JAPAN is BACK 2014年12月号

JAPAN
is
BACK
収益力向上に伴なう、日本株式の上昇局面へ
ご参考資料
2014年12月作成
Japanese
Equity
JAPAN is BACK
ご参考資料
当資料をお読みいただく際の留意事項
 当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、
特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。
 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。
したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。
詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
 当資料の情報は信頼できると判断した情報に基づき作成されていますが、情報の正確性・完全性について弊社が保証するものでは
ありません。
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資料タイトルについて
“Japan is back(日本は戻ってきた)”
2013年2月22日の日米首脳会談後に、安倍首相がワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)で行なった講演のタイトルであり、同講演の中で実際に用いられた一節
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
1
Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
株式相場の長期推移
力強い反発を見せた日本株式
 安倍政権のスピード感ある政策発動などが好感され、2012年11月以降、円安・株高が進みました。2013年に日経平均株価
は57%上昇し、2007年11月以来の高値で年末を迎えました。また、円相場は対米ドルで18%の下落となりました。
 2014年は、円安が一服となったほか、アベノミクスへの期待が揺らいだことなどもあり、世界的に見て株価の出遅れ感が再度、
強まりました。ただし、10月末に日銀が追加の金融緩和を発表したことなどから、急激な円安・株高となりました。
長期政権下での改革推進と株高に期待がかかる
40,000
<歴代首相(敬称略)の在任期間と日経平均株価および円相場の推移>
(1982年1月末*~2014年11月末)*首相は82年11月27日以降
(円)
史上最高値
3万8,915円(89年)
消費税導入(89年)
プラザ合意(85年)
日経平均株価(左軸)
(円)
30,000
消費税、5%に引き上げ(97年)
りそな銀行へ
公的資金注入(03年)
20,000
300
量的・質的金融緩和
を拡大(14年)
円安
新成長戦略、
骨太の方針
を閣議決定(14年) 240
円相場(対米ドル、右軸)
リーマン・
ショック(08年)
郵政解散(05年)
量的・質的
金融緩和(13年)
180
東日本
大震災(11年)
阪神・淡路大震災(95年)
10,000
120
ブラックマンデー(87年)
山一證券破綻(97年)
0
82
85
中曽根
88
91
竹下
海部
宇野
94
宮沢
97
村山
細川 羽田
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
橋本
「聖域なき構造改革」を掲げた
小泉内閣発足(01年)
00
小渕
03
森
円高
06
小泉
09
12
安倍 福田 麻生
菅
野田
(年)
60
安倍
鳩山
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
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2
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JAPAN is BACK
政策
アベノミクスの最優先課題はデフレからの脱却
 少子高齢化やグローバルな競争激化といった内外の構造変化の中で日本経済を成長軌道に乗せるためには、経済の好循環
の実現・継続が不可欠であり、これを促す政策が必要と考えられます。
 ただし、デフレ脱却なくして、効果を発揮できる政策は限られます。消費税率再引き上げの先送りは、アベノミクスの失敗の証し
というより、目下の最優先課題であるデフレ脱却を優先した、しかるべき判断と捉えるのが妥当と考えられます。
デフレ脱却、経済再生を目指す「アベノミクス」
<アベノミクスの3本の矢と経済成長率のイメージ>
<「経済の好循環」のイメージ>
経済を成長軌道に
押し上げ
企業業績
の拡大
消費の
拡大
機動的な
財政政策
民間投資を
喚起する
成長戦略
経済再生
※上記はイメージであり、実際と異なる場合があります。
投資拡大
雇用・所得
の増加
「経済の好循環」
「経済の好循環」
