CtP:Computer-to-Plate(コンピュータ・トゥ・プレート)

CtP:Computer-to-Plate(コンピュータ・トゥ・プレート)
CtP とは印刷データを直接印刷版に露光する装置です。コンピューター上で制作されたデジタ
ル原稿(DTP 原稿)から、刷版機はデータをもとに、印刷版にレーザーを当てて画像を焼き付けま
す。これを現像して印刷版が出力されます。
従来の製版フィルムから印刷版に露光する方法に比べ、フィルムを作成し露光・現像という工
程が省かれ、設備投資やランニングコストの大幅な低減につながりました。
またこれまで主流でした 532nm の固体レーザでの露光には赤色灯下での作業が必要で、405nm
の半導体レーザの使用により黄色灯下での作業が可能になり、露光時の作業環境も改善されま
した。
・CtP での印刷工程
刷版
DTP 原稿
印刷
(レーザ露光)
・製版フィルムによる印刷工程(Film to Plate)
刷版
DTP 原稿
フィルム出力
印刷
(フィルム露光)