京都産学公連携フォーラム 2015 京都パルスプラザ 京都産学公連携フォーラム 2015 プログラム 時間 10:10 ~ 10:25 10:25 ~ 12:00 2015年2月19日(木) 2015年2月18日(水) シーズとの出会い (シーズ発表) 開会挨拶 主催団体代表 公益社団法人 京都工業会 会長 服部 重彦 講 10:35 有益微生物を活用した水耕栽培方法 演 「事業化の視点から見たiPSテクノロジー -中小企業にもビジネスチャンス-」 講 師 京都府立大学 生命環境科学研究科 農学生命科学科 果樹園芸学研究室 11:25 教授 石井 孝昭 氏 ~ 株式会社 iPSポータル 【第7時限】 数値シミュレーションを活用した 代表取締役 社長 村山 昇作 氏 テーマ名・発表者・所属 【第1時限】 マイクロリアクターによる 12:25 化学合成プロセスの革新 ~ 京都大学大学院 工学研究科 合成・生物化学専攻 13:15 講師 永木 愛一郎 氏 【第2時限】 テーマ名・発表者・所属 【第6時限】 11:30 絵画(日本画)用無鉛絵具について 13:20 京都府中小企業技術センター 副主査(再任用) 矢野 秀樹 氏 ナカガワ胡粉絵具株式会社 14:10 代表取締役 中川 晴雄 氏 ~ 発 表 概 要 環境・浄化技術の設計支援 ~ シーズとの出会い (シーズ発表) 時間 時間 利用分野・製品や ★アピールポイント 立命館大学 理工学部 環境システム工学科 12:20 講師 石森 洋行 氏 【第4時限】 京都産業大学 神山天文台 16:00 専門員 藤代 尚文 氏 【第5時限】 ヒト骨芽細胞の製造技術 16:05 京都府立医科大学大学院 医学研究科 免疫学 16:55 教授 松田 修 氏 ~ 菌根菌とそのパートナー細菌、並びにこれらの 有益微生物の増殖を助けるパートナー植物に よって作物増産ができる水耕栽培方法を紹介 する。本技術は作物の収穫量や品質を高める とともに、化学肥料や化学合成農薬を削減可 能な環境に優しい水耕栽培技術である。 多くの作物の水耕栽培に適用可 能である。 環境中の化学物質等の輸送現象の他、化学反 応や微生物反応を連成した関連業界の其々の シミュレーション技術を複合化した解析技術によ り、環境安全性に配慮した鉄鋼スラグ等副産物 の有効利用や現場条件に適した土壌・地下水 汚染対策の提案等を設計支援する。 廃棄物・副産物等の有効利用、廃棄 物処理システム、土壌・地下水汚染対 策、自社工場回りの環境整備・浄化等。 ★対象企業:ゼネコン各社、環境評 価事業者、土壌診断コンサルタント、 建築事業者、大規模な製造工場を 持つメーカー(化学工業、鉄鋼メー カーなど)。 ★植物工場の生産能力向上、ト マトの糖度等の品質向上及び化 学肥料・化学合成肥料の削減に よるコスト低減が可能となる。 新しいポリマーや機能性材料など 【第8時限】 の材料、素材開発の分野。 鉄と空気で稼働する 新しい医薬品や薬剤などのバイオ、 12:25 高エネルギー蓄電池「シャトル電池」 医薬開発の分野。 ~ CONNEXX SYSTEMS株式会社 ★機能材料や医薬品創製に革新 13:15 をもたらす高効率な化学合成プロ 代表取締役 塚本 壽 氏 セス技術。 当社では、安価な鉄粉を燃料とし、リチウムイ オン電池の5倍以上の体積エネルギー密度 を有する高エネルギー密度型電池「シャトル 電池」の開発を行っている。シャトル電池の技 術概要と、次世代蓄電技術の展望を紹介す る。 据置型蓄電池 (オフィスビル、量販店、病院等の ピークカット、非常時バックアップ) 日本画用絵具は、現用絵具が有鉛であるこ とから環境汚染ガスによる変質等で無鉛化が 急務となっている。平成22年度に世界で初め て絵画(日本画)用無鉛絵具6系統(60色)の 製品化に成功した。この無鉛絵具の開発、研 究等の経緯について紹介する。 主な利用分野は次世代画材分野。 【第9時限】 プロユースでのHMD 製品名は京上岩絵具(商標登録済)。 ★現在、11系統110色を製品化。本製 13:20 (ヘッド・マウンテッド・ディスプレイ)の利用 品は環境汚染ガス耐久性、安全性に優 ~ 株式会社 島津製作所 れ環境に優しい材料であり、粉体で供給 されるため、その用途は建材、繊維、美 14:10 基盤技術研究所 光デバイスユニット 容材料等々の顔料として多岐に渡る。 HMDの新モデルが次々と登場し、今後の一般 への普及が期待されている。一方、 HMD の 特徴を直接活用できるプロユースの分野では、 既に少しずつ実績を重ねている。