Q&A(PDF形式190KB)

青年就農給付金(経営開始型)Q&A
H26.10.1現在
№
項目
質問
回答
1 要件について。
専業農家でないと給付対象者にならないのか。
2 受給要件。
平成26年4月に新規就農し、平成26年(1年目)の所得が 受給できない。
250万円以上の場合、2年目の給付を受けることができる
のか。
3 所得関係。
所得制限の250万円とは何か。
農家所得(収入から必要経費を控除した額)と農外所得(控除後の給与)を合わ
せた額。
4 予算措置について。
次年度以降の予算措置はどうなるのか。
①一度対象となった給付対象者は、今後も要件を満たす限
り給付を受けれるのか。
②また、次年度以降申請する場合、給付対象者の枠は確
保されるのか。
平成24年度に給付した方は、最長5年対象で給付要件を満たす限り継続され、
平成25年度以降に事業を希望される方については、別途予算措置を行うため、
全体としては毎年の積み上げ方式となる(予算が年々拡大するイメージ)。
なお、平成28年度から給付対象者となった方についても、最長5年間(平成32年
度まで)は給付対象となる。
5 申請について。
要件を全て満たせば必ず給付金を受けることができるの
か。
予算に限りがあるため、要件を全て満たしても必ずしも給付金が受けれるわけ
ではない。
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必ずしも専業農家である必要はないが、年間150日かつ年間1,200 時間以
上、農業に従事するものでなければ対象にならない。
青年就農給付金(経営開始型)Q&A
H26.10.1現在
№
項目
質問
回答
6 独立・自営就農時の年齢が、原則45
歳未満であり、農業経営者となること
についての強い意欲を有していること
は。
①経営開始計画の経営開始時期時点で44歳以下でないと
ダメか。
②経営開始時期の証明方法は。(特に親元就農者が対象と
なる場合)
③再就農である場合は、この事業は当てはまるのか。
①「独立・自営」時点が45歳未満でなければ給付金の受給対象とならない。
また、原則とは、不慮の事故や病気などで計画どおりに就農できなかった場合を
想定している。
なお、対象となる45歳未満の場合は、年齢による優先順位はつけない。
②経営開始時期の証明については、「独立・自営就農」の5要件のうち、一つを
満たした時点で、例えば、土地の所有権や利用権を有したことの証明などで経
営開始時期と判断する。
親元就農の場合についても、「独立・自営就農」の5要件を1つ以上(全ては除
く)満たした時点で「経営開始」と判断する。(例えば、部門は分けていないが、一
部の土地の名義を譲り受けたなど。)
なお、「経営従事」、「経営開始」及び「独立・自営」は用語の意味が異なり、会社
を退職(学校を卒業)し、親の手伝いをスタートした場合は、「経営従事」がスター
トしたことを指し、その「経営従事」の確認は、退職証明(卒業証明)等により確認
する。
③再就農の場合においても、新たな「独立・自営」の要件を満たした際の年齢が
45歳未満でなければ対象者にはならない。
7 農地の所有権又は利用権を給付対象
者が有しており、原則として給付対象
者の所有と親族以外からの賃借が主
であること。
①農地の権利がないとダメなのか。
②親族からの利用権だけ(親族面積>他人面積)ではダメ
か。
③6月の申請時には権利を取得していないとダメか。
①農地の権利がないとダメ。(独立・自営の要件を全て満たす必要があり、農地
の権利もその1つとなっている。そのため、農地の権利がないと給付金を受ける
ことはできない。)
②農地の割合は、「自己所有地+親族以外面積>親族(3親等以内)面積」が必
須。
③6月の申請時点で権利取得していない場合でも、経営開始計画の申請は可
能。ただし、給付金の受給は権利を取得してから。(農地以外の要件を全て満た
さなければ給付金は受給できない。)
8 主要な農業機械・施設を給付対象者
が所有している又は借りていること。
本人の申告だけでOKか?何らかの証明が必要か。
機械や施設の証明(契約書)が必要。親子の間でも例外なく証明(契約書)は必
要。(有償・無償は問わない。)
なお、機械や施設の共同利用は不可。
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青年就農給付金(経営開始型)Q&A
H26.10.1現在
№
項目
9 経営の全部又は一部を継承する場合
は、継承する農業経営に従事してから
5年以内に継承して農業経営を開始す
ること。
質問
回答
①経営継承または一部自立時が経営開始でOKか?