を実現・継続させ、
を実現・継続させ、
景気を
景気を
潜在成長率を
潜在成長率を
短期的に刺激
押し上げ
デフレ脱却へ 一時的に刺激
押し上げ
大胆な
金融政策
持続的成長を実現
経済の好循環の実現に向けては、企業や家計などの経済主体が
緩やかな物価上昇を前提に行動するよう、デフレ脱却を果たし、
人々の期待を変化させる必要がある。
財政健全化
首相官邸ホームページを参考として日興アセットマネジメントが作成
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
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Equity
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政策
拡大された「量的・質的金融緩和」
 日銀は2013年4月、「2年程度で2%」との物価目標の達成に向けて「量的・質的金融緩和」を導入し、長期国債やETF、J-REIT
の買入れ拡大など、積極的な金融緩和を進めてきました。
 しかし、原油価格の低下など、物価の下押し圧力が残り、これまで着実に進んできたデフレ心理からの脱却が遅れるリスクが
あるとして、その顕在化を未然に防ぐべく、14年10月末に「量的・質的金融緩和」の拡大を決定しました。
「量」と「質」の両面で強化された金融緩和
<「量的・質的金融緩和」導入以来、初の追加金融緩和>
(2013年4月4日~)
(2014年10月31日~)
資金供給量
量
年約60兆~
70兆円増
+約10兆円~
20兆円
年約80兆円増
米国では高水準を維持、日・欧では拡大へ
5
+約30兆円
年約80兆円購入
4
最大3年程度拡大
質
3倍
3倍
ECBは12年の水準
への引き上げを
目指している
FRB
7~10年程度
年約3兆円購入**
J-REIT(不動産投資信託)買入れ
年約300億円購入
長期資金供給オペ(LTRO)実施
(11年12月、12年2月)
(連邦準備制度理事会)
2
ETF(上場投資信託)買入れ
年約1兆円購入
(欧州中央銀行)
3
国債の残存期間*
7年程度
保有債券の満期償還分の再投資により、資産規模は
当面、維持される見通し
ECB
長期国債買入れ
年約50兆円購入
<日・米・ユーロ圏の中央銀行の資産規模の推移>
(2008年1月~2014年11月)
(兆米ドル)
年約900億円購入
1
日銀
15年末
見通し
14年末見通し
「量的・質的金融緩和」拡大
(13年10月)
「量的・質的金融緩和」導入
(13年4月)
リーマン・ショック
(08年9月)
注:各月末の為替レートにて米ドルに換算
(日銀の14年末、15年末の見通しは、14年11月末時点の為替レートにて換算)
0
* 買入れる長期国債の償還までの期間(平均残存期間)
08
09
10
11
12
13
14
15 (年)
** JPX日経インデックス400に連動するETFを買入れ対象に追加
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
(出所)日本銀行
※上記は過去のものおよび見通しであり、将来を約束するものではありません。
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
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保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
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Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
政策
今後、注目される政策などの動向
 景気や経済対策の行方に加え、米議会の主導権を共和党が握ることで、難航するTPP(環太平洋経済連携協定)交渉の追い
風となるのかどうかなどが注目されます。また、新成長戦略の実行に絡んで、労働時間規制の緩和、法人実効税率の引き下げ
幅などの行方が焦点となります。NISA(少額投資非課税制度)の非課税枠拡大や子ども版NISAの創設も検討されています。
<注目される主なスケジュール>
2014年
12月14日
衆議院議員選挙投開票
12月下旬
特別国会召集、新内閣発足
6月に閣議決定された新成長戦略には、2015年度から数年間で法人実効税率
を20%台に引き下げることが盛り込まれた。税率の下げ幅や代替財源の詳細
は、秋以降の税制改革で議論されている。
政労使会議が合意をとりまとめ
12月中
12月中にも
2014年度補正予算案の編成
また、NISAの非課税枠の拡大や子ども版NISAの創設についても、2015年度
税制改正に向けて議論が本格化している。
2015年
1月上旬?
2015年度税制改正大綱
1月下旬?
2015年度予算案を決定
今冬にも
川内原子力発電所再稼働へ
年度内
2015年度予算の成立めざす
4月
9月中?
