2014年度 私立大学入試状況分析 - 駿台予備学校

2014 入試状況分析《私立大》
2014 年5月 10 日(土)
駿台予備学校 情報センター
私立大分析
※資料は逐次更新・発行します。(次回は5月中旬にリリース予定)
※
Point of Data
① 志願状況全体概況
私立大の志願者数延べ人数は微増で前年度並、最終的に8年連続増加の見込み
② 系統別志願状況
前年度やや緩和された「文低理高」傾向が、再び顕著に
文系は、外国語が大幅増加、国際関係が増加、人文科学、法、社会がやや減少
理系は、すべての系統で増加
③ 地区別志願状況
北海道が大幅増加、東北、中部、近畿がやや増加、四国は減少、他の地区は前年度並
④ レベル別志願者数増減状況・合格者数増減状況
志願者数は、文系はCレベルを除き減少、理系はすべてのレベルで増加
合格者数は、文系・理系ともAレベルのみ減少、理系Aレベルは志願者数増加で競争激化
⑤ レベル別実質倍率
文系は全レベルでわずかにダウン、理系はA・Eレベルでわずかにアップ、他はわずかにダウン
⑥ 主要大学志願状況概況
一般選抜試験の志願者数は前年度並
一般選抜志願者数は近畿大が初の全国最多
慶應義塾大、早稲田大は微減で志願者数は増加に転じず
関東地区は14大学合計で減少、関西地区は8大学合計で3年連続増加
⑦ 増減が目立った大学
増加数が最も多かったのは名古屋外国語大、反対に減少数が最も多かったのは中央大
⑧ 大学別志願状況
⑨ 医学部医学科志願状況
①志願状況全体概況
□延べ志願者数は微増で前年度並
5月2日現在での私立大 393 大学の一般選抜入試(推薦・AO入試等の特別選抜入試を除く)の延べ
志願者数は 287.2 万人となっており、前年度同時
期対比の指数では 102 の微増となっています。最
終的な延べ志願者数も前年度より微増の 301.5 万
300
290
人前後になるものと予想され、8年連続増加とな
280
る見込みです。
270
260
2014 年度の受験人口は、駿台推定では約 2.3
250
万人の減少と予想されていますが、センター試験
240
の平均点が理系でアップしたため、積極的なセン
ター利用出願が行われたことに加えて、複数の受
験方式を併願する場合やインターネット出願の
私立大 一般選抜志願者数推移
万人
310
230
220
296.7 301.5
263.0
257.0
250.2
267.1
259.3 263.0
273.8 277.6 278.7
210
200
2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
2013年度までは、文部科学省発表数値。2014年度は駿台集計による推定値。
際に受験料を通常より割引く制度、全学部日程の
1
年度
2014 入試状況分析《私立大》
拡大や学部間併願の拡大など一層進む入試方式の複線化など、受験生獲得のための施策が拡大している
ことが大きな要因です。
次に、入試方式別に見ていきます。一般方式は 0.4%の微増で前年度並です。一方、センター利用方
式はセンター試験志願者数が約 1.3 万人減少したにもかかわらず、4.1%のやや増加となっています。
受験生にとっては大学ごとの個別対策が不要で、入試日として拘束されることも少なく、経済的には受
験料が安価であり、さらに前述のように併願時やインターネット出願時での受験料割引がさらに拡大し
ていることで、延べ志願者数は増加しています。加えて、センター試験の平均点が理系でアップした影
響により、センター試験後に出願できる方式への積極的な出願が行われたことも要因です。しかし、新
規に導入した募集区分を除いた前年度から継続する募集区分での比較では 0.8%の微減となっており、
導入2年目以降は、初年度の志願者数を維持するのがむずかしいことがわかります。
私立大一般選抜志願者数 前年対比増減率推移(方式別5ヶ年比較)(5/2現在)
+10.0
+8.3
+7.9
+8.0
+6.1
+6.0
+4.0
+4.1
+3.4
+2.5
+2.0
+1.5
+1.1
+1.3
+2.4
+1.6
+1.3
+0.7
+0.4
+0.3
±0
-0.2
-2.0
-0.8
-1.3
-2.3
-2.6
-4.0
2010年度
2011年度
全体
2012年度
一般方式
2013年度
センター利用方式
2014年度
センター利用方式
※新規実施を除く
②系統別志願状況
□系統別志願状況
5月2日現在での私立大 393 大学の一般選抜入試の志願者数集計による私立大全体の系統別志願状況
を見ていきます。
文系の人気のアップがなかなか見えません。グローバル化で注目を集めている外国語が前年度対比の
志願者指数(以下「指数」)が 114 の大幅増加、国際関係が指数 107 と増加となっていますが、その他の
系統は人文科学が指数 95、法と社会が指数 97 といずれもやや減少し、経済・経営・商は指数 99 の微減
で前年度並です。
文理のいずれからも志願者がいる系統の中では、教員養成・教育が教育を取り巻く厳しい環境から敬
130
126
2014年度私立大
全体指数=102 (5/2現在)
120
114
114
111
108 108
107
110
104
104
100 100 102
102
100
90
80
97
95
人
文
科
学
外
国
語
法
99
経
済
・
経
営
・
商
97
社
会
95
国
際
関
係
教
員
養
成
・
教
育
96
生
活
科
学
芸
術
総
合
科
学
2
保
健
衛
生
医
歯
薬
理
工
農
・
水
産
体
育
合
計
2014 入試状況分析《私立大》
遠されて、指数 95 のやや減少で、現時点では駿台での分類による 18 系統の中では、人文科学と並んで
最も減少率が大きくなっています。総合科学は前年度の大幅な増加の反動はなく、指数 100 で前年度並
となっており、文理にとらわれない学際系への人気がうかがえます。
一方で、理系の人気は継続しており、すべての系統で増加しています。特に、資格に直結するメディ
カル系統は、ここ数年間継続している高い人気が衰えを見せず、歯が指数 126 と現時点では駿台での分
類による 18 系統の中で最も高い増加率となっています。薬は指数 115、医は指数 111 といずれも大幅な
増加となっています。保健衛生は指数 102 の微増ですが、前年度が大幅な増加だったことを考えると、
実際には高い人気が継続していることがわかります。
メディカル系以外では、募集人員が最も多い工が指数 108 の増加、2番目に多い理が指数 104 のやや
増加で、前年度に引き続きさらに増加しています。工は、鉄道や高速道路など高度成長期に作られたイ
ンフラの再構築が喫緊の課題となっていることや、2020 年の東京オリンピック開催に向けた公共事業の
拡大などへの期待から、建築・土木系を中心に人気がアップしています。理は、成績上位層を中心とし
て、基礎研究志向が定着していることが増加要因です。さらに、農・水産も指数 108 の増加で、前年度
に引き続き増加しています。ところで、体育がスポーツ健康科学系への人気から、前年度の増加の反動
はなく、引き続き指数 104 のやや増加となっています。今後の高齢化社会に向けて中高年の健康維持問
題や 2020 年の東京オリンピック開催に向けて、ますます注目を集める系統だけに今後も要注意です。
□入試方式別志願状況
135
131
一般方式
130
センター利用方式
125
120
120
116
115
114 114
111 112
111
110
109
107 107
105
102
106
106
104
112
110
104
102
102
101
107 108 107
101
100
100
95
99
96
96
95
100
98
97
95
90
85
92
人
文
科
学
外
国
語
法
経
済
・
経
営
・
商
社
会
国
際
関
係
教
員
養
成
・
教
育
98
99
94
生
活
科
学
芸
術
総
合
科
学
保
健
衛
生
医
歯
薬
理
工
農
・
水
産
体
育
合
計
系統別志願状況を入試方式別に見ていきます。一般選抜全体での集計と同じく、「文低理高」
が色濃く出た動向となっています。
まず文系では、人文科学、国際関係以外の系統は、センター利用方式指数が一般方式指数より
もはっきりと大きくなっています。併願時の受験料割引制度が拡大する中で、前ページで触れた
ように、大学ごとの個別対策が不要で、入試日として拘束されることも少ないなどのメリットが
あるセンター利用方式において、この制度を活用した受験生が多かったためと思われます。一般
方式の減少が目立っているのは、文系の系統への不人気から、全体的に一般方式を受験しようと
いう積極的な志望者が減少しているためといえます。また、教員養成・教育の一般方式が指数 92
と減少しており、先に述べた文系学部以上にこの系統への人気の低さを表しています。
一方で、理系ではセンター利用方式の増加が一般の増加を上回っている系統がほとんどです。
「文低理高」の志望動向が強まる中、文系のように一般方式での複数学部の併願が難しい理系に
おいて受験機会を確保しようとして、センター利用方式への積極的な出願が行われています。な
お、医のセンター利用方式が指数 112 と大幅に増加しているのは、福岡大・医(医)のセンター利
用の新規実施、大阪医科大・医のセンター後期の増設といった受験機会の拡大に伴うものです。
