最新版リリースノート(PDFファイル)

PMW-F55, PMW-F5 ファームウェア V5.00 リリースノート
2014 年 12 月 24 日
【概要】
PMW-F55/F5 のアップデート版(Package Software Version 5.00)をリリースします。必要に応じてバージ
ョンアップを行ってください。以下にて関連製品の 2014 年 12 月 24 日現在の最新ファームウェアバージョ
ンを記載します。
Product name
Latest firmware
Release date
PMW-F55/F5
V5.0
本リリースノート
AXS-R5
V4.1
2014 年 8 月 8 日
AXS-512S24
V1.2
2013 年 6 月 5 日
AXS-A512S24/A1TS24
V1.0
2014 年 5 月 17 日
AXS-A256S24
V1.0
2014 年 8 月 25 日
AXS Utility Software
V1.3
2014 年 2 月 28 日
RAW Viewer
V2.2
2014 年 2 月 28 日
本ファームウェアにアップデートするには、お手元の PMW-F55/F5 が V4.11、V4.1、V4.0、V3.0、V2.0、
V2.1 もしくは V2.11 である必要があります。お手元の PMW-F55/F5 が V1.22 もしくはそれ以前のバージョ
ンの場合は、まず V2.00 にアップデートしてから V5.00 へアップデートしてください。V2.00 へのアップデ ー
ト手順と追加機能については別途“PMW-F55, PMW-F5 ファームウェア V2.00 リリースノート”をご確認くだ
さい。また、V5.00 にアップデートされた F55/F5 を以前のバージョンにダウングレードすることはできませ
ん。ご注意ください。また AXS-R5 をお持ちの方は V4.1 にアップデートしてください。
【変更点 (F55:V4.11⇒V5.00、F5:V4.11⇒V5.00)】
1. Apple ProRes と Avid DNxHD®記録に対応
コーデック拡張ボード CBK-55PD(別売)をインストールすることで、Apple ProRes 422HQ/Apple ProRes
422(23.98p, 24p, 25p, 29.97p, 50i, 59.94i 時)、Avid DNxHD220x/Avid DNxHD145(23.98p, 25p,
29.97p, 50i, 59.94i 時) での記録再生が可能になります。
注意:
CBK-55PD がインストールされた PMW-F55/F5 は 4K ライブプロダクションシステム
CA-4000/BPU-4000 を使用することができません。
2. EFP スタイルビルドアップキット CBK-55BK に対応
EFP スタイルビルドアップキット CBK-55BK(別売)に対応しました。本機に CBK-55BK を取り付けることで、
各種の Audio 入出力端子やシャッター/ゲイン/ホワイトバランスなどのダイレクトスイッチが利用可能で、
ショルダーカムコーダースタイルでの運用が可能です。
3. PMW-F5 用 4K アップグレードライセンスに対応
PMW-F5 アップグレードライセンス CBKZ-55FX(別売)をインストールすることで、XAVC 4096 × 2160P
および XAVC 3840 × 2160P での記録再生が可能になります。MPEG Proxy 機能も使用可能です。
4. インターバルレック機能に対応
一定の間隔で指定されたフレーム数を記録するインターバルレック機能に対応しました。記録フォーマット
が XAVC の SxSMemory カード記録、および AXS-R5 での RAW 単独記録時に使用可能です。
5. SStP SR-SQ 422 の 59.94i 記録 に対応(PMW-F55 のみ)
記録フォーマット SStP SR-SQ 422 の 59.94i 記録再生に新たに対応しました。MPEG Proxy 機能も使用
可能です。
6. Custom モード時の MemoryA/B ホワイトバランスに対応
Custom Mode 時に有効な White Memory を Memory A と Memory B に拡張しました。Memory A と
Memory B で個別に色温度を設定できます。
7. ノイズサプレッション機能
Shooting Mode を Cine EI に設定時でも、Camera メニューの Noise Suppression の設定が可能になりま
した。デフォルトセッティングは Off です。
8. アサイナブルボタンの選択肢を追加
アサイナブルボタンの選択肢に、Color Bars、VF Focus、Magnifier、White Memory(Memory A/B の切り
換え)を新たに追加しました。
9. Menu ダイヤルでの FPS 変更に対応
S&Q Motion 時、メニューダイアルを押下し、ダイヤルを回転させることで簡単に予め設定した 6 ステップの
FPS を選択し、再押下で変更確定することが可能です。System メニューの Assignable Button の、Menu
Dial Assign 項目で設定が可能です。
10. 不具合の修正
アサイナブルボタンでマーカーセッティング変更時、誤ったメッセージが表示されていました。これを修正し
ました。
HFR 時に APR を行うと、まれに 60FPS に設定が変更される不具合がありました。これを修正しました。
S-Log3 選択時に DVF-EL100 と DVF-L700 にて False カラーを使用時、誤った数値が表示されていま
した。これを修正しました。尚、False カラー機能は S-Log2 選択時のみ使用可能です。
50p と 59.94p 時での RAW と MPEG HD422 同時収録時、MPEG HD422 の記録開始が数フレーム遅れる
不具合がありました。これを修正しました。
HFR モードをオフした際、まれに Double Speed VF の設定がオフとなる不具合がありました。これを修正し
ました。
【運用時の注意事項】
1. Wi-Fi リモート時の iOS 設定について
iOS と Safari での Wi-Fi リモート接続時はプライベートブラウズ機能をオフにしてご使用下さい。
2. V5.0 で作成された All File について
V5.0 で作成された All File は以前のファームウェアがインストールされた PMW-F55/F5 にはインストール
できません。
3. ProRes または DNxHD 使用時の ABB/APR 時自動リブート
記録フォーマットを ProRes または DNxHD を選択し、ABB/APR を実行すると“Auto Brack Balance
OK”もしくkは“RPN Auto Detection OK ”と表示された後に“Rebooting…..”と表示され、自動で再起動
されます。この手順は通常の手順であり、ABB/APR も実行されます。
4. アサイナブルボタンの再設定
V4.12 以前のファームウェアがインストールされた PMW-F55/F5 で SAVE された ALL File を V5.0
がインストールされた PMW-F55/F5 に LOAD した際、または V4.12 以前から V5.0 にアップデートし
た際にはアサイナブルボタンのセッティング内容を反映・維持できません。マニュアルで再設定の上、
再度 ALL File SAVE していただくようお願いします。
【バージョンアップの方法】
別紙“Version Up Guide”を参照してバージョンアップしてください。
ファームウェア名:
For PMW-F55: PMW-F55_VUP_5.00_595_2014-12-17_00-41-28_firmware.bin
For PMW-F5: PMW-F5_VUP_5.00_565_2014-12-17_01-30-28_firmware.bin
EOF