一日に必要な水分の量(ml)

H26.7.22
赤塚中学校 保健室
体調を崩して保健室に来る人に話を聞いてみると、「朝から水分をほとんどとっていない」ということが
よくあります。体の中の水分は、運動をしていなくてもどんどん失われていくものです。体育や部活の前後
だけではなく、一日の中で定期的に十分な量の水分を補給する必要があります。
効率的に水分をとるには
どうしたらよいのだろう?
寝ている間にも汗をかき、体はカラカラになっています。
常温の飲み物をとると、お腹にもやさしいですよ。
暑い時期は特に体から失われる水分が多く、のどがかわいてから水分をとった
のでは追いつきません。休み時間ごとに少し飲んでおく、家にいるときであれば
食事と食事の間に1回は飲むなど、少しずつとることを習慣にしましょう。
汗をかいてから一気に水を飲んでもスムーズに吸収されず、かえってお腹が
苦しくなって活動しにくくなってしまいます。
汗をかく前に水分をとるようにし、途中でも休憩をとって水分補給の機会を
つくりましょう。
お風呂でもシャワーでも汗をかいています。寝ている間に水分不足になってしまう
のを予防するためにも、寝るまでの間に水分をとって、お手洗いにも行っておきまし
ょう。寝起きの尿の色が普段より濃いようだと、水分不足のサインです。
一日に必要な水分の量(ml)
食べ物に含まれている水分も、大切な水分の補給源に
飲み物から
なっています。食事の回数が少なかったり食事を残して
しまったりしていると、知らず知らずのうちに慢性的な
水分不足になっているかもしれません。
3 食きっちり、残さず食べるようにしましょう。
300ml
(12%)
食事から
体内でつくられ
る水
1,000ml
(40%)
1,200ml
(48%)
夏休みは気温が高くなることと、普段より水道の
使用量が減ることで、水道水の水質が低下すること
があります。学校で活動するときは、水筒を持って
きてください。(手洗いなど、飲み水以外の使用は可)
起床時間・就寝時間は
なるべく普段通りを維持する
夜更かし・寝ぼうが定着すると、
夏バテ防止には
栄養バランスが肝心
3 食バランスよく食べて、たんぱく質や
誘惑も多い夏。
心と体の健康を守ろう
夏休みは開放的な気持ちになりがち
夏休み明けがとっても辛くなります ビタミン、ミネラル類を補給しましょう ですが、きまりを守って生活しましょう
薬物乱用とは
…病気などの治療のための薬を目的以外で使用したり、薬物(いわゆるドラッグ)を
不正に使用したりすること。
いわゆる「脱法ハーブ」による事件や事故について、
ニュースや新聞で目にした人もいると思います。
脱法ハーブは、法律の目をくぐり抜けて販売されるもの
で、覚せい剤や麻薬と同じような危険性を持つ薬物です。
法律での取り締まりもどんどん強化されており、使用
することはもちろん、ただ持っていたり、人に譲り渡し
たりすることでも罰せられます。
万が一、身近で脱法ハーブやそのほかの薬物乱用につい
て見たり聞いたりしたら、警察や家の人、学校に必ず
すぐに相談してください。
忙しくてこれまでなかなか治療に行けなかった人もいると思いますが、
夏休みを利用して、早めに受診するようにしましょう。また、受診をした
場合は報告書の提出をお願いします。