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データシート
HMS ll.3-33 (Code 1230.1)
HMS ll.3-34 (Code 1230.2)
HEAD測定システム 耳シミュレータ・人工マウス搭載
概要
HMS ll.3は耳の近端で用いるハンドセット、
ヘッドセット、ヘッドホン、ヒアリング・プロテクタ、補聴器
等のトランスデューサの性能測定の為のダミーヘッ
ドです。HMS ll.3はハンズフリー機器のような耳
から遠端で用いるトランスデューサの測定も行う
ことができます。
説明
HMS ll.3はリアリスティックな条件下でのテレ
コミュニケーション分野の全ての測定に理想
的です。HMS ll.3の回折及び反射の特
性は人(受聴者)の特性に匹敵します。
HMS ll.3は送話及び受話方向におけ
る測定の為に録音と音声シミュレーションの
両方を提供します。HMS ll.3はハンドセット、
ヘッドセット、ハンズフリー・デバイスや補聴器、
ヒアリング・プロテクター等のすべての種類の
トランスデューザーの測定用に設計されてい
ます。
人工耳(Pinna)は録音に用います。
人工耳の音響特性は人間の耳の特性
をモデルにしています。耳シミュレータはIEC
711に基づいて内部接続されています。
(右耳)
ダミーヘッドには2種類;HMS ll.3-33とH
MS ll.3-34があります。HMS ll.3-33は
ITU-T勧告P.57 Type 3.3に基づいた人
間の耳の形状を模倣したPinnaを備え
ており人の耳の形が重要な役割を果た
す場合、例としてカナル型イヤホンや補聴
器を用いる場合に推奨されます。これ
に対しHMS ll.3-34はITU-T勧告P.57
Type 3.4に基づいたフレキシブルPinnaを
備えています。このPinnaは人間の耳
の剛性と音響特性をモデルにしています。
耳にかかる圧力が測定結果に大きく影
響する(ハンドセットのような)音源のテスト
用に推奨されます。
人工マウスが形成する音場の定義は
ITU-T勧告P.58に記述されています。
様々なポジションで測定される人工マウス
の自由音場伝達特性はITU-T P.58に
準拠しています。これらはITU-T勧告
P.51の要件とは特に遠端に関して異
なりますが、これはテスト・パーソンによる
測定に典型的な肩と胴体での拡散と
02.13 D1230jp17
今後変更の可能性あり
反射が原因です。HMS ll.3の肩と胴体の
シミュレーションはテスト・パーソンの音響特性を再
現します。
HMS ll.3の外観寸法はITU-T勧告P.58
の要件に適合します。このドキュメントは様
々な断面での重要なヘッドの外観データも
定義しています。HMS ll.3は全てのヘッド
の断面の公差に適合しています。
トルソーは電装品アクセサリーを収納する為
にも用いられます。コンパクトなデザインに
よりシステムのハンドリングと移動が簡単に行
えます。
信号コンディショニング
通信端末の測定の為に、HMS ll.3は通
信分析システムACQUAに測定フロントエンド
MFE Vl.1を介して接続されます。
MFE Vl.1とソフトウェア・オプションMFE Vl-B
EQか或いはBEQ ll.1(アクセサリー)と組合せ
ることによりバイノーラル音響信号の正確な
個別のイコライゼーションが可能となります。
例としてITU-T勧告P.581が要件とする異
なるイコライゼーション・タイプが使用可能となり
ます。
測定した信号はコンピュータで直接録音可
能です。信号に紐付けしたかたちで録音
時の設定を保存し、再生時に自動的に
反映させることが可能です。
人工マウスを介した信号の再生はMFE
Vl.1に内蔵のアンプを用いて実行されます。
マウス・イコライゼーションはACQUAを介し簡単
に実施することができます。
MFE Vl.1との組合せにより車室内での
再生も可能です。(12 V電源)録音の為に
はHMS ll.3はMFE Vl.1と組合せ、電源パワー
とは完全に独立して操作することが可能
です。
HMS ll.3は電話端末機器の音響測定の為
に開発され、ITU-T勧告P.57、P.58が規定す
る要件を満たします。人体より音響に関連
する構造のみがシミュレーションされダミーヘッドの
形状に反映されています。その結果、ハンド
セットやハンズフリー機器の為のリアリスティックな条
件に対応する録音技術を実現しました。HM
S ll.3には右耳インピーダンス・シミュレータと人工マ
ウスが搭載させています。
リアル音声信号の周波数レンジを考慮に入れ
人工マウスは適度に低い歪を伴う全ての関
連する音圧レベルにて、完全なスペクトルにて
人間の声を再生することができます。こう
してフルバンドに加えスーパーワイドバンドの測定
が送話方向にて可能となっています。
ダミーヘッドには2つの機種、即ち、HMSll.333(耳介タイプ3.3搭載)とHMS ll.3-34(耳介タ
イプ3.4搭載)があります。両方の耳介タイプと
も両方のHMS機種でサポートされておりオプシ
ョナルアクセサリーとして利用可能です。
拡張
ハンドセットはハンドセット・ポジショナーHHP lllを
用いることでダミーヘッドの再現可能な位置
に取り付けることが出来ます。取り付け圧
は人工アームに内蔵の電子ゲージでモニター
することが出来ます。
ヘッドホンやアクティブ/パッシブのヒアリング・プロ
テクション・システムのような耳の近傍で音源を
バイノーラル測定する為に左耳にもイヤー・シミ
ュレータを取り付けることができます。
アプリケーション
●電話端末機器の測定
●ハンズフリー・デバイスの測定
●ハンドセットの測定
●ヘッドホンのテスト
●産業用のアクティブ/パッシブ・ヒアリング・
プロテクション・システムのテスト
●補聴器のテスト
●特殊な測定や標準測定の為の品
質管理における使用
フィーチャー
●ITU-T P.58に基づく
●ハンドセット・ポジショナーHHP lll(オプション)
●受賞経験のある設計
受話方向(耳):
●ITU-T P.57 Type 3.3に基づく実際の
人間の耳を模倣したPinna(左/右)
とITU-T P.57 Type 3.4に基づいた
フレキシブルPinna(左/右)
●MFE Vl.1及びソフトウェア・オプションMFE
