ワイヤレスFD対応フルオートX 線撮影装置「Ysio Max」の

Healthcare
報道関係者各位
Press
2014 年 11 月 10 日
シーメンス・ジャパン株式会社
シーメンス・ジャパン、ワイヤレス FD 対応
フルオート X 線撮影装置「Ysio MAX」の販売を開始
• 検査の効率と安全性を向上させるフルオートポジショニング機能
• 多様化する検査環境に柔軟に対応する軽量・スリム化したワイヤレス FD を搭載
• X 線管ユニットとワイヤレス FD の連携による運用性の向上と被検者の負荷の軽減
シーメンス・ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長兼 CEO:織畠潤一、以下シーメン
ス)は、軽量・スリム化した新開発のワイヤレス FD(Flat Detector:フラットディテクタ)を採用した、
ワイヤレス FD 対応フルオート X 線撮影装置「Ysio MAX(イージオ マックス)」の販売を 2014 年
12 月より開始します。近年、病院の一般撮影部門において、CR(Computed Radiography:コンピ
ュータ X 線撮影)から FD(Flat Detector:フラットディテクタ)への移行が進んでいます。「Ysio MAX」
は、より扱いやすいワイヤレス FD とフルオートポジショニング機能の融合により、検査精度と効率
の向上、被検者と検者の負荷低減の両方を実現する検査環境を提供します。撮影種類や枚数が
多い整形外科系の施設、最適なポジションをとることが困難な高齢者の検査比率が高い施設、およ
び一般撮影室を多数備えた大規模病院における特殊撮影室用として、初年度 15 台の販売を予定
しています。
Ysio MAX は、シーメンスが 2008 年に発売した世界初のワイヤレス FD とデジタル一般撮影装置
の統合型フルオートシステム「Ysio(イージオ)」を大幅にリニューアルしたものです。フルオートシス
テムでは、X 線管ユニットを任意のポジションに電動で移動できるフルオートポジショニング機能(5
軸回転機構)により、検者は被検者のそばを離れることなく位置合わせやケアに集中できます。ま
た、固定 FD とワイヤレス FD の切り替え時にも画像データを一元管理できます。これらの機能によ
り、撮影方向や枚数が多い整形外科系の検査や、高齢で体を動かすことが難しい状況において威
力を発揮します。今回発売する「Ysio MAX」は、ワイヤレス FD の軽量・スリム化、機能の追加や連
携などにより、さらに多様な現場ニーズに対応します。
シーメンス・ジャパン株式会社
東京都品川区大崎 1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー
Reference number: SJKK_H_201411.02.j
ヘルスケア
マーケティングコミュニケーション
Siemens Japan K.K.
Press Release
「MAX」が表す製品コンセプト
「Ysio」のリニューアルにあたり、新たに付加された製品コンセプトが「MAX」です。
MAX = Multiple Advances in X-ray
X 線撮影装置における機能の強化に加え、個々の機能を相互に連携させることで、臨床面・運用面
で、より大きな効果を発揮します。
「Ysio MAX」の特徴
■検査の効率と安全性を向上させるフルオートポジショニング機能
「Ysio」と同様に、5 軸の回転機構を搭載した X 線管ユニットはフルオートで目的のポジションへ移
動できるため、検者は被検者から離れることなく位置合わせやケアに集中でき、安全な検査が可能
です。「Ysio MAX」は、新たに複数の回転機構を同時に制御し、X 線管ユニットを最短経路で移動
できる「Aim FAST」機能をオプションで搭載可能です。移動ステップ数を減らすことでポジショニン
グ時間を短縮できるほか、周辺機器や被検者と干渉するリスクを低減します。
■多様化する検査環境に柔軟に対応する軽量・スリム化したワイヤレス FD を搭載
新型のワイヤレス FD「MAX wi-D」(視野サイズ 35cm x 43cm、外形厚 19mm、総重量 3.0kg)は、
従来型(外形厚 25mm、重量 4.8kg)から大幅に軽量・スリム化し、画像表示時間や充電時間も短
縮し機動性が向上しました。また、追加された視野サイズ 24cm x 30cm のワイヤレス FD「MAX
mini」(外形厚 16mm、重量 1.6kg)を加えることで、整形、小児、救急等の検査へも対応しやすくな
ります。従来どおり固定式 FD「MAX static」(視野サイズ 43cm x 43cm)も選択でき、施設の状況
に合わせて最適なシステムを構築できます。X 線発生部と FD およびコンソールが連携しており、