3
2014 入試状況分析《私立大》
また、歯の一般方式は、国公立大志望者からの積極的な併願により、難易度のアップが見られる
医からの併願先として狙われていることがうかがえます。
③地区別志願状況
130
122
120
大学の所在地別の志願状況を見
2014年度私立大
全体指数=102 (5/2現在)
ていきます。
前年度はすべての地区で増加し
110
106
105
104
ましたが、今年度は北海道が指数
101
102
100
100
の増加、中部、近畿が指数 104~105
100
100
122 の大幅な増加、東北が指数 106
のやや増加、四国が指数 94 の減少
94
90
で、その他の地区は指数 100~101
80
北
関
東
首
都
圏
中
部
近
畿
中
国
九
州
沖
縄
四
国
全
体
・
東
北
北
海
道
の前年度並となっています。
まず、募集人員が多い総合大学
が数多くある首都圏は、前年度は
全国の指数 106 を唯一下回る指数 103 でしたが、今年度も指数 100 と前年度並です。なかなか増加傾向
が見えないのは、全国的な地元志向の高まりで、首都圏の規模の大きい大学に出願しなくなってきてい
ることが要因です。
一方で、首都圏同様に募集人員が多い総合大学が数多くある近畿は、前年度の指数 109 に引き続き指
数 104 のやや増加となっています。全国的に地元志向が高まっていることに加えて、大阪大や神戸大の
後期縮小が進んだことで、地元の有力私立大を併願する傾向が強まっていることが増加要因です。
北海道の大幅な増加は、北海道工業大から名称変更した北海道科学大が、医療工学部から名称変更し
た保健医療学部に看護、理学療法、診療放射線の3学科を増設したことなどで志願者数が激増したこと
が要因です。中部は、名古屋外国語大が一般方式<前期>とセンター利用方式<前期>をインターネット出
願で併願する際の受験料を、併願数に関係なく一律 35,000 円で出願できるように変更したことで激増
したことが影響しています。
四国は前年度指数 122 の大幅な増加だった反動から指数 94 と減少しています。東北は東日本大震災
の影響で 2011 年度、2012 年度の2年連続減少となった反動で前年度に指数 108 と増加しましたが、今
年度も引き続き指数 106 の増加となっています。このことから、東日本大震災の影響が確実に緩和され
たといえます。
④レベル別志願者数・合格者数増減状況
□レベル別志願者数増減状況
115
駿台模試の合格目標ラインを基に
111
して、レベル別に5レベル(上位Aレ
109
110
106
105
105
101
5月2日現在で 393 大学を集計した
104
103
103
102
100
志願者数増減を示したのが左図です。
全体の志願者数は、指数 102 とわず
100
99
95
ベル~下位Eレベル)に分類のうえ、
107
97
99
99
かに増加しています。文理別に見ると、
98
98
96
文系
理系
全体
90
A
B
C
D
全
体
E
文系はDレベル以外のレベルが減少
して、全体では指数 98 の微減で前年
度並となっています。対照的に理系は
2011 年度、2012 年度と同様にすべて
のレベルで増加して、全体では前年度の指数 112 に引き続き、指数 107 の増加となっています。
文系は、前年度はA・Bレベル以外では増加しましたが、今年度はDレベルが微増して指数 100 とな
4
2014 入試状況分析《私立大》
っていますが、その他のレベルは減少しており、特にBレベルが指数 96、Aレベルが指数 97 のやや減
少となっています。Cレベルは指数 99、Eレベルは指数 98 の微減でいずれも前年度並となっており、
弱気な志望により下位レベルへ集中しているといった状況は見られず、文系全体への人気の低さを示す
結果となっています。
一方で理系は、すべてのレベルで増加しており、文系とは対照的に理系の人気の高さを示す結果とな
っています。特にEレベルが指数 111、Dレベルが指数 109 と増加率が大きくなっていることから、理
系のセンター試験平均点アップの結果、国公立大の目標ラインもアップしており、これに達しなかった
受験生が、国公立大を断念して私立大へ流入したことがうかがえます。
□レベル別合格者数増減状況
115
駿台模試の合格目標ラインを基に
110
110
107
106
104
105
106
105
104
して、レベル別に5レベル(上位Aレ
109
108
108
108
106
103
106
105
ベル~下位Eレベル)に分類のうえ、
5月2日現在で 362 大学を集計した
合格者数増減を示したのが左図です。
100
全体の合格者数は、
文理ともに前年
99 99 99
度に引き続き増加しています。文理別
95
文系
理系
全体
に見ると、文系は志願者指数が 98 の
微減となっているのに対し、合格者指
90
A
B
C
D
全
体
E
数は 105 のやや増加となっているた
め、競争が緩和しているといえます。
一方で、理系は志願者指数が 107、合格者指数が 108 とほぼ同じになっており、理系全体でほぼ前年度
並の競争だったといえます。
レベル別に見ると、文系では最難関のAレベルが指数 99 の微減で前年度並、B・D・Eレベルがや
や増加、Cレベルが増加となっています。レベル別に志願者指数と照らし合わせてみると、Aレベルは
2ポイント大きいだけで、競争の緩和もわずかにとどまっていますが、その他のレベルは5~8ポイン
ト大きくなっているため、いずれも競争がはっきりと緩和しています。
理系でも最難関のAレベルは、指数 99 の微減で前年度並ですが、その他のレベルは増加しており、
特にBレベル以外は増加率が大きくなっています。レベル別に志願者指数と照らし合わせてみると、A
レベルは6ポイント小さく、競争が厳しくなっていることがはっきりとわかります。また、Eレベルが
2ポイント、Dレベルが1ポイント小さく、これらのレベルでもわずかですが競争が厳しくなっていま
す。一方で、Bレベルは3ポイント、Cレベルは4ポイント大きく、競争は緩和しています。
□主要系統別志願者数・合格者数 増減状況対比
主要な系統別のレベル別志願者数・合格者数増減状況対比を見ていきます。
文系では、人文科学はAレベルのみ合格者指数が志願者指数より小さく、競争がやや厳しくなってい
ますが、その他のレベルは志願者指数より合格者指数が大きく、競争は緩和しています。特にB・Cレ
ベルは合格者指数を志願者指数と照らし合わせてみると、いずれも 12 ポイントも大きくなっており、
競争が大幅に緩和しているのがわかります。法はA~Cレベルで合格者指数を志願者指数と照らし合わ
せてみると、7~9ポイント大きくなっており、やはり競争がはっきりと緩和しています。一方で、D
レベルは同じ指数、Eレベルは合格者指数が1ポイント大きいだけで、競争は前年度並といえます。前
年度のD・Eレベルはいずれも競争が厳しくなっていたため、実際は厳しい競争が継続しているといえ
ます。経済・経営・商は、すべてのレベルにおいて志願者数は減少、合格者数は増加となっており、先
の2系統とは異なり、すべてのレベルで競争が緩和されています。ここまで触れた文系の3系統は、い
ずれも全体的には競争緩和がはっきりしていますが、グローバル化で注目を集めて、志願者数が増加し
ている国際関係は全体では前年度並の競争になっている点が異なります。合格者指数が志願者指数を上
回っているA・B・Eレベルも、他の3系統に比べて差は比較的小さいことが全体では前年度並の競争
になっている要因です。なお、Aレベルの増加は上智大・総合グローバル新設の影響です。
5
2014 入試状況分析《私立大》
理系では、理、工はいずれも全体では前年度並の競争です。理はAレベルの志望者数・合格者数がいずれ
も大幅に増加していますが、合格者指数が志願者指数より6ポイント大きく、競争が緩和しています。増加
の理由は、早稲田大・基幹理工が学部一括募集から学系別募集になり、学系Ⅰが理の集計に加わったためで
す。理はB・Cレベルも競争がやや緩和しているのがわかります。一方で、D・Eレベルはいずれも志願者
指数が合格者指数より大きく、競争が厳しくなっています。工をレベル別に見ると、Aレベルは理と異
なり、合格者数を絞り込んで競争が厳しくなっています。他のレベルは工と同様の状況ですが、B・C
レベルは工以上に競争が緩和しているのがわかります。前年度の志願者数増加率がすべての系統の中で
最も大きかった薬は、今年度もすべてのレベルで志願者数が増加しており、特にC~Eレベルはいずれ
も大幅な増加となっています。全体では合格者数はやや増加にとどまり、前年度に引き続き競争が激化
しています。レベル別に見ると、C・Dレベルはいずれも志願者指数が合格者指数を大きく上回ってお
り、特にCレベルは志願者指数が 23 ポイントも大きく、激戦になっていることがわかります。一方で、
A・B・Eレベルはいずれもわずかですが競争が緩和しており、レベルによって極端な結果になってい
るのが大きな特徴です。農・水産はA・B・Dレベルで競争が厳しくなっています。C・Eレベルは競
争緩和となり、特にCレベルで大幅に競争が緩和しているため、全体では競争が緩和しています。
120
120
【人文科学】
志願者指数
110
【法】
合格者指数
志願者指数
110
107
104
103
107
103
103
100
97
