熊本下通新天街 NS 共同ビル 優良建築物等整備事業 基本

(仮称)熊本下通新天街 NS 共同ビル
優良建築物等整備事業
基本設計・実施設計業務委託
公募型プロポーザル実施要項
平成26年4月7日
株式会社 南栄開発
1.目的
本事業は、熊本中央区下通のダイエー下通店及び櫻井総本店ビルを株式会社南栄開発(ダイ
エー下通店購入予定)と株式会社櫻井総本店が共同で建替える事業である。
本事業用地が位置する下通新天街は、熊本市の商業の顔と言える場所であり、下通り・上通
り・新市街から交通センターに至る1キロに及ぶアーケード商店街の中心となっている。
下通り新天街は熊本市の中心市街地の中で最も交通量が多く、休日(午前8時~午後8時)に
は4万人の人通りがある。その下通りを取り囲む駕町通り、銀座通り、栄通りなど一帯には1
000店を超える飲食店等が集積し、夜も繁華街としてにぎわいを見せている。
本事業用地はこの下通新天街の中で最も広い間口を占め、熊本城、市役所方面からアーケー
ド、鶴屋百貨店へと至る人の流れが交差する動線の要となっている。
私どもは、この中心市街地のなかでも最も枢要な敷地での再開発事業を、中心市街地、とり
わけ下通地区の活性化、街の魅力の向上に、さらには熊本市の発展に大きく寄与するものにし
たいと考えている。
今般、当該事業により建築される施設建築物の設計に係る業務(以下「本業務」という。)の委
託を行うこととした。
本プロポーザルは、高い設計能力及び豊富な経験等を有する設計者等を特定するために実施
するものである。
2.業務概要
(仮称)熊本下通新天街 NS 共同ビル優良建築物等整備事業
(1)業務委託名
基本設計・実施設計業務委託
(2)委託期間
契約締結日~平成27年2月(予定)
(3)業務規模
所在地
:〒862‐0913熊本市中央区下通1丁目3-8他
敷地面積:3114.19㎡
延床面積の想定:約18,000㎡
建物用途:商業・事務所(その他については今後協議を行う)
(4)業務内容 (仮称)熊本下通新天街 NS 共同ビル優良建築物等整備事業の施設建築物に係
る基本設計・実施設計業務
(5)その他
※別紙1-1による
発注者は株式会社南栄開発とする
3.参加表明等に関する問合せ先
株式会社
南栄開発
(担当:豊永)
・〒862‐0913熊本市東区尾ノ上1丁目5-20
・電話:096-360-3444
・FAX:096-360-4144
・メール
[email protected]
4.スケジュール
平成26年4月
4月
7日(月) 公示、ホームページ公開
7日(月) 関係書類等の交付及び参加表明書並びに質問書の受付開始
4月14日(月)参加表明書に関する質問書の提出期限
4月21日(月) 関係書類等の交付終了及び参加表明書の提出期限
4月23日(水) 参加資格の確認結果通知
4月25日(金) 技術提案書に関する質問書の提出期限
4月28日(月) 技術提案書に関する質問書の回答
5月12日(月) 技術提案書類の提出期限
5月16日(金) 審査結果発送
※質疑に関しては4月28日までに随時回答予定
5.参加資格
本プロポーザルに参加できる者は、以下の(1)及び(2)に掲げる要件いずれにも該当す
る共同企業体とする。この場合、共同企業体の構成員は2者以内とし、
(1)及び(2)のアか
らウまでのいずれかに該当する企業で構成すること。あわせて、共同企業体として(2)の全
ての要件に該当すれば足りるものとする。
なお、共同企業体の代表企業は(2)のア、イ、の要件全てに該当することを要し、その共同
企業体の他一社は(2)ウの要件に該当することを要することとする。 また、当該業務に対し
て複数の共同企業体の構成者となることはできない。
(1)一般要件
ア 熊本市に対して熊本市業務委託契約等に係る競争入札等参加資格審査申請書を提出し、熊本
市業務委託契約等に係る競争入札参加者等の資格等に関する要綱(平成20年告示第731
号)第5条に規定する入札参加資格者名簿に登載されている者であること。又は、熊本市工事
競争入札参加者の資格審査及び指名基準に関する規則(昭和41年規則第15号。以下「資格
審査規則」という。
)第3条に規定する競争入札参加資格審査申請書を提出し、資格審査規則
