2014 年 2 月 21 日報道関係者各位特定建設共同企業体株式会社フジタ大豊建設株式会社株式会社橋本店住宅施工トヨタホーム株式会社フジタ・大豊・橋本店特定建設共同企業体宮城県亘理郡山元町で災害公営住宅の建設を推進～復興の基盤となる新市街地の整備と快適な住まいの提供～株式会社フジタ（東京都渋谷区、代表取締役社長執行役員上田卓司）、大豊建設株式会社（東京都中央区、代表取締役執行役員社長水島久尾）、株式会社橋本店（仙台市青葉区、代表取締役社長佐藤宏明）は、特定建設共同企業体（以下、「フジタＪＶ」といいます。）を組成し、山元町様よりご発注頂きました「新山下駅周辺地区市街地整備工事外」（宮城県亘理郡山元町）（以下、「本工事」といいます。）において、災害公営住宅の建設を進めております。今般、フジタＪＶは災害公営住宅の施工をトヨタホーム株式会社（名古屋市東区、取締役社長森岡仙太）に発注し現在施工しておりますが、本年 2 月 21 日に第一棟目の上棟を迎えることになりました。今回上棟したのは、鉄骨ユニット構造の平屋２戸連棟タイプ住宅で、本年３月末までに完成する予定です。（新山下駅周辺地区市街地イメージ図）【山元町の一日も早い復興のために】本工事は、東日本大震災により被災した山元町の一日も早い復興を果たすため、山元町様が設計・施工一括発注方式にて計画されたものであります。フジタＪＶは、設計・施工一括方式での受注にあたり、山元町の一日も早い復興のために、質・ポテンシャルを確保しつつ短工期で市街地を建設するための技術提案を行いました。災害公営住宅の建設に当たっては、「むこう三軒両隣り」のコミュニティづくりや、普段からさりげない見守りや助け合いができ、高齢者にもやさしい街づくりを目指し、町民自らが新しい町に愛着を持ち将来に渡って町を育む姿勢を醸成することを心掛けております。今回上棟する住宅は、フジタＪＶにて短工期での市街地建設のために、建設工事にかかる労務・資材不足を踏まえプレハブ住宅を技術提案したもので、トヨタホーム株式会社が鉄骨ユニット工法にて 89 戸を施工します。この工法は通常の住宅でも基礎着工から引渡までを約 45 日で竣工するもので、災害公営住宅建設における最大ニーズである、より速やかな建設が可能となります。また、今回の災害公営住宅は室内が明るく、開放感のある設計とし、入居される皆様が夢と希望を持って、笑顔あふれる日常生活を送っていただけるよう配慮しております。本工事は、2015 年 3 月に竣工となりますが、それまでに災害公営住宅 256 戸を建設し、被災者の皆様に快適なお住まいを提供して参ります。〒461-0001 名古屋市東区泉 1 丁目 23 番 22 号ホームページ：www.toyotahome.co.jp ※本内容はニュースリリース時点の内容となります。 2014 年 2 月 21 日【災害公営住宅（3 月完成分）の主な仕様】 ≪北入り２ＤＫタイプの外観図≫ ≪北入り２ＤＫタイプの平面図≫ □建物形態：平屋 2 戸連棟タイプ □工法：鉄骨ユニット工法 □間取り：２ＤＫ □延べ床面積：２ＤＫ５７㎡ □施工：トヨタホーム株式会社【災害公営住宅（3 月完成分）の主な特徴】１．短期施工（基礎完成後、約１か月で完成）２．リビングと和室を南側に配し、明るさと開放感のある間取り３．外部収納を含め合計約５㎡の収納スペースを確保４．鉄骨ユニット構造による高い耐震性能「耐震等級３」 ※「耐震等級 3」は、消防署など災害時の支援拠点となる建物の耐震性能に匹敵し、数百年に一度の確率で発生する大震災の 1.5 倍の地震力でも倒壊しない耐震性能を示します以上