Sentinel LDK FAQ

Software Rights Management
Sentinel LDK
トラブルシューティングガイド
Sentinel LDK 利用時の問題対策の FAQ
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
目次
Sentinel RTE インストール時の問題への対応 ........................................................................................... 3
アプリケーション実行時の問題への対応....................................................................................................... 5
ライセンスアップデート時の問題への対応 .................................................................................................... 8
Sentinel LDK 開発時の問題への対応 ...................................................................................................... 9
Master キー導入時の問題への対応 ......................................................................................................... 14
Sentinel HL/SL キーのドライバレス(UserMode)について ..................................................................... 17
旧 HASP DK / Sentinel SDK から LDK への移行について .................................................................... 19
その他 FAQ ............................................................................................................................................. 29
トラブルシューティングのガイドライン .......................................................................................................... 30
A.
実行環境でのトラブル.................................................................................................................. 32
B.
開発環境でのトラブル.................................................................................................................. 35
サポート問い合わせ時に必要な情報について ............................................................................................ 38
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Sentinel RTE インストール時の問題への対応
Q: Sentinel RTE インストール中に”Unable to start hardlock…”エラーが出てインストールできない。
Unable to start hardlock service … ErrorCode: 48 <#> <#> 1058
例:
A: 次の資料にしたがって、最新版の RTE を再インストールしてください。
「Sentinel HASP SRM ドライバトラブルの対処方法」(ファイル名:HASP_SRM_DriverTrouble.pdf)
Q: Sentinel RTE インストール中に”hardlock.sys file (null) …”エラーが出てインストールできない。
hardlock.sys file (null) processing error. ErrorCode: 12 <#> <#> 1224
例:
A: 上記エラーが発生する場合、ファイアウォール、アンチウィルスソフトによりドライバのインストールが阻害されて
いるケースが多く報告されています。インストール時にアンチウィルスソフトを一時停止し、管理者権限にてイン
ストーラを実行していることを確認の上、最新版の RTE を再インストールしてください。
3
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Q: Sentinel RTE インストール中に” a network error occured”エラーが出てインストールできない。
A: >haspdinst –r –purge を行った後、「regedit」を開き、エラーメッセージに表示された MSI ファイルを検索、削
除し、「regedit」を閉じてください。再度コマンドラインより haspdisnt.exe のインストールを実施してください。
Q: Windows 8 から 8.1 にアップグレードしようとすると、Sentinel Runtime Drivers をアンインストールする指示
が出て、Windows 8.1 にアップグレードできない。
A: この現象は、RTE 6.60 以前のバージョンの RTE がインストールされていると発生します。指示のとおり、一旦
Windows 8.1 へのアップグレードを中断し、Sentinel RTE 6.60 以降のコマンドラインインストーラ
(Sentinel_LDK_Run-time_cmd_line.zip )を入手してください。 コマンドラインを開き、>haspdinst –r –purge
を行って RTE をアンインストールした後に、再度 Windows 8.1 へのアップグレードを開始してください。
以上の対応を行ってなお、Windows 8.1 へのアップグレードができない場合は、上記実施した結果と合わせて
サポートまでご連絡ください。
Q: 「プログラムの追加と削除」 から HASP RTE を削除しても RTE をアンインストールできない。
A: 次の仕様によるためです。コマンドライン版 RTE(Sentinel_LDK_Run-time_cmd_line.zip)をダウンロードして、
次のコマンドで強制アンインストールを行ってください。
> haspdint –purge
複数ベンダの HASP キーが同一マシンに共存した場合、一ベンダのプロテクトアプリのアンインストールに伴っ
て RTE も削除してしまうと、他のベンダのアプリケーションの動作に影響を及ぼします。このような場合に備えて、
RTE はインストールされた回数をカウントし、インストールされた回数分アンインストールを行わないと完全に削
除できない仕様になっています。”-purge” スイッチを使うことで、回数に関係なく強制的にアンインストールする
ことができます。上記の理由により、”-purge” スイッチは、トラブルシューティング対応、もしくはテスト目的で
のみ使用するようにしてください。 コマンドライン版による通常のアンインストールは “-fr” または“-r” スイッチ
をお使いください。(詳細は”-h” (ヘルプ)を参照のこと。
上記で解決できない問題が発生した場合は、次の資料にしたがって、最新版の RTE を再インストールしてくだ
さい。「Sentinel HASP SRM ドライバトラブルの対処方法」(ファイル名:HASP_SRM_DriverTrouble.pdf)
4
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
アプリケーション実行時の問題への対応
Q: アプリケーションの実行時に 33(HASP_LOCAL_COMM_ERROR)エラーが返される。
A: Sentinel local License Manager サービスが開始されていません。
Windows のサービス画面から同サービスを手動で開始してください。
Q: アプリケーションの実行時に 400(HASP_NO_API_DYLIB)エラーが返される。
A: ベンダライブラリファイルが必要です。アプリケーションと同じディレクトリにベンダライブラリファイル
(hasp_windows_[xxxxx].dll 等)を配置してください。
Q: アプリケーションの実行時に 27(HASP_TS_DETECTED)エラーが返される。
A: ターミナルサービス(リモートデスクトップ)上での実行を検知しました。動作させるには、EMS > Catalog >
Products の Configure License Terms で、Remote Desktop の設定をしてください。
Q: アプリケーションの実行時"Active-X コンポーネントはオブジェクトを作成できません"のエラーがでる。
A: LDK の COM オブジェクトを正しく登録することによって、解決される可能性があります。
1.
スタート >ファイル名を指定して実行 をクリックします。
2.
次のコマンドを入力し、OK をクリックします。(Win32 の場合)
>regsvr32 “C:¥Program Files¥SafeNet Sentienl ¥Sentinel LDK¥API¥Runtime¥COM¥win32¥hasp_com_windows.dll”
3.
成功のダイアログが表示されたら、OK をクリックします。問題が解決されているか確認してください。
詳細は上記パスにある「Sentinel Run-time API Component Object Model Help」を参照してください。
Q: SL キーのアクティベーションでエラーになる。
A: 次の手順にしたがってください。
1.
オンラインアクティベーションの場合、インターネット接続に問題がないか確認してください。
2.
同じマシン上でアクティベーションに成功した実績はありますか? ある場合、今回エラーとなる前に行った
気になる変更点があればお教えください。
3.
可能であればオフラインアクティベーションを実施してください。
4.
上記 1~4 の結果と合わせて、次の情報を採取のうえサポートに連絡してください。
A) エラーメッセージの画面イメージ(*.JPG 等)
B) ACC 診断レポート(diagnostics.html)
詳細は「トラブルシューティングのガイドライン」を参照してください。
Q: プロテクション キーのライセンス更新で”Older HASP Update are pending…”エラーになる。
A: 同じキーに対して未完了の更新処理が残っているため、今回の更新ができないことを意味します。
更新前に、EMS にキー情報をチェックインしデータベースを同期させてから再実施するか、もしくは HL キーを
フォーマットし、再度ライセンス書き込みを行ってください。
5
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Q: HASP HL キー(または Sentinel HL キー)が認識されない。
A: 最新版の RTE をインストールし、ACC にアクセスしてキーの認識状況を確認してください。
詳細は「トラブルシューティングのガイドライン」を参照してください。
Q: ネットワークライセンスがネットワーク経由で認識されない。
A: まずは HL Net キーが接続(または SL Net がライセンス)されているサーバ上で、Local キーとして ACC で認
識されていることを確認してください。その上で、ネットワーク経由で認識されない場合は次を実施してください。
1.
サーバ/クライアントマシン間で ping が通ることを確認してください。
ping が通らない場合、HASP 以前の問題ですので、ネットワーク管理者に相談してください。
2.
TCP/UDP ポート 1947 番が他のリソースに占有されていないか確認してください。
A) コマンドラインで “netstat –ano”を実行し、該当ポートのステータスと、使用中の PID を把握する
B) タスクマネージャ > プロセス タブで、該当 PID が”hasplms.exe”であることを確認する
他のプロセスが占有している場合、終了させるなどして対処してください。
3.
ACC > Configuration にて、次の各種アクセス設定を調整してください。
Basic Settings タブ >
・Allow Remote Access to ACC :ACC へのリモートアクセスの許可
・Write an Access Log File 他 :License Manager へのアクセスログ他の採取
Access to Remote License Managers タブ >
・Allow Access to Remote Licenses :リモートライセンスへのアクセス許可
・Broadcast Search for Remote Licenses :ブロードキャスト検索設定
・Aggressive Search for Remote Licenses:アグレッシブ検索設定
・Specify Search Parameters :サーバの IP アドレスを指定する等
Access from Remote Clients タブ >
・Allow Access from Remote Clients :リモートクライアントからのアクセス許可
詳細は ACC の Help を参照してください。
4.
市販のポートスキャニングツールによる導通確認
参考:PortQry
Microsoft が提供するフリーのポートスキャニングツールです。詳細は提供元サイトほかをお調べください。
http://support.microsoft.com/kb/310099/ja
Portqry.exe コマンドラインユーティリティの説明
6
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Q: HASP HL キーの LED ランプが点滅して止まらない。
A: ファームウェアアップデートに関連した一時的な不具合の可能性があります。
Sentinel HASP RTE v5.86 以降では、HASP HL キーのファームウェアが古いと自動アップデートする機能
があり、更新中は LED が点滅し、数十秒後に点灯に変わる動きとなります。この更新処理が完了する前にキ
ーをマシンから抜いてしまうと点滅が止まらなくなる状態になります。万一この状況になった場合は、Sentinel
local License Manager サービスを手動で再開始する、もしくはマシンを再起動した後に、再度キーを接続して
アップデート処理を最初から行うようにしてください。
改善されない場合は、HASP キーの刻印情報とともにサポートまでご連絡ください。
Q: セッション開始から 12 時間で自動的にセッションが終了した。
A: Envelope の際に、定期バックグランドチェックをオフにすると 12 時間でセッションタイムアウトとなります。API
をご使用の場合は、セッション開始後に定期的にメモリアクセス処理(例:hasp_read())等を組み込んでご対応
ください。
Q: Sentinel HLNet キー(ドライバレスモード)のネットワークライセンスで、リモートマシンからライセンスにアクセ
スできるが、ローカルマシンからアクセスできない(H0005: Feature access denied)。
A: RTE6.63 以前のバージョンの不具合です。ローカルマシンに 6.63 以上の RTE をインストールしてください。
7
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
ライセンスアップデート時の問題への対応
Q: v2c 付き haspdinst.exe のインストールができない。
A: 標準版の haspdinst.exe を先にインストールした後、RUS ツールまたは ACC から v2c ファイルの適用を試して
ください。