90
98
92
A
96
95
B
C
D
99
92
95
90
全
体
E
120
志願者指数
98
96
A
B
139
合格者指数
130
110
107
105
103
104
103
101
C
D
全
体
E
【国際関係】
120
99
99
99
B
C
D
120
100
90
A
97
B
【工】
D
113
110
110
107
102
C
全
体
E
120
【理】
120
107 107
100
全
体
E
112
109
99
A
合格者指数
115 114
102
100
99
114
志願者指数
110
96
106
105
104
112
112
110
110
108
106
105
104 104
101
108 108
101
100
100
100
98
志願者指数
A
B
C
D
合格者指数
全
体
E
B
A
C
D
合格者指数
全
体
E
130
【薬】
127
119
120
129
124
【農・水産】
120
114
108
志願者指数
95
90
130
114
114
112
111
110
110
105
108
100
108
110
111
108
108
105
103
101 102
100
96
90
97
134
100
110
103
101 102
140
【経済・経営・商】
90
101 101
100
100
100
90
合格者指数
A
B
C
志願者指数
D
100
合格者指数
E
90
全
体
6
A
B
志願者指数
C
D
合格者指数
E
全
体
2014 入試状況分析《私立大》
⑤レベル別実質倍率
□文系
7.0
倍
駿台模試の合格目標ラインを基
2011年度
2012年度
2013年度
にして、レベル別に5レベル(上位
2014年度
6.0
5.0
Aレベル~下位Eレベル)に分類の
うえ、5月2日現在で集計した実質
4.8
4.4 4.4
4.5
4.2
4.2 4.2
倍率のアップ、ダウンを示したのが
4.2
3.9
4.0
3.7 3.8
3.6
3.5 3.5
3.1
3.2
3.2
3.1
3.4
左図です。
3.2
3.0
文系は、全体の実質倍率は 3.4 倍
から 3.2 倍に 0.2 ポイントダウンし
2.0
2.0
2.0 1.9
1.8
ました。前年度はアップして、近年
の競争緩和の流れに歯止めがかか
1.0
A
B
C
D
E
全
体
りましたが、今年度は実質倍率ダウ
ンに転じています。
レベル別に見ると、B・Cレベル
が 0.3 ポイントダウン、Aレベルは 0.2 ポイントダウン、D・Eは 0.1 ポイントダウンとなり、すべて
のレベルで実質倍率がダウンし、易化傾向といえます。
□理系
7.0
倍
理系は、全体の実質倍率は 3.7 倍
6.1 6.2
6.0
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
5.7 5.8
で前年度並でした。前年度はすべて
のレベルで実質倍率がアップして
競争が厳しくなり、近年の理系人気
5.0
4.3
4.0
3.6
3.8
3.9 3.8 3.8
を反映していましたが、全体では理
4.1
3.7
3.2 3.3
3.7 3.7
3.5 3.5
3.0
3.4 3.4
2.4 2.5
2.8 2.9
系の競争は今年度も決して緩和さ
れていないことがわかります。
レベル別に見ると、A・Eレベル
が 0.1 ポイントアップで、最難関レ
2.0
ベルと最も低いレベルで競争がや
1.0
A
B
C
D
E
全
体
や厳しくなりました。なお、Eレベ
ルでは、文理ともに入学者全体に占
めるAO・推薦入試の割合が高いた
め、意図的に一般選抜では合格者数を絞り込んで倍率維持を図っている場合もありますので、注意が必
要です。これ以外のCレベルは 0.2 ポイントダウン、Bレベルは 0.1 ポイントダウンで競争はいずれも
やや緩和しており、Dレベルは前年度並となっています。
7
2014 入試状況分析《私立大》
⑥主要大学志願状況概況
□主要私立大学の志願者数はほぼ前年度並
主要私立 22 大学(右表参照)の一般選
【2014年度入試 主要私立22大学志願状況】
抜入試 (推薦・AO入試等の特別選抜入
試を除く)の延べ志願者数は、前年度よ
り 1,677 人(指数 100)の微減で前年度並
の 1,331,866 人となりました。
入試方式別に志願者数を見ると、一般
方式は 130 人(指数 100)の微減、センタ
ー利用方式は 1,547 人(指数 100)の微減
で、いずれも前年度並でした。
大学別に志願者数を見ると、慶應義塾
大、早稲田大といった最難関校は減少が
継続し、慶應義塾大は6年連続減少、早
稲田大は7年連続減少となりました。し
かし、いずれの大学も指数は 99 と微減
で、駿台推定の受験人口減少率よりも小
さくなり、ここ数年続く志願者数の減少
にも底が見えてきたといえます。次に、
早慶大以外の大学を見ていくことにし
ます。関東地区では、上智大が指数 107、
学習院大、法政大、駒澤大がいずれも指
数 106、日本大が指数 105 などの増加が
目立ちました。上智大は総合グローバル
の新設、駒澤大は前年度減少の反動、法
志願者数
大学
2014年度
慶應義塾大
早稲田大
上智大
東京理科大
青山学院大
学習院大
中央大
法政大
明治大
立教大
駒澤大
専修大
東洋大
日本大
同志社大
立命館大
関西大
関西学院大
京都産業大
龍谷大
近畿大
甲南大
22大学合計
42,398
105,424
28,523
53,524
55,893
14,453
72,725
94,808
105,512
63,934
33,879
33,193
62,357
96,839
52,944
86,935
84,248
43,106
37,184
37,441
105,890
20,656
1,331,866
2013年度
42,785
106,768
26,566
52,823
56,563
13,666
82,219
89,047
109,934
71,096
31,852
34,185
71,273
92,508
51,346
82,637
86,753
45,513
31,179
35,901
98,428
20,501
1,333,543
志願者指数
増減数
-387
-1,344
+1,957
+701
-670
+787
-9,494
+5,761
-4,422
-7,162
+2,027
-992
-8,916
+4,331
+1,598
+4,298
-2,505
-2,407
+6,005
+1,540
+7,462
+155
-1,677
2014年度
/
2013年度
2013年度
/
2012年度
99
99
107
101
99
106
88
106
96
90
106
97
87
105
103
105
97
95
119
104
108
101
100
99
98
102
102
102
103
97
105
97
102
87
91
110
109
101
97
108
103
125
102
123
101
103
5月2日現在の確定値
政大は全学部方式のT日程で一部の学
部を除いて、学部間の併願が可能になった効果、日本大はN1期方式の導入の効果で増加しました。
一方で、東洋大が指数 87、中央大が指数 88、立教大が指数 90 などの減少が目立ち、減少数では中央
大が9千人以上と最も多くなりました。
関西地区では、関西学院大が指数 95、関西大が指数 97 とやや減少しましたが、その他の大学はすべ
て増加しました。早慶大を含む関東地区 14 大学合計では志願者数が1万8千人弱減少しましたが、関
西地区8大学では、1万6千人以上増加しており、前年度に引き続いて増加傾向が見られました。これ
は、全国的な地元志向の高まり、大阪大や神戸大の後期縮小が進み併願先として出願が促進されている
ことに加えて、インターネット出願や受験料減免といった入試改革が関西地区で先行して行われている
ことも大きな要因といえます。中でも、京都産業大が指数 119、近畿大が指数 108、立命館大が指数 105
といった大学の増加が目立ちました。特に、近畿大は、紙の願書を廃止し、インターネットによる出願
に特化した効果や大学全体のイメージアップをはかった広報効果などにより、一般選抜の志願者数が初
の全国最多となり、増加数でも主要私立 22 大学の中で最も多くなりました。京都産業大は、外国語の
学科・専攻改組と一般方式での中期日程の新規実施の影響で大幅に増加しました。立命館大は、前年度
減少の反動で増加しました。
8
2014 入試状況分析《私立大》
⑦増減が目立った大学
一般選抜入試での志願者数の増減が目立った大学を見ていきます。増加数が最も多かったのは、名古
屋外国語大で、11,980 人(指数 289)の激増でした。併願時の受験料優遇制度をさらに推し進めたことが
激増の要因となりました。その他の増加大学を見ると、さまざまな入試改革を行っている関西地区の大
学や、工学系単科大学の増加が目立っています。
反対に減少数が多かった大学では、首都圏の総合大学の大きな減少数が目立っています。減少の要因
はさまざまですが、全国的な地元志向の高まりで、首都圏の規模の大きい大学に出願しなくなってきて
いることに加え、文系の比重が高いことも減少の要因といえます。
〔増加が目立った大学〕
志願者数増減
大学
増減数
指数
名古屋外国語大 +11,980
