バイオマスプラPL :分類番号A (バイオマスプラスチック)

バイオマスプラPL :分類番号A (バイオマスプラスチック) 用途例
PL#
A23901
作成日
2014年8月28日
ダイセルポリマー㈱は、
酢酸セルロースを主原料に用いた非可食バイオマスプラスチック「セルブレンEC」
を開発・上市しました。
登録物質名 :セルロースエステル樹脂
PL名 :Cellulose Acetate (酢酸セルロース)
「セルブレンEC」の特長
・ 酢酸セルロースは、地球上に広く分布する木質資源を原料とするため、食糧資
源に影響を与えないバイオマスプラスチックです。
・ 新規に開発した非フタル酸エステル系可塑剤を使用した熱可塑性プラスチック
です。
・ 射出成形や押出し成形で加工が可能で、ABS樹脂並みのバランスの取れた機
械強度を持つ成形品を得られます。
特徴
・酢酸セルロースは、高純度木材パルプやコットンリンターを原料とした
非可食バイオマスプラスチックです。
・酢酸セルロースのバイオマスプラスチック度は、60.1%です。
・国内では、㈱ダイセルが製造・販売しており、タバコ用フィルターや液晶
光学フィルム、分離膜、プラスチックなど分野で幅広く使用されています。
参考 :㈱ダイセルWeb.サイト
http://www.daicel.com/cell_ac/
・ ガソリンなどの炭化水素系溶剤に対する耐溶剤性が優れています。
・ 透明グレードのEC210、非ハロゲン系難燃剤を使用したV-2グレードのEC430を
上市しています。
・ バイオマスプラPL:分類番号C (中間製品) に登録、バイオプラマークも取得し
ています。
EC210 : PL登録番号 C00127
EC430 : PL登録番号 C00135
セルブレンECシリーズ : バイオプラマーク登録番号234
提供メーカー
・酢酸セルロースは、熱可塑性プラスチックとして単体で使用することは
実用上難しいですが、可塑剤添加することで熱可塑性プラスチックとして
メガネフレームなどの用途で古くから使用されています。
会社名 :ダイセルポリマー株式会社
担当部署 : 営業部
TEL/FAX : 03-6711-8401/03-6711-8408
Webサイト :
http://www.daicelpolymer.com/ja/resin/line_up/environment/celblen.html#EC