標準版の haspdinst.exe がインストールできない場合は、「Sentinel RTE インストール時の問題への対
応」を参照してください。

RUS ツールまたは ACC から v2c が適用できない場合、RUS ツールまたは ACC に表示されるエラー情
報、および ACC の場合は Access log/Error log を設定し、これらログファイルを添付のうえ、サポートま
でお問い合わせください。

RUS ツールのエラー情報に「Another update must be installed first」が含まれる場合、対象のキーに対
し、以前に作成されたライセンスが適用されていません。更新ライセンス(v2c)は、作成された順番を飛び
越えて適用することはできません。EMS で対象キーの c2v のチェックインを行い、Pending Order を
Remove 後、改めて v2c ファイルを作成してください。

RUS ツールおよび ACC は、使用した Sentinel LDK 開発キットに同梱されたバージョン以降のものを使用
してください。Sentinel HASP 開発キットに同梱された古い ACC(RTE)および RUS ツールでは、LDK の
機能はサポートされません。
8
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Sentinel LDK 開発時の問題への対応
Q: Envelope でのプロテクションがうまくいかない。
A: Envelope のエラーは多岐に渡るため、次のガイドラインにそってお試しください:
1. プロテクト対象が、.NET アプリの場合、Microsoft の PEVerify ツールで、タイプセーフであることを事前に確
認してください。Envelope はタイプセーフであることが前提です。
2. Envelope で提供される各種パラメタを調整してプロテクトを試行してください。パラメタの詳細は Help を参
照してください。
3. プロテクト対象が、.NET/Java の場合、クラス毎の選択が可能です。重要度に応じてクラスを拾捨選択して
お試しください。
4. お使いの Envelope(Vendor Suite)が最新でない場合は、ダウンロードサイトから最新バージョンを入手し
てプロテクトをお試しください。
5. 上記でもうまくいかない場合は、エラー画面、試行した内容 と結果を添えて、サポートまでお問い合わせく
ださい。
6. 解決策がない場合は、対象プログラムの構造まで踏み込んで、対象のバイナリファイルを分割して
Envelope する、あるいは Licensing API によるプロテクションといった代替策をご検討ください。
参照先:「Sentinel LDK ソフトウェアプロテクションおよびライセンシングガイド」 パート 2 プロテクション
Q: EMS を起動しても EMS ログイン画面がブラウザに表示されない。
A: 次の手順にしたがってください。
1. Sentinel EMS がインストールされているマシン上の Windows のサービス画面で Sentinel EMS Service
が停止していないか確認してください。停止している場合は、手動で開始してください。
2. 使用しているブラウザが、お使いの Sentinel LDK インストールガイドに記載された サポート対象ブラウザ
かどうか確認してください。未サポートブラウザの場合は、サポートされているブラウザをご使用ください。
例:Sentinel LDK v6.4 の場合
IE (32-bit) v.8,9,10 / Mozilla Firefox (32-bit) v.15 / Google Chrome (32-bit) v.23 / Safari 5.0, 6.0
9
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
3. いずれでも解決できない場合は、上記確認した結果を明記のうえ、「トラブルシューティングのガイドライン」
の、4.Sentinel EMS 使用時の全般的なトラブル にしたがって、必要な資料を採取してサポートまでお問
い合わせください。
Q: EMS にログインできない。
A: 次の手順にしたがってください。
1. 「EMS を起動しても EMS ログイン画面がブラウザに表示されない」の手順 1 および 2 を確認してください。
2. 使用しているアカウントが有効なものか確認してください。
3. いずれでも解決できない場合は上記確認した結果を明記のうえ、「トラブルシューティングのガイドライン」
の、4.Sentinel EMS 使用時の全般的なトラブル にしたがって、必要な資料を採取してサポートまでお問
い合わせください。
Q: EMS で HL キー書込み/C2V チェックイン時に、Java の SecurityException エラーが発生する。
A: JRE(7 update 51)のセキュリティ強化によるエラーです。詳細は次をご覧ください。
https://www.java.com/ja/download/help/java_blocked.xml
次のいずれかの方法で対処してください。
1. アクセス先の URL を例外サイト・リストに指定する。上記 URL の「回避策」の項を参照してください。
2. Java コントロールパネルを起動し、セキュリティタブのセキュリティ・レベルを中に下げる。
Q: LDK 開発環境への日本語言語パックが適用できない。
A: お使いの LDK バージョンと言語パックのバージョンが合致しているかご確認ください。Sentinel LDK の日本語
言語パックは、通常 LDK 製品リリースから数ヶ月遅れて公開されます。ダウンロードサイトでリリースされている
バージョンを確認し、公開されていない場合はリリースまでお待ちください。
10
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
例:Sentinel LDK v6.3
(検索オプション:Type=”Language Packs” / Language=”Japanese” )
ダウンロードサイトへのアクセス方法は、「トラブルシューティングのガイドライン」を参照してください。
上記例では、上段が LDK 開発環境に適用する言語パック、下段は ACC に適用する言語パックとなります。
また、日本語製品マニュアルだけであれば、SRM カスタマーポータル >日本語マニュアル に掲載されていない
か、適宜ご確認ください。
Q: Sentinel LDK 環境 のバックアップはどうやるのか?
A: Sentinel LDK 環境のバックアップは、EMS の SQL データベース(EMSDB)のバックアップで行います。
参考まで、以下に Microsoft の無償ツール SQL Server Management Studio Express を使用したバックアップ
/ リストアの方法を紹介します。 詳細については、Microsoft のサイトを参照してください。
(1) SQL Server Management Studio を起動し、EMSDB インスタンスに接続します。
(2) Object Explorer > Database > EMSDB > Tasks > Back Up をクリックし、画面にしたがってバックアップ
先を指定して OK をクリックします。
11
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
以降はオプションです:
(3) バックアップした DB をリストアする場合は、… Tasks > Restore をクリックし、バックアップ対象ファイルを
選択して OK をクリックします。
(4) Sentinel LDK 運用環境 を 別のマシンに移設する場合、移設先のマシンに同じバージョンの Sentinel
LDK をインストールした後で、バックアップした DB をリストアしてください。
(5) 商用環境として使用する場合は、移設した環境に適切な Vendor キーを再インストールしてください。
Q: Linux 用 Envelope で、コマンドラインに-i/-o スイッチが指定できない
A:
-i/-o スイッチは使用できません。「Sentinel LDK v.7/6.x Software Protection & Licensing Guide」5 章のドキュ
メントの不具合です。コマンドラインヘルプにある、<入力ファイル>/<出力ファイル>の形式で指定するか、または-c
スイッチで指定するコンフィグレーションファイル内に記述してください。
12
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Q: 製品のドキュメントはどこにありますか?
A:
次のいずれかの場所にあります。
・ Windows インストールフォルダ:¥Program Files (x86)¥SafeNet Sentinel¥Sentinel LDK¥Docs¥~
詳細はリリースノートの「Sentinel LDK Documentation」をご覧ください。
・ ダウンロードサイト:アクセス方法は、「トラブルシューティングのガイドライン」を参照してください。
(検索オプション:Product=”Sentinel LDK” / Type=”Documentation”)
ダウンロードサイトには最新版のみが掲載されます。最新バージョン以外のドキュメントは、インストールフォル
ダを参照してください。
日本語ドキュメントについては、まず「Q:LDK 開発環境への日本語言語パックが適用できない。」の項を参照し
てください。リリース済みの場合は、上記と同じ場所で入手できます。
Mac/Linux 版の場合は、各プラットフォーム用フォルダ(MacOS¥/Linux¥)をご覧ください。
Q: API のサンプルはどこにありますか?
A:
次の場所にあります。
Windows インストールフォルダ:¥Program Files (x86)¥SafeNet Sentinel¥Sentinel LDK¥Samples¥~
Mac/Linux 版の場合、各プラットフォーム用フォルダ(MacOS¥/Linux¥)の Samples¥~
¥Samples 以下には API のカテゴリ毎に格納されています。例えば Runtime¥ には、プロテクト対象アプリ内に
埋め込む Licensing API のサンプルがプログラミング言語毎に収められています。
Q: LDK 製品のチュートリアルはありますか?
A:
次のリソースをご活用ください。
・ 「Sentinel LDK v6.x/v7.x Quick Start Guide」
(SRM カスタマーポータル >日本語マニュアル掲載)
・ 「Tutorial – Demo Kit / Tutorial (API) – Demo Kit」 ほか (製品付属ドキュメント)
いずれもシナリオにそったチュートリアルという点では同じですが、前者は画面または動画付きです。今後の後
継バージョンリリースに際して、基本的機能の操作はほぼ同じことが予想されるため、手始めとして Quick Start
Guide の利用を推奨します。
13
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Master キー導入時の問題への対応
Q: Master キーの導入開始時に、”No Sentinel Vendor key detected”のメッセージが表示される。
A: ACC を開いて、導入する Master キーが 1 本だけ Local で認識されているか確認してください。リモートデスクト
ップを利用している場合は、リモートデスクトップ経由ではなく、実機上で Master ウィザードを起動してしてくださ
い。
例: ACC > Sentinel Keys の表示イメージ (2 本接続している場合)
※ 上段が旧 Sentinel HASP キー、下段が新しい Sentinel HL キーの表記です。どちらのモデルでも、有効な
ライセンスが格納されていれば動作します。
Q: Masterーキーの導入時に”Failed to decrypt Sentinel API…” エラーが発生する。
A: 複数のマスターキーを接続していませんか。接続するマスターキーは 1 本にしてください。
Q: Master キー導入時に MWP ファイルをリクエストされる
A: 次の設定を確認してください。
1. マシンはネットワークに接続されていますか。
14
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
2. ネットワークにプロキシの設定がされていますか。
プロキシの設定がされている場合、Envelope->File->Settings から Use Proxy for Master Wizard
を設定の上で、再度 Master キーの導入をしてください。
オフラインで実施せざるを得ない場合は、「Master キーをオフラインで導入したい」を参照してください。
Q: Master キーの導入開始後、いつまで経っても完了しない。
A: サーバおよびネットワークのトラフィックにより時間がかかる場合がありますが、2~3 時間経過しても Master ウ
ィザードのステータスバーが変わらない場合は、次の情報とともにサポートまでご連絡ください。