289
2014年度
2013年度
コメント
募集
募集
志願者数
志願者数
人員
人員
一般方式<前期>とセンター利用方式<前期>をインターネット出願で併願する際
372
18,308
372
6,328 の受験料を、併願数に関係なく一律35,000円で出願できるように変更したことで
激増した。
中堅工学系大学人気、センター利用方式<中期>新規実施、クロスエントリーシ
千葉工業大
+8,285
124
1,277
42,199
1,237
33,914 ステム(併願受験料優遇方式、入学者併願受験料返還方式)という要因が重な
り、大幅増加が継続した。
近畿大
+7,462
108
4,086
105,890
4,086
摂南大
+7,196
159
760
19,295
758
98,428
紙の願書を廃止し、インターネットによる出願に特化した効果や大学全体のイ
メージアップをはかった広報効果が増加につながった。
インターネット出願での受験料割引制度導入で大幅増加した。学部別に見る
12,099 と、看護はやや減少したが、他の6学部は指数156~189の激増で、増加数で見
ると、理工が2,103人増加、薬が1,694人増加、経営が1,080人増加だった。
医療工を保健医療と名称変更し、(看護)、(理学療法)、(診療放射線)を増設した
北海道科学大
+7,097
640
384
8,412
327
1,315 ことで激増した。併願数に関係なく、一律の受験料で出願可能な受験料割引制
度を採用していたことも影響し、創生工と空間創造から改組の工も激増した。
<中期>の新規実施で全学部が増加し、方式全体の志願者数は4,086人で増加
京都産業大
+6,005
119
1,482
37,184
1,453
31,179 の7割弱を占めた。学部別に見ると、学科・専攻改組を行った外国語が、2,018
人(指数153)の大幅増加で、増加数、増加率とも最も大きかった。
法政大
+5,761
106
4,690
94,808
4,700
89,047
複数学部の併願を可能にした一般方式の全学部入試<T>が、5,849人(指数
153)の大幅増加になったことが影響した。
日本大
+4,331
105
7,109
96,839
7,014
92,508
法、商、国際関係、工、生産工、理工、歯、松戸歯、薬で、一般方式<N1期>を
新規実施したことで、6,230人の志願者が集まったことが影響した。
立命館大
+4,298
105
4,350
86,935
4,306
82,637
前年度減少の目立ったセンター利用方式が、反動から4,718人(指数113)の大
幅増加となったことが影響した。
名城大
+2,823
110
1,994
31,325
1,994
28,502
経営以外の学部が増加したが、特に理工が理・工学系人気で前年度の大幅増
加の反動はなく、1,858人(指数112)と引き続き大幅増加したことが影響した。
神戸学院大
+2,699
128
1,119
12,295
1,084
新設の現代社会の志願者数は341人だったが、薬が前年度大幅増加の反動は
9,596 なく、系統への高い人気から、1,593人(指数163)の激増となった影響が大きかっ
た。
工学院大
+2,458
117
1,045
17,134
1,045
14,676
中堅工学系大学人気に加え、インターネット出願での受験料割引制度を導入し
たことで大幅増加した。
武蔵野大
+2,304
112
1,409
20,975
1,269
18,671
一般方式は129人(指数99)の微減で前年度並だったが、インターネット出願での
併願受験料割引制度のパック出願を、センター利用方式だけでの併願時でも
利用できるようにしたことで、センター利用方式が2,433人(指数144)の大幅増加
となった。
国士舘大
+2,242
114
1,359
18,655
1,321
16,413 ら古文・漢文を除外し、政治経済で<セ・2教科型>を新規実施したことで、セン
一般方式は922人(指数91)減少したが、センター利用方式で国語の出題範囲か
ター利用方式が3,164人(指数149)の大幅増加となったことが影響した。
前年度の大幅減少の反動で増加し、特に激減だった経済が1,423人(指数119)
駒澤大
+2,027
106
2,405
33,879
2,345
31,852 の大幅増加となり、文も前年度減少の反動で、664人(指数107)と増加数が大き
かったことが影響した。
9
2014 入試状況分析《私立大》
〔減少が目立った大学〕
志願者数増減
大学
増減数
指数
-9,494
88
2014年度
2013年度
コメント
募集
募集
志願者数
志願者数
人員
人員
全学部が減少し、3年連続減少となった。商、理工以外の4学部はいずれも大
中央大
3,764
72,725
3,754
82,219 幅減少だった。全6学部のうち人気回復が見られない文系学部が5学部と文系
の比重が高い上に、理工以外は多摩キャンパスという立地が影響した。
前年度の大幅増加の反動に加え、インターネット出願への全面移行とともに、大
東洋大
-8,916
87
4,783
62,357
4,780
71,273 学案内、募集要項など紙の印刷物を廃止したことで、受験生や高校に戸惑いが
起きたことも影響した。
2年連続増加の反動で減少した。方式別に見ると、センター利用方式が4,921人
立教大
-7,162
90
2,920
63,934
2,920
71,096 (指数83)の大幅減少となった。学部別に見ると、経済、観光以外の8学部で減少
し、そのうち5学部が大幅減少だった。
明治大
-4,422
96
4,734
105,512
4,768
関西大
-2,505
97
3,744
84,248
3,724
109,934
近年の首都圏の大規模大学を敬遠する傾向で4年連続減少した。方式別に見
ると、一般方式の<全学部>が指数91と減少率が大きく、同一試験日で実施の法
政大<T>が複数学部併願を可能にし、弱気な受験生が法政大へ出願したことが
影響した。
法が2年連続増加の反動で1,309人(指数82)の大幅減少となり、政策創造が前
86,753 年度に(国際アジア法政策)を新設した影響と2012年度に大幅減少した反動で
激増した反動から、1,798人(指数66)の大幅減少となったことが影響した。
一般方式は150人(指数99)の微減で前年度並だったが、センター利用方式が
関西学院大
-2,407
95
3,187
43,106
3,187
45,513 2,257人(指数86)の大幅減少となったことが影響した。センター利用方式は全学
部が減少し、7学部が指数89以下の大幅減少だった。
東京電機大
-2,303
90
1,500
21,882
1,391
24,185
5年連続増加の反動に加え、一般方式を3回実施から2回実施に、センター利
用方式を3タイプから2方式にそれぞれ変更したことで減少した。
大阪産業大
-2,090
54
728
2,485
730
4,575
全学部が指数36~67の大幅減少で、大学全体では半減近い大幅減少となっ
た。インターネット出願を導入していないことが影響か。
早稲田大
-1,344
99
5,580
105,424
5,580
106,768
弱気な出願動向、首都圏の大規模大学を敬遠する傾向で、一般方式が2,112
人(指数98)の微減となったことが影響した。
京都橘大
-1,286
86
491
7,836
478
9,122
現代ビジネスは28人(指数101)の微増で前年度並だったが、その他の4学部は
減少し、前年度大幅増加した反動が表れた。
西南学院大
-1,266
94
1,160
19,875
1,177
21,141
2年連続増加の反動で、国際文化以外の学部が減少した。特に法が401人(指
数86)、人間科学が532人(指数89)とそれぞれ大幅減少したのが目立った。
文教大
-1,241
93
1,154
15,540
1,183
16,781 は全体では経営新設で553人(指数116)の大幅増加だったが、越谷キャンパス
前年度増加の反動で減少したが、キャンパス所在地で見ると、湘南キャンパス
が全体で1,794人(指数86)の大幅減少となったことが影響した。
4学部すべてが前年度の反動で増減し、前年度増加した国際教養以外の3学
獨協大
-1,215
93
1,220
15,529
1,220
16,744 部がいずれも減少したことが影響した。特に経済の701人(指数88)の大幅減少、
外国語の529人(指数92)の減少が目立った。
10
2014 入試状況分析《私立大》
⑧大学別志願状況
※断りがない限り、文中の「指数」は「志願者指数」を、「倍率」は「志願倍率」を表しています。ま
た、< >内は入試方式を表しています。<セ・>と表記されている方式はセンター利用方式を表してい
ます。
慶應義塾大 : 前年度に続いて志願者数は微減で、6年連続減少
一般:-387 人
※前年度の志願者数を100とした指数
一般方式
センター方式
130
120
108
110
101
103
100
100
99
99
99
97
95
94
90
92
80
70
文
法
総
合
政
策
経
済
商
理
工
環
境
情
報
医
入試変更点
募集人員:経済・・・A方式=500 人→480 人、B方式=250 人→240 人
TOPIC
COMMENT
志願者数は6年連続
減少
法の不人気が継続
