構 造 用 合 板 化粧ばり構造用合板

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構 造 用 合 板
化粧ばり構造用合板
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14.10.DA 500
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構造用合板のJAS規格は昭和44年9月に制定されて以来すでに50年の歴史を数えるに至っています。
構造用合板は構成が全層広葉樹単板、広葉樹単板と針葉樹単板の組み合わせた複合タイプ及び全層針葉
樹単板のものがあり、厚さは9.
0、
12.
0、
15.
0㎜のJAS格付が主流を占めています。
最近では住宅用に根太を省略して作業の効率向上や防音を目的とした30㎜前後の構造用合板が格付され
るケースもあります。
サイズはパネル化による耐震性向上と現場での作業時間短縮から標準的なサイズとして910×1820㎜
(3×
6サイズ)
、
910×2430
(3×8サイズ)
、
910×2730
(3×9サイズ)
、
910×3030
(3×10サイズ)
、
などがありハウ
スメーカーを主体として需要が拡大しています。
また、平成26年2月25日農林水産省告示第303号におきまして、製造・流通の実情等を踏まえ、構造用合板
(台板合板)
の表面又は裏面に木材質特有の美観を表すことを主たる目的とした単板
(厚さ1㎜未満)
を貼付し
た
「化粧ばり構造用合板」
について新たに規定されました。
構造用合板・化粧ばり構造用合板のJAS規格の沿革
制定及び改正年月日
主な改正内容
昭和 44 年 9 月 10 日
構造用合板のJAS規格の新規制定
昭和 51 年 10 月 6 日
2級基準の追加
昭和 57 年 12 月 14 日
材料規程・強度値設定
(エンゲルマンスプルースと同等以上)
昭和 58 年 9 月 27 日
ホワイトポケット関連基準の追加
昭和 60 年 12 月 25 日
防虫処理基準を追加
(クロルデン、
ホキシム、
フェニトロチオン)
昭和 61 年 9 月 20 日
防虫処理剤のクロルデンを削除
平成 元 年 11 月 15 日
特類処理方法として、
スチーミング処理を追加
平成 4 年 5 月 1 日
減圧加圧試験の追加
(オール針葉樹単板で構成されたものに限る)
5層以上の接着力の試験片作成方法
平成 9 年 8 月 6 日
ホルムアルデヒド放散量基準値の追加
平成 11 年 6 月 21 日
針葉樹を用いた合板に対応するため1級は曲げ強さ、曲げヤング係数を
その数値
(E50−F160)
で表すことができる
板面の基準C.
Dの節等の基準を改める
曲げ試験片の大型化
面内せん断試験を追加
圧縮試験を削除
板面の品質等級は1級を2級に合わせるとともにD−Dの基準を追加
1級の単板構成基準を2級に合わせる
標準寸法は1級を2級と同じにする
2級は強度性能を推定できるよう有効断面係数比が表示できる
接着力試験
(迅速化を図るため、
試験方法を改める)
減圧加圧試験について再試験を追加
適合基準「規格」の中に記載する
平成 12 年 7 月 10 日
ホルムアルデヒド放散量表示区分の変更放散量基準値の変更
平成 15 年 2 月 27 日
整理統合され
「合板の日本農林規格」
に一本化
ホルムアルデヒド放散量表示区分:
F☆☆☆、
F☆☆、
F☆に変更し
F☆☆☆☆の上位表示区分を基準化
平成 20 年 12 月 2 日
単板の厚さ基準の変更
曲げ性能
(2級)
のヤング係数基準の追加
さね加工の追加
防虫処理剤のホキシムを削除
平成 26 年 2 月 25 日
化粧ばり構造用合板の規格の追加
板面の品質における表板及び裏板の単板の厚さの変更
ホルムアルデヒド放散量試験片の作成の変更
(試験片の合計面積を1800㎝2以上とした)
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構造用合板及び化粧ばり構造用合板の日本農林規格の概要
4 . 板面の品質基準
(構造用合板)
合板のうち、建築物の構造耐力上主要な部分に使用するもの(さね加工を施したものを含む。)をいう。
断続的に湿潤状態となる場所(環境)おいて使用することを主な目的としたもので接着の程度は1類に定める要件
を満たす合板の類別をいう。
1 . 等級
(構造用合板)
2 . 接着の程度
特類又は1類の基準に適合すること。
平均木部破断率、せん断強さの基準
1. 特類は連続煮沸試験又はスチーミング繰り返し試験の結果、平均木部破断率及びせん断強さが
〔表1〕
の値以上で
あること。ただし、
すべての単板が針葉樹で構成されているものにあっては、減圧加圧試験の結果次のaからcまでの
条件を満たせばよい。
ただし、平行層及び化粧単板接着層については、試験片の同一接着層における剥離しない部
5-1 . 曲げ性能基準
(1級基準)
分の長さがそれぞれの側面においてその長さの3分の2以上であること。
a. 全試験片の木部破断率の平均値が80%以上であること。
b. 木部破断率が60%以上である試験片の数が、試験片全数の90%以上であること。
c. 木部破断率が30%以上である試験片の数が、試験片全数の95%以上であること。
2. 1類は、煮沸繰り返し試験又はスチーミング処理試験の結果、平均木部破断率及びせん断強さが、
〔表1〕
の値以上
であること。ただし、平行層及び化粧単板接着層については、試験片の同一接着層における剥離しない部分の長さ
a
がそれぞれの側面においてその長さの3分の2以上であること。
3 . 含水率の基準
同一試料から採取した試験片の含水率の平均値が14%以下であること。
