(中東部地区)症例の実際(PDF:396)

生命だけは平等だ
今までの地域、住宅で安定した
生活を送る。
課題
①住環境
・長屋(2階もあり)(築年数:不明だが古く、屋
内段差もあり) 家屋改修は困難
②生活動作
・左片麻痺後遺症
・注意障害、左半側空間失認
・常に両股関節・膝関節屈曲している
⇒転倒リスクあり
・屋外連続歩行困難
・ADL:入浴介助
・IADL:調理動作;監視要
③疾病管理
・脳梗塞 内服継続中
・心房細動 梗塞予防にWF開始し、コントロール中
・服薬管理は大体行えているが、稀に忘れることあ
り
支援方法
①家屋評価・福祉用具
②サービス調整
③通院医療機関調整
生命だけは平等だ
症例の実際
①家屋評価・家屋改修
生命だけは平等だ
症例の実際
①家屋評価・家屋改修
生命だけは平等だ
症例の実際
②サービス調整
*CM:○月・木:訪問リハ
○火・金:デイサービス(運動・入浴)
○月~金:ヘルパー
退院後しばらくはヘルパー多めにして徐
々に減らしていく
生命だけは平等だ
症例の実際
③通院医療機関調整
*医療面でのフォローを、継続して実施。在宅
での生活状況、疾病管理を行っていく。
生命だけは平等だ
自宅退院
~
その後
~
生命だけは平等だ
退院後生活
○月・木:訪問リハ
○火・金:デイサービス(運動・入浴)
○月~金:ヘルパー
・在宅では、調理、洗濯など家事動作は自力で行わず。
ヘルパーがほぼ実施。
・「ストーブがつかない」「テレビがない」「寂しい」
「不安」など頻回に聴かれ意欲も低下し、昼夜逆転。
デイサービスに行くも居眠りしている事もあった。
・在宅訪問、生活動作練習、傾聴、環境整備、サービス
調整(ショートステイ導入)など実施し、退院して2
カ月程度して落ち着いてきた。
生命だけは平等だ
まとめ
○病院での評価・方針では、在宅でも家事動作
を実施し、意欲的に取り組む場面を想定して
いた。
○退院後、実際は、「寂しい」「不安」など精
神面が大きく影響し、意欲低下、昼夜逆転な
どみられ、生活関連動作はほぼ介助を要した。
○ケアマネージャー、訪問リハ、ヘルパーなど地
域医療の関わりによって、徐々に落ち着きを取
り戻し、不安の訴えは減少、在宅での生活も安
定してきている。
生命だけは平等だ
友人と関係を取りながら、今までの地域、住宅で安定した
安心した生活を送る。
課題
①住環境
・長屋(2階もあり)(築年数:不明だが古く、屋
内段差もあり) 家屋改修は困難
②生活動作
・左片麻痺後遺症
・注意障害、左半側空間失認
・常に両股関節・膝関節屈曲している
⇒転倒リスクあり
・屋外連続歩行困難
・ADL:入浴介助
・IADL:調理動作;監視要
③疾病管理
・脳梗塞 内服継続中
・心房細動 梗塞予防にWF開始し、コントロール中
・服薬管理は大体行えているが、稀に忘れることあ
④精神面
・不安訴え強く、それにより、生活動作にも影響が
出る。
支援方法
①家屋評価・家屋改修
②サービス調整
③通院医療機関調整
④精神面のフォロー