冬休みレポート課題

東南アジア古典文化論
講義
東南アジア古典文化論 2014年度冬季休業課題 「日本のラーマーヤナ」
次の課題に対する解答を A4判レポート用紙2枚以内にまとめて休み明け最初の授業時(2014年1月22
日)に提出すること。
1枚めの1行めに課題名、2行めに氏名・学生番号・所属を明記、左上ホチキス止めにすること。
パラグラフごとに段落を設け、各段落の1行目は字下げすること。
別紙の資料は日本の仏教説話集である『宝物集』(ほうぶつしゅう)に収められた物語の一つであるが,
これは日本に伝わる「ラーマーヤナ」の一番古い記録である.『宝物集』は平康頼(たいらのやすより)が12世
紀末(平安後期―鎌倉前期)に著した仏教説話集である.京都の嵯峨釈迦堂に参拝した康頼が,寺僧と
他の参拝者たちの会話を記録したという体裁をとり,その会話の中に日本・中国・インドを舞台とする多数
の説話が引かれている.「宝物集」に収められた「ラーマーヤナ」は,寺僧が,仏道を求める十二の道の一
つとして「願」を立てることの大切さを説くときに,その例証としてあげているものである.
この資料をよく読んで下記の問いに答えなさい.各解答の初めに問題番号を明記すること.
1. 仏道を求める十二の道とは何かを調べ、そのなかで「願」がどのように位置づけられているかを説
明しなさい.
2. 『宝物集』は、「京都の嵯峨釈迦堂に参拝した康頼が,寺僧と他の参拝者たちの会話を記録したという
体裁」を取っているが,ここで「体裁」というのはどういう意味なのかを説明しなさい.
3. 『宝物集』のラーマ物語の結論は「おぼろけにはかなひがたき願にぞ侍るめる」となっており,願を
立てることの大切さを示す例話としてあげられていることがわかる.具体的には物語の中のどの部
分が例証となっているのかを説明しなさい.
4. 『宝物集』のラーマ物語は,東南アジアに伝わる一般的な「ラーマーヤナ」と比較した場合,仏教に
基づく点が大きく異なっている.具体的には物語のどの部分が仏教的な特徴をもっているかを説
明しなさい.
5. 文末に「こまかには六波羅蜜経にぞ申しためる」と記されており,『宝物集』のラーマ物語が中国で
漢訳された仏教経典を出典としていることがわかる.このことをふまえて、言語の点からみて,日本
へのインド古典文化の伝わり方と東南アジアへのインド古典文化の伝わり方にはどのような違いが
あるかを説明しなさい.
最後に,この物語についてコメント・感想・質問があれば書いてください.評価とは無関係です.
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『宝物集』(ほうぶつしゅう)平安末期の仏教説話集