プログラム

室 内合 奏 団
第 48
定期演奏会
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みつ なかホール
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平成 26年
11月 3日 (月)
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開場
30分
午後 1 時“
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開演
午後 2 時
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ご あ い さつ
声屋室内合奏団 は 1965年 に芦屋市浜町 の橋本邸 で発足 し来年 には創立 50周 年 を迎 えます。50年 とい
う年月の間 に団員 の入れ替わ りも多 くあ りま したが、アマチ ュアで も質の高 い音楽 を演奏するとい う発足
当時の熱 い想 いが、当団の活動 の原動力 として途絶 える ことな く受け継がれてい ま丸
この伝統 も、演奏会 にい らして くだ さるお客様、 ご指導 して くださる指揮者 ・トレーナーの諸先生方、
活動 を陰で支えて くだ さるホール ・練習施設 。演奏会 ス タッフの皆様、団員 をサポー トして くれ る家族、
多 くの方 々のご協力 とご支援 あっての賜物 と心 より感謝 してお りま丸
これか らも様 々な作品 にチャレンジ して上質な音楽を目指 して活動 してまい りますので、引 き続 き皆 さ
まの温かいご支援 。ア ドバ イスの程 よろしくお願 い申 し上げま丸
2014年 11月
芦屋室内合奏団
団長
鈴木 雄二
団員一 同
PrOgram
ジェミニアーニ
ラ ・フォリア」による)
合奏協奏曲 二短調 (コ レッリのソナタ 「
Concerto Grosso in D Minor(after COrelllls Sonata,Op.5,No.12,‖ La Follia")
F.Geminiani
第 1 ヴ ァイオ リン独奏
第 2 ヴ ァイオ リン独奏
ヴィオ ラ独奏
チ ェロ独奏
ヴ ィ ヴ ァル デ ィ
A.L.Vivaldi
Vn s010:Yasuo Tonmaru
鳥丸 安雄
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吉 岡 道子
鈴木 雄 二
2nd vn solo:Michiko Yoshioka
鳥丸 直子
Vc solo:Naoko Torimaru
va s01o:Yuhii SuZuki
調 和 の 霊 感 ∼ 二 つ の ヴ アイ オ リ ン の た め の 協 奏 曲
イ短調
restrO Armonico/ConCerto for 2 Violins in A Minor9 0p.3,No.8,RV 522
第 1 ヴ ァイオ リン独奏
第 2 ヴ アイオ リン独奏
Vn s010:Yasuo Torimaru
鳥丸 安雄
1盛
吉岡 道子
2nd vn solo:Michiko Yoshioka
モーツアル ト
アイネ ・クライネ ・ナハ トムジー ク K . 5 2 5
ⅥLA.Mozart
‖
Eine Kleine Nachtmusik‖
in G Maior9 K.525,
∼∼∼ 休 憩 ∼∼∼
ブ ラー ムス
」.Brahms
作 品 3-8
弦楽六 重奏 曲第 1 番 変 口長調 O p . 1 8 ( 弦
String Sextct No.lin B―
指揮
演奏
楽合奏 版 )
Flat Maiott Op・ 18
酒井 睦雄 (相愛大学教授)conduaor:Mutsuo Sakd
声屋室 内合奏団
Ashwa Chamber Orchestra
曲 目解 説
■ジェ ミニ アーニ作曲 合奏協奏曲 ラ ・フォ リア
