48回アンチエイジング講座 ……H26年12月 (自体が読みにくい時は画面をクリックしてください~PDFへ変更になります) NO1.骨粗鬆症&ポドローグ 昨年、超元気だった母が交通事故で骨 折をしてしまい(5本の骨折) 、日々の 介護と診療、家事モロモロの雑用、そ のような、なかでポドローグの資格を 取得していったためさすがに、今年はアンチエイジング講座が全く 書けない状態でした。 本来からの流れでは食物アレルギーに関してお伝えすると予告はし ていましたが、気が付けば、12月も残り少ない日々になっていま した。そのため、食物アレルギーのお話から母の骨折を基に骨粗鬆 症関係のお話しにチェンジさせて貰うことにしました。 今までもこのアンチエイジング講座は健康寿命を延ばそうというこ とを常に目標にしてきましたが、改めて、骨折を通し、現実に直面 するさまざまなマイナスの波紋は生活、体、心、容姿へと著しく本 人も悪い方向へ変動していきます。また家族もそれ以上です。そこ で、80 歳で健康な骨を残す、維持していく!ことを考えてみました。 答えは(*^_^*)…油断は禁物…当たり前すぎること!に気付きまし ょう! 1. 栄養バランス 2.運動をする、歩く この2点を常に考え、実行する!本当に当たり前過ぎる答えなので すが、日々の忙しさの中で実は一番後回しになっていることではな いでしょうか? さて、我が家は美味しい物大好き 家族、この美味しい物は高価な食 事では無く、可能な限り自然体の 食材を使い自然の恩恵を頂く、可 能な限り、加工した美味しさでは なく、天然のうま味を追求して生活しています。そのため私の母は、 栄養バランスを常に考え素晴らしい食事を作ってくれていました⇒ ただし食欲旺盛のため体のラインはかなり太めなのですが、血圧、 血液データ他、主治医の先生が驚かれる程良好、そしていつも家を 綺麗にし、花をいけたり、お客様を迎えることが大好きであったた め、大きな家の中を一日中バタバタしていることが殆どで、私もそ れが一番、母に似合う運動であると思い込んでいました。またDX 検査でも骨密度は非常に高くこれもまた、主治医の先生がいつも驚 いておられました。ところが、なんということでしょう…交通事故 (車の後部席に座った状態で衝突した) での骨の状態は打撲による第12胸椎 骨折、及びその下の腰椎4本の骨折、そ して骨粗鬆症という病名となりました。 兼ねてから、子ども達の成長過程で歯並 び、足底部、足指、姿勢をチェックする ことをしていましたので、母の湾曲した 足や、体の歪みも気になっていたため、 H26 年度はポドローグの資格取得を目指すという足診断ができる会 に行き、勉強を重ね資格を取得しました。今では母の体軸管理や患 者さん達に役立つことに提供し、役立っています。皆様も足裏や、 足底部の形、足のむくみ、体のライン、何気ない日常の癖を発見し てみてください。また、歩、走る、運動時に軸足には軸足の強力な 力がかかり、それをサポートする反対側の足で全てのバランスをと ります。その時にかみ合わせや頭部の筋肉、及び体全体の筋肉のバ ランスをとっていきます。骨、筋肉、神経、血管は一枚の皮(人間 の体)の中で骨を破壊したり、骨新生したりします。ご自分の骨粗 鬆症の予防、改善には、足うら(足底、足指)、自分の姿勢をまず知 りうることにより、歩く、走る等の運動を開始することをお勧めし ます。 また、骨折しにくい強い骨を作るた めに大切なことは「貯骨」です。 「貯骨」とは 40 歳を過ぎた頃から 始まる骨密度の低下に備え、あらか じめ骨を蓄えることです。骨のトラ ブルは特に閉経後の女性に生じやす くしっかり骨を貯めておかないと加齢にともなって骨折してしまう 危険性が高まります。では骨を貯めるにはどうしたらいいのでしょ うか?その答えは「しっかり運動をして適度に日光を浴びること」 です。貯骨は 40 歳位までと年齢制限がありますので、仕事等が忙し いことを理由に運動不足や食事内容が悪い日々が続くことは、骨に とって好ましくないことです。 一方で 40 歳以上の方にオススメしたいのは「貯筋」です。筋肉を鍛 えておくことで転倒予防が可能となり、超高齢者となった時に「貯 筋」ができていれば、寝たきりになりにくいことが証明されていま す。 ㊙のポイント!運動が苦手な方! (実は私もいつも!運動不足!…(>_<)(>_<)) ㊙一日3回、1 分間片足立ちしましょう⇒50 分の散歩に相当する と言われています。※かかとでトントン運動も骨密度をアップしま す。 (最初は 10 秒~15 秒でもOK⇒舌はもちろん㊤ですよ(*^_^*) ⇒鼻から空気を吸い鼻か口からしっかり吐き出します。口からし っかり吐き出す場合はお腹もしっかり凹ませながらするとドロ ーイング効果がアップします…但しこの時ただ単に一生懸命に 吐き出していると法令線が深くな ります。 ㊙の美容ポイント(表情筋も活動 させ素敵な小顔へ)⇒両手で頬を しっかりキープしながらすこし頬 を引き上げること! ㊙の歯科的ポイント⇒歯磨きしながらしましょう⇒むし歯、歯 周病予防&歯肉の境に歯ブラシの毛先を当てることにより=歯 肉マッサージ効果により歯肉の毛細血管の血流をよくし、体全 体の血流まで良くしてくれます。 