説明書

ホチキス電⼦回路を作ろう「電⼦オルガン編」
電気学会東北⽀部⻘森⽀所
⼋⼾⼯業⼤学電気電⼦システム学科ヱヂソン倶楽部
1. ⽤意するもの
・名刺に①、②、③の順番でアルミテープをは
・名刺、アルミテープ、セロハンテープ、ホチキス、はさ
み、ニッパー、6B の鉛筆、圧電ブザー、006P 電池(9V)、
抵抗 47Ω(⻩紫⿊⾦)、抵抗 68kΩ(⻘灰橙⾦)、コンデ
ります。
・このとき、
「おる」と書いてある場所のテープ
は図 2〜4 のようにおってからはりつけます。
ンサ 0.01uF(103)、トランジスタ 2SC1815、トラン
ジスタ 2SA1015、リード線、ゼムクリップ
2. ⼿順
うら側に回りこむようにはる
・アルミテープを図 1 のように切ります。
4センチ
図2
べたべたしている⽅におりまげる
1センチ
図3
1センチ
5センチ
8センチ
セロテープをはってから
アルミテープをはる
図4
・アルミテープの上に電⼦部品をおき、ホチキ
1センチ
スでとめていきます。
図1
ホチキスの針が横⻑のアルミテープに
ささらないように注意!
68kΩ
0.01uF
1815
47Ω
1015
図5
・図 6 のようにリード線をとりつけたら、リ
・図 7 のように、圧電ブザーと電池を両⾯テー
ード線の先にゼムクリップを巻き付けます
プで名刺にはりつけます。
図6
図7
①6Bのえんぴつで絵をかく
③かいた絵の上にリード線を
当てるといろいろな⾳がする
→えんそうしてみよう!
②⿊くぬりつぶしたところに
名刺の右下を合わせてクリップ
でとめる
スタート
図8
完
成
!
かいせつ
解説
はっしん
しんどう
・2 種類のトランジスタを使った発振回路によって振動する電気を作り、ブザーで⾳を鳴らして
います。
・アルミテープの表⾯は電気を通すので、ホチキスで電⼦部品を押しつけることで電気が通る道
(電⼦回路といいます)を作ることができます。
・図 4 でセロハンテープをはっていますが、セロハンテープの上下のアルミテープがくっついて
しまうと良くないので、電気を通さないセロハンテープを間にはさんでいます。
・ですので、図 5 のコンデンサをホチキスでとめるときも、横⻑のアルミテープにささらないよ
うにとめないと変な⽅向に電気が流れてしまうので注意してください。
・図 8 のように鉛筆でかいた線の上に作った回路(名刺)をとめ、リード線を伸ばした線にあて
ると、鉛筆でかいたところも電気が流れるので⾳が鳴ります。このとき、スタート地点からリ
ード線を当てたところまでの距離が変わると、電気の流れやすさも変わるので⾳も変わりま
す。