経営評価シート 1.団体の基本的情報 団体名 福岡北九州高速道路公社 設立年月日 平成46年11月1日 所在地 福岡市東区東浜二丁目7番53号 出資総額 出資割合 221,297,600千円 主な出資者 出資額 県出資額 110,648,800千円 福岡市 81,901,000千円 37.0% 県出資割合 50.0% 北九州市 28,747,800千円 13.0% 千円 % 福岡市及び北九州市の区域並びにその周辺の地域において、その通行または利用について、料金を徴する 設立目的等 ことができる指定都市高速道路の新設、改築、維持、修繕、その他の管理を行うことにより、この地域の地方的 な幹線道路の整備を促進して交通の円滑化を図り、もって住民の福祉の増進と産業の発展に寄与する。 現状の主要事業の内容 事業名 事業内容 福岡高速道路 福岡高速道路の維持、修繕、その他の管理を行うこと。計画延長56.8km、供用中56.8km。 北九州高速道路 北九州高速道路の維持、修繕、その他の管理を行うこと。計画延長49.5km、供用中49.5km。 H21 H22 H23 備考 事業実績に関する情報 単位 H20 H24 供用延長(福岡高速道路) km 51.8 51.8 55.9 55.9 56.8 供用延長(北九州高速道路) km 49.5 49.5 49.5 49.5 49.5 通行量(福岡高速道路) 台/日 162,934 170,961 161,378 163,724 164,739 通行量(北九州高速道路) 台/日 85,794 88,067 84,124 85,390 85,401 2.団体の組織・人員情報 代表者名 理事長 山中 義之 常勤 区分 国OB 理事長 藤 区分 県OB 理事 伊藤 佳徳 区分 県OB 常勤役員名 理事 箱嶋 次雄 区分 福岡市OB 理事 藤澤 常憲 区分 北九州市 監事 木下 政喜 区分 国OB H22.4.1 H20.4.1 H21.4.1 H23.5.1 H24.4.1 H25.4.1 6名 常勤役員数 6名 6名 6名 6名 6名 常勤(正規) 151名 134名 115名 87名 87名 79名 79名 プロパー 87名 57名 58名 48名 72名 うち 職員数 嘱託(常勤・非常勤)等・臨時 41名 54名 39名 50名 55名 56名 192名 141名 合計 173名 142名 135名 165名 増減の主な理由 プロパー職員の定年退職及び派遣職員の削減等による減。 また、H24とH25ではプロパー職員の採用時期が異なる。(H25は新規採用職員を含まない) 副 松 泰輔 3.県 与の状況 人的支 (常勤役職員再掲) H20.4.1 H21.4.1 H22.4.1 H23.5.1 9名 県 派 遣 20名 16名 14名 県 O B 2名 2名 2名 2名 財政支出 H20 H21 H22 H23 出 資 金 2,633,000千円 1,750,000千円 937,500千円 337,500千円 貸 付 金 2,873,000千円 1,750,000千円 937,000千円 337,000千円 補助・負担金 10,187千円 12,886千円 12,735千円 12,449千円 委 託 料 4-①.中期経営計画における改善に向けた取り組みの方向性 H24 H28) 福岡高速 状線の 通(平成24年7月)により現在の整備計画に基 設事業が し、 持してい ことが となる。維持管理を中 とする組織・人員体 のもと、 化・ 促進・ 増進な に取り組み、利用者 ー の向 と 的な公社 営の 進に る。 関 援 ( 環 く 売上 ~ 全 づく建 課題 ど 心 サ ビス 制 上 効率 4-②.中期経営計画における改善目標の達成状況 別紙に記載 sheet 1 終了 老朽 運 推 H25.4.1 9名 8名 2名 2名 H24 備考 183,000千円 183,000千円 11,587千円 は ・ な都市高速を維 、 ー 改善事業及び利用 今後 予防保全対策 努め H24.4.1 安全 安心 サ ビス 5.