第10条に規定する有資格業者名簿に登載されている者であること。
イ 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項の規定に該当しない者
であること。
ウ 会社更生法(平成14年法律第154号)第17条又は民事再生法(平成11年法律第22
5号)第21条の規定による更生手続又は再生手続の開始の申立てがなされた場合は、更生計
画の認可決定又は再生計画の認可決定がなされていること。
エ 熊本市が締結する契約等からの暴力団等の排除措置要綱(平成21年4月1日制定)第3条
第1号の規定に該当しないこと。
オ 熊本市から「熊本市物品購入契約及び業務委託契約等に係る指名停止等の措置要綱」(平成
21年告示第199号)及び「熊本市工事請負及び委託契約に係る指名停止等の措置要綱(平
成22年告示第138号)に基づく指名停止を受けている期間中でないこと。
カ 消費税及び地方消費税並びに熊本市税の滞納がないこと。
キ 業として当該プロポーザルに付する契約に係る業務を営んでいること
(2)個別要件
ア 建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)第 23 条の規定による一級建築士事務所の登
録を有し、一級建築士を100名以上雇用する者であること。
イ 元請として補助金申請を伴う施設建築物の新築の実施設計の業務実績があること。
ウ 建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)第 23 条の規定による一級建築士事務所の登
録を有し、熊本市内に本店を有するとともに、一級建築士を4名以上雇用する者であること。
6.募集に関する書類等の交付
(1)交付期間
平成26 年 4月7日(月)から平成26 年 4月21日(月)まで
ただし、土曜日、日曜日、祝日は除く。
(2)交付時間
午前 9 時から午後 5 時まで
(3)交付場所・交付方法
株式会社
南栄開発
(担当:豊永)
・〒862‐0913熊本市東区尾ノ上1丁目5-20
・電話:096-360-3444・FAX:096-360-4144
・E-mail:[email protected]
・方 法:株式会社南栄開発ホームページからダウンロードで行う
URL
http://www.nan-ei.com
7 参加表明書の提出
本プロポーザルへの参加を希望する者(以下「参加希望者」という。)は、「参加表明書」等
下記(1)アからウまでを1部、提出すること。
(1) 提出書類
ア 参加表明書(様式1)
イ 共同企業体結成届(様式5)
ウ
技術者数・資格調書
エ
消費税納税証明書「その3」消費税及び地方消費税の未納がない証明書(複写可
H25.2.1以降)
オ
熊本市税の納税証明書(複写可 H25.2.1以降)
※熊本市税の課税がある場合に限る
カ 企業の業務内容(構成員の会社パンフレット程度)
(2) 提出期限
平成26年4月21日(月)午後5時まで
(3) 提出先
6の交付場所
(4) 提出方法
持参または郵送とする。
ア 持参の場合は午前8時30分から午後5時まで(ただし、土曜日、日曜日、祝日を除
く。)
イ 郵送の場合は一般書留または簡易書留郵便とし、上記提出期限と同日までに必着(不
慮の事故による紛失又は遅配については考慮しない。)
(5) 参加資格の確認結果の通知等
参加資格の確認については、参加表明書の提出期限日をもって行うものとし、結果につ
いては、参加表明書を提出したすべての者に対して、平成26年4月23日(水)までに
書面により通知する。 なお、応募のあった共同企業体の構成員に参加資格が無いものが
含まれていた場合、その共同企業体を失格とし、4月23日までに、その旨を代表者(担
当者)宛に通知する。
(6) プロポーザル参加資格がないと判断した者に対する理由の説明
ア
プロポーザル参加資格がない旨の通知を受けた者は、通知をした日の翌日から起算
して7日(休日を含まない。)以内に、株式会社南栄開発に対してプロポーザルの参
加資格がないと判断した理由について、書面(様式は自由)により説明を求めること
