CAD on VDI - GPU Technology Conference

GTC Japan 2014
IBM System x
CAD on VDIが創る新しいエンジニアリングスタイル
2014年7月16日
日本アイ・ビー・エム株式会社
x/Pureセールス事業部
ビジネス開発
大月 哲史
© 2014 IBM Corporation
1
直近の1年間でCAD on VDIを取り巻く環境が激変
2013年
 3月 NVIDIA GRID(K1/K2)発表
サーバーに搭載する仮想化前提のボード
1台のサーバーに搭載されるGPU数が増加(K1=8個、K2=4個)
 6月 PTCがCreo2.0の iDataPlex + GRID + Citrix(パススルー)環境認証
認証環境はIBMだけ
10月 VMWare社 vDGA(GPUパススルー)サポート版リリース
それまでも動作していたが正式なサポート版がアナウンス
12月 Citrix vGPU(HWによるGPUシェア)サポート版リリース
1台のサーバーに集約可能なVM数の制約が8倍に増加(K1=64、K2=32)
2014年
 3月 Siemens PLM SW がNXの仮想環境でのcertification発表
vGPU(Citrix)、パススル-(VMWare,Citirx)環境
 3月 VMWare社がvGPUのサポートに対する開発意向表明
© 2014 IBM Corporation
2
PTC Creo が 仮想化環境に対応
3
http://www.ptc.com/appserver/wcms/standards/textsub.jsp?&im_dbkey=156033&icg_dbkey=21&lang=ja
© 2014 IBM Corporation
Siemens PLM Software NX
Support of VDI requires servers from our OEM partners configured with certified graphics
cards running in a virtual desktop utilizing a supported version of Windows.
vSGA from VMware is not certified.
Use in public clouds is not supported.
Mixed Citrix/VMware environments are not supported.
Any performance or graphics issues must be duplicated on a workstation to be supported.
Solid Edge has not been tested and is not supported in any of these enviroments.
The following VDI technologies have been tested and are certified.
Vendor
Hypervisor/OS
VDI
Graphics
Comments
Citrix
Windows Server
2008
XenApp
via OS
TcVis only
Citrix
XenServer 6.2
XenDesktop 7
1:1 pass through
Citrix
XenServer 6.2 SP1
XenDesktop 7
vGPU
VMware
ESX Server
(vSphere)
Horizon View
5.3
1:1 pass through
© 2014 IBM Corporation
4
Autodesk製品
Autodesk certification 情報
5
http://usa.autodesk.com/adsk/servlet/item?siteID=123112&id=13959101
© 2014 IBM Corporation
ワークステーションを取り巻く課題をVDI化が解決
CAD用ワークステーションは「経営」、「ユーザー」、「管理者」の視点から下記の様な課題を抱えていませんか?
経営者
セキュリティーの課題
強固な情報漏洩
の防止策
運用管理面の課題
機密データの
情報漏洩対策
利用環境の課題
迅速な復旧が可能
な仕組み
震災時の業務停止/ 計画停電によ
るビジネス損失
場所に依存しない利用環
境・作業効率化
フリーシーティング
H/Wリソース有効活用に
よるコスト低減(夜間等)
