2月（PDF：397KB）

平成 26 年 2 月
瀬
戸
内
海
の
赤
潮
水産庁瀬戸内海漁業調整事務所
【　概　要　】
○ 瀬戸内海では、6件の赤潮が発生した。（前年同月2件）
・内訳は播磨灘2件、播磨灘と備讃瀬戸にまたがる1件、周防灘1件、豊後水道2件で
あった。
・漁業被害は、1件発生した。（前年同月1件）
・出現した赤潮構成プランクトンは5属であった。
○ 土佐湾では赤潮が発生しなかった。（前年同月1件）
○ 熊野灘では赤潮が発生しなかった。（前年同月0件）
この月報は、次の各府県から提供のあった赤潮情報を瀬戸内海漁業調整事務所が取りまと
めたものである。
和歌山県、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、
愛媛県、高知県、福岡県、大分県
（注）
本報告書の数値は速報値であるため、変更されることがある。
赤潮発生状況（平成26年2月）
番府県別
号番号
発　生　期　間　（日間）
灘名
発生 6件　(漁業被害1件)
府県名
発生水域
赤潮構成プランクトン
1 OT- 1 2014-01-08 ～
継続中
豊後水道大
分
県猪串湾
Cochlodinium polykrikoides
2 HG- 1 2014-01-14 ～
継続中
播
磨
灘兵
庫
県播磨灘北部
Eucampia zodiacus
3 YG- 1 2014-01-29 ～
継続中
周
防
灘山
口
県徳山湾
Karenia mikimotoi
播
磨
灘岡
山
県虫明漁港内
Heterocapsa triquetra
播磨灘
香
備讃瀬戸
川
県備讃瀬戸中部～播磨灘南西部
Eucampia zodiacus
豊後水道大
分
県佐伯湾
Myrionecta rubra
(Mesodinium rubrum)
4 OY- 1 2014-02-03
5 KA- 1 2014-02-19 ～
(1)
継続中
6 OT- 2 2014-02-26 ～ 2014-02-28
(3)
最高細胞数
（Cells/ml）
最大面積
（ k㎡）
漁業被害
不明
無
不明
有
4,250
不明
無
75,000
不明
無
669
不明
無
42,400
不明
無
2,150
不明
※府県別コード（府県名）：WK-(和歌山県)、OS-(大阪府)、HG-(兵庫県)、OY-(岡山県)、HS-(広島県)、YG-(山口県)、TO-(徳島県)、KA-(香川県)、EH-(愛媛県)、KO-(高知県)、FO-(福
岡県)、OT-(大分県)
赤潮漁業被害一覧
番号
府県別
番号
1
HG-1
赤潮発生期間
（日数）
1/14
～
継続中
発生海域
(府県名）
播磨灘
(兵庫県)
(平成26年2月:1件)
漁業被害の期間・水域
被　害　内　容
被害金額
（千円）
赤潮構成プランクトン
（最高細胞数）
1/14～継続中
播磨灘北部
ノリの色落ち被害
不明
Eucampia zodiacus
(不明)
OY-1
HG-①
KA-1
YG-1
OT-2
OT-1
※　数字は赤潮発生状況の府県別番号を示し、○囲み数字の場合は漁業被害があることを示す。
赤潮発生件数　平成26年（１月～12月）
月
灘
名
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
単位：件
合計
延
実
1
1
紀伊水道
瀬
大阪湾
播磨灘
戸
1
3
4
3
1
1
2
1
1
1
1
1
1
2
1
1
2
3
2
4
7
1
1
4
6
1
1
備讃瀬戸
燧
内
1
灘
安芸灘
伊予灘
海
周防灘
豊後水道
延
小計
実
土
佐
湾
熊
野
灘
延
総計
実
1
※
1
5
7
1
1
5
6
1
1
※
7
1
1
8
1
（注）
１）縦計の｢延｣は複数の灘に、横計の｢延｣は複数の月にまたがるものを各々計上し、｢実｣はそれらを
１件として計上した。
２） ○数字は漁業被害件数を示す。
３） ※：赤潮発生及び漁業被害実件数
（複数の灘もしくは月にまたがるものを１件として計上し、縦・横の計とは一致しない）
継続日数別赤潮発生件数　平成26年（１月～12月）
日
灘
～５
名
６～１０１１～３０
（単位：件）
３１～
継続中
計
紀伊水道
瀬
戸
大阪湾
1
播磨灘
1
海
1
備讃瀬戸
燧
内
0
2
3
1
1
灘
0
安芸灘
0
伊予灘
0
周防灘
1
1
1
2
豊後水道
1
延
3
0
0
0
5
8
実
3
0
0
0
4
7
小計
土
佐
湾
熊
野
灘
総計
1
1
0
延
3
0
1
0
5
9
実
3
0
1