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6 . 面内せん断強さの基準
(1級基準)
面内せん断試験の結果、面内せん断強さが3.2MPa(又はN/㎜ 2 )以上であること。
5-2 . 曲げ性能基準
(2級基準及び化粧ばり構造用合板)
24.0以上28.0未満
28.0以上
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3.3
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12 . 寸法基準
7 . ホルムアルデヒド放散量基準
3,030
8 . 防虫処理基準
防虫処理を施した旨の表示をしてあるものに限る
ア. ほう素化合物で処理したものにあっては、ほう酸の吸収量が
1.2kg/m3以上であること。
イ. フェニトロチオンで処理したものにあっては、フェニトロチオンの吸収量が
0.1kg/m3以上0.5kg/m3以下であること。
ウ. ビフェントリンで処理したものにあっては、ビフェントリンの吸収量が
0.01kg/m3以上0.05kg/m3以下であること。
エ. シフェノトリンで処理したものにあっては、シフェノトリンの吸収量が
0.01kg/m3以上0.05kg/m3以下であること。
9 . 心板又はそえ心板の品質基準
(構造用合板及び台板合板)
10ページ〔表15〕〔表16〕に規定する心板の基準に適合すること。
13 . 反り又はねじれの基準
10 . 材料の基準
14 . 有効断面係数比の基準
(2級基準)
11 . 構成単板の基準
(構造用合板及び台板合板)
1.0以上
化粧単板の厚さは、1㎜未満であること。
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〔表14〕
15-1 . 板面の基準
合板の厚さ
(構造用合板)
14
(単位 ㎜)
表板及び裏板の単板の厚さ
単板の数
3又は4
5以上
7.5㎜以上
9.0㎜未満
2.5
̶
9.0㎜以上
12.0㎜未満
2.0
1.5
12.0㎜以上
15.0㎜未満
2.0
1.5
̶
1.5
15.0㎜以上
15-2 . 化粧単板の品質
(化粧ばり構造用合板)
化粧単板の品質は次のとおりとする。
〔表14-2〕
14
基 準
事 項
虫穴又は腐れ
ないこと。
膨れ、しわ、はぎ目の透き又はプレスマーク
ないこと。
その他の欠点
極めて軽微であること。
16 . 心板又はそえ心板の基準
(構造用合板及び台板合板)
15
15
1. 板面における長さの方向の 1. 板面における長さの方向の
りょう線から25㎜以内の部分
りょう線から25㎜以内の部分
における幅が、6㎜以下である
における幅が、6㎜以下である
こと。
こと。
2. 上記1の部分以外にあって 2. 上記1の部分以外にあって
は
は
(1) 板面における幅の方
(1) 板面における幅の方
向のりょう線から200㎜離
向のりょう線から200㎜離
れた箇所における幅が25
れた箇所における幅が10
㎜以下で、かつ、先端が
㎜以下で、かつ、先端が
狭くなっていること。
狭くなっていること又は板
(2) 板面における幅の方
面における幅の方向のり
向のりょう線から200㎜以
ょう線から200㎜離れた箇
内の幅が75㎜以下である
所における幅が15 ㎜ 以
こと。
下のもので、
かつ、長さが
50%以下であること。
(2) 板面における幅の方
向のりょう線から200㎜以
内の幅が50㎜以下である
こと。
17 . 表示
(構造用合板及び化粧ばり構造用合板)
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使用樹種別のJAS構造用合板格付数量の推移
構造用合板及び化粧ばり構造用合板の格付の表示様式(例)
針葉樹
(m3)
2,500,000
2,112,323
2,207,272
2,661,818
2,233,260
2,260,742
2,010,317
2,000,000
2,346,006
2,081,090
1,792,019
1,500,000
会
合板
検査
会
(公
(公
財)
日本
財)
日本
合板
検査
1,000,000
500,000
0
品名:構造用合板(さね加工)
寸法:12.0X910X1820㎜
接着の程度:特類
H17
H18
H19
H20
(m )
350,000
300,000
製造業者:○○○合板㈱工場
H21
H22
広葉樹
3
272,011
284,497
253,181
250,000
H23
H24
H25
239,617
249,055
H24
H25
348,822
269,089
213,070
186,117
200,000
150,000
100,000
50,000
会
(公
合 板検
0
査
(公
財)
日本
会
財)
日本
査
合 板検
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
複合樹種(針葉樹+広葉樹)
(m3)
32,542
30,000
接着の程度:特類
25,000
19,510
20,000
21,174
19,764
製造業者:○○○合板㈱工場
ばり
構造 用
10,000
合
粧
板
会
品名:化粧ばり構造用合板
寸法:12.0X910X1820㎜
接着の程度:特類
ホルムアルデヒド放散量:F☆☆☆☆
製造業者:○○○合板㈱工場
8,231
8,197
財)
日本
H17
H18
7,925
H19
会
査
合 板検
(公
財)
日本
13,594
11,784
5,000
0
(公
化
15,000
合 板検
査
(m3)
3,000,000
H20
H21
H22
H23
