角の二等分線上の点は、角の二辺から等距離にある。

(その1)
角の二等分線上の点は、角の二辺から等距離にある。
逆に、角の二辺から等距離にある点は、角の二等分線上にある。
これを使うと
∠B、∠Cそれぞれの外角二等分線の交点をXとする。
Xは∠Bの二等分線上にあるので、BC(の延長)、BAから等距離。
Xは∠Cの二等分線上にあるので、CB、CA(の延長)から等距離。
したがって、XはAB、ACから等距離にあるので、∠Aの二等分
線上にある。
(その2)
三角形ABCの頂点Bの外角二等分線とCの外角二等分線
の交点をXとする。
Xが頂点Aの内角二等分線であることをいう。
XからABのBの側の延長上に下ろした垂線の足をD、ACのCの側の延長上に下
ろした垂線の足をE、BC上に下ろした垂線の足をFとする。
△XDBと△XFBについて
XBは共通
∠XDB=∠XFB=90°
∠XBD=∠XBF
よって△XDB≡ △XFB(直角三角形の斜辺ともう一つの鋭角相等)
∴XD=XF
同様にしてXE=XF
したがってXD=XE=XF
ところで△XADと△XAFについて
XAは共通
XD=XF
∠XDA=∠XFA=90°
よって△XAD≡ △XAF
∴∠DAX=∠FAX
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