XMPのインストールについて 中尾 昌広(理化学研究所 計算科学研究機構) はじめに 今回の講習で用いるプログラムは、公式サイトからダウンロード 可能です。http://www.xcalablemp.org ! 2通りのインストール方法があります パッケージを使う方法(Debian,Ubuntu,CentOS) 有志の方が行ってくれたMacPorts版もあります 詳細は上のホームページを参照 ソースからコンパイル(今回はこちらを説明します) 2 GASNet GASNetとは、Lawrence Berkeley National Laboratoryが 開発している片側通信ライブラリ Infiniband,Crayマシン,MPI実装などがある http://gasnet.lbl.gov (京以外で)XMPでcoarrayによる片側通信を使うには、 GASNetをインストールする必要がある ただし、片側通信を使わないのであれば、GASNetのインス トールは必要ない 将来的にMPI-3に移行するかも 3 GASNetのインストール) GASNetのインストール $ http://gasnet.lbl.gov から最新版のGASNetを入手する $ tar xfz GASNet-1.22.4.tar.gz $ cd GASNet-1.22.4/ $ ./configure --prefix=(インストール先) $ make $ make install 4 XMPのインストール (https://sourceforge.net/projects/xcalablemp/files/からダウンロード) $ tar xfj omnixmp-0.8.0.tar.bz2 $ cd omnixmp-0.8.0 $ ./configure --with-gasnetDir=(GASNetのインストール先) --prefix=(XMPのインストール先) (SXの場合は ./configure --target=sx --with-gasnetDir=…) $ make $ make install $ export PATH=(XMPのインストール先)/bin:$PATH 5 インストールのテスト $ make tests(テストプログラムのコンパイル) $ make run-tests (テストの実行) ! ! メモ(詳細はREADMEを参照にしてください) ./configure時にエラーになったら $ sh autogen.sh をするとautotoolsの再構築が行われて直る 6 XMPが動作するのに必要なソフトウェア 詳しくはREADMEを参照 例えば、Debian/GNU Linux 7.5の場合 aptitude install flex gcc gfortran g++ openjdk-7-jdk ant libopenmpidev openmpi-bin libxml2-dev byacc make ! CentOS 6.5の場合 yum install flex gcc gfortran gcc-c++ java-1.7.0-openjdk-devel ant openmpi-devel libxml2-devel byacc make 7
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