9月末
経済対策を盛り込む2014年度補正予算案の成立を優先。2015年度予算案の
国会提出は2月下旬ごろになる可能性もあり、審議に1ヵ月以上かかれば、年度
内成立が困難になることも。その場合、暫定予算を組むことに。
通常国会召集
1月中
統一地方選挙を控えていることもあり、安倍首相は地方重視の姿勢を鮮明化。
地方の人口減少対策や地域活性化に取り組むために新たに地方創生担当相
を設け、石破前自民党幹事長を起用、その下に「まち・ひと・しごと創生本部」を
創設した。2015年から5年間の具体的施策および工程表を示す総合戦略と、
人口減少や少子高齢化に対応する長期ビジョンを2014年内にとりまとめる。
統一地方選挙
自民党総裁選挙
安倍首相の自民党総裁の任期満了
<日銀の金融政策決定会合開催日>
2014年
12月18、19日
2015年
1月20、21日
2月17、18日
3月16、17日
4月7、8日
注:2015年後半の日程は、2014年12月の会合後に公表される予定
※スケジュールは変更される場合があります。
報道など、信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
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Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
景気動向
底堅い消費と持ち直しの兆しを見せる輸出
 日本の景気回復局面では、輸出が牽引役となることが多いものの、今回は安倍政権の誕生などを受けて改善した景況感や
雇用の回復、株価の上昇などを背景に、個人消費の拡大が景気を牽引してきました。
 消費税率が引き上げられた4月に大きく下振れした後、個人消費の回復は遅れているものの、雇用・所得環境が着実に改善
する中、底堅く推移しています。また、輸出にもようやく持ち直しの兆しが見え始めています。
輸出の伸び悩みをよそに拡大した消費
足元の街角景況感は悪化
<実質個人消費と実質輸出の推移>
(2003年1月~2014年10月)
<景気ウォッチャー調査と株価の推移>
(2003年1月~2014年11月)
116
実質個人消費(左軸)
90
実質輸出(右軸)
(2010年=100)
(2005年=100)
112
160
80
140
消費税率引き上げ前後の、
駆け込み需要と反動減で
大きく振れた消費
108
100
100
80
* 実質個人消費は2014年9月までのデータ
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
(出所)内閣府、日銀
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
注:実質個人消費は、内閣府の消費総合指数
60
(年)
60
70
40
60
20
50
0
40
-20
30
-40
悪
円安に伴なうエネルギー価格
上昇などを懸念し、景況感は
11月まで3ヵ月連続で50割れ
20
96
80
良
120
104
(%)
景気ウォッチャー調査(先行き判断、左軸)
日経平均株価(前年同月比、右軸) 注:株価は月末値ベース
10
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
-60
-80
(年)
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
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景気:脱デフレ
視野に入った「デフレ脱却」
 消費者物価は、足元で伸び率がやや鈍化しているものの、上昇基調を維持しています。一方、日銀の長期国債買入れなども
あり、国債利回りが低位で推移していることから、足元では実質金利がマイナスとなっています。
 また、景気回復や日銀による大規模金融緩和などを背景に、企業や投資家の不動産取得が活発になり、オフィスや店舗など
の商業地を中心に都市部で地価が上昇に転じており、全国ベースでも地価の下落幅が縮小傾向となっています。
5
緩やかな上昇の継続が見込まれる物価
地価に先行性のあるオフィス空室率は改善
<消費者物価指数(前年同月比)の推移>
(2003年1月~2014年10月*)
<都心のオフィス空室率と六大都市市街地価格指数(住宅、商業)の推移>
(2002年度上半期~2014年度下半期*)
(%)
(%)
消費者物価指数(除く生鮮食品)
(2010年基準)
4
10年国債利回り
実質金利**
*10年国債利回りは2014年11月末データまで
105
1
* 六大都市市街地価格指数(2000年3月末=100)は13年度下半期まで
オフィス空室率の14年度下半期は2014年11月時点のデータ
100
2014年4月、消費税率
引き上げ(5%→8%)
2
商業地(左軸)
3
95
3
2
90
4
1
85
5
住宅地(左軸)
0
80
6
-1
75
7
-2
70
8
**実質金利=名目金利-物価上昇率
-3
65
当グラフでは、10年国債利回りから消費者物価指数
(除く生鮮食品)の前年同月比騰落率を差し引いて算出
-4
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14 (年)
9
都心5区**のオフィス空室率
(右軸、逆目盛)
60
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
10
14 (年度)
**都心5区:千代田、中央、港、新宿、渋谷
総務省などの信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
三鬼商事などの信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
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ご参考資料
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景気:個人
賃金の増加は経済の好循環実現に不可欠
 現金給与総額は足元で回復を続けています。労働需給が引き締まっていることなどもあり、今後も、企業業績拡大の継続など