レイアウトチェンジが
困難
複数画面の利用によるモデ
ラー生産性の向上
3D-2D変換など重い処理実行中
の待機時間削減
業務効率化
ワークステーションの稼
働率向上
取引先にあわせた複数CADの管
理を省力化したい
運用作業効率化
一括管理による運
用負荷削減
海外等遠隔地拠点からの快適なCAD活用
作業環境の改善に
よる快適なオフィス
環境
オンサイトのサポート負荷
設置場所
騒音
事業部ごとの利用時期
の違いの吸収
熱
ユーザー
6
H/Wリソースの有効活用
によるコスト低減
各ワークステーションへの
ソフトウェア配布・
バージョンアップの手間
管理者
© 2014 IBM Corporation
CAD on VDIのシステムイメージ
「CAD on VDI」とは、ワークステーションの仮想化、すなわち個々のワークステーションで実行し
ていた機能をDC内のサーバーの仮想マシン上で実行、画面転送によってユーザーにワークス
テーション機能を提供するものです。
従来のワークステーション環境
CATIA
Inventor
64bit機
CAD 仮想デスクトップ環境
Chrome OS
Mac
Windows
画面のみ転送
GPU
GPU
Intranet/
Internet
ローカルで実行・処理
GPU
GPU
PCoIP
32bit機
GPU
HDX
Chrome OS
iOS
Windows mobile
NX
Creo
Citrix
GPU
• ローカルにCAD用ワークステーションを設置
• データをダウンロードして作業
オフィス/ 遠隔拠点
データセンター/
サーバールーム
• DC内に設置したサーバー上の仮想マシンで
CAD実行
• 画面イメージを圧縮して端末へ転送
© 2014 IBM Corporation
7
CAD on VDIのシステムイメージ(続き)
ユーザー環境
データセンター
仮想ワークステーション
Chrome OS
Mac
Windows
画面情報を表示
画面転送
Citrix
HDX
ネットワーク
画面転送
GPU
GPU
PCoIP
Chrome OS
iOS
Windows mobile
コネクション・ブローカー
ファイル・サーバー
既存PC、WS / シンクライアント / タブレットPC
© 2014 IBM Corporation
8
CAD on VDI環境の効果
「仮想デスクトップ環境」では、従来クライアントPC/WSで実行していた機能をサーバー側で実行し、クライアントPC/WSと
同等の機能をクラウド型のサービスとしてユーザーに提供するため1台のデバイスで何役もこなすことができます。
APPLの実行環境がDC内に集約されるため、管理負荷の大幅な低減が期待できます。
従来のワークステーション環境
CAD用ワークステーション
CATIA
CAD 仮想デスクトップ環境
PDM用ワークステーション
CAD用
Enovia
PDM用
画面転送
OA用
オフィス 共有マシン
GPU
ネットワーク
データログ再生PC
制御開発PC
OA用PC
画面情報
エクセル
ワード
ブラウザー
プリ・ポスト用
オフィス 個人用PC
• ワークステーションおよびPCを個々に準備し配布。
• マシン単位の管理モデルのためマシンが分散してしまう。
9
エクセル
ワード
ブラウザー
データセンター/
サーバールーム
• クラウド上のクライアント環境リソースをユーザーに提供 (画面情報のみ転送)
• センター集中型の管理モデルのため必要な機能を必要に応じて利用できる。
固定的な資源配置と管理
必要なときに必要な資源を調達可能に
バージョンも含めた統一環境管理
分散配置された個々の機器をメンテナンス
利用端末の制約から解放
ガバナンスの強化とセキュリティー向上
セキュリティーも個々に管理
様々な場所で利用可能
運用の一元化
© 2014 IBM Corporation
CADユーザーにとっての効果
既存PCからCADの画面を呼び出して利用することが可能となり既存OA環境との統合も可能
又、様々なデバイスや場所からCADが利用可能となる事でワークスタイルの変革が可能
CADデスクトップ画面を
フルスクリーン化
CADアプリ
PC/WS/Wyse等
ネットワーク
OAアプリ
使用するデスクトップ画面の切替
エクセル
ワード
ブラウザー
Excel
ブラウザ
OAアプリの利用
メール
データセンター
モバイルデバイス
10
複数サーバー接続が可能
© 2014 IBM Corporation
データ転送速度の向上による生産性向上と情報漏洩防止
