ω=KV ¥iV

験
山
報
九
震
4
4
H
寺
「近地地震にかける同種反射波霊堂直達波の
振幅比と震央距離との関係 J
〆
場-
馬
入
先
重
、
地震波の振幅が地震を究明ナる土に 3
ないて重要な手掛のーになることは云ふまでもな uζ とであ
3巻第 1抜)
るの選地地震。地震波探隔については故森田技官が詳しく計算された。(験震時報第 1
又近地地震のそれの P 波に ρいては鷺坂竹花雨技官が計算されてゐる。(験震時報第 8 窓第 2~虎)
と Lで振幅&云っているのは地震記象に表'れた地表面の抜胞について Yある。
筆者は近地地震の地震波 P及び S波についてそ。振幅を計算し,直達波と 1回及び 2回の反射
波との比を震央距難との関係において調べて見たので之を報告ナる。
I
.
計算の方法
森田技官の方法に従ひ計算式は G
uten.
be
r
g
.のものの近似式を用ひた。即ち n回反射波(直達波
を合む〉の地表面振幅水平上下各成分は
均
三
U(U') A A
A
/一
一 /--8ini 、 di
ω=K ¥
i
VI A1A2 ......A
5dsinkosMEF(O
,
伊
)
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.(1)
V
で表ばされるものとしたらと
Lに
U(U'),
W は地表面に於ける反射係数で入射角振幅と地表面振
幅との比を示し ,U及び U
"は水平動,W ぽーと下動におけるものである。 Anは反射波につき第 n
回の反射に~ける反射係数で,入射波に鈎ずる反射波の振幅の比を示ナ。 ρ ,
v,i
,は震源広島ける
o
,i
o
e は夫々地表面にゐけるそれを示ナ。又今度の場合 K 及び F
密度,震波速度入射角を ρ0,v
(
0
,伊)は慮外し,震源は地支岡崎る場合同扱ふものとした。それ故 pv=ρo
V
o1
3
Pち 蒜 =1
だからて 1
) 式は、
Z=Z441ん
u-~-
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
Q
2
)
立~. .
A泊、/司
'
.
V s
o
ed
ム
i
usC08i
nio
-~
,pppjP,SSjS
:r,求むるものは PPjP
とな 1
, SSSjS
,の値段る故同一積類の波が迩綾反射さ
れる場合 i
o
e
=らであって且 A1=A
2=…
…A泊三 pAp,sAs であるから P 波 S波同組の波の n
2
)よ
回反射については (
り
pU~A~~ /tanム 向
AI'P~
--V :~ユとこヱ
ω =o
.pw
W1?
s
i
nム dム
手.
松代地震観測所先
- 44ー
!
r
近地地震における同種反射波劉[@:達波の振幅比と震央距離との闘係」一一馬場重人
、
、
4
5
¥
u
w
sl
/
._
1
1札
/七ani
(
}d
i
o
s
v
v--" sind dム
と注る。直建波については上式の内 n==O となる。而して, α==cose
(
} s
i
ni
(
} の値は北伊豆冶{震1)
ご
走i
時表(地震皐講話)を使用し, •pAp,sAsの値段森田技官の計算されたもの(験震1寺報1. 1
3
.)
及び松津博士(地震 4
.
3
.)のものより之を求めた。そして諸述1)j
i
l
lり震源?土地去にあるものとし,
A壬 同Okmの範闘で之を詩算した。
,
~
i
i
. 計算結ノ果
計算結果刀大要を固に示ず去別園 1-4の湿りである。と、 .
1V
て,.1壬 100km に$3ける値段その計
算の方法と性質上あま D信用はもてない事を!窃つてゐく(例へば s
i
n
i
(
}の値等沈理論的に精密では
注い)。
(
a
) 、水卒動 (u) ピおける
PPjP,PPPjPの値。闘- 1
全般的陀共て三立にして s==200km附近で念に上昇し 5近く怒りム ==500km附近で叉 1内外
とたって居れこ:者の相違ほ 200km--500kmにあり
(b) 上下動 (ω) における
t
ppjPの値が稀大となる o
PPjp,.pPPjPの値。周一 2
晦
共ピ >1 にしてL¥:
:
:
2
0
0
k
m前後にゐいてその値段 >8 去怠る。そして (
a
) にt
o
'ける止同様
L
¥==500km附近で下降ぽナるが 8==1500km附近まで >2の値を保っている。
以1
:u,仰 の
PPjp,PPPjP を見るのに
に沿いてほ仰の値段
U
f
A 花関しての増減つ傾向は同じでも AミlOOkm
/
の値の大穂 2倍と取っている。
{
c
) 水平動 (u) に$3ける S
S
j
S,S
S
S
j
Sの値。園ー3
S
S
j
Sは大体 d==50km附近で最大を示し >7 と訟り S
S
S
/
S比3
ないては 1
4倍となるが始め
断った様にあまり信用は$3けない。ム==100kmに沿いては殆ど Oに近く更に s==200km 附近で
稀上昇ナる。二者は始ゅのム==100km位迄沈
ほ逆!とその値段
PPjPが小であるけれどもム >100km に沿いて
PPPjPの 2倍位となっている o
(
d
) 上下動 (ω),にゐける
S
S
j
S,S
S
S
j
S
Sの位。
(u) にむけると同様怠事が云へるが逮ふのはご者共その値の小なる事である。 s==NOkm迄の
ものほ論外としてその値段殆どく 1である。
,
J
u,仰を比較するに S
S
j
S,S
S
S
j
S共 {c uの値注仰の値の、 2
1
喜と伝っている o
ふ
(
e
) 水平動(初)における P 球と
s波とについて。
1
=
=
震央に極く近くの所では S波の振幅比ば P 波のそれにくらべて異常に大と捻って居るが, .
100km附近からは逆に p ~皮 d振幅比の方がー大となり,特にL\ ==200km 附近では殆ど 4 倍位大と
怒って居るつそして
PPPjPは S
S
S
j
Sに較べ PPjp,.
S
S
j
Sに較べて上り'万が大きい。
,--
4
5ー
噴脚
、
•
46
~~'
露
時
報
(
f
) 上ド動 (ω) についても同燥な事が云へるが P と S とではその他の│羽きは特に大きく P
波の振幅比ぽ S波のそれに較べてム ==20km附近では約'7-8倍となって居りその他。ムはおい
ても 3倍位大と主立っている。震央附近!と沿いては P,S の関係'士その逆の形をとっている o
(
g
)
' 以ーとを綜合して見るに震央附近?亡命ける{置には信用がゐけ抵いにしても
咋m
の値段 s=2
川 m 前後に位大が現れ PPPjPの値は 2
悦 m
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
3
U にゐける
PPjP
附近?とその極大が事れて
,SSSjS に jないては震央間近で異常た振~I~比曲線が得られるが,やはり
居る。 SSjS
SSjS は
:
.
'
O
U
k
m 前後!亡 SSSjS は 2
0
0km
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.3
0
0km附近でその最大が現札る。仰についても同様なとと
が云へる o
凶d
1
1
1
結 語
以上の計算はナベで地震波観測的、くら於の利用に資ナるととが出来ればと,思って試みたのでは
あるけれど仲々思ふ様に詳しく出来た:かった。
そして本所本問所長に始めから移りまで、御指導にあづ、かつて出来たととを附記して厚く笹I
1
躍を申
上げまナ。
•
別 問
1
4
〆
3
I
I
D- 1
12
令
、
P
.
、
・
_
.
.
.
.
.
.
午 '¥t4f
"
国 -2
7
I
罰
-4
4
.
.
.
,
.
.-46→
o