ご利用中のバッチコードが明記された Master ウィザードの開始(Specify Sentinel Vendor Key)画面
15
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Q: Master キーをオフラインで導入したい。
A: セキュリティ上、ネットワーク経由でライブラリをダウンロードすることを推奨しますが、どうしてもオフラインで実
施せざるを得ない場合は、次の手順にしたがって SafeNet までお問い合わせください。なお、MWP ファイルの
を手配する準備にオンラインでの導入より時間がかかるため、急ぎの場合はオンラインの手順で実施してくださ
い。
1. 利用中のバッチコードが明記された Master ウィザードの開始画面(上記)を採取し、その画面ファイルを添
付して、オフラインでの Master キー導入依頼をサポートまでご連絡ください。
2. SafeNet より MWP ファイル準備完了の連絡がありますので、指示にしたがって MWP ファイルを入手してく
ださい。
3. ACC で Master キーが認識されていることを確認のうえ、オフライン状態にして Master ウィザードを起動し
ます。MWP ファイルの入力リクエストで、入手した MWP ファイルを指定して進めてください。このとき、
C:¥直下に MWP ファイルを配置することを推奨します。
Q: Master キーのオフライン導入で、MWP ファイル指定時に”Invalid package file - Unable to locate
jobAcknowledge_[nnnnn].xml in selected package”のエラーがでる。
A: MWP ファイルを C:¥直下に配置し、管理者権限ユーザで Master ウィザードを再度実施してください。
Q: Master キー導入で生成される自社ライブラリはどこに格納されますか?
A:
次の場所にあります。
~¥Documents and Settings¥[userName]¥My Documents¥SafeNet¥Sentinel LDK [version]¥API¥Runtime¥
例:C:¥Users¥user1¥Documents¥SafeNet¥Sentinel LDK 7.1¥API¥Runtime¥C¥win32¥hasp_windows_81817.dll
この例では、"81817"が、このベンダを表す固有 ID となります。プリインストールされている評価用バッチコード
DEMOMA のライブラリは hasp_windows_demo.dll です。
詳細は、インストールガイドの「Introducing Your Sentinel Vendor Keys to Sentinel LDK」を参照してください。
16
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Sentinel HL/SL キーのドライバレス(UserMode)について
Q: Sentinel HL/SL キーのドライバレス (UserMode) を使用するにはどうしたらいいですか?
A: HL キーのドライバレスの場合は、物理デバイスとして Sentinel HL のドライバレス構成キー(後述)を使用し、ラ
イセンスの生成に Sentinel LDK 6.4 以降を使用する必要があります。SL キーの場合は、Sentinel LDK 6.3 以
降を使用し、プロダクト定義で UserMode を選択してライセンスを生成してください。
Q: Sentinel HL キーと HASP HL キーの違いは何ですか?
A: Sentinel HL キーは HASP HL キーの上位モデルであり、従来の機能に加えて、ドライバレス(HL-User Mode)
として利用できる機能が加わりました。Sentinel HL キーの仕様については、Sentinel HL データシート
(Sentinel HL Data Sheet.pdf)を参照してください。
外観イメージ
外観の特徴
内部の構成
HASP HL キー
・外装に”HASP HL”の彫り込み
・HASP 構成(モード)のみ
・キャップなし
・色はモデルにより異なる
例:Max モデル
Sentinel HL キー
・外装に”Sentinel”の彫り込み
・HASP 構成(モード)
・キャップあり
・ドライバレス構成(モード)
・楕円形の紐通しの穴あり
・色はモデルにより異なる
どちらか一方のモードで動作します。最
初からどちらかの構成のキーを購入す
る以外に、HASP 構成→ドライバレス
例:Pro モデル
構成への更新が可能です(逆は不可)
Q:
Sentinel HL キーのモード(構成)の見分け方はどうするのですか?
A:
RTE インストール環境で ACC を開いて、Sentinel Keys > Configuration 列 の表示で判断してください。
17
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Q: Sentinel HL/SL キーの UserMode ライセンスの確認はどのようにするのですか?
A: UserMode ライセンスの場合、ACC によるライセンスの確認ができません。ACC の代わりに、Licensing API
の hasp_get_info() 関数でキー情報やライセンス情報を取得して確認してください。トラブルシューティング時
の対応も同様ですので、キーの出荷前にあらかじめ確認し、どのように情報を採取するのか準備しておくことを
お勧めします。
Q: Sentinel HL キーのドライバレスを接続しているのに、ドライバのインストール画面が出ます。
A: Sentinel HL のドライバレスモードは、Windows 標準の HID インタフェースを使用しています。デバイスマネー
ジャ >
ヒューマン インタフェース デバイス に USB デバイスとして表示されることを確認してください。
Sentinel の RTE ドライバを含め、何かをインストールしなければならないということはありませんが、Windows
の標準機能に準拠しているため、USB デバイス接続時の挙動としてメッセージが出ることはあり得ます。
Q: Sentinel HL/SL キーの UserMode はネットワークライセンスに対応していますか?
A: Sentinel HL キーのドライバレスのみ対応しています。Sentinel LDK 7.0 以降を使用してください。
SL-UserMode はネットワークライセンスに対応していないため、SL-AdminMode を使用してください。
18
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
旧 HASP DK / Sentinel SDK から LDK への移行について
Q: 今使用している旧製品のバージョンがよくわかりません。どうやって調べるのですか?
A: Sentinel 製品には新旧複数の DK(開発キット)およびハードウェアキーのラインナップがあります。次のステッ
プにそってご確認ください。不明な場合、わかる限りの情報を添えてサポートまでお問い合わせください。
現行使用バージョンにかかわらず、Sentinel LDK で新規にプロテクトとライセンシングを行う場合は、
「3.Sentinel LDK の入手と評価」 からはじめて下さい。
1. 使用中のバージョンの確認
以下は日本での製品販売履歴です。購入時期や購入元を参考にしてください。
19
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
ご利用のインストールメディア、ツール、USB キーの表示などから確認してください:
製品世代
バージョン
主なツール名
USB キーに表示される
管理者権限
ベンダ識別情報
HASP4 DK
~CD v12
Envelope, HASP Edit
5 桁のバッチコード
HASP4 パスワード
(例:ABCDE)
HASP HL DK
V1.1~ V1.3
Vendor Center,
Envelope, ToolBox,
5 桁のバッチコード
Master キー(白色)
(例:ABCDE)
Factory
HASP SRM /
V2.10~V5.12
Vendor Suite, Envelope,
Sentinel HASP
ToolBox, Business Studio,
DK
Admin Control Center
SuperPro SDK
~V7.1
Shell/CodeCover, API
