すぐわかる双日の歴史 (118KB/PDF)

すぐわかる双日の歴史
1860年
1890年
1900年
1910年
1920年
1930年
ニチメン株式会社
1940年
1950年
1960年
1970年
1990年
2000年
2003年 2004年
1982年
1943年
「日綿實業株式会社」
に商号変更
1892年
「日本綿花株式会社」設立
1980年
「ニチメン株式会社」
に商号変更
2004年
1862年
「岩井文助商店」
創業
1896年
「岩井商店」創業
1912年
株式会社「岩井商店」設立
1943年
「岩井産業株式会社」に商号変更
日商岩井株式会社
1877年
「かね辰・鈴木商
店」創業
1902年
1928年
1943年
「合名会社鈴木商店」 「日商株式会社」 「日商産業
設立
設立
株式会社」に商号変更
創業は1860~90年代
1870~90年代にかけ双日の前身である
ニチメン・日商岩井は創業しました。
ニチメンの前身である「日本綿花」は紡
績の原料である綿花を輸入するために
設立。インド、米国等各地からの輸入取
扱量を拡大させていきました。
日商岩井の前身である「岩井商店」は、
金属や薄鉄板などを取り扱う鉄鋼商社と
して設立。大正期には次々と各種工業
会社を興し、軽工業から重化学工業まで
の企業グループを形成していきました。
同じく日商岩井の前身である「鈴木商
店」は砂糖の輸入商として創業。砂糖の
他、製鋼、タバコ、海運、造船など業容を
拡大、世界でもトップクラスの企業集団
を作り上げました。また、日本を代表す
る企業である神戸製鋼所、帝人、IHIな
どの企業も設立しました。
業容を多角化
1943年、綿花輸入から紡績機械、造船、
製材、食料など業容を拡大していた「日本
綿花」は、ひとつの商品だけを示す社名で
は、都合が悪いという結論に至り、「日綿
實業」に商号を変更致しました。そして、貿
易の多角化と総合商社化の流れのなかで、
「繊維商社から総合商社への飛躍」を基
本戦略とし、非繊維部門を拡大していきま
した。
それぞれ商号を変更した「日商」と「岩井
産業」は金属・機械部門を中心に取引を
拡大。重工業の発展に伴い、一層の基盤
強化を実現しました。また、米ボーイング
社の日本における総代理店となる等、業
容を拡大していきました。
そして1968年、事業目的の一致を見た両
社は合併、日商岩井として新たなスタート
を切り、より多くの資産、緊密なネットワー
クを背景に広範な営業活動を展開してい
きます。
「双日株式会社」
誕生
1968年
「日商株式会社」
2003年
「岩井産業株式会社」が合併
「日商岩井株式会社」を設立 「日商岩井」
「ニチメン」が経営統合
1949年
「日商株式会社」に商号変更
活動領域を全世界へ
世界経済がめまぐるしい変化を見せる中、
両社は海外での資金調達、海外拠点の
充実といった戦略を実施、海外での事業
展開に一層力を入れていきました。また、
事業への積極的な提案、川上から川下
まで一連の流れの統合、情報通信ネット
ワーク化、といった新たな機能を発揮し、
時代のニーズを自ら創造していきました。
「日綿實業」は、企業イメージと社名の整
合性を図るため、1982年に「ニチメン」に
商号変更しました。プラント輸出における
東南アジアや中東への進出等、活動領
域の拡大を図る他、地球環境問題が深
刻化する中、様々な環境ビジネスにも進
出しました。
「日商岩井」は、豪州やインドネシア等に
おけるエネルギー・金属関連プロジェクト
をはじめ、NIKEとの事業提携、また経済
成長が期待されるベトナム等アジア各国
での開発事業もスタートしていきました。
「ニチメン・日商岩井
ホールディングス」を設立
双日誕生から未来へ
それぞれ事業拡大を行ってきた両社
は、更なる企業力アップを目指して経
営統合することに合意。2004年4月に
双日株式会社が誕生しました。
双日はこれまで積上げてきた歴史をも
とに、革新的な機能型商社としてグ
ローバルに活動し、グループ全体の企
業価値を一層高めて参ります。
「中期経営計画 2014 ~ Change
for Challenge ~」では、「成長軌道に
向けた改革の推進」をテーマとし、集中
事業領域を定め、資産の入れ替えで
得た経営資源を戦略的に配分し、資産
の質と効率を向上させてまいります。こ
れらを確実にやり遂げることで、自己
資本を積み上げ、財務基盤を拡充させ
るとともに、変化に強い収益基盤、人
材、経営体制を構築し、企業価値を向
上させ、更なる飛躍につなげてまいり
ます。