経済、商は経済<A>
のみ増加、他は減少
総合政策は微減、環
境情報はやや減少
理工は4年連続減少
なし、特に(学門
2)(学門4)の増加が
目立つ
医は2年連続増加
看護医療は2年連続
減少
薬 は 系 統へ の人 気
から大幅な増加
薬
看
護
医
療
大
学
全
体
大学全体の志願者数は、387 人(指数 99)の微減で6年連続減少となった。
文は、前年度のやや減少に引き続き、33 人(指数 99)の微減となった。法は、学部全体では法学系
統の不人気が継続しており、学科別に見ると(政治)が 33 人(指数 98)の微減でほぼ前年度並だった
のに対して、(法律)は 206 人(指数 91)減少した。
経済<A>は、前年度にやや減少した反動から 214 人(指数 104)のやや増加となった。経済<B>は、
5年連続減少の反動はみられず、135 人(指数 94)減少して6年連続減少となった。
商<A>は、3年連続減少の反動はなく3人(指数 100)の微減で4年連続減少となった。商<B>は、
前年度にやや減少したが、286 人(指数 89)の大幅な減少で2年連続減少となった。
総合政策は、47 人(指数 99)の微減で3年連続減少した。環境情報は、前年度にやや増加した反動
で、104 人(指数 97)のやや減少となり、ここ数年の隔年での増減が今年度も継続した。
理工は、2011 年度は 221 人増加、2012 年度は 303 人増加、2013 年度は 344 人増加と3年連続増
加したが、その反動はあまり見られず、理工学系統への人気から、学部全体で7人(指数 100)の微
増で前年度の志願者数を維持した。
学門別では、(学門4)が前年度減少した反動から 312 人(指数 113)の大幅な増加で、最も増加人
数が多い学門となった。また、(学門2)は前年度のやや増加に引き続き 180 人(指数 118)の大幅な
増加となり、最も増加率の高い学門となった。さらに、(学門3)も前年度増加の反動は見られず、
27 人(指数 101)の微増だった。
一方で、(学門5)が3年連続増加の反動で 394 人(指数 81)の大幅な減少となった。また、(学門
1)は 118 人(指数 93)減少して、3年連続減少となった。
医は、前年度に5年連続減少に歯止めがかかり微増となったが、今年度も 50 人(指数 103)のやや
増加で2年連続増加となった。しかし、志願者数は 1,784 人とかつての 2006・2007 年度の 2,250 人
前後には遠く及ばない少数激戦となっている。
看護医療は、前年度まで倍率 10 倍前後で、隔年で増減を繰り返してきたが、今年度は 51 人(指数
92)減少して2年連続減少で、倍率は 9.6 倍→8.9 倍へダウンして、9倍を下回った。
薬は、系統への人気の高さを反映して、学部全体では前年度の大幅な増加に引き続き、240 人(指
数 108)増加した。6年制の(薬)は 154 人(指数 107)の増加で、倍率も 20.7 倍→22.2 倍へアップし、
競争が激化した。4年制の(薬科学)は前年度に引き続いて、86 人(指数 111)の大幅な増加で一般方
式では4年連続増加で、倍率も 16.1 倍→17.8 倍へアップし、(薬)同様に競争が激化した。
11
2014 入試状況分析《私立大》
早稲田大 : 一般方式7年連続減少、センター利用方式2年連続増加
一般:-2,112 人 セ:+768 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
160
一般方式
センター方式
153
150
140
126
130
120
116
114
105
110
111
106
103
101
105
100
90
99
98
94
95 97
80
97
文
文
化
構
想
100
103
98
92
86 87
84
70
98
94
92
法
政
治
経
済
商
社
会
科
学
教
育
人
間
科
学
国
際
教
養
基
幹
理
工
創
造
理
工
先
進
理
工
ス
ポ科
ー学
ツ
大
学
全
体
96
96
95
95
103
103
87
106
111
92
108
99
入試変更点
学科新設:基幹理工…情報通信
選抜方法:人間科学…センター試験の成績に加え個別試験で数学の試験を課す数学選抜方式を実施
基幹理工…学部一括募集から学系別募集に変更
学系Ⅰ:数、応用数理
学系Ⅱ:機械科学・航空、電子光システム、情報理工、応用数理、情報通信
学系Ⅲ:表現工、情報理工、情報通信
基幹理工(学系Ⅲ)…得意科目選考(各科目で優れた能力があると判定された場合、総合
点が合格点に達していなくても合格とする)を実施
募集人員:人間科学(人間環境)…<セ>30 人→<セのみ>15 人、<セ+個別数学>15 人
(健康福祉)…<セ>30 人→<セのみ>15 人、<セ+個別数学>15 人
(人間情報)…<セ>30 人→<セのみ>15 人、<セ+個別数学>15 人
入試科目:基幹理工(学系Ⅰ)(学系Ⅲ)
…理で生が選択可(外+数+理2(物+化)→外+数+理2(物 or 化 or 生))
TOPIC
COMMENT
大学全体では一般
方式が7年連続減
少、センター利用方
式は2年連続増加
国 際 教 養一 般方 式
が大幅な減少
大学全体では、一般方式が弱気な出願動向により、全学部合計では 2008 年度以降減少し続けたが、
今年度も 2,112 人(指数 98)のわずかな減少となり、7年連続減少となった。一方で、センター利用
方式は、全学部合計では 768 人(指数 105)増加で、2年連続増加となった。
政治経済(国際政治
経済)を除き、法学
系、経済・経営・商学
系 学 部 の一 般方 式
は減少
教育は2年連続微減
の反動でやや増加、
(教育/複合文化)は
28.5 倍の高倍率
理工系3学部合計で
は3年連続増加、学
部合計では先進理
工のみが減少
文は、前年度の微減に引き続き、87 人(指数 99)の微減となった。文化構想は、2年連続減少の反
動は小さく、92 人(指数 101)に微増にとどまった。国際教養は、4年連続増加の反動から 430 人(指
数 86)の大幅な減少となった。
法学系、経済・経営・商学系学部の一般方式は、系統への不人気を反映して、前年度 15%を超え
る大幅な減少への反動が見られた政治経済(国際政治経済)を除いて減少した。減少数で見ると、社
会科学が 1,032 人(指数 92)減少と大きな減少数だった。指数で見ると、前年度の大幅な増加の反動
もあって、政治経済(政治)が指数 89 と 10%以上の大幅な減少となった。また、法は前年度に募集
人員が 50 人増加したこともあって、倍率が 17.4 倍→14.2 倍にダウンしたがその反動はなく、倍率
はさらにダウンして 13.8 倍となった。ここ数年の志願者数の推移を見ると、法、政治経済(経済)、
商が7年連続減少、社会科学が6年連続減少で、なかなか底が見えない。
教育は、2012 年度、2013 年度と微減だったが、今年度は 411 人(指数 103)のやや増加だった。学
科・専攻別では、(教育/複合文化)が 504 人(指数 155)の激増で、倍率も 18.5 倍→28.5 倍へと 10 ポ
イントアップして、競争が激化したのが目立った。一方で、前年度は最も増加率が大きかった(教育
/生涯教育)が、反動から 228 人(指数 79)の激減となった。
理工系3学部合計では、212 人(指数 101)の微増だが、3年連続増加となった。学部別では、学部
一括募集から学系別募集に変更した基幹理工は、261 人(指数 106)増加で3年連続増加となった。学
系別では、募集人員が最も多い(学系Ⅱ)が倍率 16.8 倍と最も厳しい競争となった。創造理工は 397
人(指数 111)の大幅な増加で2年連続増加となった。先進理工は2年連続増加の反動から 446 人(指
数 92)減少した。
創造理工、先進理工を学科別に見ると、志願者数が増加したのは、創造理工の(総合機械工)(指数
131)、(建築)(指数 108)、(環境資源工)(指数 111)の3学科のみだった。一方で、先進理工の6学科
はすべて減少し、特に前年度は創造理工、先進理工の 11 学科の中で最も増加率が高かった先進理工
(応用物理)(指数 77)が反動から激減した。
12
2014 入試状況分析《私立大》
人 間 科 学一 般方 式
は3年連続減少、ス
ポーツ科学一般方
式は微減
センター利用方式
は、前年度減少の募
集区分で増加、商は
激減
人間科学の一般方式は、354 人(指数 94)減少して3年連続減少となった。新たにセンター試験+
個別試験(数学)の<数学選抜>が導入されたので、そちらに流れた影響もあったと思われる。
スポーツ科学の一般方式は、前年度の微減に引き続き、35 人(指数 98)の微減となった。
センター利用方式は、文化構想(指数 114)、社会科学(指数 126)、人間科学(健康福祉)(指数 135)、
スポーツ科学<セ>(指数 163)などが前年度の反動から大幅に増加した。一方で商(指数 84)が前年度
指数 140 の激増の反動から大きく減少した。
前年度に倍率が、法(指数 94)は 9.7 倍→22.5 倍に、政治経済(経済)(指数 96)は 28.8 倍→42.9 倍
に大幅にアップしたがその反動は小さく、それぞれの倍率は 21.1 倍、41.1 倍と高倍率を維持した。
新設の人間科学の<数学選抜>の倍率は 9.8 倍と<セ>の 26.1 倍と比べると競争は緩かった。