Explore, SPI/SSD
SHK (Sentnel
~V1.3
Hardware Key)
CodeCover, API Exploer,
SPI/SSD
5 桁のバッチコード
(例:ABCDE)
8 桁のモデル番号
Vendor キー(Master キ
ー(紺色)/Developer キ
ー(黄色))
SuperPro パスワード
(例:SGSnnnnn)
8 桁のモデル番号
メーターキー
(例:GGSnnnnn)
SDK
2. LDK への移行方法
使用中の製品を特定したら、対応する適切な LDK 移行ガイドを下記サイトから入手のうえ、後述する製品
毎の移行方法をご参照ください。
http://sentinelcustomer.safenet-inc.com/sentineldownloads/
(検索オプション: Product = Sentinel LDK, Keyword = “Migration” を指定して Search)
20
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
3. Sentinel LDK の入手と評価
いずれの場合も、まずは最新版の Sentinel LDK をインストールし、評価用の DEMOMA キーを使用して基
本操作を習得してください。新しい HL キーが手元に無く、必要な場合はサポートまでお問い合わせください。
移行前の製品がどれかに関わらず、LDK の基本操作は全て同じです。基本操作を習得したうえで、自社ソ
フトウェアのプロテクトと希望するライセンシングを実装してください。
Sentinel LDK のダウンロード先は、「トラブルシューティングのガイドライン」を参照してください。
Q: HASP4 DK から Sentinel LDK への移行は どのようにするのですか?
A: 具体的な移行方法は、HASP4 のリソースを残して新しい部分だけ LDK を使用するのか、全面的に LDK で実
装しなおすのか、シナリオによって異なります。下記に示すポイントを参考にして作業項目を確認のうえ実施し
てください。セキュリティおよびサポートの観点から、できる限り全面的に LDK で実装しなおしてください。LDK
でプロテクトしても、旧製品によるプロテクション実装が残っていると、その部分がセキュリティホールとなる可能
性があります。また、EOS(販売終了)製品のため、旧実装部分の技術的なサポートは受けられません。
ポイント:
a)
参照する移行ガイド : 「Migration Guide for Sentinel LDK from HASP4」
推奨する参照先:
・ Stage3 Full implementation of Sentinel LDK functionality (LDK への完全移行)
・ Appendix(付録):Table1,2 新旧キーの比較表、Table3 新旧ツール比較表、Table4 新旧 API 比較表
b)
既存の HASP4 および HASP HL キーは Sentinel LDK で 使えるか?
ファームウェアバージョンが 3.21 以降であれば使用できます。後述する以下を参照してください:
「Q:HASP4/HASP HL/Sentinel HL キーのファームウェアバージョンはどのように調べるのですか?」
c)
自社バッチコードに紐付いた HASP4 管理者パスワードは使えるか?
Sentinel LDK では HASP4 パスワードは使用できません。代わりに Sentinel LDK の Vendor キーが必要で
す。使用中のバッチコードを明記のうえ SafeNet 営業窓口までご連絡ください。
d)
プログラムのプロテクション実装はどうするのか?
21
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
HASP4 DK と同じく、Sentinel LDK には、バイナリファイルを暗号化する Envelope ツールと、ソースコード
に API(Licensing API)を組み込む 2 つの方法があり、どちらか一方または併用してプログラムをプロテクトし
ます。詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。
e)
キーへのライセンシングはどうするのか?
HASP Edit に相当する Sentinel EMS を使用してキーへのライセンシングを行います。 詳細は、「Sentinel
LDK Quick Start Guide」を参照してください。
f)
エンドユーザには何を配布するのか?
HASP4 ドライバ(v4.x)の後継にあたる、Sentinel RTE(v6.x)にアップグレードします。RTE を使用すれば、
HASP 4 DK で実装したライセンス/アプリ(Envelope v12.x or API v8.x 以上)も、LDK で実装したライセンス/ア
プリも、同じ HASP HL または Sentinel HL キーで動作させることができます。ネットワークライセンスを使用する
場合も、Sentinel RTE だけでネットワーク同時制御が可能です。
また、Sentinel LDK では、旧製品にはなかったキータイプ(HL/SL)やモード(AdminMode / UserMode) があ
り、配布物についてケース毎に異なります。キータイプやモード毎の詳細は「Sentinel LDK Quick Start
Guide」を参照してください。
Q: HASP HL DK から Sentinel LDK への移行は どのようにするのですか?
A: 具体的な移行方法は、HASP HL のリソースを残して新しい部分だけ LDK を使用するのか、全面的に LDK で
実装しなおすのか、シナリオによって異なります。下記に示すポイントを参考にして作業項目を確認のうえ実施
してください。セキュリティおよびサポートの観点から、できる限り全面的に LDK で実装しなおしてください。安全
な LDK でプロテクトしても、旧製品によるプロテクション実装が残っていると、その部分がセキュリティホールとな
る可能性があります。また、EOS(販売終了)製品のため、旧実装部分の技術的なサポートは受けられません。
ポイント:
a)
参照する移行ガイド : 「Migration Guide for Sentinel LDK from HASP HL」
推奨する参照先:
・ Stage2 Implementing Sentinel LDK protection (LDK への移行)
・ Appendix(付録):Table1 新旧キーの比較表、Table2 新旧ツール比較表、Table3 新旧 API 比較表
b)
既存の HASP HL キーは Sentinel LDK で 使えるか?
ファームウェアバージョンが 3.21 以降であれば使用できます。後述する以下を参照してください:
「Q:HASP4/HASP HL/Sentinel HL キーのファームウェアバージョンはどのように調べるのですか?」
22
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
c)
自社バッチコードに紐付いた HASP HL Master キー(白色)は使えるか?
Sentinel LDK では HASP HL の Master キーは使用できません。代わりに Sentinel LDK の Vendor キー
が必要です。使用中のバッチコードを明記のうえ SafeNet 営業窓口までご連絡ください。
d)
プログラムのプロテクション実装はどうするのか?
HASP HL DK と同じく、Sentinel LDK には、バイナリファイルを暗号化する Envelope ツールと、ソースコード
に API(Licensing API)を組み込む 2 つの方法があり、どちらか一方または併用してプログラムをプロテクトし
ます。詳細は、「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。
e)
キーへのライセンシングはどうするのか?
HASP HL Factory に相当する Sentinel EMS を使用してキーへのライセンシングを行います。詳細は
「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。
f)
エンドユーザには何を配布するのか?
HASP ドライバ(v5.x)の後継にあたる、Sentinel RTE(v6.x)にアップグレードします。 RTE を使用すれば、
HASP HL DK で実装したライセンス/アプリも、LDK で実装したライセンス/アプリも、同じ HASP HL または
