JATA-020 2014 年 6 月 30 日 <JATA 夏休み旅行動向調査> 夏休み旅行一番人気の方面! 海外は「台湾」 国内は「北海道」 ・海外:台湾が一番人気も定番のハワイも僅差で 2 位。 シンガポールが家族旅行に人気上昇。 ・国内:北海道が一番人気で沖縄が僅差で追う。 新アトラクションの USJ など話題豊富な大阪が人気急上昇。 一般社団法人日本旅行業協会(本部:東京都千代田区 会長:田川博己 以下 JATA)は、JATA 会員会社の社 員を対象に、夏休みの人気の方面調査を行い、人気ランキングにまとめました。また、大手ホールセーラー会 社 7 社に夏休みの販売動向調査を行い、併せて、夏休みの旅行傾向についてお知らせします。 夏休み海外旅行人気ランキング No. 1 2 3 4 5 6 7 8 国・地域 台湾 ハワイ シンガポール グアム イタリア ベトナム フランス アメリカ(本土) 9 10 トップ10 コメント 台北だけでなく、周遊コースも人気 安心していけるディスティネーションとして全世代に人気。 安全な都市として家族旅行などに人気 近いリゾートとして三世代旅行などに人気 添乗員が同行する周遊ツアーが人気 羽田発のフライト増便で人気 モンサンミッシェルを旅程に含むツアーがシニアを中心に人気 昨年 12 月に直行便が就航したサンディエゴは、リニューアルしたレゴ ランドなどがあり、家族旅行の新しい旅行先として人気 短期間で行くことができる旅行先として人気回復 さわやかな気候でシニアに人気 香港 スイス <海外旅行の傾向>数値は旅行会社 7 社の夏休みの予約状況(人員ベース:対前年同期比の単純平均) 9 月が好調 7 月が 87.7%、8 月が 93.5%、9 月が 107.4%で日並びもあり、アジアを中心に 9 月が好調。 台湾が引き続き好調 7 月が 140.5%、8 月が 134.7%、9 月が 146.4%と昨年を上回る。食事、観光が含まれているツアーや周遊 型のツアーも人気。 アメリカ・カナダが好調 7 月が 98.2%、8 月が 111.6%、9 月が 115.0%と 8 月、9 月で昨年を上回る。10 位までには入っていない が、NHK の朝の連続ドラマの影響や羽田からの直行便運航など季節のマッチングの良いカナダが人気上昇。 中国が回復の兆し 7 月が 174.1%、8 月が 142.0%、9 月が 172.2%と昨年を大幅に上回り、回復の兆し。 高額商品が人気 方面に関係なくビジネスクラス利用や高級ホテル利用が人気。家族揃ってのビジネスクラス利用も増加傾向。 目的を持った旅行が人気 国や地域だけで目的地を選ぶのではなく、アクティビティや予約のとれないホテルに泊りたい、レストラ ンで食事をしたいなど具体的なコンセプトを志向したツアーを選択する傾向が強まっている。 夏休みハネムーンが増えている 夏休みにしか休みを合わせられない若い夫婦等、この時期にハネムーンに行く人が増えている。 夏休み国内旅行人気ランキング トップ5 No. 地域 1 北海道 2 沖縄 3 大阪 4 5 コメント モデルコースに沿ってのレンタカープランなどが人気 新規オープンのホテルや離島(石垣・西表島)などが人気 USJ の新アトラクションやあべのハルカスなど話題豊富な大阪が 人気 東京(含む TDR) 東京ディズニーリゾート、スカイツリーは定番人気を継続 九州新幹線やななつ星などが人気。ハウステンボスも引き続き好 九州 調。 <国内旅行の傾向>数値は旅行会社 6 社の夏休みの予約状況(人員ベース:対前年同期比の単純平均) 総じて好調 7 月が 102.7%、8 月が 102.1%、9 月が 100.9%で総じて好調。 シニアは内容重視 シニア世代は、価格より内容を重視する傾向がある。個人では行けない場所や予約がとれない旅館やレ ストランなどを組み込んだツアーを選んでいる。 世界遺産登録で群馬が注目度上昇 富岡製糸場の世界遺産登録で、群馬方面の注目度が上昇。 東北は好調に推移 7 月が 105.6%、8 月が 95.8%、9 月が 154.4%と好調に推移。三陸鉄道の開通や東北夏祭り、花火大会 などが人気。 女性やシニアに体験型が人気 尾瀬のハイキング、屋久島のトレッキング、富士登山などハイキングや登山などの体験型が女性やシニ アに増加傾向。 寝台列車利用の旅行が人気 2015 年春の運行終了が発表されたトワイライトエクスプレスの引退効果で、寝台列車を使う旅行が人気。 また、サンライズ利用も引き続き人気。 ※ランキングは JATA 会員会社の営業、企画、カウンター等担当者にアンケート調査を実施し、363 社の 473 名の回答をランキングとしてまとめたものです。 ※予約状況については、募集型企画旅行を実施している旅行会社 7 社(国内は 6 社)のパッケージツアー申 込予約の前年同期比数値(6 月上旬調べ)を基に、その動向を示す傾向値としてとりまとめたものです。 (人員ベース:前年同時期比%) 〇調査対象旅行会社(旅行7社 順不同) (株)ジェイティービー、近畿日本ツーリスト個人旅行(株)、 (株)日本旅行、(株)阪急交通社、(株) エイチ・アイ・エス(海外のみ)、 (株)ジャルパック、ANAセールス(株) 以 2014 年は海外渡航自由化 50 周年となります。 1964 年 4 月 1 日に留学や商談など目的を持たない「観光」を目的としたパスポー トが発行され、日本人の海外渡航が自由化されました。 お問い合わせ先 (一社)日本旅行業協会 永由・勢子・佐藤 広報室 TEL:03-3592-1244 上
© Copyright 2024 ExpyDoc