトの種類や特徴といった項目でデータベースを横断してデータを検索することができるようになります。 BioProject Handbook Handbook 2 BioProject/BioSample と他の DDBJ データベースとの連携 プロジェクト "Project" は複雑なプロジェクトや異なる特徴を持ったサブプロジェクトを表現できるよう,柔軟に定義されています。 例えば,以下のような研究に対して BioProject を作成することができます: Project Data Type を複数選択 (例: Genome Sequencing と Transcriptome or Gene Expression) するこ とで,ゲノムシークエンシングと遺伝子発現解析といった異なる研究を一つのプロジェクトにまとめることができま す。 ゲノムシークエンシングとアセンブリ メタゲノム 転写産物シークエンシングと遺伝子発現 ターゲットローカスのシークエンシング 遺伝学的もしくは RH マッピング エピジェネティックス 表現型と遺伝型 変異の検出 BioProject は同じプロジェクトに由来するデータ,それからまとめて提供したいデータに対して作成します。 大型プロ ジェクトから産出されるデータの種類ごとにサブプロジェクトをつくることもできます。 プライマリープロジェクトとアンブレラプロジェクト プロジェクトにはプライマリープロジェクトとアンブレラプロジェクトの二種類があります。 プライマ リ ープロジ ェクト 既に登録したデータ,または,これから登録しようとしているデータをまとめるために登録者が作成するプロジェクト。 関 連するデータが公開されるまで非公開にすることができます。 アンブ レ ラプロジ ェクト 関連性のあるプロジェクトを上位レベルでまとめるためのプロジェクト。アンブレラプロジェクトは特定のルールに従って 自動的に作成されたり, データベーススタッフがユーザからのリクエストに基づいて作成したり,グループ化が必要な プロジェクトが同定された場合に作成されます。 非公開にすることはできません。 アンブレラプロジェクトは大規模なプロジェクトや研究費の提供元が同一のプロジェクトといった関連するプロジェクト を上位レベルでまとめるために存在しています。 プライマリープロジェクトは登録されているデータにリンクされ,さらに 1つ以上のアンブレラプロジェクトにリンクすることができます。 プライマリープロジェクト同士が直接リンクされることは なく,それらはアンブレラプロジェクトを介して間接的にリンクされます。 配列データはアンブレラプロジェクトを直接参照することはできません。プライマリープロジェクトを介してアンブレラ にリンクされます。 階層構造 アンブレラプロジェクトは研究費の提供元と協力してつくることができます。 例えば,最上位にコンソーシアム全体をまと めるアンブレラプロジェクト (例: "Genome Science Project") を作成し, その下にコンソーシアムを構成するサブプ ロジェクトに対するプライマリープロジェクト (例: reference genomes,rRNA sequencing,metagenomes など) を作成することができます。 いくつかの大規模プロジェクトを1つ以上のアンブレラプロジェクトで表すことができます。 最上位レベルで共同研究プ ロジェクト全体を表し,二段目で産出されるデータの種類に対してアンブレラプロジェクトを作成,最後の三段目で実際 BioProject Handbook Handbook 3 に登録されるデータにリンクされるプライマリープロジェクトを作成する,といった構成です。 階層構造の模式図。(A)二階層 (B)三階層 二階層 (A) コンソーシアムは1つのアンブレラプロジェクトとデータにリンクされた1つ以上のプライマリープロジェクトから構成され ます。例: Neanderthal Metagenome 三階層 (B) いくつかのサブプロジェクトを持つ巨大プロジェクトは二階層のアンブレラプロジェクトで構成することができます。 最 上位のアンブレラプロジェクトでコンソーシアム全体を表し, 中位レベルのアンブレラプロジェクトでプロジェクトのコン ポーネントを表し, 最下段の複数のプライマリープロジェクトで異なるプロジェクトのデータタイプを表す場合などです。 例: NIH Human Microbiome Project (HMP) Roadmap Project データ公開 プライマリープロジェクトとデータレコードの公開の仕組み DDBJ BioProject に登録されたプライマリープロジェクトは「即日公開」もしくは「非公開」にすることができます。 「非公開」の場合,登録されたプライマリープロジェクトはリンクされている DDBJ,DRA,DTA,DOR レコードが公開さ れるまで非公開に保たれます。 プロジェクトデータの公開予定日を設定することはできません。 プライマリープロジェク トはリンクされている DDBJ レコードが公開されると自動的に公開されます。 一方,プライマリープロジェクトの公開は リンクされている DDBJ レコードの公開を引き起こしません 。 あるプライマリープロジェクトにおいて,リンクされている レコードの公開は同一プロジェクトに属している他のレコードの公開を引き起こしません。 DDBJ レコードの公開はリン クしているプロジェクトの公開とは独立しています。 FAQ: BioProject/BioSample/塩基配列データの連動公開の仕組みは? アンブレラプロジェクトとプライマリープロジェクト間の関係の可視性 アンブレラプロジェクトは非公開にすることができません。 アンブレラプロジェクトは公開されているプライマリープロジェクトと非公開のプロジェクトの両者を持つことができま す。 第三者は公開されているアンブレラプロジェクトと非公開のプライマリープロジェクト間の関係を見ることはできま せん。 公開されたプロジェクトデータは NCBI と EBI の BioProject データベースと交換されます。 