Sentinel HL キーで動作させることができます。ネットワークライセンスを使用する場合も、Sentinel RTE だけ
でネットワーク同時制御が可能です。
また、Sentinel LDK では、旧製品にはなかったキータイプ(HL/SL)やモード(AdminMode / UserMode) が
あり、配布物についてケース毎に異なります。キータイプやモード毎の詳細は「Sentinel LDK Quick Start
Guide」を参照してください。
23
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Q:
SuperPro SDK から Sentinel LDK への移行は どのようにするのですか?
A: 具体的な移行方法は、SuperPro のリソースを残して新しい部分だけ LDK を使用するのか、全面的に LDK で
実装しなおすのか、シナリオによって異なります。下記に示すポイントを参考にして作業項目を確認のうえ実施
してください。セキュリティおよびサポートの観点から、できる限り全面的に LDK で実装しなおしてください。安全
な LDK でプロテクトしても、旧製品によるプロテクション実装が残っていると、その部分がセキュリティホールとな
る可能性があります。また、EOS(販売終了)製品のため、旧実装部分の技術的サポートには限りがあります。
ポイント:
a)
参照する移行ガイド : 「Migration Guide for Sentinel LDK from Sentinel SuperPro」
主な参照先:
・ Appendix(付録):Table1 新旧キーの比較表、Table2 新旧ツール比較表、Table3 新旧 API 比較表
b)
既存の SuperPro キーは Sentinel LDK で 使えるか?
SuperPro キーとの互換性はないため使用できません。
c)
自社パートナンバー(SGSxxxxx)に紐付いた SuperPro パスワードは使えるか?
Sentinel LDK では SuperPro パスワードは使用できません。代わりに Sentinel LDK の Vendor キーが必要
です。使用中のパートナンバーを明記のうえ SafeNet 営業窓口までご連絡ください。
d)
プログラムのプロテクション実装はどうするのか?
SuperPro SDK と同じく、Sentinel LDK には、バイナリファイルを暗号化する Envelope ツールと、ソースコー
ドに API(Licensing API)を組み込む 2 つの方法があり、どちらか一方または併用してプログラムをプロテクト
します。詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。
e)
キーへのライセンシングはどうするのか?
SuperPro SDK の License Manager に相当する Sentinel EMS を使用してキーへのライセンシングを行い
ます。詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。
f)
エンドユーザには何を配布するのか?
SuperPro ドライバ(SSD または SPI)に代わり、Sentinel RTE を使用します。ネットワークライセンスを使用す
る場合は、SPI に代わって Sentinel RTE を使用します。
また、Sentinel LDK では、旧製品にはなかったキータイプ(HL/SL)やモード(AdminMode / UserMode) が
あり、配布物についてケース毎に異なります。キータイプやモード毎の詳細は「Sentinel LDK Quick Start
Guide」を参照してください。
24
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Q: SHK SDK から Sentinel LDK への移行は どのようにするのですか?
A: 具体的な移行方法は、SHK のリソースを残して新しい部分だけ LDK を使用するのか、全面的に LDK で実装し
なおすのか、シナリオによって異なります。下記に示すポイントを参考にして、作業項目を確認のうえ実施してく
ださい。セキュリティおよびサポートの観点から、できる限り全面的に LDK で実装しなおしてください。安全な
LDK でプロテクトしても、旧製品によるプロテクション実装が残っていると、その部分がセキュリティホールとなる
可能性があります。また、EOS(販売終了)製品のため、旧実装部分の技術的サポートには限りがあります。
ポイント:
a)
参照する移行ガイド : 「Migration Guide for Sentinel LDK from SHK」
主な参照先:
・ Appendix(付録):Table1 新旧キーの比較表、Table2 新旧ツール比較表、Table3 新旧 API 比較表
b)
既存の SHK キーは Sentinel LDK で 使えるか?
SHK キーとの互換性はないため使用できません。
c)
自社パートナンバー(GGSxxxxx)に紐付いた SHK メーターキーは使えるか?
Sentinel LDK では SHK のメーターキーは使用できません。代わりに Sentinel LDK の Vendor キーが必要
です。使用中のパートナンバーを明記のうえ SafeNet 営業窓口までご連絡ください。
d)
プログラムのプロテクション実装はどうするのか?
SHK SDK と同じく、Sentinel LDK には、バイナリファイルを暗号化する Envelope ツールと、ソースコードに
API(Licensing API)を組み込む 2 つの方法があり、どちらか一方または併用してプログラムをプロテクトしま
す。詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。
e)
キーへのライセンシングはどうするのか?
SHK SDK の License Manager に相当する Sentinel EMS を使用してキーへのライセンシングを行います。
詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。
f)
エンドユーザには何を配布するのか?
SHK ドライバ(SSD または SPI)に代わり、Sentinel RTE を使用します。ネットワークライセンスを使用する場
合は、SPI に代わって Sentinel RTE を使用します。
また、Sentinel LDK では、旧製品にはなかったキータイプ(HL/SL)やモード(AdminMode / UserMode) が
あり、配布物についてケース毎に異なります。キータイプやモード毎の詳細は「Sentinel LDK Quick Start
Guide」を参照してください。
25
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Q: Sentinel HASP (HASP SRM) DK から Sentinel LDK への移行は どのようにするのですか?
A: Business Studio から EMS への変更以外、ほとんどの機能は互換性を保持しているため、一部の制限事項を
除いてそのまま使用できます。制限事項については移行ガイドを参照してください。下記に示すポイントを参考
にして必要な移行作業を実施してください。
ポイント:
a)
参照する移行ガイド :
「Sentinel HASP から LDK への移行クイックガイド」(SRM カスタマーポータル>日本語マニュアル掲載) および
「Migration Guide for Sentinel LDK from Sentinel HASP」
Business Studio Server から Sentinel EMS への既存データの移行が主な作業となります。データ移行する
場合は、綿密な計画を立てて実施してください。
b)
既存の HASP HL キーは Sentinel LDK で 使えるか?
Sentinel HASP DK で使用していたキーはそのまま使用できます。
c)
自社バッチコードに紐付いた Sentinel HASP Vendor キーは使えるか?
Sentinel HASP DK で使用していた Vendor キーはそのまま使用できます。
d)
プログラムのプロテクション実装はどうするのか?
Sentinel HASP DK でプロテクトしたプログラムはそのまま使用できます。セキュリティを維持するため、定期