Vl-BEQ(アクセサリー)、或いはバイノー
ラル・イコライザーBEQ ll.1(アクセサリー)と
の組合せによる個別のデジタル・イコ
ライゼーション
●伝送レンジ 3 Hz – 20 kHz
●IEC 711に基づくイヤー・シミュレーターを含
む
●最小限の製品ノイズ
送話方向(口):
●ITU-T P.58に基づく人工マウス
●ACQUAを介したデジタル・イコライゼーション
●伝送レンジほぼ 50 Hz – 20 kHz(テクニカル
データご参照)スーパーワイドバンドやフルバ
ンド測定の為のリアル・スピーチの生成も
可能。
●MFE Vl.1(アクセサリー)との組合せによる
車室内での再生も可能(12V電源)
他の全てのコンポーネンツは2種類のダミーヘッド
間で共通:
●HIS R (Code 1232):インピーダンス・シミュレー
ション、右耳
●HTB V (Code 1374):ポータブル・ダミーヘッド
測定の為のHEADトルソーボックス
●CSB ll (Code 9849):アダプターSpeakon
メール < > バナナ・プラグ
●マイクロホン・ホルダー ½”クリップ・オン・アダプター付
●アクセサリー・ボックス(MRP ポインター、リップ・リン
グ、2種の校正用アダプター)
●スクリュー・ドライバー inbus 2.5mm
●イヤー・カナル・キー
●マニュアル
標準納入アイテム
オプション
●人の聴覚やコンベンショナルな測定技術と
コンパチブル
●MFE Vl.1(アクセサリー)との組合せによる
ポータブル(電源なし)での録音
2種類のダミーヘッドはPinnaタイプとECSの有
無のみが異なる:
HMS ll.3-33 (Code 1230.1):
●HEL/HER lV.2 (Code 1381/1382):
ITU-T P.57 Type 3.3に基づくPinna(左
/右)人間の耳を模倣した形状
HMS ll.3-34 (Code 1248/1249):
●HEL/HER lll.1 (Code 1248/1249):
ITU-T P.57 Type 3.4に基づくPinna(左
/右)
●ECS l.0-l.3 (Code 1357):イアー・カナル・シミュ
レーション、シリンダー型/小/中/大 (HEL/
HER lll.1との組合せのみ;注文時にEC
Sタイプを指定ください。
Technical Data
アクセサリー
Receiving characteristics (Ear)
Transmission range:
3 Hz – 20 kHz
Dynamic range:
> 110 dB
Frequency response:
According to ITU-T P.58
Directivity characteristics:
According to ITU-T P.58
Sending Direction (Mouth)
Transmission range:
Almost 50 Hz – 20 kHz
Load limit:
20 W (sine), 50 W (music)
Impedance:
4
Distortion factor:
Exceeds ITU-T P.58
Typical frequency response of unequalized mouth
mouth
Typical frequency response of equalized
Typical curve of signal-to-THD ratio at 0dBPa (shaded area: P.58 tolerance scheme)
Environmental conditions
Operating temperature range:
0°C - 65°C, 32°F – 149°F
In-store temperature range:
-40°C - 80°C, -40°F – 176°F
Housing (Head-and-shoulder simulation without torso box)
Overall dimensions (WxHxD):
approx. 450 x 400 x 180 mm
Weight:
approx. 5.4 kg
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●HIS L (Code 1231):インピーダンス・シミュレーシ
ョン、左耳、マイクロホン込み
●HEL / HER lll.1 (Code 1248 / 1249):
ITU-T P.57 Type 3.4に基づくPinna(左
/ 右)
●HEL / HER lV (Code 1358 / 1359)
●HEL / HER lV.1 (Code 1371 / 1372)
●HEL / HER lV.2 (Code 1381 / 1382):
ITU-T P.57 Type 3.3に基づくPinna(左
/ 右)、人間の耳を模倣した形状
●ECS l.0-l.3 (Code 1357):イアー・カナル・シミュ
レーション、シリンダー型/小/中/大
●HHP lll (Code 1400):IEEE 269及びITU-T
P.64に基づくハンドセット・ポジショナー、アクセサリ
ー・ケース付(アクセサリーボックスの代替)
今後変更の可能性あり
●MFE Vl.1 (Code 6462):測定フロントエンド
マウス・アンプ及びレベル・コンバータ搭載
●MFE Vl-BEQ (Code 6461):ソフトウェア
MFE Vl.1の為のオプショナル・バイノーラル・
イコライゼーション
●BEQ ll.1 (Code 1347):個々にプログラミング
可能なフィルター付デジタル・バイノーラル・イコラ
イザー
●PEQ V (Code 2492):聴覚に忠実な録音
をオリジナルのまま再生できるプログラマブル
デジタルイコライザー
●HD lV.1 (Code 2380):PEQ V用ダイナミック
ヘッドホン
●HWS (Code 1960):屋外収録の為のウィン
ド・シールド
●HMT ll (Code 1962):HMSの為の高さ調
節可能なトライポッド
●HSC lV (Code 1524):HMSキャリイング・ケース
●TLP (Code 1967):HMS ll.3ポジショニング用
3軸レーザー・ポインター