に伴なった現金給与総額の増加が、個人消費のさらなる押し上げにつながると期待されます。
 なお、2015年の春季労使交渉に向け、労働組合側が強気の要求姿勢を示しているだけでなく、経営側にもある程度の賃上げ
が必要との認識が拡がっており、経団連は経営者側の指針に2年連続で賃上げを促す方針を明記する方向とされています。
雇用指標は1990年代以来の水準に改善
賃金の増加は今後の注目点の一つ
3.0
(%)
<現金給与総額の前年同月比と項目別寄与度の推移>
(2011年1月~2014年10月)
特別給与
所定外給与
所定内給与
0
現金給与総額
2.5
<完全失業率と有効求人倍率の推移>
(1990年1月~2014年10月)
(%)
(倍)
1
2.0
1.6
1.4
良
有効求人倍率
(右軸)
1.5
2
1.2
1.0
3
1.0
4
0.8
0.5
0.0
5
-0.5
-1.0
-1.5
-2.0
6
ベースアップの拡がりや
正社員の増加で所定内
給与も足元で増加基調
-2.5
11
12
13
14
毎月勤労統計調査のデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
悪
7
(年)
8
0.6
失業率
(左軸、逆目盛)
バブル崩壊
(90年代)
ア
ジ
ア
通
貨
危
機
(97年7月)
90
93
96
99
(出所)総務省、厚生労働省
米
同
時
多
発
テ
ロ
リ
ー
マ
ン
・
シ
ョ
ッ
ク
(01年9月)
02
(08年9月) (11年3月)
05
08
0.4
東
日
本
大
震
災
11
0.2
0.0
14 (年)
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
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Equity
ご参考資料
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景気:企業
輸出は冴えないが、世界景気拡大・円安はプラス
 海外への生産移転の進展や情報通信機器などでの競争力の低下もあり、円安にも関わらず日本の輸出の伸びは緩慢です。
ただし、世界景気の拡大は、日本の輸出にプラスに働くと見込まれます。
 また、輸出が伸び悩み続ける場合でも、生産の海外移転などに伴なうものであれば、日本企業の利益には、海外現地法人
からの配当が加わるため、経営のグローバル化や円安定着の果実を得ることが可能です。
足元で持ち直しの兆しも見られる輸出
8
景況感は二極化の様相
<輸出入額と貿易収支の推移>
(2007年1月~2014年10月)
(兆円)
貿易収支(右軸)
輸出(左軸)
(兆円)
輸入(左軸)
65
1.5
0.5
55
5
0.0
製
造
業 50
活
動
4
-0.5
3
-1.0
2
-1.5
35
-2.0
(年)
30
1
08
09
10
11
12
13
14
財務省のデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
ユーロ圏
中国
(製造業購買担当者指数)
(製造業購買担当者指数)
60
1.0
6
07
米国
(ISM製造業景況指数)
拡大
(いずれも季節調整値)
7
<主要国・地域の製造業景気指数の推移>
(2007年1月~2014年11月)
45
縮小
40
07
08
09
10
11
12
13
14
(年)
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
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当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
9
Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
景気:企業
景気の下支えが期待される設備投資
 緩やかな回復基調にあった生産は、消費税率引き上げ後の反動減や夏場の天候不順の影響などから積み上がった在庫を
調整する動きなどを受け、弱含みとなっていましたが、足元では持ち直しの兆しがみられています。
 設備投資は、足元で回復基調となっています。また、9月調査の日銀短観では、2014年度の設備投資計画が大企業・全産業
で前年度比+8.6%に上方修正され、9月調査としては2007年以来の高水準となり、堅調な投資意欲が示されました。
生産活動に持ち直しの兆し
好業績などに牽引され、高まる投資意欲
<鉱工業生産指数と在庫指数の推移>
(2003年1月~2014年10月)
<設備投資と先行指標の推移>
(2003年1月~2014年10月*)
130
20
(2010年平均=100)
生産指数
在庫指数
(%)
* 設備投資額は2014年7-9月期までのデータ
10
120
0
-10
110
-20
設備投資額
(四半期ベース、前年同期比)
-30
100
1.2
(兆円)
設備投資に先行する傾向
のある機械受注額は、
10月に減少したものの、
9月まで4ヵ月連続で増加
1.0
90
0.8
10月は、生産が2ヵ月連続の
拡大、在庫は2ヵ月連続減と、
持ち直しの動き
80
70
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
(出所)経済産業省「鉱工業指数」
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
13
14
(年)
0.6
0.4
0.2
機械受注額
(船舶・電力を除く民需)
0.0
03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 (年)
法人企業統計調査および機械受注統計をもとに日興アセットマネジメントが作成
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
10
Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
景気:見通し
消費税率引き上げ後の景気の行方