Dr.ゆみの取得した”ポドローグ”とは? □ 欧米では、足のトラブルの診断や治療に従 事する専門職。足病医、足病治療士とも訳 され、アメリカでは「ポダイアトリスト」 と呼ばれ様々な足部、下肢、体全体のアラ イメントを診査、診断することにより、対 処方法を予測、治療、予防していきます。 (いよいよ(*^_^*)…来年からはフラン スから姿勢分析機が届きます、ますます楽しみにしていますが、残 念ながら、まだ、インソールは取り扱っていません) 。 歯科医師が何故この資格を取得したか? 歯科領域は勿論ですが、子ども達の乳幼児期からの生活習慣の状態、 体癖、運動、栄養、姿勢、呼吸、かみ合わせ、を子育て予防矯正し ていく長い歳月の中で、また、共にその時を一緒に過ごさせていた だいている、患者さんのご家族全員のために…当医院の基本理念「健 康な心と体はお口の予防から、天使の微笑みとアンチエイジングは 家族全員で!」に必須な項目であったからです。 お口の状態も同じです。 いつも見ているのですが? 歯の本数?歯の形? はみがき は本当にできていま すか? 姿勢も足も …本当の自分の 状態を早くから知ること… 重要です。 一緒にチェック してみませんか? 骨粗鬆症は高齢者だけでなく、20 代から 30 代の若い方にも見られ ます。大半は女性ですが、もちろん男性にもあります。現在、1300 万人が骨粗鬆症とも推測され、身の回りに大勢いる現状です!明日 は我が身ですよ(>_<) 骨はチョークみたいな一様の組織ではありません。骨の中には沢山 細胞が入っています。中でも重要な細胞は「破骨細胞」で骨を吸収 して壊します。もう一つは「骨芽細胞」という骨を作る細胞です。 この 2 つが上手く密に連携をとり、骨を作ったり 壊したりして、骨の新陳代謝を行っています。骨 はまさに生きている状態です。このバランスが崩 れ、骨の吸収が形成よりも上回ってしまうのが骨粗鬆症です。つま り、骨の入ってくる部分と出る部分のバランスが取れていない「骨 の赤字決算」と考えてください。 さて、再度記載します⇒どのような方が心配でしょうか? 1. 栄養…カルシウム、マグネシウム、ビタミンC,D、K、etc 不足、リンの摂りすぎ=インスタント食品 2. 運動不足 3. 飲酒、喫煙 4.骨歴=母親の骨折歴を知る ※骨粗鬆症の分類 1・原発性骨粗鬆症~閉経後性、老人性、若年性 2・続発性骨粗鬆症~内分泌系代謝異常=甲状腺機能亢進症、 性腺機能不全 消化管疾患=胃切除、吸収不良症候群等 炎症性疾患=慢性関節リウマチ等 薬剤性 =ステロイド使用、抗けいれん薬等 不動性 = その他 =壊血病、糖尿病、ダイエット、睡 床安静、宇宙飛行等 眠不足、太陽の光にあたらない 3・歯周病は骨疾患…上記全てに関係する上に歯周病菌が更に上乗 せになることで、歯、口腔内、体全体、心に 悪影響を及ぼしていきます。 「Walking is the mans best medicine」=歩くことが最良の薬! さて、今年は当医院の総合主任衛生士、渡部美春が 自らの意志でリンパの勉強会に出向き、技と知識を 取得してきました。 頼もしい限りです。今年も良きスタッフに囲まれ激 動の日々を共に過ごして行きました。主任渡部=リンパ資格取、 Dr.ゆみのポドローグ資格取得祝いと慰安を兼ねて食事会、クリ スマス…その時の写真です!これまた私達のH26 年度の人生の宝物 の写真となりました。 (医)高野歯科医院総合主任…渡部美春からのメッセージ ホワイトニングコーディネーターとは… 日本審美歯科学会(JAED)が認定するホワイトニングに関する専門的な歯 科衛生士の専門資格⇒ホワイトニングはかなりの歯科医院で普及してきま したが、ホワイトニングを受けられる時は、このホワイトニングコーディネ ーターのいる歯科医院は、ドクターとコーディネーターが安心安全なホワ イトニングの施術を提供していくため、ホワイトニング、審美処置希望の方 の目安に重要なポイントとなります。 最後に… 誰もが、今年もこの 1 年、与えられる時は変わりませんが、どんな 時を(誰と)過ごしたか?振り返り、全てに感謝をしましょう… そして新年を迎えるにあたり如何なる年が訪れ、どんな時が流れる かは…人(自分)次第です。H27 年も、オンだけでなくオフの時も いい時を作りたいものです。 H27 年も! 始めることさえ忘れなければ、人はいつまでも若くある! マルチン・ブーバー(哲学者) その気持ちで今年の幕を閉じ、来年の心の扉を開く用意をしましょ う!皆様…どうぞ!素晴らしい新年をお迎えくださいませ。 合掌 PS.第 49 回アンチエイジング講座は骨粗鬆症防止のための栄養を記載し、その 後…Dr.ゆみのポドローグから下記↓のお話をしていきます。&お母さんに 知って欲しい子どもの~シリー ズも継続で記載していきます。
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