http://www.sugatsune.co.jp/ No.215カタログ 110 ■荷重計算 ●引き出しの重量/力、およびスライドレールと引き出しの位置 ●動力、乱用の存在 ●許容可能な最大屈曲(たわみ) ●引き出しの最大許容可能な引張力、閉じ力 ●使用環境、頻度、速度 ●耐用年数 Co rad = = 許容ラジアル荷重Co radは、スライドレール1本単位につき、レール中心の荷重で 示されます。 均等の荷重が2つのレールの間にかかる場合、つまり荷重Pはラジアル荷重とし てスライドレールの半分の位置、また左右のスライドレール同士の中間にかかる 場合の耐荷重は下記の式で計算します。 P Pe2 Pe1 a P = 2 ・ Corad b P H スライドレールの適正荷重を調べる場合、荷重の重心が引き出しの中心にあるの か、中心位置からずれているのかと調べることが重要です。 c = = 例えば重心位置がレールの先端に偏っている、もしくは左右のレールのどちらか に偏っているような、重心位置がレールの中心ではない場合は、まずPe1を計算 し、以下の式に当てはめて計算します。 【荷重位置係数fp 算出グラフ】 Pe1 = fp 1.2 0.8 0.6 0.4 fp 0.2 スライドレール1本使いの場合は Pe = fp・P にて表します。 0.99 0.89 0.79 0.69 0.59 0.50 0.40 0.30 0.20 c/H 0.10 0.0 a・fp・P a+b P:引き出しの重量 a、b:重心位置からスライドレールまでの距離 f p:荷重位置係数 下側レールの中心から引き出しの重心位置までの距離cと、 レールの移動距離Hとの比率から、左のグラフで対応する係数を求めます。 1.0 0 スライドレール・ガイドレール 選定時に考慮する主な要因 ■安全率の計算 【荷重・モーメント方向】 レール負荷荷重・負荷モーメントが以下の式を満たすようにしてください。安全 率Zは、左下の表をご参照ください。 ●TLR型( Mz P.95)、TLS型( P.103)、TLA型( P.107)の場合 Pe ≦ Corad・Z gijud11.eps Co rad ●TLQ型( ( Co ax P.99)、SR型( P.105)の場合 Peax Perad Mex Mey Mez + + + + Coax Corad Mx My Mz ( ≦ 1 Z My ●TSQ型( Mx ( P.104)、TQA型( P P gijud12.eps + 適用条件 荷重(力)の精密な計算、精密な組立、堅牢な構造物 通常の環境 荷重(力)の大まかな評価、精密ではない組立、堅牢ではない構造物 安全率Z 1 ~1.5 1.5~2 2 ~3.5 eax erad Coax Corad ( ≦ 1 Z Perad:負荷ラジアル荷重 Peax:負荷アキシアル荷重 Mex:負荷モーメント ローリング方向 Mey:負荷モーメント ヨーイング方向 Mez:負荷モーメント ピッチング方向 gijud13.eps P.107)の場合 ティーレース Corad:許容ラジアル荷重 Coax:許容アキシアル荷重 Mx:許容モーメント ローリング方向 My:許容モーメント ヨーイング方向 Mz:許容モーメント ピッチング方向 本カタログに掲載している製品内容は、部品としての品質範囲です。この部品を使用した最終製品の機能・性能・安全を保証するものではありません。 20140619 シャン ブレラン アキュライド ミニ ガイドレール
© Copyright 2024 ExpyDoc