 2014年4月の消費税率引き上げ(5%→8%)に伴ない、4-6月期に景気は大きく下振れしました。その後、天候不順が重なった
こともあり、景気の回復にはもたつき感が強く、7-9月期まで2四半期連続のマイナス成長となりました。
 物価についても、消費税率引き上げの影響を除いたベースで、秋以降はしばらく1%を下回ると見込まれています。こうした
状況を受け、「2年程度で2%」との物価目標を掲げる日銀は10月に追加金融緩和を決定しました。
物価上昇見通しは緩やか
消費税率引き上げ後も景気の腰折れは回避
8
(%)
<実質GDP成長率(前期比年率換算)の推移>
(2013年1-3月期~2016年1-3月期予測)
2.0
ご参考:日銀の見通し(年度ベース)
5.8
6
<消費者物価指数(除く生鮮食品、前年同期比)の推移>
(2013年1-3月期~2016年1-3月期予測)
(%)
ご参考:日銀の見通し(年度ベース)
1.7
1.5
4
1.40
3.25
1.2
1.5
2.2
2
0.5
1.28
1.0
0.8
0
0.89 0.81
民間エコノミストの予測・見通し
-2
消費税率引き上げ
(14年4月:5%→8%)
-4
0.5
-1.9
民間エコノミストの予測・見通し
0.0
-6
注:消費税率引き上げの影響を除いたベース
-6.7
-8
13
14
15
16 (年)
-0.5
13
14
15
(年)
16
日本経済研究センター「ESPフォーキャスト調査*」をもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものおよび予測・見通しであり、将来を約束するものではありません。
*民間エコノミスト42人(機関)による予測の集計
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
11
Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
株式:企業業績
過去最高益更新が視野に入る企業業績
 日本企業(東証一部銘柄、除く金融ベース)の経常利益は、2013年度は前年度比約35%の大幅な増益となったものの、14年度
には、円安効果がほぼ一巡するとの想定のもと、会社計画では数%の増益という保守的な数字が示されています。
 しかし、弊社では、世界景気の拡大などを背景に10%前後の増益となり、過去最高益を更新すると予想しています。また、日米
の金融政策の方向性の違いなどから今後も円安圧力が働くとみられ、企業利益の一段の上振れにつながる可能性があります。
企業業績の回復が株価の上昇を牽引
上振れの可能性がある企業業績見通し
<東証一部銘柄(除く金融)の経常利益合計の推移>
(1990年度~2015年度予想)
(円)
35,000
経常利益合計(年度ベース、左軸)
日経平均株価(月末値、右軸)
140
(2014年12月時点の日興アセットマネジメントの予想)
120
* 日経平均株価は2014年11月末まで
30,000
<為替前提別の予想EPS*水準(TOPIXベース)>
(2011年度~2015年度予想)
120
(*1株当たり利益)
予想
110
100
100
25,000
90
80
20,000
80
15,000
70
(兆円)
60
予想
40
為替前提
(対米ドル)
60
10,000
125円
120円
115円
110円
50
20
5,000
0
90
92
94
96
98
00
02
04
06
08
10
12
※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。
0
14 (年度)
40
30
105円
(2014年12月時点の日興アセットマネジメントの予想)
11
12
13
14 (年度) 15
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
12
Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
株式:収益・効率の向上
「稼ぐ力」の強化に向けた機運の高まり
 日本株式が長く低迷を続けた理由として、企業経営の非効率さが挙げられることがあります。企業の収益性のグローバル指標
であるROE(自己資本利益率)を比べると、足元で改善の兆しが見られるものの、日本は欧米を下回り続けています。
 安倍政権は、日本の「稼ぐ力(=収益力)」の強化に向け、企業に収益性・生産性の向上を促す施策を相次いで導入している
ほか、法人税改革やイノベーションの推進といった支援策も打ち出しており、今後、ROEの上昇が期待されます。
見劣りするものの、改善傾向の日本株式のROE
25
<先進国の主要株価指数のROEの推移>
(2004年1-3月期末~2014年7-9月期末)
(%)
米:S&P500
英:FTSE100
独:DAX
企業は収益力を重視する方向に
<企業に変革を促す施策など>
<想定される企業の行動>
日本版「スチュワード
シップ・コード」の導入
売上高、市場シェアより
利益率を重視
日:TOPIX
20
事業効率向上などに
向けての設備投資
「コーポレート・ガバナンス・
コード」の策定
15
競争力強化に向けての
M&A(合併・買収)
10
公的年金*の
運用等見直し
不採算事業からの
撤退、グループ再編
5
JPX日経インデックス
400の算出開始・普及
0
<国の支援>
株主還元、
自社株買いの拡大
法人税改革、
イノベーションの推進
-5
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
14 (年)
*GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)
『「日本再興戦略」改訂2014』などをもとに日興アセットマネジメントが作成
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
13
Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
株式:収益・効率の向上
黎明期を迎える日本の「株式文化」
 デフレ脱却を視野に、家計金融資産や公的年金が今後、目減りを回避し、資産形成や成長資金の提供に向かうよう、①企業
統治改革や、②公的年金資金の運用目安の見直しなどが進められており、「株式文化」が根付く契機になると期待されます。