的に上位バージョンの DK でプロテクトし直すことを推奨します。Sentinel HASP DK と同じく、Sentinel LDK
には、バイナリファイルを暗号化する Envelope ツールと、ソースコードに API(Licensing API)を組み込む 2
つの方法があり、どちらか一方または併用してプログラムをプロテクトします。詳細は「Sentinel LDK Quick
Start Guide」を参照してください。
e)
キーへのライセンシングはどうするのか?
Sentinel HASP DK の Business Studio に相当する Sentinel EMS を使用してキーへのライセンシングを行
います。詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。
f)
エンドユーザには何を配布するのか?
使用する LDK バージョンに合わせて、Sentinel RTE の上位バージョン(v6.x 以降) を使用します。
また、Sentinel LDK では、Sentinel HASP にはなかったモード(AdminMode / UserMode) があり、配布物
についてケース毎に異なります。キータイプやモード毎の詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照
してください。
26
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Q: HASP4/HASP HL/Sentinel HL キーのファームウェアバージョンはどのように調べるのですか?
A: RTE をインストールしたマシンに、対象のキーを接続して ACC(Admin Control Center)を起動してください。
Sentinel Keys 画面の「Version」列にファームウェアバージョンが表示されます。ACC の画面イメージは、「トラ
ブルシューティングのガイドライン」を参照してください。
・バージョン 3.21 以降の HASP キー/Sentinel HL キーについては、当該列に表示されます。(例:3.25)
・バージョン 2.16 以前の古い HASP キーについては、ACC でキー自体が認識表示されません。
・バージョン 2.16 以降 3.21 以前の HASP キーについては、キーは表示されますが、バージョンがサポートされ
ないというメッセージが表示されます。この場合は、Firmware Update ユーティリティ を ダウンロードして、キ
ーのファームウェアをアップグレードしてください。
ダウンロード方法は、「トラブルシューティングのガイドライン」を参照してください。Firmware Update ユーティリ
ティは、ダウンロードサイトの Keyword 欄に「Firmware Update」と指定して検索することで入手できます。
Q: Sentinel HASP から Sentinel LDK へ移行後、850、852、857 の全て、またはいずれかのエラーが出て
Master インストールができない。
例:
A: 移行に際し Master インストールで発生する既知のエラーです。対処方法を指示しますので、サポートまでお問
い合わせください。
27
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Q: LDK 付属の Firmware Update ユーティリティで、Key not found となりファームウェアを更新できない。
A: LDK バージョン 7.0/7.1/7.2 に付属する Firmware Update ユーティリティの不具合です。ダウンロードサイトに
掲載されている古いバージョンのユーティリティ(RELEASED
2010-01-01 版)を使用してください。(Keyword
= “Firmware”と入力して検索)
28
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
その他 FAQ
Q: 東芝 TV チューナーソフトがインストールされたマシンで Sentinel RTE が動作しない。
A: 残念ながら動作しません。制限事項となります。
Q: HL キーを USB3.0 のポートに接続すると認識しない。
A: HASP 製品は転送速度に依存しません。USB3.0 含めバージョンに関わらず稼働いたします。
当該マシンにて、RTE がインストールされているか、Port:1947 が開放されているか、ファイアウォール、アンチウ
ィルスソフト等のセキュリティ製品の設定をご確認 (「トラブルシューティングのガイドライン」参照)の上、尚認識
されない場合、弊社サポートまでご連絡ください。
29
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
トラブルシューティングのガイドライン
I.
Sentinel LDK 実行環境 / 開発環境を問わず、トラブルが発生した場合は、常に最新版リソースをダウンロード
し適用するようにしてください。(下記注釈参照)
 ダウンロードサイトから手動でのダウンロード
>Sentinel Customer Community: http://sentinelcustomer.safenet-inc.com/sentineldownloads/
必要に応じて検索オプションを活用してください。
Sentinel LDK 実行環境(RTE)の場合、 Type = “Runtime & Device Driver” で 検索(SEARCH)
例:
Sentinel LDK/HASP/Hardlock/HASP4/HL Command Line
6.56
Sentinel LDK 開発環境(SDK)の場合、 Type = “SDK/CD/DVD” で 検索(SEARCH)
例:
Sentinel LDK v.6.4
6.4
 Sentinel LDK Software Manager 経由のダウンロード
Sentinel LDK v6.4 以降の開発環境の場合、すべてのプログラム > SafeNet Sentinel > Sentinel LDK >
Check for Updates をクリックすると、Sentinel LDK Software Manager が起動し、更新可能な Sentinel
ソフトウェアが一覧表示されます。この機能を使用して定期的にチェックすることをお勧めします。
※Sentinel LDK 開発環境の場合、日本語でのサポート開始は、英語ダウンロードサイトでのリリース日から
2 ヶ月程度後になります。日本語でのサポートを希望するユーザは、SRM カスタマーポータル(日本語サイ
ト)での告知をお待ちください。告知前に最新版を試す場合は、サポートまでお問い合わせください。
30
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
II.
トラブル報告の際は、できる限り問題の現象を画面として採取してください。複数手順に関わる場合はステップ
バイステップでの再現手順としてまとめてご報告ください。
参考: Windows 7 以降で標準装備の 問題ステップ記録ツール “PSR.exe”
簡単な手順で問題ステップを記録することができます。一次対応の段階で利用いただくと、
サポートがスムーズに運びやすくなります。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/dd941885.aspx
その他必要な情報については、巻末の「サポート問い合わせ時に必要な情報について」をご確認ください。
31
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
A. 実行環境でのトラブル
次の手順にそってトラブルシュートを実施してください。サポートにお問い合わせの際は、実施した項目と
その結果の詳細をお知らせください。
1.
Admin Control Center (ACC) で、Sentinel キーの実行基盤に問題がないことを最初に確認してください。
(Sentinel RTE が不要な SL UserMode および HL UserMode を使用中の場合は、1 をスキップし、3 以
降の手順を実施してください)
(1) Admin Control Center (http://localhost:1947 ) にアクセスします。
(2) RTE バージョンの確認
Options メニュー > Diagnostics > Run-time で RTE バージョンが最新であることを確認します。