0
4
8
（注）「延」は複数の灘にまたがるものを各々計上し、「実」はそれらを１件として計上した。
灘別赤潮発生件数　（平成26年１月～12月）
（単位：件）
発生件数
被害件数
30
20
10
0 0
0
紀
伊
水
道
1
10
大
阪
湾
3
31
播
磨
灘
1
備
讃
瀬
戸
0
0 0
燧
安
芸
灘
灘
0
0
0 0
伊
予
灘
1
2
0
周
防
灘
豊
後
水
道
2 0
1
0
土
佐
湾
0 0
熊
野
灘発生件数
被害件数
赤潮プランクトンの出現状況（平成26年2月）
（単位：件）
瀬
灘
プランクトン
紀
伊
水
道
戸
大
播
阪
磨
湾
灘
備
讃
瀬
戸
内
燧
灘
安
伊
周
芸
予
防
灘
灘
灘
Cochlodinium
渦 Heterocapsa
鞭
毛 Karenia
藻
小計
小計
繊 Myrionecta
(Mesodinium)
毛
小計
虫
合
計
1
1
1
1
1
1
1
1
1
0
0
珪 Eucampia
藻
豊
後
水
道
瀬
戸
内
海
計
海
0
0
1
0
2
1
2
1
0
0
0
1
1
3
土
熊
佐
野
湾
灘
0
0
3
0
0
0
0
0
3
1
1
合
計
3
3
0
0
3
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
1
0
0
3
1
0
0
0
1
2
7
0
0
7
赤潮プランクトンの種類別出現件数　（月別：平成26年1月～12月）
月
プランクトン
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
Akashiwo
1
Cochlodinium
1
渦
Heterocapsa
鞭
毛
Karenia
藻
Prorocentrum
1
（単位：件）
12
月
合計
1
1
2
1
1
1
2
1
1
4
3
7
Eucampia
1
2
3
1
1
Skeletonema
1
小計
珪
1
小計
藻
繊 Myrionecta
(Mesodinium)
毛
小計
虫
合
計
2
1
6
1
2
1
2
1
1
4
2
1
1
1
6
1
12
2
（注）
１）出現件数は，プランクトンごとに計上しているので、複数のプランクトンによって構成される赤潮の場合、赤
潮発生件数と必ずしも一致しない。
２）赤潮が複数の月にまたがる場合、月ごとに計上している。
３） ○数字は漁業被害件数を示す。
４）複数のプランクトンで構成される赤潮で漁業被害が発生した場合は、優占種に漁業被害件数を示した。
【
1月
平成24年
平成25年
平成26年
2月
4
2
4
瀬戸内海の月別赤潮発生件数
3月
6
2
6
4月
3
5
5月
8
7
8
18
6月
25
16
7月
36
18
45
8月
40
27
】
（単位：件）
9月
10月 11月 12月
合計
14
10
8
5
167
15
6
3
3
122
10
40
平成24年
平成25年
平成26年
36
30
27
25
18
18
16
1415
15
4
4
2
6
6
5
3
2
87
10
8
6
8
5
3
3
0
1月
2月
3月
4月
【
1月
平成24年
平成25年
平成26年
2月
0
2
1
6月
7月
8月
9月
土佐湾の月別赤潮発生件数
3月
1
1
0
5月
4月
1
2
5月
1
2
6月
1
1
7月
2
3
8月
1
3
10月
11月
12月
】
9月
1
0
（単位：件）
10月 11月 12月
合計
1
0
0
0
9
3
0
0
0
17
1
10
平成24年
平成25年
平成26年
8
6
4
3
2
2
2
1
11
0
2
1
3
3
2
1
11
1
1
0
1
0
0
00
00
0
10月
11月
0
1月
2月
3月
4月
【
1月
平成24年
平成25年
平成26年
2月
0
0
0
6月
7月
8月
9月
熊野灘の月別赤潮発生件数
3月
0
0
0
5月
4月
0
0
5月
2
0
6月
0
0
７月
0
0
8月
0
0
】
9月
0
0
12月
（単位：件）
10月 11月 12月
合計
0
0
0
0
2
0
0
0
1
1
0
10
平成24年
平成25年
平成26年
8
6
4
2
2
1
000
000
1月
2月
00
0
00
00
00
00
00
00
00
0
10月
11月
12月
0
3月
4月
5月
6月
７月
8月
9月

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