㈱ 高岳製作所 本体用油面計取替手順 本体用の油面計取替(エアシールセルタイプ・B形・BM形) 変圧器本体用油面計の取替手順について、以下にご説明致します。 作 業 手 順 作 業 内 容 ポ イ ン ト 参 ① ↓ ② ↓ ③ ↓ ④ ↓ 変圧器を停止する 作業の安全のため、変圧器を無課電状態にする。 警報回路を切り離す 作業中に誤警報を発しないように、警報回路の元電源を切り離す。 コンサベータ平衡油抜きを行う 平衡油を油面計指示を「2」迄油抜きを行う 既設警報配管・配線を取外す 油面計密封端子に接続されているリードを取外、リード端末は 絶縁処理を施す。(警報配管・配線は再使用する) ⑤ ↓ ⑥ ↓ 既設油面計を取外す ボルトを弛め、既設油面計アーム・浮子ごと取外す。 油面計取付フランジ両面のガスケット面を清掃す る 開口部にガムテープ等で養生を行い、サンドペーパー(60番程度) にて清掃を行う。(凹凸が無いこと) ⑦ ↓ ガスケット外側のフランジ面にポスシールを塗布 する(パッキン溝への雨水浸入防止対策) ガスケット面にポスシールが付着しないように、塗布する。 ⑧ ↓ ⑨ ↓ 新品油面計を取り付ける 油面計取付ボルトは対角に締付を行う。 ⑩ ↓ ⑪ ↓ ⑫ 照 図 図−1 図−1 警報配管・配線を再使用し、リードを接続する 盤内の油面計警報リードを切り離し、油面計密封 端子台から絶縁抵抗を測定する、測定後は警報配 線を接続し、油面計密封端子の蓋をする 絶縁抵抗の管理値2MΩ以上を確認し、リード締付の確認を行い 密封端子蓋を取り付ける。 コンサベータにを注入する コンサベータ内へ注油を行う。 作業箇所およびその周辺をケレンし、補修塗装を 行う 作業中にキズ及び汚した箇所を補修塗装を行う。 ※エアシールセルタイプコンサベータは変圧器平衡油の抜油 、注油が必要です 。 絶縁油に微量PCBが混入している可能性があります。そのため手順③で抜いた油は、そのまま手順⑪で注油を行います。 また、油作業を伴うため、機器メーカーによる作業を推奨します。 BM形の場合、TR用、TC用の 2つの ダイヤル油面計が対象です。 -1- 本体用油面計取替手順 参照図 図−1油面計取り外し 手順(取外) 1.油面計取付ボルトを取外す 2.油面計を取外す(アーム・浮子ごと) 手順(取付) 1.ガスケット装着面を清掃する 2.ガスケットを装着する 3.ガスケット外側のフランジ面にポスシールを塗布する 4.新品油面計(アーム・浮子ごと)を取り付ける -2-
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