(RTE v6.63 の画面例)
(3) プロテクションキー認識の確認
Sentinel Keys で所有しているキーが認識されていることを確認します。
例:HL Max (DEMOMA バッチコード) の場合
HL キーを接続しても ACC で認識されない場合は、再度接続しなおしてください。
32
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
(4) ライセンス有効性の確認
Features で目的のライセンスが存在し有効であることを確認します。
例:Feature ID = 1 永久ライセンス の場合
上記情報から、エンドユーザの使用ライセンスの有効性と使用状況に誤りがないか確認してください。
円滑なサポートのため、キーの出荷前にベンダ側で、正常時の表示画面や ACC 診断レポート(下記)を
採取しておくことをお勧めします。ACC が表示されない場合は、RTE がインストールされていない、また
はブロックされている等の可能性があります。この場合は以降の記述を参考にしてください。
(5) ACC 診断ファイルの採取
Diagnostics > Generate Report ボタンをクリックし、表示される HTML ファイル(diagnostics.html)
を 保存します。RTE がインストールされたマシンの Sentinel の基本情報が集約されています。
実行環境でのトラブルでサポートに問い合わせる際は、ACC 診断ファイルの提供が必須です。
33
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
2.
ポート/セキュリティ関連製品との競合がないか
ファイアウォール、アンチウィルスソフト等のセキュリティ製品が HASP の動作を制限している可能性があ
ります。それらの設定をオフにしてください。また、RTE が使用している TCP/UDP ポート 1947 番、およ
び Sentinel local License Manager サービス(hasplms.exe) がブロックされていないか確認してくださ
い。
(1) コマンドラインで “netstat –ano”を実行し、該当ポートのステータスと、使用中の PID(プロセス ID)を
把握
(2) タスクマネージャ > プロセス タブで、該当 PID が”hasplms.exe”であることを確認
他のプロセスが占有している場合は、該当プロセスを終了させるなどして回避してください。
3.
特定環境依存の問題かどうか
特定のマシン、または特定のキーだけで発生する問題かどうか、他のマシンやキーを使った動作検証を実
施してください。トラブルの原因を局所化する有効な情報となります。
4.
その他
トラブルの内容によっては、次のような追加情報が必要となります:
(1) RTE インストールログ (HL/SL UserMode の場合は不要 )
Windows XP の場合:C:¥windows¥aksdrvsetup.log
(2) システム情報ファイル (Windows XP の場合:> プログラム > アクセサリ > システムツール >
システム情報 > ファイル > 上書き保存 (*.NFO 形式) )
また、特定マシン環境依存と思われる場合は、次のような手段で原因を追及してください。
(3) システム構成ユーティリティ
①
システム構成ユーティリティを起動(コマンドラインより、”msconfig”と入力して OK)
②
サービスタブ にて、Microsoft のサービスを全て隠したうえで全て無効にし、RTE のサービスの
みで動作するか検証する。動作すれば他の何らかのサービスが干渉している可能性があるた
め、この作業を繰り返し、競合しているリソースを特定します。
(4) カーネルダンプ
Sentinel のリソースに関連してシステムダウン(ブルースクリーン)となる場合(例えば RTE をインス
トールすると発生など) は、カーネルダンプを採取してください。
①
ダンプファイルの選択 (Windows XP の場合:> コントロールパネル > システム > 詳細設定
> 起動と回復 > 設定 > システムエラー > デバッグ情報の書き込み > “カーネルメモリダン
プ” )
②
システムダウン後、上記指定のダンプファイルを採取 (例:%SystemRoot%¥Memory.dmp)
34
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
(5) hasp_get_info() によるライセンス確認 (HL/SL UserMode の場合)
UserMode では ACC によるライセンス確認ができないため、Licensing API の hasp_get_info() に
よるライセンス状況の確認を行ってください。
B. 開発環境でのトラブル
Sentinel LDK 開発環境(Vendor Suite / Sentinel EMS インストールマシン)においても、RTE は稼働していま
すので、「A. 実行環境でのトラブル」 もご確認ください。以下、開発環境固有の一般的なトラブル対処方法お
よび注意点を記します。
1. Sentinel LDK のインストール/アップグレード/アンインストール時のトラブルについて
 初期インストール時のトラブル
下記の情報を採取してください。また、マシン環境依存の可能性が疑われる場合、回避策として、なるべ
くクリーンな別のマシンを用意し、初期インストールすることをご検討ください。
 エラーメッセージ画面
 Sentinel EMS インストールログファイル
>C:\Program Files\SafeNet Sentinel\Sentinel EMS\EMSServer\log\
 アップグレードインストール時のトラブル
本書の「Sentinel LDK 環境 のバックアップはどのようにするのですか?」 を参照し、必ずデータベー
スのバックアップを行ってから開始するようにしてください。
初期インストールの場合と同様、EMS インストールログファイルを採取してください。また、マシン環境依
存の可能性が疑われる場合、回避策として、なるべくクリーンな別のマシンを用意することをご検討くだっ
さい。この場合、LDK を初期インストールし、バックアップした DB を移設してから、上位バージョンの LDK
へのアップデートを実施してください。
 アンインストール時のトラブル
「Sentinel LDK Installation Guide」 付録 A “Uninstalling Sentinel LDK” の記載のとおり実施してくだ
さい。問題がある場合は、詳しい現象をご報告ください。
35
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
2. Sentinel Vendor Suite 使用時の全般的なトラブルについて
EMS 以外のツールでクライアントマシンに依存するトラブルの場合は、回避策として、マシン環境を変え
ることをご検討ください。別のマシンに Vendor Suite だけをインストールしてください。商用環境として使
用する場合は、その後で Vendor キーをインストールしてください。
3. Master キーのライセンスに関するトラブルについて
Sentinel LDK の各種ライセンスは Master キー内に格納されています。SL や暫定ライセンスを発行する
には、あらかじめ該当するライセンスを購入する必要があり、ライセンスがない(もしくは失効した)状態で
は、EMS を介した処理中にライセンスに関するエラーメッセージが表示されます。
この場合、EMS > Administration > Master にて、自社バッチコードを選択した次のような画面で、
Master キーのライセンス状況を確認のうえ、必要に応じてライセンスの更新を行ってください。
例:
ライセンスに関する詳細は、「Sentinel LDK v6.x Software Protection and Licensing Guide」 付録 A
Understanding the Sentinel LDK Master Key Licenses を参照してください。なお、HL キーのみ利用
する場合は、Master キーさえあればよく、内部のライセンスを気にする必要はありません。
36
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
4. Sentinel EMS 使用時の全般的なトラブルについて
本書に記載されたケースがいずれも当てはまらない場合は、下記の情報を提供してください。