FD 変更時でも画像を最適化しやすいほか、画像データと被ばくデータを一元管理できます。
■X 線管ユニットとワイヤレス FD の連携による運用性の向上と被検者の負荷の軽減
製品コンセプト「MAX」に基づき、X 線管ユニットとワイヤレス FD の機能を連携させた新たな機能を
搭載しています。「MAX align」はワイヤレス FD 内に新たに搭載した 2 方向の傾斜角度センサー
の情報を、リアルタイムで X 線管ユニットの液晶タッチパネルに表示する機能です。被検者の背中
に挿入した FD が見えず、ブラインド状態での検査を強いられていた座位撮影時でも、正確な角度
の X 線照射が可能になり、精度の高い画像が得られます。ポジショニング時間を短縮できるだけで
はなく、再撮影による不必要な被ばくのリスクも低減できます。
「Ysio MAX」に関する情報は、製品紹介Webページをご覧ください。
URL: http://www.healthcare.siemens.co.jp/radiography/digital-x-ray/ysio-max
Reference number: SJKK_H_201411.02.j
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Siemens Japan K.K.
【製品画像:Ysio MAX】
Press Release
【FD 画像:MAX wi-D(奥), MAX mini(手前)】
以上
■ シーメンス AG について
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、165 年以上にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品
質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバル企業でありつづけています。電化、自動化、デジタル化の分野を中心に、
世界 200 カ国以上で事業を展開しています。シーメンスはエネルギー効率に優れた省資源技術を世界で最も多く提供し
ている企業のひとつであり、洋上風力発電の建造においては世界一、コンバインドサイクル発電ではタービンの主要サプ
ライヤー、送電ソリューションでは大手プロバイダー、そしてインフラストラクチャー・ソリューションならびに産業向け自動
化ソリューションとソフトウェア・ソリューションのパイオニアです。さらにシーメンスは、コンピュータ断層撮影装置(CT)や
磁気共鳴画像診断装置(MR)などの医用画像診断装置の大手サプライヤーでもあり、臨床検査および医療情報テクノロ
ジーのリーダーでもあります。2013 年 9 月末に終了した 2013 年度の継続事業からの売上高は 759 億ユーロ、純利益
は 42 億ユーロでした。2013 年度の全世界の社員数は 36 万 2,000 人です。詳しい情報は、www.siemens.comにてご
覧いただけます。
■ 日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887 年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、125 年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄
せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口推移、気候変動、グローバル化と
いったメガトレンドから生じる難問に「Answers」を提供しています。シーメンスは最新の製品やサービス、ソリューションに
より、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2013 年 9 月末に終了し
た 2013 年度において、日本のシーメンスの売上高は約 1,564 億円、社員数はおよそ 2,200 人です。詳しい情報
は、www.siemens.co.jp にてご覧いただけます。
報道機関からのお問い合わせ先:
シーメンス・ジャパン株式会社
コミュニケーション部 へルスケアマーケティングコミュニケーショングループ
平山 恵里、丹野 ゆかり
TEL: 03-3493-7630 / E-mail: [email protected]
シーメンス・ジャパン株式会社 広報代理店
オグルヴィ PR 担当:田中、大北
TEL: 03-5793-2334/2384 FAX: 03-5793-2381 E-mail: [email protected]
Reference number: SJKK_H_201411.02.j
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