画面のみが転送されることによる高セキュリティとデータ転送時間の短縮
⇒端末側にはCADデータは残らないため、端末からの情報漏洩に対するセキュリティー・レ
ベルが向上
⇒WANを介さずデータセンター内のLANでデータがダウンロードされるためスタート速度が
向上
従来のワークステーション環境
センター側
ファイルサーバー
初期データ
転送
ダウンロード
WSにデータを保管したままで
は情報漏洩のリスクが存在
端末側
CAD 仮想デスクトップ環境
ファイルサーバー
初期データ
転送
センター側
画面のみ
転送
ワークステーション
遠隔地であっても設計データ
のロード時間が短縮され生産
性が向上する
端末側
11
© 2014 IBM Corporation
CAD on VDIとHPCプラットフォーム
CADが利用されない夜間等にサーバーをHPC用プラットフォームとして活用
• WSでの兼用環境と比較して、CPU能力、メモリー容量の大幅Upによる処理スピード向上
• HPC専用環境整備の為のコスト抑制
従来のワークステーション環境
オフィスに分散して設置されたWS
CAD 仮想デスクトップ環境
DCに高集積で設置されたサーバー
E5-2600 V2 x2個
Max 512GB Memory
GPGPUの活用
10GbE、
Infinibandのサポート
CPU、メモリーはCAD用途には十分だが
CAE用途には不十分
12
ノード毎のCPU、メモリーは増加しHPC用途にも利用可能
ノード間を高速なネットワークで接続可能 © 2014 IBM Corporation
CAD on VDIその他の効果
災害時であっても業務を停止しない環境
CAD利用場所の制約が緩和される事で速やかに業務を開始
設計者の業務環境をコラボレーション環境へ
CAD室,CADコーナー等の廃止で空きスペースをコミュニケーション・スペース等に活用
製造工程における上流情報の利用
スマートデバイスの活用で、製造ラインをチェックしながら設計書や手順書、
メール確認や、クリーンルーム内での設計書の確認などが可能
モバイル・アクセシビリティー向上によるワークスタイル変革
仮想デスクトップ環境導入により作業場所の制約が緩和され、利便性向上/生産向上
を 実現するとともに、ワークスタイルの変革を促進します
リモートでのCAD利用環境と管理ワークロード削減
拠点の端末側にはAPPL不要&データも存在しません
セキュリティー上懸念のある海外での利用も視野に
13
© 2014 IBM Corporation
CAD on VDIに関する技術
NX
…
Creo
CATIA
CATIA
Creo
CAD APPL
W7 64
W7 64
…
W7 64
W7 64
W7 64
W7 64
WS OS
VM2
VM3
…
VM13
VM14
VM15
…
VM16
仮想WS
CATIA
Creo
W7 64
VM1
XS6.2/ESXi5.1
GRID K2/K1
仮想基盤
GRID K2/K1
iDataPlex dx360M4
GPUリソースは
占有又は共有
CPU/Memory/
HDD等のリソー
スは共有
© 2014 IBM Corporation
14
NVIDIA GRID製品
NVIDIA
製品名
NVIDIA GRID K1
NVIDIA GRID K2
搭載GPU数
4 x entry Kepler GPUs
2 x High-end Kepler GPUs
NVIDIA COUDA合計 コア数
768
3072
搭載メモリー容量
16GB DDR3
8GB GDDR5
最大消費電力
130 W
225 W
スロット数
Dual Slot
Dual Slot
Display IO
無し
無し
補助電源コネクタ
6-pin connector
8-pin connector
PCIe
X16
X16
PCIe generation
Gen3 (Gen2 compatible)
Gen3 (Gen3 compatible)
冷却機構
Passive
Passive
* K1搭載GPUはK600相当、K2はK5000相当
© 2014 IBM Corporation
15
CAD on VDIに関する技術(GPUパススルー)
Creo
Creo
Creo
Creo
CAD APPL
W7 64
W7 64
W7 64
W7 64
WS OS
VM1
VM2
VM3
VM4
仮想WS
XS6.2/ESXi5.1
GRID K2/K1
仮想基盤
GRID K2/K1
GPUリソースは
占有
CPU/Memory/
HDD等のリソー