BioProject Handbook Handbook 4 アンブレラプロジェクトの活用 アンブレラプロジェクトを使って関連するプライマリープロジェクトをまとめてください。 アンブレラを活用することでプロ ジェクトからの研究成果をまとめて表示することができます。 アンブレラプロジェクトの例 Neanderthal Metagenome Escherichia coli O104:H4 アンブレラプロジェクトは通常のプライマリープロジェクトと同様登録アカウントシステムから登録します。 登録の際に は必ず Private comments to DDBJ staff にこの登録がアンブレラであることを記入し DDBJ BioProject チームに 伝えてください。 アンブレラプロジェクトを非公開にすることはできません。 アンブレラ単位でプライマリープロジェクトをまとめる場合,次の手順で行ってください。 まずはアンブレラを登録し,公開します。必要に応じて,登録者以外の関係者にもアンブレラに付与された PRJDB 番号 を周知してください。 以降,関連するプライマリープロジェクトを登録する際には Linked Project に親となるアンブレラの PRJDB 番号を記 入してください。 登録したプライマリープロジェクトが公開されると,自動的に指定したアンブレラに関連付けられます。 過去に登録したプライマリープロジェクトをアンブレラの傘下に追加したい場合は,アンブレラと追加したいプライマリー プロジェクトの PRJDB 番号を DDBJ BioProject にお知らせください。 公開されているアンブレラに関連付けたことによって非公開のプライマリープロジェクトが公開されることはありません。 メタデータ 必須* 条件によって必須* Submitter Contact Pe rs on 登録者情報。登録に関する連絡はここに記載された E-mail アドレス宛てに行われます。 必要な人数分作成します。 連絡先情報は DDBJ BioProject スタッフが登録者に連絡するために使われ,一般に公開されることはありません。 連絡先情報の代わりに研究者の所属する組織に関する情報が公開されます。 First name 登録者の first name。 Last name * 登録者の last name。 E-mail* E-mail アドレス。所属する組織ドメインのメールアドレスを指定してください。 O rg aniz ation コンタクトパーソンが所属する組織。 Submitting organization* 組織のフルネーム。 Submitting organization URL 登録者が所属する組織の URL。 Data Re le as e BioProject Handbook Handbook 5 "Hold" か "Release" のどちらかを選びます。公開予定日を指定することはできません。データ公開の仕組みについて はプロジェクトの公開をご覧ください。 Hold この BioProject ID を引用している DDBJ,DRA,DTA,DOR レコードが公開されたときに同時に公開されます。 Release プロジェクトデータを即日公開する。この BioProject ID を引用している非公開の DDBJ レコードが公開されることはありませ ん。 General info Proje ct De s cription プロジェクト内容を記述します。 Project title * プロジェクトの内容を表す短いタイトル。このタイトルは公開されたプロジェクトのタイトルとして使われます。例: Chromosome Y sequencing ,Global studies of microbial diversity on human skin. Description* 研究対象やゴールに関する記載。第三者がデータを解釈することができるように十分な量 (100 文字以上) の情報を記入しま す。 Private comments to DDBJ staff データベーススタッフへの質問,プロジェクトに関する追加情報を記入します。内容は公開されません。アンブレラプロジェクトを 登録する場合,ここにその旨を記載します。 Relevance 最も関連性が高い分野を選択します。 Re le va n ce D e s crip t io n Agricultural Medical Industrial バイオレメディエーション,バイオ燃料といった大量生産を意図している研究分野 Enviro nmental Evo lutio n Mo delOrganism Other 選択肢にない研究分野。"Relevance descriptio n" に研究分野を記入します。 Relevance description* Other を選択したときはここに Relevance を記入します。 Linke d Proje ct 登録しようとしているプロジェクトが既に登録されているアンブレラプロジェクトに属する場合,そのアンブレラプロジェク トの ID と概要を記入します。この情報はプロジェクトのリンクのために必要です。 Initiative description* アンブレラプロジェクトについての記述。 BioProject ID* 登録されているアンブレラプロジェクトの ID。 Exte rnal Links プロジェクトに直接関連するリソースの URL とそれに付ける表示名。 BioProject Handbook Handbook 6 Link description プロジェクトに関連するウェブサイトの表示名。 URL プロジェクトに関連するウェブサイトの URL。 Grants プロジェクトの研究費に関する情報。 Agency 研究費の名前。例: Japan Society for the Promotion of Science。 Agency abbreviation 研究費の名前の略称。