電子回路学演習問題(4)解答 【問題】 右図のエミッタ接地増幅回路において、 Tr • VBB = 0.7V • VCC = 10V RL VO + vo vi • RL = 2kΩ である。このとき、以下の問いに答えよ。 VBB VCC 1. 静特性のグラフに負荷線を引け。 2. 動作点 P を出力電圧 vo の振幅が最大となる位置にプロットせよ。 3. ベース電流 IB + ib が 5µ A から 20µ A の間を正弦波状に変化する場合の小信号電流増幅率 h f e の値を求めよ。 また、このときの出力電圧 VO + vo の変動範囲を答えよ。 【解答】 6 1. 右図のとおり。 2. 右図のとおり。 3. 右図より、IB + ib が 5µ A から 20µ A の間を変化 すると IC + ic が 1mA から 4mA まで変化する。 5 IB = 25µA 4 IB = 20µA 3 IB = 15µA hfe = ic 3 × 10−3 = = 200 ib 15 × 10−6 同様に右図より、出力電圧 VO + vo の変動範囲は IC [mA] 従って P 2 IB = 10µA 1 IB = 5µA 2 ∼ 8 [V]。 0 2 4 6 VCE [V] 8 10 12
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