スは共有
iDataPlex dx360M4
*GRID K2の例
© 2014 IBM Corporation
16
CAD on VDIに関する技術(GRID vGPU)
CATIA
CATIA
CATIA
CATIA
…
CATIA
CATIA
CATIA
CATIA
CAD APPL
W7 64
W7 64
W7 64
W7 64
…
W7 64
W7 64
W7 64
W7 64
WS OS
VM1
VM2
VM3
VM4
VM13
VM14
VM15
…
VM16
仮想WS
…
XS6.2
GRID K2/K1
仮想基盤
GRID K2/K1
GPUリソースは
共有
CPU/Memory/
HDD等のリソー
スは共有
iDataPlex dx360M4
*GRID K2の例
© 2014 IBM Corporation
17
CAD on VDIに関する技術(XenApp)
ユーザー
ユーザー
ユーザー
ユーザー
ユーザー
ユーザー
ユーザー
ユーザー
ユーザー
ユーザー
ユーザー
ユーザー
APPL共有対応CAD
CATIA
CATIA
CATIA
CAD APPL
Windows Server
W7 64
W7 64
W7 64
Server OS
VM
VM
VM
VM
仮想WS
XS6.2
GRID K2/K1
仮想基盤
GRID K2/K1
CPU/Memory/
HDD等のリソー
スは共有
iDataPlex dx360M4
18
GPUリソースは
共有
*GRID K2の例
© 2014 IBM Corporation
仮想マシンからのGPU利用方法
GPUパススルー
GRID vGPU
GPUシェア
仮想マシンへ専用GPUを割り当て
(GPUの占有)
ハードウェアによるGPU
の仮想化(GPUの共有)
ソフトウェアによるGPUの仮想化
(GPUの共有)
GPUあたりの
ユーザー数
1
最大8
16以上
dx360M4 1台当
りのユーザー数
最大 8(K1) 又は
4(K2)
最大 32(K2)
仕組み
ワークステーション・ユーザー
デスクトップ・パワー・ユーザー
デザイナー
想定される
用途
対応GPU
対応ソリューショ
ンとプロトコル
仮想化インフラ
対応API
最大 64 以上
Quadroシリーズ
GRID(K1/K2)
オフィス・ユーザー
ナレッジ・ワーカー
3D CADは参照程度の業務内容
Quadroシリーズ
GRID(K1/K2)
GRID(K1/K2)
Citrix HDX 3D Pro
VMware vDGA
Citrix HDX GPU
sharing
VMware
vSGA
Microsoft
RemoteFX
HDX(ICA)
PCoIP
HDX(ICA)
PCoIP
RDP 8.0
XenDesktop 5.6
FP1以上
XenServer 6.02以上
VMware
Horizon View
5.3
ESXi 5.1
XenDesktop 7.1
XenServer6.2sp1
VMware
Horizon
View 5.2
ESXi 5.1
Hyper-V 3.0
Windows Server
2012
DirectX 9,10,11
OpenGL 4.3
DirectX 9
OpenGL 2.1
DirectX 9,10,11
OpenGL 1.1
DirectX 9,10,11
OpenGL 4.3
CUDA
© 2014 IBM Corporation
19
GPU仮想化各ソリューションの比較
GPUパススルー
Citrix
VMWare
Microsoft
○
○
(vDGA)
×
vGPU
GPUシェア
○
○
(XenApp)
Plan有り
○
(vSGA)
×
○
(RemoteFX)
© 2014 IBM Corporation
20
IBM iDataPlex
様々なお客様のニーズに応じて部品レベルでカスタマイズ可能
2U シャーシ
CPUサーバートレイ
ストレージ・トレイ
IOトレイ
iDataPlex Rear Door
Heat Exchanger
スイッチ (front)
ストレージとネットワーク
オプション
PDU (rear)
3U シャーシ
© 2014 IBM Corporation
21
IBM iDataPlex dx360 M4
奥行き半分のハイパフォーマンス・サーバー:
コスト・パフォーマンスにもエネルギー効率にも優れたサーバーは、TCO削減に貢献します
最新GPU NVIDIA GRID K1 / K2と、InfiniBand FDR のサポートを追加!
