第28号 - 千葉県

平成25年度第28号(2月発行)
中央家畜保健衛生所・中央動物防疫協議会
〒262-0011 千葉市花見川区三角町656
Tel:043-250-4141 (夜間・休日対応)
Fax:043-286-0090
(公社)千葉県畜産協会
〒260-0021 千葉市中央区新宿1-2-3
熊本県でPED(豚流行性下痢)が発生!
熊本県でPEDの発生が確認されました。2月3日現在、沖縄県3例、
茨城県2例、鹿児島県104例、宮崎県30例、熊本県4例の発生と
なっています。引続きPED侵入防止対策をお願いします。
PEDの侵入防止対策
○豚の導入時
隔豚舎で2~4週間の健康観察
○農場入口の対策
車両や人の消毒の徹底、農場専用の履物と衣類
他の農場への立入りは極力控える
○豚の出荷時
出荷豚の健康観察
畜産関係施設への入退場時の消毒の徹底
○農場内の対策
分娩豚舎は他の飼養豚と衛生管理を分ける
堆肥は十分に発酵させる
本病を疑う症状(黄色水様性下痢、脱水、発熱、嘔吐、子豚の高い死亡率)を
発見した場合は家畜保健衛生所に連絡をお願いします
近隣諸国で伝染病の発生が続いています!
本年1月に入ってからも、中国で口蹄疫、ロシアでアフリカ豚コレラ、
中国・香港・韓国で鳥インフルエンザと、近隣諸国で伝染病の発生が続
いています。
渡り鳥の季節に加え、春節やソチオリンピックによる国際間の人・物
の移動が盛んになることから、伝染病が国内に侵入する恐れがあります。
伝染病侵入防止のため、飼養衛生管理の徹底をお願いします !
○立入制限 ○車両消毒 ○踏込消毒槽 ○専用の衣服・長靴の着用
○家畜の健康観察 ○発生国への渡航自粛 ○ネズミ・昆虫の駆除
○来場者の記録と保管
近隣諸国の伝染病発生状況(2014年1月)
アフリカ豚コレラ
ウクライナ 野生イノシシ
アフリカ豚コレラ
ロシア ヴォルゴグラード州 豚
ガルーガ州
豚
モスクワ州
野生イノシシ
口蹄疫
ロシア ザバイカリエ地方(A型)牛
ソチオリンピック
高病原性鳥インフルエンザ
中国 (H5N1)(H5N2)家きん
韓国 (H5N8) 家きん・野鳥
口蹄疫
中国 チベット自治区(A型)牛
低病原性鳥インフルエンザ
香港 (H7N9) 家きん
ソチオリンピック観戦のためロシアへ旅行される皆様へ
ロシアではアフリカ豚コレラを始め、口蹄疫、鳥インフルエンザ
等の家畜の伝染病が発生しているため、ロシアからの牛肉、豚肉、
鳥肉及びジャーキー、ソーセージ、ハム等の肉加工製品については、
日本に持ち込めません。
免税店等でお買い求めになったものでも、日本に
持ち込むことができませんので、ご注意願います。
※動物検疫所キャンペーンより http://www.maff.go.jp/aqs/topix/campaign.html
お問い合わせは 千葉県中央家畜保健衛生所まで。
TEL. 043-250-4141 (夜間・休日転送)
FAX. 043-286-0090
衛生だよりはホームページからも閲覧できます。(PDFを閲覧できる環境が必要です。)
http://www.pref.chiba.lg.jp/kh-chuuou/index.html