 ①は、企業の資本有効活用や収益の向上、内外投資家の日本株式への投資拡大などにつながると見込まれます。また、②に
より、公的年金の国内株式運用比率が1%高まれば、単純計算で1兆円超の資金が株式市場に流れ込むとされています。
海外に遅れる企業統治にも変化の可能性
<日本の企業統治改革に向けての取り組み>
「スチュワードシップ・コード」の導入による、
機関投資家の責任の明確化
投資先企業との建設的な対話など
を通じ、機関投資家に当該企業の
企業価値の向上や持続的な
成長を促すよう努めさせる
期待される効果:
内外の株式への投資を拡大する公的年金
<日本の公的年金の運用資産の構成割合> <新基本ポートフォリオ(運用の目安)>
(2014年9月末時点)
(2014年10月31日発表)
短期資産
2.6%
外国債券
12.1%
中長期的な
投資リターンの拡大
「コーポレート・ガバナンス・コード」の策定による、
外国株式
17.4%
外国債券
15%
±4%
運用資産
合計
130.9
兆円
国内債券
49.6%
外国株式
25%
±8%
上場企業の統治原則の明確化
株式持ち合いの解消や
社外取締役の導入などを促し、
外部の声を経営に反映し易く
させる
期待される効果:
設備投資、従業員の賃金
引き上げ、株主優遇、経営の
透明性や効率性の向上など
各種報道などをもとに日興アセットマネジメントが作成
国内株式
18.2%
国内債券
35%
±10%
国内株式
25%
±9%
注:四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。
(出所)GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)
※上記は過去のものおよび目安であり、将来を約束するものではありません。
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
14
Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
株式:収益・効率の向上
収益や生産性を重視した株価指数の普及
 JPX日経インデックス400は、2014年に算出が始まった新しい株価指数です。銘柄選定に際して収益や資本生産性を重視
することから、普及が進むに連れ、同指数への採用などを意識して、企業が収益性の向上などに取り組むと見込まれます。
 また、法人税改革およびイノベーションの推進は、企業立地としての日本の魅力を高めることとなり、既存企業の収益の押し
上げに寄与するだけでなく、新興企業の登場などの後押しにもつながると期待されます。
JPX日経400は投資魅力の高い銘柄で構成
新規株式公開は回復傾向
<日本の主要株価指数の比較>
TOPIX
(東証株価指数)
対象
日経平均株価
(日経225)
JPX日経
インデックス400
東証一部上場の内国
普通株式全銘柄
(新規上場まもない
銘柄等は除外)
東証一部上場銘柄
から選定された225
銘柄
東証上場銘柄(一部、
二部、マザーズ、
JASDAQ)から選定
された400銘柄
該当なし
・業種バランス
(産業構造の変化)
・市場流動性の高さ
・3年平均ROE*
・3年累積営業利益
・選定基準日時点に
おける時価総額
原則年1回(10月の
第1営業日)
原則年1回(8月の
最終営業日)
株価平均
時価総額加重平均
(1.5%の上限あり)
90
<東京証券取引所におけるIPO(新規株式公開)の推移>
(2001年~2014年*)
(社)
*2014年は10月までのデータ
77
80
69
70
60
主な銘柄
選定
基準
銘柄
入れ替え
算出
方法
主な
特徴
該当なし
時価総額加重平均
時価総額の大きい
銘柄の株価変動の
影響を受け易い
株価の高い銘柄
(値がさ株)の株価
変動の影響を受け
易い
収益や生産性を重視
した銘柄選定により、
投資魅力の高い銘柄
で構成されている
*自己資本利益率
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
54
50
44
40
30
20
10
0
53
48
34
30
29
24
20
19
10 12
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 (年)
東京証券取引所のデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
15
Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
株式:バリュエーション
効率的に稼ぐ企業への相対的に高い評価
 ROE(自己資本利益率)と、代表的な株価指標の1つであるPBR(株価純資産倍率)との関係を見ると、世界の主要株価指数
や個別銘柄のいずれにおいても、ROEが高いほどPBRも高い、つまり、株価が高いという傾向があります。
 日本企業の業績拡大はもとより、「稼ぐ力」の強化に向けた機運の高まりなどを背景にROEの向上が継続すれば、日本株式
の上昇は新たな局面を迎えると期待されます。
ROEが高いほど、PBRも高い傾向に
<先進国の主要株価指数のROEとPBRの関係>
(2014年11月末)
(倍)
4
5
(各企業群の区分け
はイメージであり、
実際と異なる場合
があります。)
4
3
P
B
R
(株
価 2
純
資
産
倍
率
) 1
グローバルに競争する、
高成長・高ROE企業群
P
B
R 3
(株
価
純
資2
産
倍
率
)
米:S&P500
加:トロント総合 豪:ASX200
英:FTSE100
日:TOPIX
<東証一部上場銘柄*のROEとPBRの関係>
(2014年11月末)
(倍)
独:DAX
ローカル経済圏において
存続可能な企業群
1
投資家から必ずしも評価されないグローバル企業群
経営が必ずしも持続可能でないローカル企業群
0
(%)
0
2
4
6
8
10
12
ROE(自己資本利益率)
14
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
16
18
0
0
4
8
12
16
20
24
ROE(自己資本利益率)