例: JSPS。 Grant ID 研究費の番号 (関連文献で引用される研究費番号)。研究費番号での検索をサポートします。例: 17310116。 Grant title 研究費のタイトル。研究費のタイトルでの検索をサポートします。 Cons ortium Consortium name 研究がコンソーシアムの一環として行われた場合,そのコンソーシアム名を記入します。 Consortium URL コンソーシアムのウェブサイトがある場合そのサイトの URL を記入します。 Data provide rs Data provider 本来の登録者ではなくシークエンスセンターなどがプロジェクトを代理登録した場合,データ提供者 (本来の登録者) を記入しま す。 Data provider URL Data provider へのリンクを記載する場合,provider の URL を記入します。 Biomate rial provide r Biomaterial provider 実験材料の提供元を記入します (例: ATCC ID,Principal Investig ator,研究室名)。 Project type Proje ct data type Project data type * Project の分類。以下の選択肢から該当する type を選びます。複数選択することができます。News: Project data type を複 数選択できるようになりました P ro je ct D a t a t yp e D e s crip t io n Geno me Sequencing 全ゲノムや部分ゲノム塩基配列決定プロジェクト (ゲノムアセンブリの有無は問わない) Clo ne Ends クローンエンド塩基配列決定プロジェクト Epigeno mics メチル化, ヒストン修飾, クロマチン構造に関するデータセット BioProject Handbook Handbook 7 Exo me エクソームリシークエンシングプロジェクト Map 塩基配列ではないマップデータをもたらすプロジェクト (genetic map, radiatio n hybrid map, cyto genetic map, o ptical map など) Metageno me 環境サンプルの配列解析 Pheno type and Geno type 表現型と遺伝子型の相関を解析するプロジェクト Pro teo me マススペクトロメトリー解析を含む大規模プロテオミクス実験 Rando m Survey ランダムに収集した (対象の包括的なサンプリングを目的としていない) サンプルから得ら れた配列 Targeted Lo cus (Lo ci) 特定の遺伝子座 (16 S rRNA など) の塩基配列決定プロジェクト Transcripto me o r Gene Expressio n cDNA, EST, RNA-seq, マイクロアレイ実験を含む大規模 RNA 塩基配列決定や発現解 析 Variatio n 集団間に存在する大小の変異を同定することを目的としたプロジェクト Other ”Pro ject data type descriptio n” に Pro ject Data Type を記入します。 Project data type description* Other を選択したときは Project data type をここに記入します。 S ample s cope / Mate rial/ Capture / Me thodolog y Sample scope * 研究で使われた生物学的サンプルの対象を選択肢から選びます。 S a mp le s co p e D e s crip t io n Mo no iso late 単一の動物,培養細胞のセルライン,育種された均一な集団 Multiiso late 複数の個人や集団 (特定の種) Multi-species サンプルが複数の種を含んでいる Enviro nment サンプルに含まれる種が不明 Synthetic 人工的に合成されたサンプル Other "Target descriptio n" に Sample sco pe を記入します。 Material* サンプルから単離された実験材料の種類。 M a t e ria l D e s crip t io n Geno me 全ゲノム。核ゲノムが対象のときに使います。DNA やメタゲノムサンプルに対して用います。 Partial Geno me 精製された1つ以上の染色体やレプリコン Transcripto me 転写産物解析データ Reagent 化学反応や沈降反応によって得られた実験材料 Pro teo me タンパク質やペプチドのデータ Pheno type 表現型解析 Other "Target descriptio n" に Material を記入します。 Capture * サンプル材料から得ようとしている情報のスケールや種類。 Ca p t u re D e s crip t io n Who le サンプル全体を使っている (通常のケース) Clo ne Ends クローンエンドデータを使用 Exo me エクソンのデータを使用 BioProject Handbook Handbook 8 Targeted Lo cus/Lo ci 特定の遺伝子座 (遺伝子,ゲノム領域,バーコード領域) のデータ Rando m Survey サンプルをラフにサーベイしたデータ Other "Target descriptio n" に Capture を記入します。 Target description* Other を選択したときに Sample scope/Material/Capture を記入します。 Methodology* データを得るために使われた主要な手法。 