IBM System x iDataPlex dx360 M4
HPCワークロードに最適な低コスト、高密度設計
プロセッサー
メモリー
ストレージ
I/O
22
 Intel Xeon E5-2600 V2 製品ファミリー
をサポート (最高130W TDP)
 最大2つの 3.5GHz (6コア)
 16 DIMM
 Max 512GB @ 1333 MHz
 Max 256GB @ 1866 MHz
フレキシビリティー
 SAS/SATA/SSD をサポート
 1x 3.5型 SS SATA HDD
 2x 2.5型 SS SAS/SATA HDD
 4x 1.8型 SSD
 6 Gbps RAID アダプターをサポート
 2x Gen 3 x16 PCIe スロット
 GPU トレイは2Uシャーシあたり最大 2
GPUを搭載可能
 スロット不要のメザニン・カードをサ
ポート
 2x 1 Gbps Ethernet ポート
 1x 管理用 Ethernet ポート
電源
 80PLUS Platinum 認証の
550W/750W/900W 電源
 ホット・プラグ可能な冗長電源
保証
 3年間 翌営業日対応保証(*1)
*1 オプションで当日対応に変更可能
© 2014 IBM Corporation
IBM iDataPlex dx360 M4
•
•
•
•
•
•
ノード密度 2U
iDataPlexラックあたり 42 ノード / 84 GPU(専用ラック)
42Uラックあたり 21 ノード / 42 GPU
他システムとも共通フォームファクターの電源装置
80mm のシステム・ファン
オンボードの 2x 1GbE と 10GbE または IB メザニンカード・
オプション
• GPU トレイは、専用の Gen3 x16 PCIe スロットを各
GPGPUアダプター用に装備
2x 900W 冗長電源装置
80 mm iDPx ファンパック
シンプル・スワップ
・ストレージ
2x 3.5型, 4x 2.5型
または
8x 1.8型
メザニン・カード・スロット
2x FHHL PCIe x8 アダプター +
GPU用 の 2x PCIe x16
23
© 2014 IBM Corporation
IBM iDataPlex dx360 M4
•
•
•
Intel Xeon E5-2600 V2ファミリーCPUを2ソケット搭載
DDR3 DIMM メモリ16スロットにより、最大512GBのメモリ空間をサポート
2台のGPU(GRID)を1サーバーでサポート
ストレージエリア
Non-hot plug (3.5”) HDD x 2
もしくは、Non-hot plug (2.5”) HDD or SSDx 4;
もしくは、Non-hot plug (1.8”) SSD x 8
PCIe x16 スロットNo.1
1 GPU アダプター
PCIe x16 スロット No.2
1 GPU アダプター
PCI トレー
サーバー
ノード
Mezzanine Card スロット
(Infiniband or 10GbE用)
PCIe x8 スロット
(RAID, Infiniband,10GbEカード等を装着)
PCIe x8 スロット
(RAID, Infiniband,10GbEカード等を装着)
© 2014 IBM Corporation
24
IBM NeXtScale - 高密度エンクロージャー
IBM NeXtScale n1200
エンクロージャー
前面
高密度エンクロージャー
Performance Centric infrastructure
System infrastructure
 6Uサイズ, 12ベイ
 ハーフワイド・ノードをサポート
 各種ノードの混在可能
 ノード間でコンポーネントを共有
背面
– 最大6個の 900W/1300W電源(100V240V)
– 最大10個のホットスワップ冷却ファン
 ファン&パワー・コントローラー
 ネットワーク・スイッチを含まない
 エンクロージャーごとの統合管理モジュー
ルなし(ファン&パワー・コントローラーのみ)
6 x 900W/1300W
電源ユニット
25
ファン&パワー
コントローラー
10 x 80mm
冷却ファン
© 2014 IBM Corporation
IBM NeXtScale - コンピュート・ノード
IBM NeXtScale nx360 M4
コンピュート・ノード
電源ボタンと
情報 LED
デュアルポート・
メザニン・カード
(IB/Ethernet)
 1Uハーフワイド・2ソケット・サーバー
Simple Powerful Architecture
System infrastructure
PCIe 3.0
Slot
 最新世代インテル® Xeon® プロセッサー
E5-2600 v2 製品ファミリー搭載
 スロットレスI/Oデザイン
KVM
コネクター
 標準PCI-Expressカードのサポート
 オープンな管理ソフトウェアによる管理
x8 メザニン
コネクター
2 x CPU
ラベリングタグ 1 GbE
ポート
8 x DIMM
IMM v2専用
Ethernetポート
x16 PCIe 3.0 フレキシブル
ドライブベイ
スロット