*全上場1,832社中、PBR:5倍未満、ROE:0%超~28%未満の1,615社
(%)
28
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
16
Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
株式:バリュエーション
割安感を示す株価バリュエーション
 株価は11月に大きく上昇したものの、企業業績の見通しが堅調なことなどもあり、予想PERの水準が過去の平均を下回り
続けるなど、株価には依然、割安感があると考えられます。
 このため、成長戦略の細部の決定や実行などを受け、日本経済の回復が力強さを増すとの見方が拡がるに連れ、株価の
上昇につながると期待されます。
主要バリュエーション指標は株価の割安さを示唆
35
<予想PER*の推移(TOPIXベース)>
(2001年1月末~2014年11月末)
(倍)
2.2
(*当社予想ベース)
<PBRの推移(TOPIXベース)>
(2001年1月末~2014年11月末)
(倍)
2.0
30
1.8
25
1.6
グラフ期間中の平均:
17.2 倍
20
1.4
15.3
15
1.37
グラフ期間中の平均:
1.38 倍
1.2
1.0
10
0.8
5
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
13
14
(年)
0.6
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
(年)
14
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
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Equity
ご参考資料
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株式:バリュエーション
海外と比較して割安感のある日本株式
 日経平均株価は、2013年以降の上昇ペースの速さから、過熱感を指摘されることもありました。しかし、足元の株価は2008年
9月のリーマン・ショック直前の水準こそ上回っているものの、米国やアジアに対する出遅れ感が残ったままです。
 予想PERをみると、日本の株価水準には、過去との比較だけでなく、米国との比較でも割安感があると判断され、デフレ局面
からの脱却や、内外景気の回復・拡大を背景に、企業業績が拡大し続ければ、株式相場の上昇が続くと見込まれます。
出遅れ感のある日本株式
割安感が見られる日本の株価水準
<主要国・地域の株価推移>
(2008年9月12日~2014年12月5日)
<主要国・地域の予想PER*の推移>
(2003年1月末~2014年11月末)
45
180
(倍)
(*コンセンサス予想ベース)
(2008年9月12日=100として指数化)
40
160
140
120
米国
アジア(除く日本)
割高 35
2008年9月
リーマン・
ショック
2008年9月
リーマン・ショック
30
25
日本
100
20
80
15
60
10
日本
40
08/09
米国
欧州
アジア(除く日本)
(年/月) 割安
欧州
5
(年)
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
09/09
10/09
11/09
12/09
13/09
14/09
株価指数:日本=TOPIX(東証株価指数)、欧州=ストックス欧州600、米国=S&P500、アジア(除く日本)=MSCI ACアジア(除く日本)
いずれも現地通貨ベース(ただし、ストックス欧州600はユーロ・ベース)
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
18
Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
株式:需給
2014年上半期は信託銀行が最大の買い手に
 海外投資家による日本株式の買い越し額は2013年に15兆円超と、アベノミクスへの期待などを背景に過去最大水準に。2014
年は、ヘッジファンドなどを中心に売り越し基調が続いたものの、11月は11ヵ月ぶりに1兆円超の買い越しとなりました。
 海外投資家の売買動向は、日本株式の方向性に大きな影響を及ぼす傾向があり、今後も動向が注目されます。なお、2014年
上半期には、年金資金を扱う信託銀行が2年半ぶりに半期ベースで買い越しに転じ、日本株式の買い手として最大となりました。
海外投資家は日本株式の主要な買い主体
海外投資家動向の影響が見られる株価
<日本株式の主要投資部門別売買状況(差し引き額)の推移>
(2003年~2014年*) *2014年は11月までのデータ
20
(兆円)
<海外投資家の日本株式売買動向と株価の推移>
3.0
(2003年1月~2014年11月)
(兆円)
(円)
20,000
海外投資家の売買動向(左軸)
日経平均株価(右軸)
注:株価は月末値
2.5
15
10
18,000
2.0
16,000
1.5
14,000
1.0
12,000
0.5
10,000
0.0
8,000
-0.5
6,000
-1.0
4,000
買い越し
5
0
-5
売り越し
-10
-15
海外投資家
事業法人
金融機関
個人
投資信託
-20
03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13
(出所)東京証券取引所
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
-1.5
14 (年)
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
2,000
14 (年)
東証など信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
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Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
ご参考
(ご参考)動き出すか、家計の待機資金
