【めざす児童像】 ○思いやりがある明るい子ども ○よく考え工夫する子ども ○健康でがまん強くやりぬく子ども 平成 27 年 1 月 19 日 学校だより 第 67 号 笠間市立岩間第三小学校 明日 20 日は,大寒。辞書などによると「寒さが 最も厳しくなるころ。寒(1 月 10 日の小寒から 2 月 3 日の節分の日までの期間)の中日で,一年で最 も寒い時期。武道ではこのころ寒稽古が行われる。大寒 の朝の水は 1 年間腐らないとされており,容器などに入れ納戸に保管する家庭が多い。 」とか。このとこ ろ日中は暖かな日差しですが,朝夕はその通りの寒さが続いて,正門前のロー タリー内の池は,水の動いている噴水の周辺以外に,氷のはっていることもあ ります。以前,登校してきた子どもたちが氷の上に草や土を載せて,氷の厚さ を確かめている風景が。興味を持ったことには確かめをしなければ気の済まな い,子ども本来の姿が見られました。 吐く息の白さが一段と濃くなる朝でも,子どもたちは元気いっぱいに登校。 校門や昇降口では,さわやかな「おはようございます。 」の声が響いています。 現代歌人の俵万智さんの歌,<「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ >が, 「本当にその通りだなあ。」と納得するこのごろです。 そんな寒い中にあっても,目を凝らしてみると,学校の職員玄関と体育館の間にある梅の木には,ちら ほらとピンクの梅の花が。次の句が似合う季節は,もう少しのようです。< 梅一輪 一輪ほどの あたた かさ 服部嵐雪 > 先週末の 16 日,水戸税務署の森山理恵さんを講師に,6 年生が「租税教室」を,NTT ド コモのあんしんインストラ クターの鈴木千代さんを講 師に,5 年生が「ケータイ安 全教室」を,それぞれ実施し ました。 「租税教室」は,「日本の 将来を担う子どもたちに,税 のしくみや税が社会に果たす役割について正しい認識をもたせること」をねらいに,租税教 育推進委員会と学校などが連携しながらすすめている事業です。 この日の「租税教室」では,講師の先生がDVDやホワイトボードなどを活用しながら, 税金についての話を丁寧に説明。その中には,税金の種類や使われ方等が含まれており,種 類の多さにびっくりしながら,しっかりと話を聞いていました。DVDでは,税金のない, 困った世界を描いたアニメーションを視聴。税金に関する質問では, 「小学校や市役所,コン ビニなどのうち,税金で作られたものはどれ?」 「中国,アメリカ,イギリス ,スイスなど のうち,救急車が日本と同じように無料なのは?」等が子どもたちに投げかけられて,楽し く税を学ぶことができました。子どもたちは 1 時間の中で, 「豊かで安心した暮らしの実現 のための税の在り方」を理解することができたようです。 納税は,勤労,教育を受けさせることと並ぶ,国民の三大義務のひとつ。その重要性をし っかり認識できる機会となった「租税教室」でした。 一方,昨年に引き続いて鈴木さんにご来校いただいて開催した「ケータイ安全教室」では, スマホの LINE でのトラブルなどを取り上げながら, 「インターネットの上手な使い方やそこ に潜む危険などを知り,安全な使い方を学ぶ」ことを行いました。まだかかわりのない子ど もも多いと思われますが,そう遠くないうちに使い始めると思われる携帯電話(スマホ)。 「ス マホを使うことはインターネットを使うことと同じ。インターネットのよい面と悪い面をし っかり知ることが大事。 」というポイントで進められたお話は,子どもたちにも,十分に理解 してもらえたものと思います。携帯電話に関するトラブルや相談は,多くの子どもたちが使 い始める高校や中学校で急増するとか。早めに,安全な使い方を学ぶことは大事なことなの だと思います。ご家庭でも,この日 5 年生の子どもたちに配布した小冊子をもとに,話し合 っていただけると,この日の学びが生きたものになると考えます。
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