– System xと同等のIMMv2
(IPMI 2.0対応)
 多様なニーズを満たす拡張性
x24 PCIe 3.0
スロット
26
パワー・
インターポーザー
© 2014 IBM Corporation
IBM NeXtScale:
Native eXpansion – ニーズに合わせた柔軟な構成
自由自在
nx360 M4 ベース・ノードがサーバー基本機能を提供
Native eXpansion(NeX)によるシームレスなアップグレード
ストレージの追加
+
GPGPU/コプロセッサーの追加
Storage NeX
PCIe NeX
+
nx360 M4
nx360 M4
+
+
RAID カード +
SAS ケーブル + HDD
IBM NeXtScale nx360 M4
with ストレージ NeX トレイ
NEW!
ライザーカード +
GPGPU/コプロセッサー
IBM NeXtScale nx360 M4
with PCIe NeX トレイ
エンクロージャー側のコンポーネントに依存しない
ミッドプレーンレス設計
27
© 2014 IBM Corporation
ベンチマーク環境
描画能力のベンチマーク
viewperf
viewperf
: SPEC viewperf11
viewperf
…
viewperf
viewperf
viewperf
viewperf
W7 64
W7 64
W7 64
…
W7 64
W7 64
W7 64
W7 64
VM1
VM2
VM3
…
VM13
VM14
VM15
…
VM16
XS6.2
iDataPlex dx360M4 (K2 x 2)
4個のGPUの仮想化と共有
CPU/Memory/DISK
の仮想化と共有
© 2014 IBM Corporation
28
ワークステーションとK2の描画性能比較(Pro/E)
SPECviewperf®11 proe-05のスコア
120
100
パススルー4
vGPU 4
vGPU 8
vGPU 16
A社 Q5000
A社 Q6000
B社 Q5000
D社 Q6000
C社 Q5000
80
速い
60
40
20
0
*vGPU 同時4ユーザーのスコアを100とした相対値を表示してます
© 2014 IBM Corporation
29
ワークステーションとK2の描画性能比較(CATIA)
SPECviewperf®11 catia-03のスコア
120
100
パススルー4
vGPU 4
vGPU 8
vGPU 16
A社 Q2000
A社 Q4000
B社 Q5000
A社 Q5000
C社 Q5000
80
速い
60
40
20
0
*vGPU 同時4ユーザーのスコアを100とした相対値を表示してます
30
© 2014 IBM Corporation
ワークステーションとK2の描画性能比較(Teamcenter)
SPECviewperf®11 tcvis-02のスコア
120
100
パススルー4
vGPU 4
vGPU 8
vGPU 16
A社 Q2000
A社 Q4000
B社 Q5000
A社 Q5000
C社 Q5000
80
速い
60
40
20
0
*vGPU 同時4ユーザーのスコアを100とした相対値を表示してます
31
© 2014 IBM Corporation
ワークステーションとK2の描画性能比較(NX)
SPECviewperf®11 snx-01のスコア
120
パススルー4
vGPU 4
vGPU 8
vGPU 16
A社 Q2000
A社 Q4000
B社 Q5000
A社 Q5000
C社 Q5000
100
80
速い
60
40
20
0
*vGPU 同時4ユーザーのスコアを100とした相対値を表示してます
32
© 2014 IBM Corporation
ワークステーションとK2の描画性能比較(Maya)
SPECviewperf®11 maya-03のスコア
140
120
速い
パススルー4
vGPU 4
vGPU 8
vGPU 16
A社 Q2000
A社 Q4000
B社 Q5000
A社 Q5000
C社 Q5000
100
80
60
40
20
0
*vGPU 同時4ユーザーのスコアを100とした相対値を表示してます
© 2014 IBM Corporation
33
VDI環境を利用する端末の種類と特徴
端末には、既設のPC利用を含め複数の選択肢が考えられます。
セキュリティーを重視すると、シンクライアントが最適な選択となりますが、CADを利用する場合、
パフォーマンスに影響が出る場合がありますので、用途に合わせた選定が重要です。
シンクライアント
既存PC
既存PCの
擬似シンクライアント化
モバイル機器
機器
イメージ
独自OS
Linux
Windows embedded
Windows XP
Linux, Mac OSなど
Linux
iOS
Androidなど
省スペース、省電力
耐久性に優れている
端末の購入コストが不要。
既存環境を利用可能
既存端末の活用でコストを抑
えつつ、シンクライアントに近い使
い勝手を実現
モビリティーに優れている
考慮点
独自OS環境では、仮想
化製品の提供する標準I/F
とは異なる
WindowsやLinuxはセキュリ
ティ・パッチの適用が必要