 デフレが続く中、家計は大量の現金・預金を積み上げ続け、その額は2014年6月末時点で約874兆円に及んでいます。しかし、
デフレ脱却が視野に入る中、公的年金と同様、家計についても、投資収益の向上が課題になりつつあると考えられます。
 2014年にスタートしたNISA(少額投資非課税制度)は、リスク資産への投資を後押しすると期待されます。同年1月は、個人
の日本株式の買い越し額が約1.4兆円と、月間ベースで過去最高となったほか、投資信託の資金純流入額が拡大しました。
2014年に入り、個人投資家の動きが活発化
日本の家計資産の半分以上が現金・預金
<家計の資産構成比>
(2014年6月末*) *ユーロ圏のみ2014年3月末
0%
20%
40%
60%
80%
2%
53%
日本
5% 9%
100%
4%
27%
3%
米国
13% 5% 13%
34%
32%
3%
35%
6% 7%
18%
32%
ユーロ圏
1.5
1.0
0.5
0.0
-0.5
-1.0
-1.5
-2.0
-2.5
3.0
2.0
(兆円)
<上:個人の日本株式売買状況(差し引き額)の推移>
<下:投資信託の資金純流出入額の推移>
(2004年1月~2014年11月)
株式
(兆円)
投資信託
2014年1月の資金純流入額は約1.3兆円と、
2007年8月以来の高水準。その後も流入超が
続いたが、11月は利益確定売りから11ヵ月
ぶりの流出超に
1.0
0.0
現金・預金
債券
投資信託
株式・出資金
保険・年金準備金
その他
※四捨五入表示のため、合計が100%にならない場合があります。
(出所)日銀「資金循環統計」
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
-1.0
-2.0
04
05
06
07
08
09
10
(出所)上:東京証券取引所、下:投資信託協会
11
12
13
14 (年)
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
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Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
ご参考
(ご参考)有効活用の期待が高まる企業の資金
 東証が資本効率に着目した新指数*を2014年1月に導入するなど、足元で企業資本の有効活用への注目が高まっていること
などから、配当や自社株買いなど株主還元に対する企業の意識も一層高まると考えられます。*JPX日経インデックス400(JPX日経400)
 海外企業に対するM&A(合併・買収)についても、安倍政権の後押しなどにより、今後さらに活発化が見込まれ、企業の豊富
な手元資金の有効活用につながると考えられます。
日本企業の成長戦略のひとつであるM&A
株主還元は拡大傾向
10
9
(兆円)
<配当および自社株買い総額の推移>
(2000年度~2015年度予想*) *2014年9月時点の予想
配当総額
予想
自社株買い総額
8
7
(兆円)
12
<日本企業の海外M&Aの金額と件数の推移>
(2000年~2014年*)
総額(左軸)
(件数)
600
*2014年は1~9月のデータ
取引件数(右軸)
10
500
8
400
6
300
4
200
2
100
6
5
4
3
2
1
0
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 (年度)
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。
0
0
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 (年)
(出所)レコフ「マール」
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
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Japanese
Equity
ご参考資料
JAPAN is BACK
ご参考
(ご参考)日米の金融政策が円相場に与える影響
 米国景気の改善傾向を受け、同国での利上げが前倒しされるとの観測や金利上昇見通しが台頭し、市場で懸念されることも
考えられます。
 ただし、日米の金融政策の方向性の違いなどを背景に円安傾向となれば、日本株式にとって追い風になると考えられます。
130
(円)
日米の長期金利の差が円相場へ影響
悪化傾向にある日本の経常収支
<日米の長期金利と円相場(対米ドル)の推移>
(2008年1月第1週末~2014年12月第1週末)
<日本の経常収支の推移>
(2008年~2014年*)
(%)
6
25
(兆円)
経常収支
(*2014年は9月までのデータ)
20
120
米国10年国債
利回り(右軸)
5
円相場
(対米ドル:左軸)
15
110
4
100
3
10
5
0
90
2
-5
-10
80
1
-15
日本10年国債利回り(右軸)
70
08
09
10
11
12
13
14
(年)
所得収支
0
サービス収支
貿易収支
経常移転収支
-20
08
09
10
11
12
13
14 (年)
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものおよび予定であり、将来を約束するものではありません。
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
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ご参考資料
■当資料は、日興アセットマネジメントが日本の株式市場を取り巻く環境についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、
当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を
保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を
割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。