2014 年度物理学実験 III 第1期スケジュール (2014 年 10 月 2 日版) 1 週目月曜 10/6 (第 1 回) : (721 号室) 全体ガイダンス・組分け (607 号室) 実験内容の説明(原子核・素粒子物理学実験、放射線計測について) (607 号室) レポートの書き方・口頭試問についての説明 (607 号室) 放射線とその計測についての説明 (607 号室) 荷電粒子と物質の相互作用についての説明 (607 号室) シンチレーション光を見る (レーザーポインタで。シンチレーター中の光の通過 の様子も見える。) (607 号室) シンチレーションカウンタを自作する (オプティカルグリスを使用。気泡に注意。 ただし適当なところであきらる) (607 号室) 60 Co による手製カウンタのシグナルをオシロスコープで観測 (遮光に注意) (607 号室) PMT から得られる信号の波形についての説明 1 週目火曜 10/7 (第 2 回) : (607 号室) γ 線と物質の相互作用についての説明 (607 号室) PMT の構造についての説明 (607 号室) 手製カウンタ製作の続行 (遮光に注意) (607 号室) HV と 60 Co のコンプトンエッジのパルス高の関係を測定 (607 号室) Shaping amplifier の働きについての説明 (607 号室) NaI プローブの信号をオシロスコープで観測 (60 Co の光電ピークに注目) (607 号室) Leading edge discriminator の動作について説明 (RC-101A の DISC OUT をト リガーにして、同じく RC-101A の AMP OUT をオシロスコープで見ると、DISC によって オシロで見える波高が変化することが分かる) (607 号室) RC-101A の LA TEST OUT 出力をオシロで確認しながら、60 Co の 1.33MeV のγ線が 1.5 V 程度になるように HV 電圧とゲインを調節 (607 号室) RC-101A と NaI プローブで Leading edge discriminator を用いて、threshold を変えながら 60 Co のシグナルの計数率を測定 (0 ∼ 5 V を 100 区分に ← DISC を 0.1 回 転ずつ回転しながら各 10 秒ずつ計測) 2 週目火曜 10/14 (第 3 回) : (607 号室) 誤差と誤差の伝搬について説明 (607 号室) Leading edge discriminator を用いて測定した計数率からエネルギースペクトル を導出 (607 号室) RC-101A の LA TEST OUT 出力をオシロで確認しながら、60 Co の 1.33MeV のγ線が 1.5 V 程度になるように HV 電圧とゲインを調節 (607 号室) Window discriminator の働きについての説明 (Single Channel Analyzer: SCA) (607 号室) SCA で 60 Co と 137 Cs のエネルギースペクトルを測定 (0 ∼ 5 V を 100 区分に ← WINDOW を 0.5 回転に設定し、DISC を 0.1 回転ずつ回転しながら各 10 秒ずつ計測) 1 3 週目月曜 10/20 (第 4 回) : (607 号室) 原子核について説明 (607 号室) 鉄と陽子、チタンと陽子の反応について説明 (607 号室) 反応で生成する RI と γ 線のエネルギーをリストアップ (607 号室) サイクロトロンについて説明 (CYRIC) CYRIC 第一ターゲット室の見学と実験の説明 3 週目火曜 10/21 (第 5 回) : (607 号室) 一旦こちらで集合し、CYRIC 第1計測室へ移動 (CYRIC) CYRIC の説明と見学 (CYRIC) 陽子ビームの照射 4 週目月曜 10/27 (第 6 回) : (607 号室) 集合後にオシロスコープ、放射線カウンタ (RC-101A) を持って CYRIC に移動 (CYRIC) RC-101A の LA TEST OUT 出力をオシロで確認しながら、60 Co の 1.33MeV の γ線が 1.5V 程度になるように HV 電圧とゲインを調節 (CYRIC) SCA で 60 Co, 137 Cs を用いてエネルギー較正 (CYRIC) 鉄標的、チタン標的からの γ 線のエネルギースペクトルを SCA で測定 4 週目火曜 10/28 (第 7 回) : (607 号室) エネルギースペクトルから生成された RI を推定 (607 号室) 反応断面積とその測定方法について説明 (607 号室) オシロスコープと RC101A を持って CYRIC に移動 (CYRIC) SCA で 60 Co, 137 Cs を用いて、エネルギー較正 (CYRIC) SCA で 60 Co, 137 Cs を用いて、検出効率の測定 (CYRIC) 鉄標的の各層の γ 線 (0.8 ∼ 0.9 MeV) の計数率を測定 (CYRIC) チタン標的の γ 線 (1.2∼1.4 MeV) の計数率を測定 (607 号室) γ線の検出効率をもとに、鉄に陽子を照射して RI を生成する反応の断面積を計 算 (607 号室) 断面積と原子核のサイズの関係を計算 (607 号室) 断面積等の測定結果のまとめ (607 号室) レポートと発表について再度説明 5 週目火曜 11/9 (第 8 回) : (607 号室) レポート提出。簡単な質疑応答(A グループ、B グループともにそれぞれ 1 時間 30 分ほど) 2
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