5年以内とは、計画書上の経営開始時期以前の5年という
意味か。
それとも、今後でよいのか。
②部門の考え方は。
③事業を申請するにあたり、対象者は専業農家にならない
とダメか。
経営開始時期以降は、バイトなどの給与所得や親元就農で
の親からの給与(青申)などはあってもOKか。
①「経営従事」(親元で手伝い等)を始めてから5年以内に経営継承(全部もしく
は一部)しなければならない。
(経営継承の場合は、「経営従事」から5年間が給付対象となるため。)
②部門経営の考え方は、以下のいずれかを行い、経営を独立させることが必
要。
・外部から土地を購入又は貸借する(親の経営に変化なし)
・親からを含め外部からの農地が主となるように農地を賃借する(後継者に貸与
した土地について経営縮小)
また、親と同じ品目で経営を単に分割しただけでは、部門経営とはみなさない。
ただし、同じ品目の場合でも、「栽培方法を慣行栽培と有機栽培」、「市場出荷と
観光農園」のような場合は、部門経営と判断する。
③経営開始計画を提出する新規就農者は、必ずしも専業農家である必要はな
いが、年間150日かつ1,200 時間以上、農業に従事するものでなければ対象
にならない。
経営継承して親に専従者給与を支払ってもよいのか。
可。
経営を継承したら給付金はもらえるのか。
親元就農でも、「経営従事」(親の手伝いで農業開始)してから5年以内に経営を
継承し、経営を開始すれば対象となる。
10 農業経営を開始して5年後までに農業 具体的には所得目標のクリアという意味でOKか。
(農業生産のほか、農産物加工、直接 その場合には認定農家レベル(430万円)ぐらいを目標に
販売、農家レストラン、農家民宿等関 すればよいか。
連事業を含む。)で生計が成り立つ計
画であること。
計画の達成が実現可能であると見込
まれること。
(独立・自営就農5年後(計画目標時)
には、農業で生計が成り立つ実現可能
な計画であること。)
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将来的には、認定農業者になってもらい、西条市基本構想で定める「概ね430万
円」を目標にしていただきたいが、まだ農業をはじめてまもないことから、5年先
の目標とすることは難しいと考える。
そのため現実の技術・経営力に見合った経営規模や就農時の生活に要する所
得水準を勘案し、西条市基本構想で定める「概ね430万円」の50パーセント程
度を当初目標に掲げ、就農開始から10年先に「概ね430万円」を達成できるよ
う、段階を踏んだ計画を立てていただきたい。
青年就農給付金(経営開始型)Q&A
H26.10.1現在
№
項目
質問
回答
11 経営開始型の給付を受けようとする者 計画の内容が適正であること。
は、経営開始計画(基本構想策定後 所得で判断するのか。
は、青年等就農計画)を作成し、事業 判断は西条市で実施するのか。
実施主体に承認申請すること。
内容の審査に当たっては、関係機関(JA、地方局、市)の担当者による「書類及
び本人からの面接」を経て、適正化どうかをチェックし、優先順位を付け、その意
見を参考にして認定審査会のメンバーで正式なチェック(優先順位付を含む)し、
これを受けた最終決定(判断)は市で行う。
12 複数の新規就農者が農業法人を設立 法人設立するメンバーの年齢要件は上記と同様か。
し、共同経営する場合は、当該新規就
農者(当該農業法人及び新規就農者
それぞれが人・農地プランに中心とな
る経営体として位置づけられている又
は位置づけられることが確実と見込ま
れている場合に限る。)にそれぞれ年
間150万円を給付する。
なお、経営開始後5年以上経過してい 既存農家と新規就農者が法人を立ち上げる場合は、対象と
る農業者と法人を設立する場合は、給 なるか。
付の対象外とする。
対象となる法人は、新設及び共同経営が基本で、それぞれの新規就農者が生
活できるような経営開始計画が必要。この場合、新規就農者のそれぞれが給付
を受けることができる。(それぞれ年齢要件等満たす必要有り。)
ただし、1人が社長で、その他が従業員という形なら、給付は社長のみ。
また、既存農家と新規就農者が法人を立ち上げる場合は本事業の対象外。
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対象とならない。