Clean-Record® Cleaning indicators

gke Clean-Record® Cleaning indicators
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gke マルチレベル洗浄インジケータ & フローPCD
gke マルチレベル洗浄インジケータ は、ウオッシャーディスインフェクター(WD)の洗浄効果をマルチ
(=複数の)レベルで評価できる間接法の洗浄インジケータです。日常モニタリングに最適なレベルのイン
ジケータの使用により、洗浄機・洗浄剤により得られる洗浄効果を評価することができます。また、内腔洗
浄試験用具 gke フローPCD により、内腔器材内部レベルの洗浄評価を実現します。
ホルダー
L4
フローPCD
L3
L2
MLC
質の高い洗浄評価のための製品設計
マルチレベルの洗浄評価とは
日常モニタリングにおいて使用されるべき洗浄インジケータには、
インジケータ用ホルダーは安価なプラスチック製10個セットのため、
『バリデートされたWDにおいては合格するが、何らかの不具合が発
複数カ所での同時評価が可能です。 また、インジケータ自体に、
生した場合には、その状態を検知できること』 が求められます。
ジェット洗浄への抵抗性があるため、ホルダーには洗浄の死角をつく
そのような最適な洗浄インジケータを選定するためには、洗浄工
るためのインジケータを覆うカバーが不要です。
程の4つの条件“機械作用×化学作用×温度×時間”に何らかの
インジケータ部分には、洗浄剤により溶解し、洗い流される無毒・
不具合が発生した際に、その状態を検知できるかが鍵となります。
無害な人工の疑似汚染物を使用しており、安全かつ安価な製品
機械
作用
温度
です。また、製品の品質は長期に渡り安定しています。
L2
内腔器材の洗浄評価も可能
L3
化学
作用
時間
MLC
内腔器材内部の洗浄効果は、洗浄バスケットに設置された洗浄
L4
インジケータでは評価することはできません。 内腔洗浄試験用具
【実寸大】
gke フローPCD を活用し、その内部に洗浄インジケータを設置す
4つの条件に関わる何らかの不具合を、L2~L4
のいずれかのレベルのインジケータが検知します。
gke マルチレベル洗浄インジケータは、WDに関する国際規格の
ることで、内腔器材内部レベルの洗浄評価を実現します。
記録しやすい裏面シール
インジケータ裏面がシールになっており、洗浄後に記録台帳への
EN ISO15883-5に示されている各種の試験用汚染物との比較
貼り付けが簡単に行えます。また、洗浄時や記録時において取り扱
検証に基づき、様々な条件において洗浄評価ができるよう設計さ
いやすい縦28mm×横28mmとコンパクトなサイズで、厚みもあり
れた、マルチレベルで評価できる洗浄インジケータです。
ませんのでファイリング保管が容易です。
輸入販売元 : 株式会社
名優
〒276-0042 千葉県八千代市ゆりのき台3-9-2
TEL:047-480-6161 / FAX:047-480-6162
www.meilleur.co.jp / [email protected]
製造元 :
* gke
Clean-Record®
gke
gke
製品のお問合わせは、名優もしくは
お近くの販売代理店までお願いします。
製品の提供を通じて、より一層お役に立て
–GmbH
(ドイツ)
る提案ができるよう努めて参ります。
は、gke社の登録商標です。
2_GKE_MLC_CTO_140801
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日常モニタリング用インジケータの選定方法
日常モニタリングにおいて使用する洗浄インジケータは、L2~L4が1枚に含まれるMLCを使用して選定します。
MLCをWD内の複数カ所に設置し、内腔器材用洗浄ポートがあれば内腔洗浄試験用具フローPCDを洗浄
ポートに接続し、バリデートされたプログラムにより通常運転してL2~L4のどのレベルのインジケータまで合格する
かを評価します。合格する最もレベルの高いインジケータが候補となります。
次に、可能であれば、洗浄剤不使用やスプレーアーム固定といった悪条件をつくり評価し、候補のインジケータ
が通常運転時の結果と異なり不合格となるならば、それが日常モニタリングに最適のインジケータとなります。
なお、条件変更による評価が難しい場合には、MLCを日常モニタリングに使用する方法もあります。
未使用
L2合格
L3合格
L4合格
どのレベルまで合格すべきかは、
定めておりません。自施設のWDに
MLC
適するインジケータを選定ください。
日常モニタリングでのインジケータの使用方法
日常モニタリングでは、L2~L4の中から選定したインジケータを使用するか、MLCを使用します。バスケットに
ホルダーを取り付け、WD内で最も洗浄が困難な1カ所もしくは複数カ所に、毎回同じように設置します。内腔
器材を洗浄する際は、内腔洗浄試験用具フローPCDを洗浄ポートに接続します。
洗浄後、インジケータの状態(下記参照)より、洗浄効果の評価をします。通常は合格しているレベルが
不合格になった場合は、何らかの洗浄効果が低下した要因があると考え、点検を行います。
評価後のインジケータは、裏面シールにより記録台帳に貼り付けて保管します。
未使用
不合格
合格
洗浄効果が低下する要因例
・適切な洗浄プログラムであったか
L2
・洗浄インジケータの設置個所はいつもと同じか
・洗浄剤は適切な量が供給されたか
・洗浄剤の使用期限などの品質に問題はないか
・工程中の温度は適切であったか
L3
・スプレーアームは回転していたか
・スプレーノズルに目詰まりはないか
・洗浄する器材は過積載していないか
L4
・水質に変化はないか
gke 810-901
マルチレベル洗浄インジケータ(L2&L3&L4) ×320枚
gke 810-201
レベル2洗浄インジケータ(グリーン) ×320枚
L2
gke 810-301
レベル3洗浄インジケータ(ブルー) ×320枚
L3
gke 810-401
レベル4洗浄インジケータ(レッド) ×320枚
L4
gke 800-102
洗浄インジケータ用プラスチックホルダー ×10個
gke 800-111
内腔洗浄試験用フローPCD ×1セット
MLC
ホルダー
PCD