M e t h o d o lo g y D e s crip t io n Sequencing Sanger,4 54 や Illumina などを使ったシークエンシング Array ハイブリダイゼーションアレイ Mass Spectro sco py マススペクトロメトリー Other "Metho do gy descriptio n" に Metho do lo gy を記入します。 Methodology description* Other を選択したときに Methodolog y type を記入します。 O bje ctive 登録するデータの種類。 Objective * 登録するデータの種類。 O b je ct ive D e s crip t io n Raw Sequence Reads シークエンサから出力された生シークエンシングデータ Sequence 生データではない加工処理されたシークエンス (クリップされている,メイトペアが対になっている,向きが揃 えられているなど) Analysis 生物学的な意味を解釈するために解析されたデータ Assembly アセンブリ (ゲノムやトランスクリプトーム) データ Anno tatio n アノテーションを得るためのデータ Variatio n 変異情報データ Epigenetic Markers エピジェネティックなマーカーの探索 Expressio n 遺伝子発現データ Maps 細胞学的,物理的なマッピングや Rh マッピング Pheno type 表現型 Other "Objective descriptio n" に Objective を記載します。 Locus tag pre fix Locus tag prefix* [Project data type="Genome Sequencing " or "Metag enome"] AND [Capture="Whole"] AND [Objective="Sequence" or "Annotation" or "Assembly"] で Locus tag prefix 入力ボックスが現れます。 ゲノムをアセン ブルするプロジェクトでは,アセンブリに対してユニークな locus tag prefix が必要です。WGS の登録のみで prefix を使用しな い場合は入力欄を空にしてください。 登録した BioSample アクセッション番号 (SAMD で始まる ID ) を Locus tag prefix として使用することができます (2014年9 月3日)。この場合,入力欄は空にしてください。SSUB で始まる仮の ID を記入しないでください。 Locus tag prefix について BioProject Handbook Handbook 9 Locus tag prefix のフォーマット Locus tag prefix には3文字以上の英数字のみを含めることができます。 先頭は英文字にします。数字は2文字目以降で使用 できます (例: A1C)。 シンボル (-_*) を含めることはできません。 Locus tag prefix とタグの値はアンダースコア '_' で区切ります (例: A1C_00001)。 Target O rg anis m information 対象生物の分類や記述。 Organism name * Taxonomy データベースに登録されている生物名。最も記述的な生物名を使用してください (種のレベルまで,バクテリアにつ いては可能であれば strain レベルまで)。メタゲノムや環境サンプルなどの生物名を特定できないサンプルについてはこちらのリ ストを参考にしてください。 Taxonomy データベース に該当する生物が登録されていない場合は,Novel org anism を選択し Description of novel org anism に新規生物に関する参考情報,Org anism Name に希望する生物名を記入します。 Taxonomy ID NCBI Taxonomy ID Strain, breed, cultivar 微生物の株名,もしくは真核生物の品種や栽培品種。この情報,もしくは "Isolate name or label" を提供してください。 Isolate name or label 単離されたサンプルのラベル名,もしくは個々の動物の名前 (例: Clint)。この情報,もしくは "Strain, breed, cultivar" を提供し てください。 Description Label に対する簡潔な補足情報。 Description of novel organism Taxonomy データベース への生物登録を申請するための情報を記入します。 Environme ntal s ample information Target の Sample scope="Environment" のときに Organism information に替わって表示されます。 Environmental sample name * メタゲノムや環境サンプルなどの生物名を特定できないサンプルについてはこちらのリストから該当するものを選択します。該当 するものがない場合は,登録を希望する名前を記載し,サンプルの詳細をEnvironmental sample description に記載します。 Environmental sample description サンプルの詳細を記載します。 Ge ne ral Prope rtie s 対象生物の一般的な性質。 Cellularity 選択肢から Cellularity を選びます。 Ce llu la rit y Unicellular Multicellular Co lo nial Reproduction BioProject Handbook Handbook 10 選択肢から Reproduction を選びます。 Re p ro d u ct io n Sexual Asexual Haploid genome size Kb,Mb や cM で表したハプロイドゲノムのサイズ。 