セキュリティ対策は必要
セキュリティ対策は必要
閲覧以上の操作を行う場
合は、実用的か検討する必
要がある
製品例
S&I社 ThinBoot Zero
Wyse社 D10DP/P25
Lenovo ThinkPad
Resalio Lynx
Apple iPad, iPhone
搭載OS
特徴
© 2014 IBM Corporation
34
VDI環境を利用する端末の考慮点
3D CADを仮想化環境上で利用する際に、サーバー側の能力だけでなく、
クライアント端末側の能力も考慮する必要があります。
データセンター/サーバールーム側
エンド・ユーザー側
画面情報
シンクライアント
Client
OS
Client
OS
Client
OS
仮想化ソフト
iDataPlex dx360 M4
キー入力・ポインタ情報
既存端末
タブレット・モバイル
端末
圧縮された画面データの解凍処理
35
圧縮された
データの転送
画面データの圧縮処理
© 2014 IBM Corporation
VDI環境を利用するシンクライアント端末の種類と特徴
シンクライアントには、搭載OSや対応プロトコルの違い、接続可能な画面数や解像度の違いで
複数の選択肢があります。
搭載CPUの能力によって操作性に差が出る場合があります
Wyse Z
90D7
搭載OS
S&I Thin
Boot Zero
Wyse D
10DP
Wyse
T10
搭載CPU
PCoIP/ICA HDX/RDP
AMD
G-T56N
1.65GHz
出力画面数
Intel
Celeron
2.4GHz
2
Wyse
P45
Wyse
Xenith2
独自
Windows Embeded
対応プロトコル
Wyse
P25
PCoIP
ICA HDX
RDP
ICA HDX
RDP
AMD
Gシリーズ
1.4GHz
Marvel
ARMADA
1.0GHz
TERA2321
2
2
2
PCoIP
ICA HDX
TERA2140
4
Marvel
ARMADA
1.0GHz
2
解像度 1画面
2560x1600
1920x1200
2560x1600
1920x1200
2560x1600
1920x1200
2画面
1920x1200
1920x1080
1920x1200
1920x1080
1920x1200
1920x1080
VLH型番
23K1923
23K1924
23K1919
23K1921
23K1922
23K1920
標準価格
120000円
80000円
54000円
58000円
145000円
54000円
© 2014 IBM Corporation
36
IBM System x CAD on VDI検証センター
日本IBMはこのたび、ワークステーション仮想化の導入検証を支援する検証施設「IBM System x CAD on VDI検
証センター」を、日本IBM箱崎本社内に開設しました。
背景
クライアントPC環境の刷新に併せて、コスト削減や効率的な運用のために仮想デスクトップ環境の導入を検討さ
れるお客様が増えています。その一方で、3D CADやCGなど、グラフィックス処理向けの仮想デスクトップ環境(
CAD on VDI)の構築では、GPU仮想化技術、対象アプリケーションやデータの違いによる描画性能等の検証が
欠かせません。IBMは、GPU仮想化技術の黎明期だった2年前からワークステーション仮想化ソリューションを展
開してきた知見を生かし、パートナー企業と連携して、お客様のCAD on VDIの検証と円滑な導入を支援します。
当センターの目的
短時間にPOC(Proof Of Concept:概念実証)を実施し、お客様の導入検討を支援する
急速に進化するGPU仮想化技術をいち早く検証していただくことで、導入の可否を見極めるための参考にしてい
ただく
従来のCAD on VDIへの取り組みの過程で得られたIBM SEの知見を、お客様やパートナー企業へフィードバック
する事で、お客様の検証作業を支援する
ご提供可能な内容
37
CAD on VDIシステムのPOC
複数の仮想基盤(Citrix/VMware)とGPU仮想化技術
検証用アプリケーションの用意(CATIA、PTC Creo、Autodesk製品、ほか)
実データ使用(お客様によるデータ持ち込み)
遠隔地ネットワーク環境のシミュレーション(帯域、遅延など)
Wi-Fi環境
各種クライアント端末環境(シンクライアント、PC、タブレット端末など)
CADファイル・サーバーからのモデル・ロードのシミュレーション(1Gbps/10Gbps Ethernet環境)
実システム構築によって得たIBM SEの知見
© 2014 IBM Corporation
IBM System x CAD on VDI検証センター(続き)
設備の概要
サーバー製品
IBM System x iDataPlex dx360M4
IBM NeXtScale System nx360M4
GRID製品
NVIDIA GRID K1/K2
GPU仮想化技術
Citrix(GPUパススルー、vGPU、XenApp)
VMware(VMware View vSGA/vDGA)
端末製品
Wyse D10DP/D10D/Z90(Wyse Technology社製)
