交通 >⑤ITS(交通モニタリング)

交通 >⑤ITS(交通モニタリング)
交通事故や渋滞などの交通問題を解決するには、問題のある箇所の交通状況をデータに基づいて分析すること
が必要です。当社では、交通状況をモニタリングするためのセンシングツールを開発し、現状の把握、要因の分析を
行うとともに、これらのデータを活用し、大学などの研究機関と連携したプロジェクトに参画しています。
1.移動式ナンバープレート自動観測装置(OC-i)
◆自社で開発した OC-i(移動式ナンバープレート自動観測装置)によるナンバー
プレート情報の読み取り技術を活用し、交通流動の状況と利用経路の分析を
行います。
2.画像解析処理技術による交通流計測
◆画像処理技術(時空間 MRF)を活用し、車・自転車・歩行者の流れを計測するこ
とで、事故や渋滞メカニズムの解析を行います。
※時空間 MRF:東京大学生産技術研究所・上條研究室にて研究・開発された物
体追跡技術
3.リアルタイムに交通流を監視・解析
◆ライブカメラの映像や OC-i を使って、交通量、旅行速度などの交通流をリアルタイムで監視し、必要な情報を提
供します。 複数ルートの比較所要時間/事故や渋滞の発生状況/異常事象の検出
ライブカメラの画像センサシステム
など
ナンバープレートセンサシステム
4.大学などの研究機関との連携したプロジェクト
◆DOMINGO:データ指向型モビリティ情報研究体
◆持続可能な生活活動情報フィードバックシステム
東北大学を中心とした研究共同体DOMINGOに参画していま
東京大学を中心とした 7 団体の研究グループで総務省scope
す。仮想空間での道路交通の膨大かつ多様なデータ(道路網・
※の資金を活用し、「持続可能な生活活動情報フィードバック
地形・プローブ車両データ・気象など)を一元化し、さまざまな
システム」のプロジェクトを実施しています。
角度から解析することで、災害時などのモビリティ支援を検討
リアルタイムの生活活動・環境情報を提供し、市民の行動変
することを研究目的としています。現在、データベースやリスク
化の促進を目的としています。
解析など4つの研究テーマに取り組んでおり、学会・シンポジ
※scope:戦略的情報通信研究開発推進事業
ウム・TV取材などで研究成果を公表しています。
画像データ
画像センサ
プローブデータ
OC-i
時空間交通情報データベース
交通 変容
交通状況
トラカンなど
時空間交通情報基盤
持続可能なモニタリング
統合データ
行動変容
Citizens
Evaluate
渋滞が減ってCO2が
削減!
みんなでやればでき
るんだ!
他の道をつかっ
てみよう!
こんなに渋滞して
いるんだ・・・
気づき
ナウキャストシュミレーション
施策評価
CO2排出量などの
可視化.
地域社会
(∋地域行政)
市民向け生活活動情報提供
お問い合わせ
関東支店 交通技術部 松沼 毅 TEL(直):03-6311-7858 Mail: [email protected]