Ploidy 選択肢から Ploidy を選びます。 P lo id y Haplo id Diplo id Po lyplo id Allo po lyplo id O rg anis m Re plicons 対象となる生物が持っているレプリコンの数,その名前 (例: 1,2,3 や I,II,III),レプリコンの種類 (chromosome な ど) やレプリコンが存在する細胞内構造。 Name 標準的なレプリコン名。 Type 選択肢から Replicon type を選びます。 Re p lico n t yp e Chro mo so me Plasmid Linkage Gro up Segment Other Location レプリコンが存在する細胞内の場所。例: 核,分化した細胞内器官。真核生物,バクテリアや古細菌の染色体の場合 "Nuclear or Prokaryote" を使用します。 L o ca t io n Nuclear o r Pro karyo te Macro nuclear Nucleo mo rph Mito cho ndrio n Kineto plast Chlo ro plast Chro mo plast Plastid Virio n o r Phage Pro viral o r Pro phage BioProject Handbook Handbook 11 Viro id Extrachro m Cyanelle Apico plast Leuco plast Pro plastid Hydro geno so me Chro mato pho re Other Size 推定されるゲノムサイズとその単位。 Description レプリコンの通常とは異なる特徴。 Phe notype 対象生物の表現型。 Disease 病気の名前を記入します。 Biotic Relationship 選択肢から BioticRelationship を選びます。 B io t icRe la t io n s h ip FreeLiving Co mmensal Symbio nt Episymbio nt Intracellular Parasite Ho st Endo symbio nt Trophic Level 選択肢から TrophicLevel を選びます。 T ro p h icL e ve l Auto tro ph Hetero tro ph Mixo tro ph Prokaryote Morpholog y 対象が原核生物の場合,形態について分かっている情報を記載してください。 Shape 該当する全てのオプションを選びます。 S ha pe D e s crip t io n BioProject Handbook Handbook 12 Bacilli ro d-shaped Co cci spherical-shaped Spirilla spiral-shaped Co cco bacilli elo ngated co ccal fo rm Filamento us filament-shaped (bacilli thar o ccur in lo ng threads) Vibrio s vibrio -shaped (sho rt, slightly curved ro ds) Fuso bacteria fusifo rm o r spindle-shaped (ro ds with tapered ends) SquareShaped CurvedShaped Tailed Gram 選択肢からグラム陽性か陰性から選びます。 G ra m Po sitive Negative Motility 選択肢から Motility を選びます。 M o t ilit y Yes No Enveloped 対象生物の Envelope の有無を選択します。 E n ve lo p e d Yes No Endospores 対象生物が Endospores を形成するかどうかを選択します。 E n d o s p o re s Yes No Ecolog ical Environme nt 生息環境。好極限性に関して分かっていることがあれば追加情報として記載します。 Habitat 選択肢から Habitat を選択します。 Ha b it a t Ho stAsso ciated Aquatic Terrestrial Specialized BioProject Handbook Handbook 13 Multiple Unkno wn Salinity 選択肢から Salinity を選びます。 S a lin it y No nHalo philic Meso philic Mo derateHalo philic ExtremeHalo philic Unkno wn Oxygen requirement 酸素要求性を選択します。 O xyg e n Re q Anaero bic Micro aero philic Facultative Anaero bic Unkno wn Temperature range 生息温度での分類を選びます。 T e mp e ra t u re Ra n g e Cryo philic Psychro philic Meso philic Thermo philic Hyperthermo philic Unkno wn Optimum Temperature 生息の最適温度を Celsius で記入します。 Publication PubMed ID 文献の PubMed ID。 <Publication id="15557739"> <Reference /> <DbType>ePubmed</DbType> </Publication> <ProjectReleaseDate> ... DOI PubMed ID がない場合は DOI を記入し,さらに文献に関する以下の情報を記入します。 