WEEKLY SIGNAL 来週の市場とレート予想 2/2 (月) 無担保O/N + 1,600 銀行券 △ 33,600 財政他 不 32,000 資金需給 2/3 (火) 2/4 (水) 0 . 0 3 0 % ~ 0 . 1 2 5 % + 1,000 △ 31,000 不 30,000 + 1,000 △ 10,000 不 9,000 法人税・保険揚げ 国庫短期証券償還(2M) 交付税特会借入・償還 国庫短期証券発行・ 償還(3M) 主な要因 オペ期日 共通担保(全店) CP等買入 社債等買入 ト ン △ 24,000 不 24,000 共通担保(全店) + 800 短国買入 + 400 国債買入 (日本) 米 オバマ大統領が2016年度 米 ミネアポリス連銀講演 予算教書を国会に提出 欧 ユーロ圏PPI(12月) 米 個人消費支出(12月) 米 建設支出(12月) 米 ISM製造業総合景況指数 (1月) 欧 ユーロ圏製造業PMI (1月改定値) (海外) 無担保ターム物 1M 2M 3M 6M 予想レンジ 0.080 ~ 0.120 0.080 ~ 0.125 0.110 ~ 0.140 0.130 ~ 0.170 △ 10,000 + 25,000 + 12,000 マネタリーベース(1月) 岩田日銀副総裁講演(仙台市) 対外対内証券売買 日銀営業毎旬報告 毎月勤労統計(12月) (1月31日現在) 日本銀行が保有する 国債の銘柄別残高 日本銀行による国庫短期証券 の銘柄別買入額 [インターバンク市場] ト ン + 2,000 余 2,000 国債発行(10年) △ 1,600 △ 600 △ 100 オペスタート 共通担保(全店) ETF買入 SPOT SPOT SPOT SPOT 平成27年1月30(金) 1260号 上田八木短資株式会社 2/5 (木) 2/6 (金) 日本銀行の対政府取引(1月) マネタリーベースと日本銀行 の取引(1月) 景気動向指数(12月) 米 MBA住宅ローン申請指数 米 新規失業保険申請件数 米 雇用統計(1月) 米 ADP雇用統計(1月) 欧 ECB、経済報告書を発表 米 消費者信用残高(12月) 米 ISM非製造業総合 欧 欧州委員会、 景況指数(1月) 経済見通しを発表 米 クリーブランド連銀総裁講演 欧 ユーロ圏総合PMI (1月改定値) 欧 ユーロ圏サービス業PMI (1月改定値) <インターバンク> 日銀当座預金残高は週初178兆円台で始まり、27日に国債買入オペ・国庫短期証券買入オペ等を要因として183兆円台に 増加し、その後は大きな変動なく183~184兆円台で推移し越週した。無担保コールON物は週を通して0.07%近辺の出合 いが中心的であったが、28日、一部金融機関の試し取りによりON物加重平均金利は0.087%をつけ12月11日以来約1か月 半ぶりの高水準となった。ターム物は1~2W物で0.11%台の取引が見られた。27~28日に開催されたFOMCでは事実上の ゼロ金利が維持された。景況判断については「経済活動は堅調な(solid)ペースで拡大している」と上方修正された。また、 金融政策を正常化させるまでの経過期間を「相当な期間」としていた前回までの記述が削除されたほか、利上げに際して 「国際情勢」にも留意することが追加された。 来週の材料として、国内は岩田日銀副総裁講演(4日)、海外では2016年度米予算教書提出(2日)、雇用統計(6日)等が挙げられる。 [オープン市場] NCD 3M CP3M(a-1+ ) TDB 3M 現先(on/1w) <CP> 0.090 ~ 0.120 0.092 ~ 0.094 ▲ 0.010 ~ 0.000 0.080 ~ 0.100 今週は、月末週に当たり償還額1兆7,000億円(月末日償還:1兆3,000億円)となっていたが、企業の発行ニーズ強く、週 を通じての発行額は約1兆7,600億円と、期落ち(金融機関・ABCP除く)を上回る結果となった。また、期内物の発行案件 が中心で1兆2,000億円強となっていた。今週の3M物の発行レートは、0.090%台前半~0.110%台後半と、ほぼ横這い圏 内での動きとなった。発行の多い期内物では、0.09%台半ば~0.120%近辺と前週比やや上昇地合い。現先レートは、 0.080%半ば~0.100%程度で推移し、前週比やや上昇地合いであった。来週の期落ち額は約6,700億円となっている。 <TDB> 29日に国庫短期証券3M第509回債の入札が行われたが、最高落札レートは0.0000%(前回債△0.0020%)、平均落札レートは△0.0027%(前回債△0.0048%)と前回債か ら利回りはやや上昇した。セカンダリーは3Mで△0.006%近辺の出合い。6Mは目立った出合いは見られず、1Yは△0.02%近辺の地合いであった。来月5日に3M、6日 に6Mの入札が行われる予定である。 <レポ> GCは週初0.07%台と先週対比1bp程度低目の水準で始まり、29日には短国・利国発行等の要因によりレートが上昇し0.08台での出合となった。その翌日には利国オペに 加え短国オペが2兆5,000億円オファーされたこともあり、0.06%近辺まで低下し越週した。SCは10年335回債が引き続きON物・ターム物ともに週を通してネガティブレー トで推移した。また10年330回債 331回債もマイナスレートでの取引が週を通して見られた。5年債は112・120・121回債、10年債は319・321・325・335回債に引合いが多く 見られた。 本資料は投資環境等に関する情報提供を目的として作成したものです。本資料は投資勧誘を目的とするものではありません。有価証券等の取引には、リスクが伴います。投資に ついての最終決定は、投資家ご自身の判断と責任においてなされるようお願いいたします。当社は、いかなる投資の妥当性についても保証するものではありません。記載された意見 や予測等は作成時点のものであり、正確性、完全性を保証するものではなく、今後予告なく変更されることがあります。 上田八木短資株式会社 登録金融機関 近畿財務局長(登金)第 243号 加入協会 日本証券業協会
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