平成２６年度第３回植物工場技術事業化交流会開催報告主催：公益財団法人ちゅうごく産業創造センター【概要】公益財団法人ちゅうごく産業創造センターでは、中国地域における植物工場ビジネスの普及促進と新規参入のきっかけ作りを目的として、平成２６年度第３回植物工場技術事業化交流会を開催しました。本年度第３回目（最後）の技術事業化交流会は栽培技術に着目し、千葉大学大学院教授後藤英司氏から、露地やビニルハウスでは導入できなかったような栽培技術を導入することにより、環境管理と栽培管理のユニークな組み合わせを実現して、生産性と機能性を高める方法について基調講演をいただきました。講演１ではパナソニック (株) エコソリューションズ社の谷澤孝欣氏から、ボイラー、エアコン等の設備を使わず初期投資、電気代等を極力抑えるパッシブ型農業環境制御システムの紹介をいただきました。講演２では(独)農業・食品産業技術総合研究機構の篠原信氏から、有機質肥料で微生物を活性化させ病原菌等にも強い、新養液栽培技術の紹介をいただきました。講演３では山口大学教授山本晴彦氏から、既存の植物工場の成功事例、課題の残った事例等と成功のポイントについてご講演をいただきました。【日程・場所】日時：平成２７年１月９日（金）１３：３０～１７：１０会場：エソール広島２階多目的ホール〒730-0043 広島市中区富士見町１１－６ TEL (082)242-5252 / FAX (082)240-5374 【参加者】１１１名【プログラム】 ●基調講演「植物工場の高度な環境制御と栽培技術」千葉大学大学院園芸学研究科 ●講演１ ●講演２ ●講演３【基調講演】「自然の力を利用したパッシブ型農業環境制御システムのご紹介」パナソニック株式会社エコソリューションズ社事業開発センター新事業企画グループ教授後藤英司氏主幹谷澤孝欣氏「有機質肥料で栽培する新養液技術」独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所主任研究員篠原「既存の植物工場から見える植物工場の課題」山口大学農学部生物資源環境科学科信氏教授山本晴彦氏【会場風景】この事業は、競輪の補助を受けて開催しました。 http://ringring-keirin.jp