経営状況(道路公社) 目 貸 表 資産合計 うち金 うち 資産( 用 産含 ) 負 合計 うち 金額 うち県 の 金額 資本の 合計 県 額 は 補 額 団体 額 計 業 ① 業 ② 備金及び道路( )事業 補て 金 期 支計 総 うち県財政支出額 内 出資金 内 補助負担金 内 委託料 内 貸付金 総支出 B うち人 総額 期 支 B 財 指標 資本 県財政支出 人 団体 の経営評価指標 料金 福岡高速 北九州高速 支 用/ 福岡高速 プロパー職員の定年退職及び派遣職 H20 H21 H22 H23 H24 単位 千円 1,234,357,272 1,244,612,280 1,246,168,969 1,250,540,653 1,252,252,100 9,476,808 7,458,205 3,998,451 4,227,626 4,472,952 千円 千円 千円 1,018,805,647 1,025,522,739 1,025,148,116 1,028,817,420 1,030,131,104 千円 819,747,236 803,031,932 780,529,099 752,384,913 722,525,529 千円 99,002,077 93,669,735 87,530,929 80,603,083 73,377,279 千円 215,551,625 219,089,541 221,020,853 221,723,233 222,120,996 千円 310,875,260 307,850,582 302,447,829 295,593,345 286,889,287 千円 千円 51,096,796 50,454,246 51,105,660 51,965,917 53,416,156 千円 39,882,108 39,393,947 39,821,539 41,222,715 42,036,610 千円 28,556,883 28,149,464 29,132,828 30,805,156 32,281,280 47,015 37,916 56,312 27,380 31,763 千円 千円 133,459,287 110,253,518 102,096,402 94,411,573 88,503,153 5,516,187 3,512,886 1,887,235 686,949 377,587 千円 2,633,000 1,750,000 937,500 337,500 183,000 千円 10,187 12,886 12,735 12,449 11,587 千円 千円 2,873,000 1,750,000 937,000 337,000 183,000 千円 千円 133,099,179 109,867,803 102,308,191 94,058,250 88,071,127 1,928,168 1,766,488 1,714,066 1,290,224 1,362,646 千円 360,108 385,714 211,789 353,323 432,025 千円 17.5 17.6 17.7 17.7 17.7 4.1 3.2 1.8 0.7 0.4 3.8 3.5 3.4 2.5 2.6 55.9 55.8 57.0 59.3 60.4 項 【 借対照 】 銭債権 棚卸 販売 不動 む 債 借入 から 借入 部 債務保証 又 損失 償 債務保証 【損益 算書】 務収入 務損益 償還準 失 駐車場 ん引当 当 損 繰入前損益③ 損益 【収 算書】 収入 A 訳: 訳: 訳: 訳: 件費 当 【 収 A- 務 △ 】 自己 比率 % 率 % 件費率 % 繰入前損益率 【 毎 % 】 千円 千円 収入実績 収 率(費 収入) % % 【常勤役職員の報酬・給与に関する状況(平成24年度)】 常勤役員平均年齢 60.5歳 常勤役員平均年収 34,665,373 15,177,264 44.2 58.0 34,915,097 14,585,573 41.6 65.5 35,109,044 14,904,552 40.2 64.1 35,706,239 15,484,547 40.3 56.5 36,975,367 15,639,703 39.2 55.3 10,041千円 常勤職員平均年齢 45.6歳 常勤職員平均年収 7,561千円 経営状況に する 数 、指標の増減理由 について、福岡高速は 状線の供用 による交通 の増 ( 年 6,222台/日の増 )により増 となった。