操作マニュアル 近畿設計測量株式会社 〒520-0821 大津市湖城が丘32番3号 TEL 077(522)1884 FAX 077(525)7168 E-mail:[email protected] 【入力】 データ入力 作図条件 寸法線作図方法 参照図 ボックス・ウイング作図条件の設定 1.寸法線作図方法 (躯体線上・鉄筋線上) 2.ウイング起点側作図 (作図する・しない) 3.ウイング終点側作図 (作図する・しない) 4.ウイング起点側配筋 (BOX・単独) 5.ウイング終点側配筋 (BOX・単独) 6.止水壁作図 (作図する・しない) 「ボックスカルバート単体の作成も可能です。」 ウイング起点・終点側配筋について(BOX・単独) BOX とは、ボックス本体側壁の配筋情報を使用して、ウイング配筋をします。 単独とは、ボックス本体側壁の配筋を使用せずウイングの配筋をします。 【入力】 データ入力 延長・標高 単位(m) 記号表示又は、寸法表示 を選択できます。 延長・標高の入力 1.ボックス長(センター) :躯体中心での長さ(m) 2.斜角(起点側) :躯体中心より左周りに入力します。 3.斜角(終点側) :躯体中心より左周りに入力します。 「斜角入力は 10 進角度(例:95 度 30 秒 ---> 95.5)で入力します。」 4.計画高(起点側・ウイング) :(m) 5.計画高(終点側・ウイング) :(m) 制限値【ボックス長(L1)】 【斜角(左・右)(AL1・AL2】 【入力】 データ入力 制限値 0 ∼ 60°∼ 15m 以内 120° 以内 形状寸法(断面) 【ボックス高(H1)】5m 以下 【ボックス幅(B1)】6m 以下 【ボックス高(H1)】頂版厚(H2)+底版厚(H3)以上 【ボックス幅(B1)】側壁左(B2)+側壁右(B3)以上 単位(m) 【入力】 単位(m) 前段階での入力値を参 照値として表示します。 制限値は、設けていません 【入力】 データ入力 止水壁 単位(m) 【作図設定】で、「止水壁作図:作図する」を選択した場合のみ表示します 。 制限値 【止水壁 起点高さ(T1)】 高さ 0.3m 以上 【止水壁 終点高さ(T3)】 高さ 0.3m 以上 【入力】 データ入力 鉄筋被り 単位(mm) 制限値 【頂版(上)(K1)】 50∼200mm 【底版(上)(K5)】 50∼200mm 【頂版(下)(K2)】 50∼200mm 【底版(下)(K6)】 50∼200mm 【側壁(外)(K3)】 50∼200mm 【側面(K7) 50∼200mm 【側壁(内)(K4)】 50∼200mm 【入力】 データ入力 】 鉄筋径 単位(mm) ガイド図 ガイド図面の記号位置をクリックすれば、対応する入力項目を入力する事が出来ます。 制限値 鉄筋径は以下の径をより選択します。 0, 6, 10, 13, 16, 19, 22, 25, 29, 32, 35, 38, 41, 51 【入力】 データ入力 鉄筋ピッチ 単位(mm) 制限値 鉄筋ピッチ100∼300mm 【入力】 データ入力 ウイング鉄筋被り 単位(mm) 起点側、終点側共通の入力です。 制限値 【ウイング被り・側面・上面(K10)】 50∼200mm 【ウイング被り・下面(K11) 50∼200mm 】 【入力】 データ入力 ウイング・パラペット 単位(mm) 前段階での入力値を参照 値として表示します。 中央断面位置での寸法を入力して下さい。 制限値【起点側高さ(T1)】0.3m 以上 【起点側幅 【入力】 データ入力 (T2)】0.3m 以上 【終点側高さ(T3)】0.3m 以上 【終点側幅 (T4)】0.3m 以上 ウイング起点形状寸法 単位(mm) ウイング角度は 10 進角度(例:95 度 30 秒 ---> 95.5)で入力します。 制限値 【左・右 標高(LZ)(RZ)】 構造物センターとの標高差3.0m 以内 【左・右 上面ウイング長(L1)(R1)】 下面ウイング長(L4) + 0.3m 以上 【左・右 ウイング垂直高(L2)(R2)】 0.3m 以上 【左・右 ウイング厚(L5)(R5) 【左・右 角度(LD)(RD)】 】 パラペット幅以上 30°∼ 150°以内 【入力】 データ入力 鉄筋径、ピッチ ウイング起点鉄筋(内側) 単位(m・mm) は、(mm)単位で入力します 鉄筋長は、(m) 単位で入力します。 