H24
H25
針葉樹、広葉樹、複合樹種
針葉樹
広葉樹
複合(針・広)
2,500,000
接着の程度:特類
2,000,000
1,500,000
販売業者:○○○商事㈱
1,000,000
500,000
0
注:表示様式はこの例によらない場合もあります。詳細については日本合板検査会にお問い合せください。
H17
H17
2,112,323
272,011
広葉樹
8,197
複合(針・広)
2,392,532
合 計
針葉樹
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H18
2,207,272
284,497
11,784
2,503,552
H19
2,260,742
253,181
8,231
2,522,153
H20
2,010,317
269,089
19,510
2,298,916
H21
1,792,019
186,117
21,174
1,999,310
H22
2,233,260
213,070
32,542
2,478,872
H23
2,081,090
348,822
19,764
2,449,676
H24
2,346,006
239,617
13,594
2,599,218
H25
2,661,818
249,055
7,925
2,918,798
※日本合板検査会が認定する工場の格付数量をもとに作成しております。
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検査所別・国別JAS認定工場数(合板)
0
0
6
0
3
0
合 板 実 工 場
1
天然木・特殊加工 実 工 場
2
防虫処理特殊加工化粧合板
0
特殊加工化粧合板
1
防虫 処 理 天 然 木 化 粧 合 板
化粧ばり構造用合板
1
1,000,000
天然 木 化 粧 合 板
防虫 処 理 構 造 用 合 板
1,500,000
普通合板
実 工 場
低ホルムアルデヒド構造用合板
1
国
別
1,815,539
構造 用 合 板
2,103,857
低ホルムアルデヒド表面加工コンクリート型枠用合板
2,000,000
表面加工コンクリート型枠用合板
2,271,159
2,101,354
低ホルムアルデヒドコンクリート型枠用合板
2,301,292
2,361,510
合 板
コンクリート型枠用合板
2,272,187
2,668,829
防虫処理普通合板
2,152,286
品目区分
国内製造
(m3)
2,500,000
種 類
普通合板
国内製造及び外国製造のJAS構造用合板格付数量の推移
平成2 6 年1 0 月6 日現在
500,000
0
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
北海道
H25
外国製造
東 北
(m3)
350,000
東 京
240,246
231,366
220,861
200,000
237,708
197,562
249,969
名古屋
207,713
大 阪
100,000
中 国
50,000
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
九 州
国内製造及び外国製造
(m3)
3,000,000
国内製造
マレーシア
外国製造
本
部
2,500,000
2,000,000
中 国
(China)
フィリピン
1,500,000
1,000,000
フィンランド
500,000
0
国内製造
外国製造
合 計
10
1
1
1
7
2
1
4
9
3
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H17
2,152,286
240,246
2,392,532
H18
2,272,187
231,366
2,503,552
H19
2,301,292
220,861
2,522,153
H20
2,101,354
197,562
2,298,916
H21
1,815,539
183,771
1,999,310
H22
2,271,159
207,713
2,478,872
H23
2,103,857
345,819
2,449,676
H24
2,361,510
237,708
2,599,218
H25
2,668,829
249,969
2,918,798
合 計
2
0
0
2
5
4
0
2
1
0
0
3
3
7
0
0
7
1
1
2
1
0
1
2
1
9
0
0
26
0
1
2
1
0
1
2
0
6
0
0
9
1
1
3
0
0
1
6
0
4
0
0
1
0
0
1
3
0
0
1
0
4
0
0
7
3
17
18
4
2
3
19
4
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
2
0
0
0
0
0
12
22
36
13
3
13 46
11
38
0
70
0
57
18
5
11
10
14
1
22
1
3
0
1
0
2
0
2
43
15
0
1
0
38
0
3
1
35
0
21
3
20
0
4
21
14
0
6
0
15
0
3
1
4
0
3
1
18
0
6
1
9
0
11
183,771
150,000
0
2
345,819
300,000
250,000
9
0
94 162
注: 合計の上段は品目別工場数の合計、下段は実工場数( 種類別)の合計
種類ごとの実工場数は品目間で工場が重複する場合があり合計数は必ずしも一致しない。
日本合板検査会関係分のみ掲載
※日本合板検査会が認定する工場の格付数量をもとに作成しております。
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