賃上げ状況について 平成26年9月16日 経済産業省 賃上げ水準について 機密性○ ○ 2014年の月例賃金の引上げ率は2%超(2000年以降では最も高い伸び)。 ○ 2014年の夏季賞与は前年比7~9%の伸び。 月例賃金の引上げ率の推移 月例賃金の引上げ (上段:引上げ額、下段:引上げ率) 経団連 連合 厚生労働省 (%) 2.5 2013年 2014年 5,830円 1.83 % 7,370円 2.28 % 2.3 4,866円 1.71 % 5,928円 2.07 % 2.1 5,478円 1.80 % 6,711円 2.19 % 1.9 2.4 2.28 2.2 厚労省 2.19 経団連 2.07 2.0 1.8 1.7 夏季賞与の引上げ 1.6 (上段:支給額、下段:増減率) 2013年 2014年 経団連 809,502円 4.99 % 867,731円 7.19 % 連合 628,524円 ‐0.93 % 685,228円 9.02 % 連合 1.5 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 (年度) (資料)日本経済団体連合会、日本労働組合総連合会、厚生労働省 ※経団連:月例賃金は、原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要21業種大手247社が対象。うち、 集計可能な109社の結果。夏季賞与は、主要20業種大手240社が対象。うち、集計可能な133社の結果。 ※連合:月例賃金は、平均賃金方式で妥結した5,442組合、2,689,495人の結果。夏季賞与は、1,708 組合、 1,042,313人の結果。夏季賞与の増減率は、経済産業省の試算。 ※厚生労働省:月例賃金は、資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業が対象。 うち、集計可能な314社の結果。 1 大手企業の賃上げの取組状況について ○ 賃上げを行った企業は昨年度の89.1%から、今年度は92.8%に上昇。 ○ ベースアップを行った企業も昨年度は1割未満であったのに対して、今年度は約6倍に増加し、 ほぼ2社に1社がベースアップを実施。 ○ ベースアップ実施企業の7割以上が「6年以上ぶり」に実施と回答。近年にない賃上げが実現。 ・賃金の引き上げ状況 (平成25年度) ・過去のベースアップ実施状況 (n=390) 創業以来 3%(12社) (平成26年度) (予定を含む) 1年ぶり 13% (52社) 19~22年ぶり 4% (14社) 2年ぶり 2% (9社) 16~18年ぶり 5% (21社) ・賃上げ実施企業における賃金の引き上げ方法 0% 20% 40% 60% 80% 93.1% (857社) 定期昇給・賃金構造維 持分 ベア(ベースアップ)分 91.3% (876社) 7.6% (70社) 45.7%(439社) 38.1%(351社) 42.2%(405社) 賞与・一時金分 その他(諸手当等) 100% 6.4% (59社) 11.8%(113社) 無回答:H25 28社 H26 33社 平成25年度 (n=921)3.0%(28社)平成26年度(予定を含む) (n=960) 無回答 3.4%(33社) 3年ぶり 2% (9社) 13~15年ぶり 13% (50社) 4年ぶり 2% (7社) 10~12年ぶり 6% (23社) 5年ぶり 5% (21社) 7~9年ぶり 7% (29社) 6年ぶり 37% (143社) 6年以上ぶり 72% (280社) (無回答:49社) 注)経産省「企業の賃上げ動向に関するフォローアップ調査」最終集計結果(平成26年8月29日公表)より 東証一部上場企業 1762 社に調査票を送り、 8月 20 日までに1,034社から回答。 2 中小企業の賃上げの取組状況について 機密性○ ○ 賃上げを行った中小企業は、昨年度の56.8%から今年度は64.5%となり、約1割上昇。 ○ ベースアップを実施した企業の割合は36.2%。 ○ 全地域で賃上げ実施率が上昇。昨年度の都市部の賃上げ実施率を、本年度は全ての地域で上回 り、地方への賃上げの動きが広がっている。 ・賃金の引き上げ状況 (平成25年度) ・地域ごとの賃金の引き上げの状況 80% 69.5% (平成26年度) (予定を含む) 64.5% 62.2% 63.2% 60.6% 56.2% 62.8% 60% 56.8% 54.3% 63.4% 61.2% 56.6% 54.1% 61.6% 62.6% 55.4% 51.4% 平成25年度の都市部(関 東・中部・近畿)の加重平 均値(実施割合:58.2%) 40% ・賃上げ実施企業における賃金の引き上げ方法 68.4% 59.7% 37.1% 20% ベースアップ実施:36.2% 0% 合計 北海道 東北 関東 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄 (n=10,380) (n=376) (n=787) (n=3,915)(n=1,355)(n=1,628) (n=661) (n=346) (n=823) (n=62) 平成25年度 平成26年度 賞与・一時金の増額実施:48.0% 注)経産省「中小企業の雇用状況に関する調査」集計結果 (平成26年8月15日公表)より 中小企業3万社にアンケートを送り、7 月 23 日までに10,380 社から回答。 3
© Copyright 2025 ExpyDoc