News Release 日本工営株式会社 2014 年 11 月 27 日 福島県いわき市四時ダム ESCO 事業の起工式を執り行いました 日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有元龍一)は 2014 年 11 月 13 日、福島県 四時ダム(いわき市)においてダム ESCO(エネルギー・サービス・カンパニー)事業の起工式を執り行い ました。 ダム ESCO 事業とは、ダム管理者が民間の持つ資金・経営能力を活用し、ダム管理に係るエネルギーのマネ ジメントを行うことにより、水力エネルギーの有効活用とダム管理における環境負荷の低減、さらにダム管 理費(光熱費)の削減を図るものです。 本事業は、当社子会社の NK 福島水力発電株式会社(社長:荒井昭光/以下、NK 福島水力)と福島県との間 で締結したダム ESCO 事業委託契約(契約期間:19 年間)に基づき、NK 福島水力が、水力発電設備(最大出力 470kW)の建設、ダム管理施設の既存設備の省エネルギー化を行います。契約期間中、NK 福島水力は固定価格 買取(FIT)制度を活用し、水力発電設備で発電された電力を全量売電することで事業収入を得ます。一方、 これまで県が負担していたダム管理に係る光熱費を事業収入から負担することで、福島県にエネルギーサービ スを提供します。 本事業により、県民への安定的な電力の供給、CO2 排出量の低減、ダム管理費の削減が期待されます。契 約期間経過後には発電設備などを福島県に無償譲渡いたします。 本事業において NK 福島水力は水力発電設備を含む設備の設計・改修、運転・維持管理を行います。納入予 定の水車・発電機は当社の福島事業所で製作するため、まさに地産地消の発電事業と言えます。 ダム ESCO 事業は、2013 年 9 月の栃木県寺山ダム(発電事業者は当社子会社 NK ダム ESCO 栃木株式会社) が全国初の実施となりますが、今回の四時ダム ESCO 事業は東北地方初のダム ESCO 事業となります。 当社は、中期経営計画において「新たなビジネスモデルの開拓と事業運営への参画」を重点課題の一つに 掲げており、その柱となるのが小水力発電事業です。今後も小水力発電事業を中心に、再生可能エネルギー 事業の実績を着実に積み重ねてまいります。 四時ダム ESCO 建設現場 ―お問合せ先― 日本工営株式会社 総合企画部 コーポレートコミュニケーション室 TEL :03-5276-2454 Email: [email protected] ホームページ:http://www.n-koei.co.jp/
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