本発表ではH MDの発展を概観し、利用事例を紹介して、効 果的な使用法を考察する資とする。 サービス・メンテナンス業種、情 報分野、研究分野全般など。 コンポーネントグループ長 神谷 直浩 氏 (平成25年度京都中小企業優秀技術賞受賞) し、学生には理解が難しい。開発現場でも概 念モデリングは使われない。本講演では、認 知言語学に基づいて、クラス図に「英語」の影 響があること、「事例から悟らせる」現行教育 方法には課題があることを示す。 よび、オブジェクト指向プログラミ ングにおけるクラス設計。 ★IT関連、および教育関係の企 業にアピールしたい。 京都産業大学・神山天文台においては、学生 光学、機械、制御、ソフトウェア 京都産業大学 教育の一環として、天文台内に設置した各種 15:10 神山天文台における装置開発 の実験・開発機器を利用して天体観測装置を ~ 利用分野・製品や ★アピールポイント 近年、化学合成の分野で、バッチ型リアク ターに替わるプロセスとしてマイクロリアクター が注目されている。本発表では、短寿命中間 体を経由する有機リチウム反応を中心に、マ イクロリアクターを活用した効率的(高速、低コ スト)化学合成プロセスを紹介する。 【第3時限】 文理融合型ソフトウェアエ学へのご招待 大学の情報系ではクラス図を必ず学ぶ。しか 【第10時限】 ソフトウェア開発の要求分析、お 酸化物半導体を用いた 14:15 -クラス図(UML静的モデル)を 本当に使いこなせていますか?- ~ 同志社大学大学院 15:05 理工学研究科 情報工学専攻 教授 金田 重郎 氏 発 表 概 要 ★光学設計、機械設計、ソフト 独自に開発している。本発表では、本天文台 ウェア開発はもちろん、開発がで の設備、これまでに開発した観測装置、および きる人材も育成中です! 人材育成の状況について紹介する。 ヒトの体細胞を、直接骨芽細胞に誘導(ダイ レクト・リプログラミング)する技術を開発した。 誘導の効率は高く、得られた細胞は骨基質 を産生し、動物に移植すると体内で骨を形 成する。均質な骨芽細胞を多数誘導するこ とができる。 骨粗しょう症等の再生治療用の 細胞製剤。骨疾患に対する創薬 の研究開発用の骨芽細胞。 ★高齢化で患者が急増している 骨疾患に対し、新しい治療法を 提供できる可能性がある。 液晶や有機ELディスプレイ駆動用の半導体 14:15 電子デバイスとその応用 素子である薄膜トランジスタ(TFT)として、IG ZOなどの酸化物半導体の開発が進められ ~ 龍谷大学 理工学部 ている。本発表では、新しいTFT用材料、そ 電子情報学科 の課題、各素子のセンサ応用について紹介 15:05 助教 松田 時宜 氏 する。 ★200回充放電で容量劣化がな いことを確認済。NEDO事業でプロ トタイプ開発。特許取得済。 ★HMDの特性を真に活かしきる 用途は見出すのが難しい。広くお 知恵を拝借したい。 液晶ディスプレイ、有機EL、電 子ペーパー、フレキシブルデバイ ス、各種センサー。 ★酸化物半導体は性能に加え、 既存技術との親和性や透明性に より応用可能性が非常に大きい。 【第11時限】 低熱膨張インバー合金 熱膨張係数が非常に小さいインバー(鉄- エレクトロニクス分野の高機能薄 電鋳(電気めっき鋳造)技術の開発 ニッケル)合金を電鋳(電気めっき鋳造)技術に 膜形成技術の向上や、次世代M 15:10 より作成する技術を開発した。本技術の特徴、EMSデバイスの開発等。 地方独立行政法人 ~ および本技術の活用事例として、次世代有機 ★本技術により、電子部品製造 京都市産業技術研究所 ELディスプレイ製造に対応した低熱膨張メタル 企業等の研究開発および新製 16:00 研究室 表面処理チーム マスクの作製について紹介する。 主席研究員 永山 富男 氏 品開発を支援してまいります。 【第12時限】 高いしゅう動性を有するダイヤモンドライク プラスチック製機械要素に対する 機械要素(歯車、軸受)、プラス 16:05 DLC膜被覆技術 カーボン(DLC)膜の、密着性が低く高面圧下 チック製品。 ~ 京都工芸繊維大学大学院 16:55 工芸科学研究科 機械システム工学部門 助教 中村 守正 氏 で破壊しやすいという欠点への対策が急務で ある。ここではプラスチック歯車にDLC膜を被 ★機械要素の高機能化、薄膜の 覆するために行った様々な検討事例につい 積層技術、DLC膜被覆技術。 て紹介する。
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