13
2014 入試状況分析《私立大》
上智大 :総合グローバルの新設で大学全体では3年連続増加
一般:+1,957 人
※前年度の志願者数を100とした指数
一般方式
センター方式
130
120
115
111
110
2
0
1
4
新
設
104
100
90
93
93
107
101
94
80
70
文
神
外
国
語
法
経
済
グ
総ロ
合ー
バ
ル
総
合科
人学
間
理
工
大
学
全
体
入試変更点
学部新設:総合グローバル
入試科目:文(英文)(ドイツ文)(フランス文)…学科試問を除外
TOPIC
COMMENT
大学全体では3年連
続増加
総合グローバルを新
設
大学全体では、1,957 人(指数 107)増加し、3年連続増加となった。新設の総合グローバルを除い
た既存の学部合計では、92 人(指数 100)の微減で前年度並だった。
注目された新設の総合グローバルの志願者数は 2,049 人で、大学全体の増加のほとんどが総合グ
ローバルの新設によるものだった。志願倍率は 13.7 倍となり、外国語の 13.4 倍、文の 11.5 倍を上
回った。
文は、165 人(指数 104)のやや増加で、3年連続増加となった。入試科目を変更した3学科のうち、
(英文)は 106 人(指数 90)減少したが、(ドイツ文)は 248 人(指数 194)とほぼ倍増、(フランス文)も
208 人(指数 155)の大幅な増加となった。他の4学科の中では、(新聞)が2年連続大幅な増加の反動
で、165 人(指数 76)の大幅な減少となったのが目立った。
外国語は、563 人(指数 115)の大幅な増加で、3年連続増加となった。学科別に見ると、6学科す
べてが前年度の増減の反動となった。中では(ポルトガル語)が 512 人(指数 197)とほぼ倍増し、(ロ
シア語)が 247 人(指数 173)の激増となったのが目立った。
法は、327 人(指数 93)減少し、4年ぶりの減少となった。学科別に見ると、3学科すべてが前年
度の増減の反動となった。前年度微減の(法律)は6人(指数 100)の微増で前年度並にとどまり、(地
球環境法)は 172 人(指数 84)、(国際関係法)は 161 人(指数 89)といずれも大幅な減少で、ともに前
年度の大幅な増加だった反動がはっきり見られた。
経済は、過去3年間 5,600 人前後の志願者数で推移していたが、今年度は2学科とも減少し 371
人(指数 93)の減少となった。
総合人間科学は、197 人(指数 94)減少した。前年度入試では上智大で唯一減少した学部で、しか
も大幅な減少だったが、反動は見られなかった。学科別に見ると、(社会)は、前年度の大幅な減少
の反動から 148 人(指数 113)の大幅な増加となった。一方で、(社会福祉)は 137 人(指数 70)、(心理)
は 77 人(指数 86)、(教育)は 96 人(指数 88)のいずれも大幅な減少、(看護)は 35 人(指数 94)の減少
となった。
文は(ドイツ文)(フラ
ンス文)が大幅増加
外国語は大幅増加
法は4年ぶりに減
少、経済は2学科と
も減少
総合人 間科学 は前
年度大 幅減少 の反
動なし
14
2014 入試状況分析《私立大》
東京理科大 : 経営、工、薬が増加、大学全体では微増で前年度並
一般:-48 人 セ:+749 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
140
一般方式
センター方式
133
128
130
120
120
111
110
102
101
105
102
102
102
104
100
100
100
99
99
96
90
96
90
80
70
経
営
理
工
理
工
基
礎
工
薬
理
二
工
二
大
学
全
体
118
99
102
99
100
107
96
125
101
TOPIC
COMMENT
大学全体では前年
度並
大学全体では、701 人(指数 101)の微増で前年度並だった。方式別に見ると、一般方式は 48 人(指
数 100)の微減で4年ぶりに減少し、一方で、センター利用方式は 749 人(指数 104)のやや増加で3
年ぶりの増加となった。
経営は、482 人(指数 118)の大幅な増加で、2年連続増加となった。一般方式は 13 人(指数 101)
の微増で前年度並だったが、センター利用方式は 469 人(指数 133)と2年連続大幅な増加となった。
理は、113 人(指数 99)の微減で3年連続減少となった。学科別に見ると、(応用物理)が 76 人(指
数 93)、(数学)が 116 人(指数 94)とそれぞれ減少率がやや大きく、
(応用物理)は4年連続減少、(数
学)は3年連続減少となった。また、
(応用化)、(数理情報科学)
、(化学)の3学科は増加したが、(応
用化)がやや増加、(数理情報科学)と(化学)はいずれも微増だった。
工は、182 人(指数 102)の微増で、2年連続増加となった。学科別に見ると、(機械工)は2年連続
増加の反動はなく、403 人(指数 113)の大幅な増加となり、(建築)も2年連続増加の反動はなく、31
人(指数 102)の微増で、いずれも3年連続増加した。一方で、(経営工)は前年度の大幅な増加の反
動で、119 人(指数 92)の減少となり、(電気工)は3年連続減少した反動はなく、100 人(指数 94)減
少して4年連続減少となった。
理工は、248 人(指数 99)の微減で2年ぶりに減少し、志願者数は4年ぶりに 1.8 万人を割った。
方式別に見ると、一般方式は 522 人(指数 96)減少したが、センター利用方式は 274 人(指数 105)増
加し、いずれも前年度の増減の反動となった。学科別に見ると、(数学)が 160 人(指数 87)の大幅な
減少で、4年連続減少となり、(物理)も 249 人(指数 88)の大幅な減少で、2年連続増加の反動とな
ったのが目立った。また、(土木工)は3年連続増加の反動で、89 人(指数 94)の減少となった。
基礎工は、21 人(指数 100)の微減で前年度並だったが、<セ・C併用>導入前の 2007 年度から継続
していた増加に歯止めがかかった。学科別に見ると、(材料工)が 170 人(指数 111)の大幅な増加、(生
物工)が 164 人(指数 89)の大幅な減少となったのが目立った。いずれも前年度の反動による増減で
した。
薬は、3年連続増加の反動は見られず、284 人(指数 107)の増加となった。2学科とも増加したが、
特に(薬)はすべての募集区分で増加し、232 人(指数 109)と増加率が大きかった。
経営は大幅増加
理は3年連続減少、
工は2年連続増加
理工は 前年度 の増
減の反動での増減
が継続
基礎工は8年ぶりに
減少
薬は4年連続増加
15
2014 入試状況分析《私立大》
青山学院大 : 文が大幅減少、理工は8年連続増加
140
一般:-19 人 セ:-651 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
一般方式
センター方式
132
130
118
116
120
111
110
110
105
104
104
104
100
100
95
90
80
96
95
95
90
87
85
84
81
70
60
67
文
総
合政
文策
化
法
国
際経
政済
治
経
済
経
営
社
会
情
報
教
育科
人学
間
理
工
大
学
全
体
81
114
106
101
102
94
93
95
109
99
入試変更点
入試方式:法…<セ・4教科>を廃止
経済(経済)(現代経済デザイン)…<個別B>を廃止
入試方式:教育人間科学(心理)<個別>…調査書を除外し、歴を追加
(国+外+調査書→国+歴(世Bor 日B)+外)
理工(経営システム)<セ>…必須から国を除外(国+数2+理+外→数2+理+外)
理工(物理・数理)<セ>…必須から国を除外(国+数2+理2+外→数2+理2+外)
TOPIC
COMMENT
一般方 式は前 年度
並、センター利用方
式はやや減少
文は(英米文)以外の
学科で大幅減少
大学全体では、3年連続増加の反動から 670 人(指数 99)の微減で前年度並だった。方式別に見る
と、一般方式は 19 人(指数 100)の微減で前年度並、センター利用方式は 651 人(指数 95)のやや減少
となった。
文は、2年連続増加の反動から 1,613 人(指数 81)の大幅な減少となった。学科別に見ると、(英
米文)は 16 人(指数 101)の微増となったが、(フランス文)が 657 人(指数 59)、(史学)が 533 人(指数
69)、(日本文)が 302 人(指数 81)、(比較芸術)が 137 人(指数 87)のいずれも大幅な減少となった。
法は、353 人(指数 106)の増加で3年連続増加した。方式別に見ると、<個別A>が 155 人(指数 95)
のやや減少、<全学部>が 74 人(指数 90)の減少となったが、<個別B>が 396 人(指数 147)の大幅な増
加となった。センター利用方式は<4教科>を廃止して、<3教科>のみとしたことで 186 人(指数 116)
の大幅な増加となった。
経営は、前年度増加の反動から 595 人(指数 94)の減少となった。また、社会情報も前年度増加の
反動から 179 人(指数 93)の減少となった。