北九 州高速は パ と東 出 が し通行台数が増 ( 年 393台/日の増 )したこと等により増 となった。 用について、 高速とも支 利 及び委託 等の管理 トは減 したが、福岡高速では 化 等による補 修 等の増により 体として 増 、北九州高速も補修 等が増 したものの 体としては減 となった。 この 、 年 と して、業 が2.0 の増、 備金及び道路( )事業 補て 金 は 4.8 増となった。 .団体(経営 者)の 評価 福岡高速は、平成24年7月の 状線 成により、利 性が向 し、 成 、交通 ・料金 とも 年より に増 して いる。平成18年 の ー 時を る交通 となっており、 も利用促進 なる経 の削減に てい 。 次に、 状線の 通により、現在の整備計画に基 道路整備が て し、 の としては、 ・ な都市高速を維 持してい ことが 要となる。 の供用 33年経 し、 化による が増 向に るた 、 ト トを取 り た 化・ に2 年 で 3 円を してい ことにしており、平成24年 に している。この 用を計 するた 、平成24年 に福岡高速の 期 を4 年 47年 と延長した。 北九州高速は、平成13年 、交通 ・料金 が長期的に減 する 減 向が いた。そのた 、新規のお の増 、定 を目的とした社 をこ までに22年4月 8月( 1 )及び22年12月 23年11月( 2 )と2 している。こ により、この の交通 は増 し、長期的な減 を い る 定の が ったが、期 中は料金 の増 には な った。し しなが 、 、 中の交通パ ー が していることによる増 が た。この社 の を ま 、 路の と 割 区 を り す 内することによるお ー の改善 を目的とした社 を平成24年9月 25年3月まで した。 としてはこの の交通 が増 するな 定の は ったが、料金 の増 には が な った。こ までに した社 の考 を ま 、 も利用促進 なる経 の削減に てい 。 【 関 各 値 】 収入 環 黒崎バイ 費 ス 田 両 費 前 入口 払 全 結果 効果 度 息 やや 比較 量 直結 加 対前 加 対前 費 コス 加 % 加 収 加 収 少 費 務損益 度比 度比 老朽 加 全 償還準 予防保全対策 少 駐車場 損失 ん引当 繰入前損益 % 6 責任 自己点検 環 度 環 ク 完 便 上回 上 最初 から 予防保全対策 め 0 間 度 償還 度以降 加 着 か 果 量 か 踏 え ら 「街 ~ 加 繋 ら か 0 引 実施 く から へ 一 わか ン 残存 や 結果 漸 察 課題 加傾 傾 効果 量 え sheet 2(道路公社) 加 今後 アセッ マネジメン 費 め 間 収 加 着手 第 弾 客様サ 踏 め 続 あ 大幅 く 安心 安全 あ ~ く案 間 会実験 前 努め 度 少 止め 収入 費 今後 第 弾 タ 間 量 損傷 投入 ~ 食 完了 老朽 収入 実験 「 実施 れ 間 少 実験終了後 渋滞緩和」 0億 れ 加 以降 や更 全 過 量 会実験 間 6 完 今後 づく 重 老朽 上 量 全 く 入れ ピ 収入 見られ や更 効果 れ 加 至ら 会実験 ビス ど一 客様 回実施 」 あ 費 検証結 会実験 収入 努め く 7. の 福岡高速、北九州高速ともに、通行 及び料金 が増 しており、 に福岡高速は、 状線の 成により に増 して いる。 福岡高速において 設事業が平成24年 に しており、 の組織体 、事業規 な を たう でより の ト 減に取り組 ことが る。 .経営評価委員 による経営評価 平成24年 については、福岡高速の 状線の 通 北九州高速に する 路供用により、交通 及び料金 が増 し ている。 し しなが 、 、長期 に たって 金を に してい た には、利用促進に 的に取り組 とともに、 ・ な都市高速の維持に しつつ、 なる ト削減に てい ことが る。 外部専門家 意見 量 収入 建 縮 む 8 度 会 か ら 特 今後 環 制 模 完 ど 見据え 大幅 え 加 一層 コス 求められ 結果 度 安全 終了 加 環 今後 間 配慮 わ 全 借入 更 や 着実 コス 接続 償還 努め く く sheet 2(道路公社) 街 め 量 積極 求められ 収入 む 加 安心 4-②.