考えるだけでコンピュータを操作する Brain Machine Interface 富山県立大学唐山英明範雋偉背景近年、脳情報を記録し、これをリアルタイムで高精度に解読する技術が実現しています。このような技術は、ブレインマシンインタフェース（BMI = Brain Machine Interface）と呼ばれ、今後、急速に普及することが期待されています。富山県立大学の情報システム工学科では、脳波やその他を用いたBMI技術の開発を行っており、企業との共同研究や普及に向けた取り組みを行っています。思考キーボード VR・ゲームインタフェース刺激に対して出現する脳波を分析することによって、高精度の脳波キーボードが実現します。この原理によって、考えるだけで画像やデータベースを検索する研究を行っています。周期的点滅刺激を注視すると、その周期に同期した脳波が出現します。これにより、脳波で視線を推定することができ、 VR・ゲームインタフェースが実現します。ヒト個人認証ペットのライフログ高臨場VR空間 CABIN （東京大学）個人ごとに脳波の形が異なる写真はgizmode.jpよりヒトの脳波には個人差があり、この個人差を自動で抽出するためのソフトウェアを開発しています。脳波は盗聴されないため、安全な認証基盤が実現します。様々な生体情報と組み合わせることにより、精度の高い認証技術を実現します。ペットの生体・行動情報を計測・解析することにより、そのペットの状態を推定する研究を行っています。イヌの視線や脳波の解析、行動識別を行い、ペットのライフログの実現を目指しています。協力富山国際ペットビジネス学院、坂井ドッグスクール当研究室には、優秀な学生が在籍しています。共同研究に関するお問い合わせは、以下までお願いします。 [email protected]