地域生活・移行プロジェクト【くらし部会】報告 テーマ:地域生活・地域生活移行支援の充実 地域生活支援のためのネットワーク強化 グループホーム・ケアホーム事業の充実 専 門 部 会 構 成 員 所属機関 1 姫路市総合福祉通園センターかしのきの里 2 はりま福祉ネットワーク 3 香翠寮 4 相談支援事業所 めぐみ 5 暮らし支援センターかしのき 6 グループホーム ピースフル 7 ヘルパーステーションだいとう 8 姫路市社会福祉協議会ヘルパー事業室 9 姫路市保健所健康課精神保健担当 内 容:7 月 11 日 7 月 25 日 8月8日 第 1 回 「姫路市における障害者居住支援の現状」 第 2 回 「居住支援に関するネットワーク」 第 3 回 「地域生活のために必要な資源と支援」 ● 地域生活・移行において明らかになった課題・状況 地域で困った人だとレッテルが張られている。民生委員など地域関係者との 連携が必要になってくる。 医療との関わり(退院時など)が重要だと感じる。家族や各機関が退院前に 集まって話し合う事の大切。 地域移行と地域定着を使うというプランがいる。相談をするための相談とい う二重になっている。 施設から出て地域生活をしたいが、住むところが見つからない。不動産業者 とのつながりができないかと思う。 地域での生活を疑似体験(生活)する場がない。 重い障害の方は医者や看護師とのコンタクトが取れない。コミュニケーション 支援が姫路市では確立されていない。 ヘルパーが不足しており、尐ないサービスの中で計画案を立てるのも不安。 身体障害者の GH はない。制約があって繋ぎができないなど色々問題があ る。 最近退院促進が言われているからか、グループホームへの問い合わせが 増えている。病院が違う場合どのような症状か、調子が悪い時はどうなのか など、本人の状況が分からない。 7 日中活動が別の方の日中の様子が分からない。日中活動をしている事業所 との連携を取りたい GH 入居者の高齢化も課題。動けない方が GH からスムーズに介護施設に 移れるのかが不安。 家族の高齢化によって、残された子供をどうしようという課題がある。GH を 増やしたいが、物件がない。 障害者の高齢化で介護への移行に不安 4 月より精神保健福祉法改定がある。長期入院患者の地域移行が促進され る。 高齢の包括と障害が別々で良いのか。一体で見られるようなところがあれば よいが。連携できるルールや、ツール作りの必要性を考えさせられた。 サービスに至らない、居場所的な隙間、個別サービスを埋めるところが必要 ではないか。 ● 地域生活・移行で考えられるネットワーク 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. ● 民生委員など地域関係者とのネットワーク。 医療(精神科病院等を含む)とのネットワーク。 地域相談と支援事業者のネットワーク。 不動産業者とのネットワーク グループホーム・ケアホームのネットワーク ヘルパー事業所のネットワーク 保健所・保健福祉サービスセンターとのネットワーク 日中活動をしている事業所と夜の生活支援をしている事業所のネットワーク 高齢者介護保険事業所とのネットワーク ケアマネージャー、地域包括事業と障害者相談支援事業のネットワーク 地域生活・移行のネットワークの範囲 姫路市全体でのネットワーク 保健所を単位としたブロック(4ブロック) 拠点相談支援事業所を単位としたネットワーク(4~8ブロック) 保健福祉サービスセンターを単位としたネットワーク(12ブロック) 地域包括センターを単位としたネットワーク(23ブロック) 中学校区を単位としたネットワーク(35ブロック) ある地域単位を基礎として地域生活を支援するネットワークが必要 8 ● 障害者の地域生活・移行に必要な支援 【参考】 <使える可能性のある現在の資源・制度・範囲> 地域において個別支援の隙間を埋める支援 ◎ 地域活動支援センターの利用 地域活動を行う拠点(サロン)の役割 緊急時にスポット的に支援するためのネットワーク ◎ 災害時地域支援ネットワーク、事業者部会 グループホームやケアホームも災害時支援ネットワークに入れるように 事業者の地域割りによって事業者同士の支援をおこなう 地域における見守り支援 ◎ 認知症見守り隊、地域福祉推進委員 高齢者施策、社協支部、民生委員との連携 障害の説明の必要性 地域生活に向けて体験訓練する支援 ◎ グループホーム体験利用、地域生活体験室 訓練ホームの制度の活用 短期入所制度の活用 住居確保など居住サポート支援 ◎ 地域相談における居住サポート 地域相談における居住サポート支援の位置づけの明確化 9
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