ができる。
イ
株式会社南栄開発は、説明を求められたときは、説明を求めることができる最終日
の翌日から起算して5日(休日を含まない。)以内に、説明を求めた者に対し書面に
より回答する。
8.参加表明書に関する質問書の提出手続き等
参加表明書の作成又は提出に関する質問がある場合は文書により提出すること。様式は
任意。メールでの提出も可とする。
(1)参加表明書提出に関する質問書の提出期限
平成26年4月14日
(2)提出先
6の交付場所
(3)提出方法
郵送、持参、メール
(4)回答方法
平成26年4月16日までに南栄開発のホームページにて行う。
9.参加表明後の辞退
参加表明書の提出後、参加を取りやめる場合は、参加辞退届(様式自由)を提出すること。
(1) 参加辞退届の提出期限
平成26年5月7日(水)午後5時まで
(2) 提出先
6の交付場所
(3) 提出方法
8(3)に同じ。
10.技術提案書類等の作成要領及び提出要領
(1) 技術提案
ア 実施方針
・業務履行体制・取組み姿勢(様式2)
イ 特定テーマ
・商業施設として計画上の考え方について(様式3)
ウ 実績
・類似の会社実績(様式4)各1件、3件以内。熊本県内における実績を優先に記載する
こと。※類似とは延床面積 1 万㎡以上の都市型商業施設含む複合用途の設計業務
(2) 設計業務報酬
参考見積書
※内訳明細も記載。別紙1-1基本設計・実施設計業務仕様書(案)の(1)標準業務、
(2)追加業務の内訳を分けること。様式は任意。
(3) 提出期限
平成26年5月12日(月)午後5時まで
(4) 提出先
6の交付場所
(5) 提供資料
・施工予定区域の位置図
・施工予定区域の区域図
・計画施設の概略平面図、概略立面図、概略断面図(参考の図面であり、設計業務はこれ
に拘束されない)
(6) 提出方法
持参または郵送とする。
ア 持参の場合は午前8時30分から午後5時まで(ただし、土曜日、日曜日、祝日を除
く。)
イ 郵送の場合は一般書留または簡易書留郵便とし、上記提出期限と同日までに必着(不
慮の事故による紛失又は遅配については考慮しない。)
(7)提出部数
提出部数は原本1部及び写し5部とする
(8)その他
提出書類にはプロポーザル参加者が特定できる内容の記述(企業名やマーク等)を記載
しないこと。
11.技術提案書類等の作成要領及び提出に関する質問書の提出手続き等
技術提案書類等の作成要領及び提出参に関する質問がある場合は文書により提出するこ
と。様式は任意。メールでの提出も可とする。
(1)参加表明書提出に関する質問書の提出期限
平成26年4月25日(金)
(2)提出先
6の交付場所
(3)提出方法
郵送、持参、メール
(4)回答方法
平成26年4月28日(月)までに南栄開発のホームページにて行う。
12.審査方法
設計者の選定は、
「(仮称)熊本下通新天街 NS 共同ビル事業プロポーザル審査委員会」(以下、
「審査委員会」という。)が、下記(3)の評価基準に基づき、審査する。なお、審査会は非公
開とする。
(1) 審査
ア 提出された技術提案書を評価基準に基づいて審査し、当該業務に最も適していると認
められる者を優先交渉権者として特定する。
イ 優先交渉権者に次いで当該業務に適していると認められる者を次点の者として特定す
る。
ウ 審査結果(審査の詳細は除く。)については全者に対し郵送により通知する。
(2) 評価基準
評価基準
(1)実施方針
評価事項
○設計チームの体制と取組み姿勢
・業務実施フローの妥当性
・総括責任者、主任技術者の概要
(2)特定テーマ
○商業施設として計画上の考え方について
・中心市街地の活性化への寄与
・場所の特性や景観についての配慮
・施設運営に関する提案
(3)実績
○類似実績の経験
・本業務に活かせる類似実績
(4)見積金額
○予算に見合った適切な金額
・適切な人員配置と金額
・業務内容に応じたふさわしい人員計算
13.技術提案書等の取り扱い
(1) 提出後の技術提案書の訂正、追加及び再提出は認めない。
(2) 著作権はそれぞれの企業に帰属する。
(3) 提出された技術提案書は非公開とする。
(4) 提出された申請書及び提案書等は返却しない。