フォリアは 16世 紀頃、西 ヨーロ ッパ に起源をもつ楽曲形式のひ とつで、当初 はテンポの速 い舞曲の旋
律 に特定 の通奏低音を加 えた枠組みを指 しました。 フォリアがイタリア語 で 「
愚行、狂気」を意味するこ
とか ら、熱狂的な踊 りのための音楽だった とい う説があ りま丸 17世 紀 に入 リフランス作曲家 リュリが
3拍 子 のゆっ くりした踊 りの旋律 に定型通奏低音 。和音進行を加えたラ 。フォリアを作曲 し、以降、近現
代 に至 るまで多 くの作曲家 が ラ 。フォリアに基づ く変奏曲を作曲 してい ます:最 も有名なものはイタ リア
の作曲家 コレッリが 18世 紀初頭 に作曲 したヴァイオ リンソナタで、 ラ ・フォリア といえばこれを指すよ
うにな りました。本 日演奏するのは コレッリのソナタをイタリア後期バ ロ ック作曲家でヴァイオ リニス ト
で もあったジェミニアーニが編曲 したものです。16小 節か らなるフォリアのテーマ と22の 変奏曲 は、
熱狂的な踊 りを想わせ る曲調か ら憂 いを帯びた変奏 まで変化 に富 んでい ま丸 (ΥT)
■ ヴィヴ ァル ディ作 曲 2つ の ヴ ァイオ リンのた めの協 奏 曲 イ短調 作 品 3-8
ヴィヴァルディは 18世 紀イタリアで活躍 した後期バ ロ ックの代表的作曲家 ・ヴァイオ リニス トで ヴァ
イオ リンや フルー トのために 500余 りの協奏曲を書 いてい ます。ヴァイオ リン協奏曲では 「
四季」 を含
む作品 8が 有名ですが、それ に先立つ作品 3は 1本 か ら4本 の ヴアイオ リンのための 12曲 の協奏曲集で、
「
調和 の霊感」の副題がついてい ま丸 合奏協奏曲の先駆者 として有名な コレッリの影響 を受 け、合奏 と
ソロが交互 に絡み緊張感を高めるといった手法 も活用 していますが、 よ リヴァイオ リン らしい技巧的ソロ
や 自由に美 しく歌 う部分 も多 く、古典派以降の協奏曲の形 に近 くなってきてい ます:今 日演奏する作品 3
の 8は 2本 の ヴアイオ リンが ソロです。ヴ ァイオ リンや 弦楽合奏を楽 しむ方なら一度は弾 いた り聞 いた こ
とがあるお剛1染みの曲で丸 3つ の楽章か らな り、活発なア レグロに挟 まれた第 2楽 章 は 2本 のソロ ・
ヴァイオ リンが美 しく歌 い ます。(ΥT)
■モ ー ッァル ト作 曲 アイネ ・クライネ ・ナハ トム ジー ク K.525
モーッァル トの作品の中で も最 も有名な曲の一つで あるこの曲は、 1787年 に完成 されました。モー ツァ
ル トの比較的晩年の作品で、同時期 の作品 としてはオペ ラの傑作 「ドン ・ジ ョヴァンニ」があ ります:曲
の題名 は直訳すれば 「
小 さな夜曲」 とい うことにな りますが、 これは作曲者 自身 によってつ けられていま
す。曲 は4楽 章か らな り、第 1楽 章ア レグロは爽やかで流れ るように軽快 に進みます:映 画 「アマデウ
ス」の中で 「
誰で も知ってい るメロディ」 として回ず さまれたほど有名な出だ しです。第 2楽 章 ロマンツェ
は愛を語 り合 う様 が思い浮かびま丸 力強 い 3拍 子 のメヌエ ットを経て、第 4楽 章 ロン ドは生 き生 きとし
て上品な華やか さを持って曲 を閉 じます。なお、 この曲はもともと5楽 章か らなる ことがわかってい ます
が、第 2楽 章 メヌエ ットとトリオは失われてお り、現在ではこの4楽 章で演奏 されてい ま丸 (K.H)
■ブラームス作曲 弦楽六重奏曲第 1番 変 口長調 Op.18 (弦 楽合奏版)
この曲はブラームスの作曲した室内楽作品の中では最 も人気のある作品ですが、その特殊な編成のため、
弦楽四重奏曲などの他の室内楽作品 と比べ ると、 コンサー トで演奏される機会は少ないのです:ブ ラーム
スの比較的初期の作品ですが、弦楽四重奏 に中音のヴイオラと低音のチェロを加えた弦楽六重奏 とい う重
