仕様書 Model サージハンター(1, 000A級)Sシリーズ SF-24N シールド端素子付伝送回線用避雷器 本器はパルス伝送通信ラインに 生じた誘導雷サージを吸収し、 機器の電子回路を保護する 伝送通信回線用避雷器です。 伝送通信器のNETライン などに最適です。 SF-24N DC24V系 NETライン ■ 用途 伝送通信回線電圧24V用 NETライン用 「本製品はRoHS指令に 適合しております。」 ■ 性能 ±38V ±42V以上 動作開始 線間 電圧 線接地間 330V以下 制限電圧 線間 ■ 対応規格 1, 000A (8/20μs) 漏れ電流 線間 1μA以下 (最大回路電圧にて) 線間 ・サージ吸収能力が大きく、応答速度が早い ・シールド線用素子内蔵で非接地端からの侵入を阻止 ・ライン間の静電容量が少ない ・DINレール取り付け可能 ・省スペースしかも軽量 ・エレメント部をはずしても信号は途切れない 線接地間 10ns以下 約6Ω(往復2線にて) 最大負荷電流 300mA以下 線間 300pF以下 ■ ブロック図 線接地間 3pF以下 回線側 L1 ■ 設置仕様 使用温度範囲:-10~+60℃ 使用湿度範囲:5~90%RH以下(結露しないこと) 取 付:直取付けまたはDINレール取付け(35mm巾) 寸 法:W19.5×H75.5×D54 重 量:約50g ■ ソケット仕様 (標準付属品) シールド SG 4 1 3 機器側 D1 D2 SG シールド ZD 短絡バー (付属) G Z E 8 6 FG フレーム グランド 取付穴寸法 7 ソケット部 TOP VIEW φ4.2穴 ⑥③ エレメント部 ⑤④ 4 71. 5以下 35.5 5 R 2 ■ 端子配置 8-M3.5×8 R 7 D,G,ZD:サージ吸収素子 R:ライン抵抗 3Ω L1,L2:サージ侵入側端子 D1,D2:被保護機器側端子 S:シールド線用端子 E:接地端子(D種接地) FG:フレームグランド ■ 外形寸法図 (単位:mm) φ4 L2 接地端子 100Ω 以下 形 式:P2RF-08-F4 構 造:プラグイン構造 接 続 方 式:M3.5ねじ端子接続(鉄にクロメート) ハウジング材質:黒色プラスチック 2 カテゴリC1,C2 ■ 特長 0. 001ns 素子実力値 内部直列抵抗 静電容量 JIS C 5381-21準拠 ±93V (8/20μs) サージ電流耐量 応答時間 ソケット部 12 最大回路電圧 エレメント部 30±0.05 ■ 形式 ⑦② M3 (M3×16) 又はφ3.2穴 4 ⑧① 11.5 注.レール取り付けもできます。 30以下 54以下 2014.06.01 更新 19.5以下 ショ-トバー 付属品(不要の時ははずしてください。) 図番 ZS-570 サージハンター 取扱説明書 Model サージハンター Sシリーズ ightning rrester SF-24N シールド端素子付伝送回線用避雷器 Model SF-24NはNET回線を利用した伝送通信回線用避雷器です。シールド端用素子を使用することで、 より耐雷効果を上げることができます。本器をより効果的にご使用して頂くために、下記の事項を確認の上ご使用ください。 ■ 取付方法および端子配列 (単位:mm) DINレール(35mm幅)に取り付けできます。また、パネル直取り付けは下記の取付寸法図をご参照ください。 端子配置(TOP VIEW) 取付穴寸法 8-M3.5×8 7 セムスねじ 圧着端子の幅は7mm以下をご使用ください。 ⑥③ ソケット部 ⑤④ エレメント部 71.5以下 取り付け穴(適応ねじM3)エレメントをはずしてください。 パネルに直接取り付ける場合に、ご使用ください。 本体固定用フック エレメント部の交換時フックを下方に引きながら本体を軽く引き抜いてください。 ⑦② ⑧① 4 ソケット取り付けフック DINレールよりソケットごと取りはずす場合、マイナスドライバー等をご使用ください。 高さ54mm 19.5以下 ■ 結線図 Model Model SF-24N 被 L1 保 護 L2 機 SG 器 FG D1 D2 SG FG 5 R ZD 7 4 G R 3 6 D,G,ZD:サージ吸収素子 D1,D2:被保護機器側端子 FG:フレームグランド 2 1 Z 伝送通信回線 SF-24N シールド線 L1 L1 L2 L2 SG SG 8 E E ※1 ショートバー R:ライン抵抗 3Ω S:シールド線 ※1 ショートバー L1,L2:サージ侵入側端子 E:接地端子(D種接地) R 7 G 2 ZD R 1 8 E 5 4 3 Z 6 D1 D2 SG FG L1 被 保 L2 護 SG 機 器 FG E ※1 機器メーカーの指示でシールド端開放の場合、 ショートバーをはずしてください。 現場の状況により使い分けできます。 ■ 接続方法 1)サージが侵入する方をライン側L1、L2としています。また、被保護機器の方を機器側D1、D2としています。 ソケット内部で接続しています。エレメントを取りはずしても信号は途切れません。 避雷器本体は無極性ですが、D1-L1側、D2-L2側を間違わないように配線してください。 2)接地線はできる限り最短距離にて接続してください。 線サイズは2mm2 以上にておこなってください。 3)シールド線の片方を非接地とする場合、先端より誘導雷サージの飛び移りが考えられます。端子S-E間のショートバーを はずしてシールド端を端子Sに接続すると、端子E間のサージ吸収素子で充電電圧を制限することができます。 ■ 使用上の注意事項 1)取り付け時、形式の確認をおこなってください。ソケットにエレメントの形式を表示しています。 2)設備の絶縁・耐圧試験は、エレメント部をはずしておこなってください。 対接地間の放電開始電圧が試験電圧よりも低いので漏れ電流により不良と見誤ることがあります。 ■ 定期点検の方法 ・わからない間に誘導雷サージを受けている場合があります。雷シーズンの前後の年2回位、定期点検の実施をお勧め致します。 交換品の手配中にサージを受けて機器を破損することが考えられます。予備品の在庫をお勧め致します。 ・避雷器専用のチェッカーCLA-2000(2000V用)をご使用ください。 ■ 保証期間 仕様範囲および正常な使用状態で製造上の故障と認められる場合、1年間とします。 ただし、製品の故障や不具合などによる付随的損害の補償については、その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。 2014.06.01 更新 図番 TH-192
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