(5) 提出資料は審査に必要な範囲で複製を作成する場合がある。
(6) 提出された申請書及び提案書等は、プロポーザル参加資格の確認及び提案内容の評
価以外提案者に無断で使用しない。
14.業務委託について
(1) 発注者は、審査委員会で特定された優先交渉権者に対しては、原則として当該業務を委
託するものとする。
(2) 当該業務の契約が特定された優先交渉権者との間で成立しない場合は、次点の者と契約
の交渉を行うものとする。
(3) 受注者は、技術提案書により提案された履行体制により当該業務を履行するものと
(4) 発注者は、契約後の業務において、技術提案書の提案内容に拘束されない。
15.失格条件
提案者が次の条項のいずれかに該当した場合は、失格とする。
(1) この公告に定める手続以外の手法により、審査委員又は株式会社南栄開発に本プロポー
ザルに対する援助を直接又は間接に求めた場合。
(2) その他不正又は不誠実な行為があった場合。
16.留意事項
(1)手続きにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。
(2)本プロポーザルの応募、参加にかかわる一切の費用は、提案者の負担とする。
(3)技術提案書等に虚偽の記載があった場合は、その技術提案書を無効とする。
(4)本プロポーザルに際し、本要項と下記の資料以外の資料等の提供や貸与の申し出は受け付
けない。
記:9.
(5)の提供資料
17.その他
(1)本業務後に予定されている「工事監理に関する業務(仮称)」は、本業務受託者のうち基
本設計・実施設計業務を担当する企業と優先的に契約する予定。
(2)熊本市より優良建築物等整備事業における補助金交付決定に至らなかった場合、優先交
渉権または受託者としての地位の取り扱いについては、相互の協議の上、決定するものと
する。
(3)プロポーザルの参加資格があると認められた者が1者である場合は、再度公告して参
加表明書等の提出期限を延長するものとする。その際、再度、参加資格があると認めら
れた者が1者であっても公募型プロポーザル方式の手続きを実施するものとする。
(4)理由の如何を問わず、プロポーザルに参加するものが1者であった場合、審査点数の
平均点が満点の2/3以上の得点がなければ優先交渉権者としての立場を与えないも
のとする。
別紙1-1
基本設計・実施設計業務 仕様書(案)
(1)標準業務 (1)標準業務(国土交通省告示第 15 号による)
・建築(総合)基本設計ならびに実施設計に関する標準業務
・建築(構造)基本設計ならびに実施設計に関する標準業務
・電気設備 基本設計ならびに実施設計に関する標準業務
・機械設備 基本設計ならびに実施設計に関する標準業務
(2)追加業務
<基本設計>
・景観デザイン関係等資料の作成及び会議参加
・電波障害発生に関する検討及び調査
・透視図(4カット程度)の作成
・検討用模型の作成
・概略工事工程表の作成
・その他基本設計に必要な追加検討及び関係機関協議
<実施設計>((2)追加業務<基本設計>に加えて下記の業務)
・確認申請書手続業務
・熊本市中高層建築物等の建築紛争の予防に関する条例に関する提出書類の作成及び申請手
続業務
・電波伝搬障害調査報告手続(電波法第 102 条の 3)
・都市景観条例等に基づく届出資料作成および手続業務
・高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、及び福祉のまちづくり条例に基
づく手続業務
・衛生的環境の確保に関する法律に基づく届出手続き
・リサイクル計画書の作成業務
・省エネルギー関係計算書の作成及び申請手続業務
・エネルギーの使用の合理化に関する法律第 73 条第1項に規定する建築物の外壁、窓等
を通しての熱の損失の防止及び建築物に設ける空気調和設備等に係るエネルギーの効率
的利用のための判断に係る業務
・CASBEE熊本の作成業務
・建築積算、電気設備積算及び機械設備積算に関する積算業務(積算数量算出書・単価作成
資料・見積検討資料・設計内訳書の作成・見積書の徴収)
・その他実施設計に必要な追加検討及び関係機関協議
・優良建築物等整備事業の補助申請に係る手続業務
以上