北洋新聞

HOKUYO NEWS PAPER
北洋新聞
札幌No.1無料電子新聞
第203号
平成26年2月4日(火)発行
購読料 無料
発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
北方ジャーナルの報道によると、上田文雄市長は1月
31日に開催した政治資金パーティーで、札幌ドームへの
地下鉄延伸について「赤字は確実」と否定。代案として
「屋根つきの動く歩道や上を通る電車」をあげた。
一方、自民党推薦が決まっている次期札幌市長選候補
の本間奈々氏は、北洋新聞の取材にメールで回答し、
「赤字が全ての基準になるなら、北海道の公共交通機関
のほとんどか不要」と採算性を重視する上田市長の考え
に疑問を呈した。さらに、地下鉄は建設コストが大きい
ものの運営は黒字になっている点をあげ、「除雪費用が
かかる路面電車こそコスト高」と指摘した。
上田市長が新たな提案をしたのは、本間氏の主要公約
である「地下鉄延伸」が清田区を中心に支持を広げてい
ることに対する警戒感だろう。上田市長は次期選挙への
態度を明らかにしていないが、出馬しない場合の後継候
補は本間氏より不利な状況と見られ、地下鉄延伸案の支
持がこれ以上広がることを防ぐ狙いもあるようだ。
「屋根つきの動く歩道や上を通る電車」は建設コスト
が低く、ドームを利用しない市民などから一定の理解を
得られるかもしれない。また、次期市長選の大きな争点
となれば、本間氏は財源や技術的な説明を求められる場
面が出てくる可能性もある。
それでも、地下鉄延伸の支持が大きくなれば、本間市
長誕生を阻止するために、上田市長自身が次期市長選挙
に出馬するとの見方もある。他テーマのように「市民の
意見を聞きながら・・・」ではなく、明確に否定するこ
とから、地下鉄延伸は絶対に阻止したいテーマのようだ
からだ。
地下鉄延伸の代案
上田市長が提案
|経済
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平成26年2月4日(火)
北洋新聞
小3女児監禁事件
東札幌の土地柄
先月27日から行方不明になっていた東札幌小3年生の女児につ
いて、北海道警察は2日、自宅近くに住む男の部屋にいるところ
を無事保護し、監禁容疑で無職松井創容疑者を現行犯逮捕した。
道警によると、逮捕容疑は、白石区東札幌三条のアパートの自室
に女児を監禁した疑い。
各マスコミ報道によると、道警に寄せられた不審者情報や、男
の後を少女が付いていく防犯カメラの映像などから、松井容疑者
が浮上。部屋から出てきたところを捜査員が職務質問し、室内に
入ったところ、女児を発見。その場で松井容疑者を逮捕した。
松井容疑者の自宅は、地下鉄白石駅と東札幌駅の中間地点で、
単身男性が多く住んでいるものの、白石区の中では治安がいいと
されていたエリア。事件をきっかけに人気の低下は避けられそう
にないが、白石区で「治安が悪い」と評判のエリアはさらに評価
が下がりそうだ。
スノーデン氏
ノーベル平和賞候補
ロイターの報道によると、ノルウェーの元閣僚が、今年のノー
ベル平和賞候補に米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・
スノーデン氏を推薦した。
推薦したソールイェル議員は、ロシアに亡命しているスノーデ
ン氏が機密文書を暴露したことで、世界がより安全な場所に変わっ
たと指摘。スノーデン氏の暴露によって、国家が自国民をどの程
度監視しているかについて、市民の理解が深まったとしている。
平和賞の推薦資格を持つのは、各国の国会議員など世界で数千
人。昨年は259の個人・団体が推薦され、シリアの化学兵器の
廃棄に取り組んでいる化学兵器禁止機関が受賞した。
ノーベル平和賞は、オバマ米大統領も受賞しており、スノーデ
ン氏の暴露で世界中から批判を受けているオバマ大統領の立場が
さらに厳しくなりそうだ。
|不動産
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平成26年2月4日(火)
北洋新聞
FNNニュースによると、三菱地所レジデンスが販
売していた東京都港区青山に建設中の分譲マンション
「ザ・パークハウス グラン南青山高樹町」が、工事
の不具合が発覚して販売中止となった。必要なスリー
ブのうち、1割にあたる600ヶ所の孔がなかったり、位
置が間違っていたりしたという。報道によると、同社
は契約者へは手付金を返金した他に迷惑料として手付
金の2倍を支払った。
このような問題から最も遠いとされていた三菱地所
で発覚したことで、ユーザー内に動揺が広がってる。
また、施工は大手ゼネコンの鹿島建設。談合などの問
題と違って施工ミスは珍しく、労働者不足が深刻化し
ている業界全体の問題との指摘もある。
問題の発覚はインターネット上にあったカキコミを
見た契約者が問い質したことがきっかけだった。発覚
していないだけで、欠陥マンションは札幌にもあるか
もしれない。
品質を確認できる中古マンションの優位性が高まり
そうだ。
この記事を読んで、マルハ・ニチロホールディン
グス(アクリフーズ)の農薬混入事件やJR北海道
の一連の不祥事と重なります。
施工ミスをした鹿島建設、設計監理の三菱地所の
チェック不足も問題です。共通して言える事は社員
のモラル低下です。
スーパーゼネコンの施工だから手抜きがない。大
手設計事務所の設計監理だから地震に強く安全とい
う話は通用しない時代に
なって来たかもしれませ
ん。
ネットで発覚
欠陥発覚で販売中止
|娯楽
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平成26年2月4日(火)
北洋新聞
YG ENTERTAINMENTが、約2年振りに日本で開催する
ことを発表した「YG Family Concert 2014 in Japan
(仮)」。名だたるアーティストが出演者のラインナッ
プに名を連ねる中、特に今回その目玉として大きく話
題を呼びそうなのがPSY(サイ)ではないだろうか。
「カンナム・スタイル」という言葉を聞いてもはや
知らない人はいないと言っても過言ではない大ヒット
曲を2012年に発表し、押しも押されぬワールドスター
として一躍世界にその名を轟かせたPSY。前述の「カン
ナム・スタイル」はYouTube上でミュージックビデオの
再生回数がすでに18億回を超える数字をたたき出し、
全YouTubeコンテンツの中で再生回数堂々1位を記録し
ている。米国のラッパー・T-Painが韓国で公開された
このミュージックビデオについてTwitterで言及したこ
とから、あれよあれよと言う間に米国を中心に話題が
全世界を駆け巡り、ついにはマドンナのコンサートでP
SYが共演を果たすまでにスターダムを一気に駆け上がっ
たことは記憶に新しい。
その「カンナム・スタイル」発表以降では、今回の
「YG Family Concert 2014 in Japan(仮)」はPSYに
とって初めての来日となっており、日本でもついに”
生カンナム・スタイル”を見ることができるチャンス
となる。
2年前にブレイク
PSYやっと初来日