Reference title * 論文のタイトル。 Journal title * 雑誌のタイトル。 BioProject Handbook Handbook 14 Year* 出版年。 Volume * 雑誌の巻。 Issue * 雑誌の号。 Pages from* 論文の開始ページ。 Pages to* 論文の終了ページ。 First name * 著者の first name。 MI ミドルイニシャル。 Last name * 著者の last name。 Suffix 著者の称号。 This publication has multiple authors この項目をチェックすると記入された著者名の後に "et al" が付加されます。 BioProject への登録 ヒ トを対象とした研究データ の 登録について ヒトを対象とした全ての研究において DDBJ に送付するデータの由来である個人 (被験者) の情報・プライバシー は,適用されるべき法律,規定,登録者が所属している機関の方針に従い,登録者の責任において保護されている 必要があります。 原則として,被験者を直接特定し得る参照情報は,登録データから取り除いてください。 ヒトを対象とした研究データを登録する場合は「ヒトを対象とした研究データの登録について」をご覧ください。 プロジェクトの登録 プロジェクトの登録が必要な場合 BioProject への登録は次のような場合は必須です。 Sequence Read Archive に登録する場合 DDBJ に微生物や真核生物のゲノムを登録する場合 ゲノム配列は DDBJ 塩基配列データベース,Sequence Read Archive や Trace Archive に登録してください。 INSDC はゲノムが登録される微生物に対して strain-level taxonomy ID を新規発行していません。 BioSample ID で区別されることになります。 BioProject Handbook Handbook 15 BioProject への登録は次のような場合に推奨しています。 登録するデータの量が非常に大きい場合 共同研究プロジェクトに参画している複数のメンバーがそれぞれのデータを登録する場合 データが複数のデータベースにまたがって登録される場合 BioProject への登録は次のような場合は必須ではありません。必要に応じて登録します。 単一のプラスミド,ウイルスやオルガネラゲノムのシークエンスといった1つ (もしくは少数の) アクセッション番号しか リンクされない場合 登録アカウントの取得 アカウント Handbook に従いアカウントを取得します。 新規プロジェクトの登録 D-way (https://trace.ddbj.nig.ac.jp/D-way) にログインします。ウェブサイトの上部にある "BioProject" メニューか ら BioProject 登録ページに移動します。 BioProject ページ内の [Submit new Project] をクリックし,新規プロジェ クト登録を作成します。 新規プロジェクトの作成 続いて表示されるウェブ画面でプロジェクトを作成,登録します。各項目の説明はメタデータをご覧ください。 プロジェクト内容の入力 ウェブから投稿されたデータに対して PSUB で始まる仮 ID が自動的に割り当てられます。正式なアクセッション番号 が発行されるまでは,この仮 ID で登録を参照します。 DDBJ BioProject スタッフはデータを査定した後,完成した データに対してプレフィックス "PRJD" のアクセッション番号を発行します。 D-way にログイン後,ウェブ上で登録したプ ロジェクトの進行状況やアクセッション番号を確認することができます。 PSUB で始まる仮 ID を論文中に引用しないでください。 EBI/NCBI に登録したプロジェクトを DDBJ に重複して登録しないでください。 アンブレラプロジェクトの登録 アンブレラプロジェクトは通常のプライマリープロジェクトと同様 D-way から登録します。 登録の際には必ず Private comments to DDBJ staff にこの登録がアンブレラであることを記入し DDBJ BioProject チームに伝えてください。 アンブレラプロジェクトを非公開にすることはできません。 BioProject Handbook Handbook 16 プロジェクトの公開 以下の選択肢があります: 査定が終わった後すぐに公開 BioProject ID を引用しているデータと同時に公開 登録したプロジェクトは一定期間,非公開にすることができます。 DDBJ レコードが公開されると,引用されている BioProject データは自動的に公開されます。この BioProject ID を引用している非公開の DDBJ レコードが公開さ れることはありません。 公開された BioProject レコードは NCBI と EBI BioProject データベースと交換されます。 プロジェクトの更新 登録が完了したデータを更新することができます。メッセージフォームよりご連絡ください。 プロジェクトと配列データのリンク DRA にデータを登録する場合は、事前に登録した BioProject ID を Study でリストから選択します。 DDBJ にゲノム,TSA データ等を登録する場合は、アノテーションファイルの DBLINK 行に BioProject ID を記入しま す。 免責事項 ソフトウェアの入手と利用は利用者の責任において行って下さい。 ソフトウェアの利用や誤った使用によって発生した損 失や損害に対して DDBJ は一切の責任を負いません。 BioProject Handbook Handbook
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