エラーメッセージ
EMS のエラーメッセージ画面、および、発生時刻(ログファイル追跡のため)

Sentinel EMS ログファイル
>C:\Program Files\SafeNet Sentinel\Sentinel EMS\EMSServer\webapps\ems\log\
EMS ログイン画面が表示されない、EMS サービスが起動しない場合は次も採取してください。

Sentinel EMS インストールログファイル
>C:\Program Files\SafeNet Sentinel\Sentinel EMS\EMSServer\log\
5. Sentinel HL キー(および HASP HL キー)の基本的な動作検証について
Sentinel LDK 開発環境において、HL キーの動作不良が疑われる場合、次のツールで検証してください:
(1) ACC → 実行環境でのトラブル を参照

期待されるプロダクト、フィーチャ、ライセンスが設定されているか (HASP 構成の場合のみ)
(2) ToolBox (Vendor Suite > ToolBox で起動)での検証
ToolBox は、Licensing API 実装時のコード生成シュミレータとしてだけでなく、動作検証にも役立て
ることができます。ユーザのアプリケーションを介さずに、プロテクションキーの基本機能を検証するこ
とができるので、トラブル内容に応じて次のようなテストを実施してください。
例:

HL キーの基本動作確認 → hasp_login()で、目的のフィーチャにログインできるか

HL Time キーの電池切れが疑われる場合 →
hasp_get_rtc()でステータス 25(HASP_NO_BATTERY_POWER)が返されるか

HL キーのメモリ動作確認 → hasp_read()/hasp_write()で正常に読み書きができるか
37
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
サポート問い合わせ時に必要な情報について
次の情報を明記のうえお問い合わせ頂くとスムーズに運びます:

エラーメッセージ、スタータスコードなどの正確な現象(できるかぎり画像で)

実行環境の情報(OS、RTE のバージョン、使用中のキーモデル、ライセンスの種類等)

発生状況(何をどのように実施したか、その環境で初めての実施か、それとも稼働実績ありか等)

開発時の情報
(プロテクトした Sentinel LDK のバージョン、プロテクト方法(Envelope or API)、バッチコード等)

本書トラブルシューティングのガイドラインを参照し、実施した項目およびその結果の詳細
38
Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド
Copyright 2010, Nihon SafeNet K.K.
All rights reserved.
http:/jp.safenet-inc.com
本書に記載される情報は完全かつ正確であるように最善を期しています。本書の誤りまたは情報の欠落による
直接的または間接的損害、または事業の損失に対し、SafeNet, Inc. は責任を負いません。本書に記載されて
いる仕様は、予告なく変更される場合があります。
SafeNet、Sentinel は、SafeNet, Inc. の商標または登録商標です。
本書で言及しているその他すべての製品名は、各社の商標または登録商標です。
2014 年 10 月
39