MiNT-ACC mini-100(MintWave社製)
ThinBoot ZERO(S&I社製)
iPad(アップル社製)
ThinkPad(レノボ社製)
ネットワーク・スイッチ
IBM System Networking製品(1Gbps/10Gbps Ethernet)
© 2014 IBM Corporation
38
GPU仮想化キャンペーン(5/7~9/19)
39
http://www-06.ibm.com/systems/jp/x/campaign/sol/#cpgn_07
© 2014 IBM Corporation
キャンペーン構成
iDataPlex dx360M4 構成
NeXtScale nx360M4 構成
40
© 2014 IBM Corporation
IBM System x CAD on VDI 露出イベント
7/25
CAD on VDIセミナー@IBM名古屋(NVIDIA/Citrix/IBM)
http://www-06.ibm.com/systems/jp/saiteki/event/vdisnagoya/
8/6
CAD on VDI セミナー@Citrix様霞ヶ関(NVIDIA/Citrix/IBM)
http://www.citrix.co.jp/event/2014/citrix_0806.html
© 2014 IBM Corporation
41
ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供の目的のみで提供されてお
り、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むものでもありません。本講演資料に含まれている情報につい
ては、完全性と正確性を期するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わないものとします。本講演資料またはその他の資料
の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じた場合も、IBMは責任を負わないものとします。 本講演資料に含まれている内容は、IBMまたはそのサプライ
ヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも、IBMソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したも
のでもなく、またそのような結果を生むものでもありません。
本講演資料でIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示するものではありません。本
講演資料で言及している製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をもっていつでも変更できるものとし、いかなる方法におい
ても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本講演資料に含まれている内容は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売
上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示することを意図したものでも、またそのような結果を生むものでもありません。 パフォーマンスは、管理された環境
において標準的なIBMベンチマークを使用した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおける
マルチプログラミングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーが
ここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。
記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実際の環境コス
トおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、iDataPlex、NeXtScale System、System xは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。
他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。
現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
インテル, Intel, Intel Xeonは Intel Corporationまたは子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Microsoft, Windows, Windows NT および Windowsロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。
© 2014 IBM Corporation
42