教育人間科学は、235 人(指数 95)のやや減少となり3年連続で志願者数が減少した。学科別に見
ると、(教育)は 214 人(指数 93)の減少、(心理)は 21 人(指数 99)の微減で前年度並だった。
法は3年連続増加
経営、社会情報は反
動減
教育人間科学は、
(教育)は減少、(心
理)は微減
理工は8年連続増加
理工は、925 人(指数 109)の増加となり、8年連続増加となった。学科別に見ると、(機械創造工)
は 67 人(指数 97)、(情報テクノロジー)は 45 人(指数 97)のやや減少となった。一方で、(化学・生
命科学)は 66 人(指数 103)のやや増加、(電気電子工)は 136 人(指数 108)の増加、(経営システム工)
は 600 人(指数 142)、(物理・数理)は 235 人(指数 114)の大幅な増加となった。
16
2014 入試状況分析《私立大》
学習院大 : 文は前年度並、他の学部は増加
一般:+787 人
※前年度の志願者数を100とした指数
一般方式
130
センター方式
124
120
112
110
106
103
100
98
90
80
70
文
TOPIC
大学全体では3年連
続増加
文は前年度並
経済はやや増加
法と理は大幅な増加
法
経
済
理
大
学
全
体
COMMENT
大学全体では、787 人(指数 106)の増加で3年連続増加となった。
文は、前年度は(教育)を新設した影響から 405 人(指数 109)の増加だったが、その反動は小さく、
今年度は 108 人(指数 98)の微減にとどまり、前年度並だった。学科別に見ると、前年度の減少の反
動から、(日本語日本文)は 113 人(指数 117)、(哲)は 58 人(指数 113)といずれも大幅に増加した。
経済は、111 人(指数 103)のやや増加となった。学科別に見ると、(経営)は 144 人(指数 108)増加
して2年連続増加した。一方、(経済)は 33 人(指数 99)の微減だが、3年連続減少となった。
法は、試験日を前年度より1日遅らせたことにより、上智大・法(法律)、中央大・法<統一3>、
<統一4>とのバッティングが回避されたため、今年度は 374 人(指数 112)の大幅な増加となった。
理は、学部全体で 410 人(指数 124)の大幅な増加で、学科別でもすべての学科で増加し、特に(生
命科学)は 157 人(指数 142)の激増となった。
17
2014 入試状況分析《私立大》
中央大 : すべての学部で減少
130
一般:-3,873 人 セ:-5,621 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
一般方式
センター方式
120
110
100
98
90
93
92
88
91
91
91
86
80
70
93
82
82
86
82
81
文
法
総
合
政
策
経
済
商
理
工
大
学
全
体
85
82
88
87
92
95
88
入試変更点
選抜方法:文、法…統一入試の出願時の学科・専攻志望を専願制から志望順位制に変更
TOPIC
COMMENT
大学全体では大幅
な減少
大学全体では 9,494 人(指数 88)の大幅な減少で3年連続減少となった。方式別に見ると、一般方
式は 3,873 人(指数 91)の減少で2年連続減少、センター利用方式は 5,621 人(指数 86)の大幅な減少
で3年連続減少となった。
法は、
2,867 人(指数 82)の大幅な減少で3年連続減少となった。
方式別に見ると、
一般方式は 1,640
人(指数 82)の大幅な減少で3年連続減少、センター利用方式も 1,227 人(指数 82)の大幅な減少で4
年連続減少となった。学科別に見ると、(政治)は 614 人(指数 78)、(国際企業関係法)は 334 人(指
数 80)、(法律)は 1,919 人(指数 83)とすべての学科で大幅な減少となった。
文は、1,978 人(指数 85)の大幅な減少で2年連続減少となった。方式別に見ると、一般方式は 860
人(指数 88)、
センター利用方式は 1,118 人(指数 82)といずれも大幅な減少で2年連続減少となった。
総合政策は、587 人(指数 88)の大幅な減少となった。方式別に見ると、一般方式は前年度の大幅
な減少の反動もなく、182 人(指数 92)の減少で2年連続減少、センター利用方式は前年度増加の反
動から 405 人(指数 86)の大幅な減少となった。
経済は、2,014 人(指数 87)の大幅な減少で2年連続大幅な減少となった。方式別に見ると、一般
方式は前年度の大幅な減少に引き続き 522 人(指数 93)の減少、センター利用方式は 1,492 人(指数
81)の大幅な減少で3年連続減少となった。学科別に見ると、すべての学科で減少となり、特に(経
済情報システム)は 334 人(指数 78)、(公共・環境経済)は 279 人(指数 83)、(経済)は 1,111 人(指数
88)と、いずれも大幅な減少となった。
商は、前年度増加の反動から 971 人(指数 92)の減少となった。方式別に見ると、一般方式は前年
度増加の反動から 433 人(指数 93)の減少となり、センター利用方式は 538 人(指数 91)の減少で3年
連続減少となった。
理工は、前年度までの2年連続増加の反動から 1,077 人(指数 95)のやや減少となった。方式別に
見ると、一般方式は 236 人(指数 98)の微減で前年度並、センター利用方式は前年度の大幅な増加の
反動から、841 人(指数 91)の減少となった。
法、文、総合政策、
経済は大幅な減少
商は減少、理工はや
や減少
18
2014 入試状況分析《私立大》
法政大: 一般方式は増加、センター利用方式はやや増加
180
一般:+4,308 人 セ:+1,453 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
一般方式
センター方式
168
155
160
146
140
125
120
121
114
110
104
103 103
107
101
105
100
80
89
86
90
85
82
セ
123
123
ン
119 122
タ
114 116
113
| 109
107 105
105
方
式
新
規
実
施
61
60
文
法
経
済
経
営
社
会
現
代
福
祉
国
際
文
化
人
間
環
境
情
報
科
学
キ
ャ
リ
ア
103
101
123
87
87
152
114
124
98
100
デ
ザ
イ
ン
グ
ロ教
ー養
バ
ル
210
デ
ザ
イ
ン
工
114
理
工
ス
ポ健
ー康
ツ
生
命
科
学
大
学
全
体
114
109
123
106
入試変更点
学科改組:生命科学(応用植物科学)新設
選抜方法:T日程(統一日程) …指定科目受験で複数学部の併願が可能に
入試方式:グローバル教養…<セ・B>新規実施
入試科目:文(心理) <セ・B>・・・数、理、歴公の選択科目数を2科目から1科目に変更
情報科学(コンピュータ科学)、情報科学(ディジタルメディア) ・・・数の出題範囲に
III・Cを追加
募集人員:文(哲)<A>…43 人→40 人、<T>…12 人→10 人、<セ・B>…9人→10 人、
<セ・C>…3人→5人
文(日本文)<A>…80 人→77 人、<T>…27 人→25 人、<セ・B>…20 人→10 人、
経済(経済)<T>…50 人→45 人、<セ・B>…25 人→30 人
経済(国際経済)<T>…30 人→25 人、<セ・B>…10 人→15 人
グローバル教養(グローバル教養)<A>…22 人→20 人、<セ・B>…新規5人、
生命科学(応用植物科学)<A>…36 人→40 人
TOPIC
COMMENT
T日程(統一日程)の
複数学 部併願 可能
が影響し、2年連続
増加
大学全体では、5,761 人(指数 106)の増加で、募集人員の減少にもかかわらず、2年連続増加とな
った。方式別に見ると、一般方式は 4,308 人(指数 107)の増加、センター利用方式は 1,453 人(指数
105)のやや増加と、それぞれ増加した。
募集方式別に細かく見ると、一般方式の<T>は指定科目を受験すれば複数学部の併願が可能にな
ったことで、5,849 人(指数 153)の大幅な増加となった。一般方式の<A>は、前年度増加の反動で、
1,541 人(指数 97)のやや減少となった。今年度は一般方式の<T>の大幅な増加が全学部の志願者数
増加に影響する結果となった。
センター利用方式では、<セ・B>が 989 人(指数 104)とやや増加し、5教科6科目型の<セ・C>は、
前年度大幅に増加した反動もなく、453 人(指数 111)の大幅な増加となった。
市ケ谷キャンパス設置の学部では、国際文化が 493 人(指数 114)、人間環境が 783 人(指数 124)、
デザイン工が 792 人(指数 114)といずれも大幅な増加となった。
グローバル教養は、403 人(指数 210)の倍増となった。新規実施の<セ・B>に 355 人の志願者が集
まったことと、一般方式が 48 人(指数 113)の大幅な増加となったことが大きく作用しました。
前年度の大幅な増加の反動もなく、文は 279 人(指数 103)のやや増加、法は 80 人(指数 101)の微
増で前年度並となった。
経営は、前年度の大幅な増加の反動で、1,642 人(指数 87)の大幅な減少となった。