中期経営計画における改善目標の達成状況 上段:計画 下段:実績 指標 改善目標の 目標達成に向けた具体的 改善目標区分の達成に向けた 区分(視点) な取組、戦略等 H24の取組状況 単 位 H23 H24 H25 H26 H27 H28 ①都市高速の利用促進によ 交通量 台/日 249,800 251,200 福岡高速環状線の平成24年7月 (福岡・北九州合 り社会・経済活動の円滑化 完成による利便性向上、北九州 計) を図る。 250,140 256,755 高速チョイ乗り割引社会実験に よる影響と相まって、交通量・料 50,917 金収入ともに計画を上回った。今 料金収入 百万円 50,674 (福岡・北九州合 /年 後も目標達成に向けた改善を進 計) める。 51,191 52,615 事業活動・住 供用延長 km 56.8 56.8 民サービス (福岡高速) 55.9 供用延長 (北九州高速) 計画性 公益性等 km 49.5 ②福岡高速は、当初の供用 老朽化対策及び予 から32年が経過し、老朽化 防保全対策進捗率 による損傷が増加傾向にあ (金額ベース) るため、アセットマネジメント 老朽化対策 を取り入れた老朽化・予防保 240億円 全対策を今後20年かけて 予防保全対策 実施する。 390億円 % ①借入金の調達に際し、効 率的な資金調達に努め、将 来の金利負担の軽減に努め る。 % 自己資本比率 1 1 H24から 実施 17.7 17.7 17.7 10年・超長期 公募債の発行 財務会計 10年・15年公募債の 発行 ②効率的な経営を推進し、 県財政負担の削減、人件費 の抑制に努め、安定的な収 入確保による計画的な長期 借入金残高の縮減を図る。 県財政支出額 千円 379,742 686,949 377,587 人件費率 % 2.9 2.5 長期借入金残高 百万円 2.6 730,325 752,385 720,526 内部管理 健全性等 ①平成25年度以降、維持 管理を中心とする組織・人員 体制の構築を図る。 県派遣職員数 人 9 9 公社正規職員数 (再雇用及び嘱託を 除く) 49.5 49.5 49.5 資金調達方法 経済性 効率性等 56.8 人 10年・15年公募債の発行を行 い、金利コストにかかる変動リス クの分散化を図った。 11,968 福岡高速の建設工事費減によ り、出資金及び貸付金が減少し た。 2.2 料金収入が前年度より増加した ものの、退職者が増加したことに より退職手当も増加したため、 0.1ポイント悪化した。 632,741 償還は順調に進んでおり、借入 金残高は減少している。 10年・超長期 公募債の発行 7 9 88 92 老朽化・予防保全対策として経 年劣化等による損傷が著しい桁 端部のリフレッシュ工事を実施し た他、箱崎地区の橋脚補修工 事、大野城~水城間の床板補修 工事等に着手した。 17.7 毎年数値が安定しており、安全 性が保たれている。 24 プロパー職員等の退職に伴う人 員減。 62 87 達成状況(まとめ) 事業活動・住民サービスにおいては、福岡高速環状線の完成による利便性の向上、北九州高速チョイ乗り割引社会実験による影響と相まって、交通量 及び料金収入ともに計画を上回った。 福岡高速の建設工事については、計画を達成した。老朽化・予防保全対策については、長期に渡る計画を着実に実施している。 財務会計については、自己資本比率は設立団体から事業費に則した出資金が供給されているため安定的に推移。 資金調達では安定した資金調達と資金コストのリスク分散化を図るため10年債、15年債を発行し、効率的な資金調達ができた。 県財政支出については、北九州高速の建設終了及び福岡高速の建設事業の縮小、終了により減少した。 人件費率は、料金収入の増加及び人員削減により安定的に推移。 内部管理については、管理体制への移行に向けて、効率的な運営を図るため組織の見直しを行っており、着実に進んでいる。 sheet 3(別紙)
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