厚な響きの特性を生か し、非常 に充実 した音楽が展開されます:流 れるようなやわらかな響 きが美 しく、若
きブラームスの希望 と情熱がたっぷ りとつ まった瑞々しい音楽で丸 第 1楽 章 は情熱的でありながらどこ
か温かい懐か しさを感じさせます:第 2楽 章 は映画 「
恋人たち」のテーマ曲 として使用されたので有名で
丸 第 1ヴ ィオラから始 まる旋律をもとにした素晴らしい変奏曲です:第 3楽 章 は明るく颯爽 としたスケ
ルツオで、第 4楽 章 は明るい伸びやかなメロディが穏や に流れ、時に激 しく姿を変えてゆきま丸 (K.H)
プ ロ フイ ー ル
■酒井 睦雄
指揮、音楽監督
桐朋学園高等学校音楽科を経 て 1971年 桐朋学園大学卒業。指揮 を斎藤秀雄、秋山和慶両氏 に、 クラリ
ネ ッ トを北爪利世、二宮和子、F.フ ックス各氏に師事。 1971年 よ り相愛オーケス トラ指揮者、 1977年
ザルツブル クにて O.ス イ トナー氏 に師事。同年、東京にて S.チ ェ リビダッケ氏のゼ ミナールに参加。
2001年 には芦屋室内合奏団を率 いて ドイッのバ ンベル クにてバ ンベル ク交響楽団団員 とともにニ ューイ
ヤー コンサー ト、 ドレスデンにて フラウエ ン教会落成記念 コンサー ト等を行 い好評を博丸
2005年 第 19回 京都芸術祭音楽部門京都府知事賞受賞。現在 、相愛大学教授 として音楽専門家 の育成 に
あた る傍 ら、1974年 よ り芦屋室内合奏団音楽監督、高知大学管弦楽団常任指揮者、京都薬科大学管弦楽
団常任指揮者をつ とめる等、アマチ ュア合奏団の発展 に も尽力 している。
■河村 典子
ア ンサ ンブル指導
3歳 よ リヴァイオ リンを始める。桐朋学園付属子供のための音楽教室、桐朋女子高等音楽学校音楽科を
経て、桐朋学園大学音楽学部を 4年 目に退学、同じ年 に、西 ドイツ政府給費留学生 とな り渡独。 ミュンヘ
ン音楽大学、エ ッセ ン音楽大学、ベル リン芸術大学にて研鑽を積む。久保田良作、 ジャン ・ローラン、サ
シユコ ・ガ ヴリロフ各氏に師事。
チ ュー リッヒを拠点に積極的なソロ、室内楽の演奏録音活動を行 い、 スイス ・ドイッにおける古城 コン
サー ト鑑賞 ツアー、 乙女文楽 コンサー トツアー、スイス外務省広報部 との協働 によるENISHIプ ロジェク
トなどのプロデュース も手がけてい る。 また、室内楽セ ミナーも積極的 に開催 し、毎年軽井沢 にて春 ・夏
の室 内楽ワークシ ョップを行 うな ど後進 の指導 にあたって い る。2011年 よ り声屋室内合奏団を指導。
■芦屋室内合奏団
Members
f r 4tt) Y
浅野 忠
喜 多 智佐子
小西 一美
白石 知哉
鳥丸 安雄
橋本 栄子
藤本 恭子
堀田 純子
鈴木 光比古
◎ 三村 誠子
鈴木 道子
○ 鈴木 雄二
○ 吉 岡 道子
ヴイオ ラ
チェロ
コン トラバ ス
チ ェンバ ロ
中村
亜季 *
伊藤 恵子
河野 俊 夫
鈴木 信子
○ 鳥丸 直子
堀 田 一之
宮崎 晴夫
末松 秀樹
小津 久子
(◎ : アシスタン トコンサー トマス ター
○ :パ ー トリー ダー *:賛 助)
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団長
イ ンスペ クター
鈴木 雄 二
コ ンサ ー トマス ター
:
鳥丸 安雄
吉 岡 道子
事務局長
:
伊藤 恵子
会計
堀 田 純子
監事
:
末松 秀樹
次回定期演奏会のご案内
創 立 50周 年 記 念 演 奏 会
2015年 9月 26日 (土)伊 丹 アイフォニ ックホール
曲目等詳細 はホームページでご案内いた しま丸
芦屋室 内合奏 団 ホームペ ージ ねffp″勧dttSfra.コロJcfηFoocο
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