制限値 【入力】 【内側鉄筋(D2)】がない場合 鉄筋長(L1)は0を入力します。 【内側鉄筋(D8)】がない場合 鉄筋長(L2)は0を入力します。 データ入力 鉄筋径、ピッチ ウイング起点鉄筋(外側) は、(mm)単位で入力します 鉄筋長は、(m) 単位で入力します。 制限値 【内側鉄筋(D9)】がない場合 鉄筋長(L1)は0を入力します。 【内側鉄筋(D10)】がない場合 鉄筋長(L2)は0を入力します。 単位(m・mm) 【入力】 データ入力 ウイング終点形状寸法 単位(m) ウイング角度は 10 進角度(例:95 度 30 秒 ---> 95.5)で入力します。 制限値 【入力】 【左・右 標高(LZ)(RZ)】 【左・右 上面ウイング長(L1)(R1)】 下面ウイング長(L4) + 0.3m 以上 【左・右 ウイング垂直高(L2)(R2)】 0.3m 以上 【左・右 ウイング厚(L5)(R5) 【左・右 角度(LD)(RD)】 データ入力 構造物センターとの標高差3.0m 以内 】 パラペット幅以上 30°∼ 150°以内 ウイング終点鉄筋(内側) 制限値 【内側鉄筋(D2)】がない場合 鉄筋長(L1)は0を入力します。 【内側鉄筋(D8)】がない場合 鉄筋長(L2)は0を入力します。 単位(m) 【入力】 データ入力 ウイング終点鉄筋(外側) 制限値 【内側鉄筋(D9)】がない場合 鉄筋長(L1)は0を入力します。 【内側鉄筋(D10)】がない場合 鉄筋長(L2)は0を入力します。 単位(m) 図面作成の考え方 図面作図 ボックスカルバートで作成する図面は、以下の通りです。 一般図 平面図・側面図・標準断面図・斜比図・B-B 断面図・位置図 配筋図 頂版下面・頂版上面・断面図・主筋組立図・頂版かぶり図・右側面内側図・ 右側面外側図・左側面内側図・左側面外側図・底版下面図・底版上面図・ 側壁かぶり図・底版かぶり図 加工図・その他 鉄筋加工図・鉄筋質量表 ボックスウイングで作成する図面は、以下の通りです。 配筋図 起点 正面図外側図・正面図内側図・平面1−1図・平面4−5図・ 断面6−6図・断面8−8図・断面7−7図・補強図(左側)・ 補強図(右側)・位置図・止水平面図 起点 正面図外側図・正面図内側図・平面1−1図・平面4−5図・ 断面6−6図・断面8−8図・断面7−7図・補強図(左側)・ 補強図(右側)・位置図・止水平面図 加工図・その他 鉄筋加工図・鉄筋質量表 制限事項 項 目 制 約 条 件 連数 一連ボックスカルバートのみ 本体構造 内幅 ≦ 6.0m 内高さ ≦ 5.0m 長さ ≦ 15.0m 縦断勾配 ≦ 10% 横断勾配 = 水平のみ 基礎形式 直接基礎のみ 60°∼ 両端部の斜角 120°の範囲で設定可能 備 考 内ハンチ 各内空の四隅に三角形状 不等辺三角形も可能 パラペット パラペット天端 高さ 30cm 以上を設定します。 水平及び勾配作図可能 止水壁 作図可能 止水壁勾配水平:高さ 30cm 以上を設定 ウイングの設置角度 BOX 端部面に対し 30°∼ 150°作図可能 ウイングの設置・形状 ウイングの設置 パラペットを設置した場合 作図可能 ウイング天端とパラペット 天端は段差が無く、同一勾配 パラペットを設置しない場合 作図不可 作図可能 止水壁を設置する場合 BOX 底版下面まで作図可能 ウイングの形状 ウイング天端勾配はパラペット 勾配と同一 ウイングの部材厚さはパラペッ ト部材厚(止水壁厚共)同一 ウイング外端面 ウイング面と直角及び BOX 方向 と平行でも作図可能 その他 ウイング主筋位置を BOX 側壁の配 力筋位置に沿わせる事が可能 パラペット主筋位置を BOX 頂版の 配力筋位置に沿わせる事が可能 作図不可能 その他 BOX 中間壁設置不可 BOX 頂版、側壁、底版の箱抜き不可 複 数 BOX の 場 合 の 伸 縮 継 ぎ 手 構 造 、段 差 防 止 枕 基 礎 構 造 の 配 置 は出来ない。
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