経済は、前年度の減少の反動で、2,209 人(指数 123)の大幅な増加となった。学科別に見ると、(国
際経済)は 2,050 人(指数 210)の倍増で、(経済)は 1,066 人(指数 119)の大幅な増加となった。一方、
(現代ビジネス)は、前年度の大幅な増加の反動から、907 人(指数 58)の大幅な減少となった。
現代福祉は、前年度の大幅な減少の反動で、1,101 人(指数 152)の大幅な増加となった。
社会は、前年度の減少の反動もなく、1,212 人(指数 87)の大幅な減少となった。
情報科学は、前年度の大幅な増加の反動はなく、56 人(指数 98)の微減で前年度並となった。
デザイン工(システムデザイン)は、T日程(統一日程)で複数学部の併願が可能となったことで、
全体で 792 人(指数 114)の大幅な増加となった。
学科を改組した生命科学は、前年度のやや増加に続き、871 人(指数 123)の大幅な増加となった。
理工は、前年度の大幅な増加の反動はなく、1,366 人(指数 114)の大幅な増加となった。また、理
工(機械/航空操縦)は前年度の志願倍率が 1.1 倍まで落ち込んだが、
28 人→39 人と 11 人(指数 139)
の大幅な増加となり、倍率も 0.5 ポイントアップして 1.6 倍となった。
市ケ谷キャンパスの
国際文化、人間環
境、グローバル教養
は大幅な増加
多摩キャンパスの経
済、現代福祉は大幅
な増加、社会は大幅
な減少
理系の 情報科 学は
微減、デザイン工、
理工、生命科学は大
幅な増加
19
2014 入試状況分析《私立大》
明治大 : 全学部方式の減少目立ち、大学全体では4年連続減少
130
一般:-3,838 人 セ:-584 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
一般方式
センター方式
120
113
セ
ン
タ
|
方
式
新
規
実
施
110
101
100
90
96
95
96
93
92
99
91
89
86
80
70
99
97
85
84
104 103
100
98
95
93
文
法
政
治
経
済
経
営
商
国
際
日
本
情コ
ミ
報ュ
ニ
総
合
数
理
理
工
農
大
学
全
体
95
92
89
98
88
103
97
110
97
104
96
入試変更点
入試方式:総合数理…センター利用方式<セ・前><セ・後>を新規実施
TOPIC
COMMENT
大学全体では4年連
続減少
大学全体では、4,422 人(指数 96)のやや減少で、4年連続減少となった。また、4年連続で全国
最多だった一般選抜の志願者数は、近畿大に次いで2番目の多さとなった。
方式別に見ると、一般方式は 3,838 人(指数 95)減少したが、特に<全学部>が 1,664 人(指数 91)
と減少率が大きくなった。例年、同じ入試日で実施されている法政大の全学部方式<T>が複数学部
併願を可能にしたことや、弱気な志望により、受験生が法政大<T>に流れたことが減少の要因とな
った。また、センター利用方式は開設2年目の総合数理が新たに実施したが、方式全体では 584 人(指
数 98)の微減で、前年度の大幅な減少の反動はなく、2年連続減少となった。
10 学部のうち増加したのは、国際日本、総合数理、農の3学部のみだった。
国際日本は、2年連続増加した反動はなく、182 人(指数 103)のやや増加となった。一般方式の
<全学部>が 96 人(指数 92)減少したが、他の3方式は増加した。特にセンター利用方式は2方式と
も大幅に増加した。
開設2年目の総合数理は、一般方式が 658 人(指数 84)の大幅な減少となったが、新規実施のセン
ター利用方式の志願者数が 1,079 人となり、学部全体では 421 人(指数 110)増加した。学科別に見
ると、(現象数理)は 54 人(指数 97)のやや減少だったが、他の2学科は増加しており、特に(ネット
ワークデザイン)は、322 人(指数 148)の大幅な増加だった。
農は、前年度減少の反動から、410 人(指数 104)のやや増加となった。方式別に見ると、一般方式、
センター利用方式ともやや増加した。学科別にみると、(食糧環境政策)が 27 人(指数 99)の微減だ
ったが、他の3学科は増加した。
法、政治経済、商は、3年連続減少した反動はなく、いずれも減少して4年連続減少となった。
法は、740 人(指数 92)の減少で、すべての募集区分が減少した。
政治経済は、1,369 人(指数 89)の大幅な減少となった。3学科すべてで減少し、(政治)が 437 人(指
数 87)、(地域行政)が 366 人(指数 69)とそれぞれ大幅な減少だった。
商は、1,687 人(指数 88)の大幅な減少で、減少率が最も大きかった。募集区分別に見ると、<セ・
後>が 11 人(指数 108)増加しただけで、残りの5つの募集区分はいずれも減少した。
文は、前年度の大幅な減少の反動はなく、594 人(指数 95)のやや減少で、2年連続減少となった。
経営は、前年度増加の反動で減少したが、253 人(指数 98)の微減で前年度並だった。学科別に見
ると、(経営)は 1,060 人(指数 88)の大幅な減少で、3年連続増加の反動となったが、他の2学科は
増加した。(公共経営)は 607 人(指数 180)の激増となり、(会計)は 200 人(指数 115)の大幅な増加で、
いずれも2年連続減少の反動となった。
情報コミュニケーションは、189 人(指数 97)とやや減少し、3年連続減少となった。募集区分別
に見ると、<全学部>がやや増加したが、他は減少した。
国際日本、総合数
理、農の3学部のみ
増加
法、政治経済、商は
4年連続減少、情報
コミュニケーションは
3年連続減少
20
2014 入試状況分析《私立大》
立教大 : 経済、観光が増加、他の学部は減少
130
一般:-2,241 人 セ:-4,921 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
一般方式
センター方式
120
112
111
110
103
101
100
95
90
90
89
88
80
96
93
91
90
84
80
75
70
60
95
90
66
83
80
77
64
文
現
代
心
理
法
経
済
経
営
社
会
観
光
83
76
83
108
93
87
104
コ
ミ
ュ福
ニ祉
テ
ィ
79
異
文
化
コ
ミ
ュ
ニ
90
理
大
学
合
計
96
90
TOPIC
COMMENT
一般方式、センター
利用方式とも減少
大学全体では、2年連続増加の反動から 7,162 人(指数 90)の減少となった。方式別に見ると、一
般方式は 2,241 人(指数 95)のやや減少となり、センター利用方式は 4,921 人(指数 83)の大幅な減少
となった。
文は、2,129 人(指数 83)の大幅な減少となった。学科・専攻別に見ると、(文/ドイツ文学)は前
年度の反動から 211 人(指数 131)の大幅な増加となった。一方で、(教育)は 405 人(指数 80)の大幅
な減少で2年連続減少となった。(文/フランス文学)は 375 人(指数 64)、(文/文芸・思想)は 303
人(指数 78)のいずれも大幅な減少となった。
現代心理は、1,095 人(指数 76)の大幅な減少となった。方式別に見ると、<セ・3教科>が前年度
の反動から 650 人(指数 62)の大幅な減少となった。
法は、前年度の反動から 1,355 人(指数 83)の大幅な減少となった。方式別に見ると、一般方式は
983 人(指数 80)、センター利用方式は 372 人(指数 89)のいずれも大幅な減少となった。
社会は、1,195 人(指数 87)の大幅な減少で、特にセンター利用方式が 796 人(指数 77)の大幅な減
少となった。
コミュニティ福祉は 1,163 人(指数 79)の大幅な減少で、センター利用方式が 837 人(指数 64)と激
減した。
経済は、695 人(指数 108)の増加となった。学科別に見ると、(会計ファイナンス)は前年度の減少
の反動から 1,804 人(指数 252)の激増ですべての入試方式で増加となった。一方で、(経済)は 317
人(指数 94)の減少、(経済政策)は 792 人(指数 69)の大幅な減少となった。
観光は、186 人(指数 104)のやや増加となった。方式別に見ると、一般方式は 346 人(指数 112)の
大幅な増加となった。一方で、センター利用方式は 160 人(指数 91)減少した。
文、現代心理、法 、
社会、コミュニティ福
祉は大幅な減少
経済は増加
観光はやや増加
21
2014 入試状況分析《私立大》
駒澤大 :一般方式、センター利用方式ともに増加
180
一般:+1,165 人 セ:+862 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
一般方式
センター方式
172
160
153
140
121
120
113
104
114
112
108
109
102
108
106
100
98
91
89
80
84
78
60
文
107
81
仏
教
法
法
B
経
済
経
営
84
95
100
119
98
グ・
ロメ
ーデ
バィ
ルア
116
医
療科
健学
康
大
学
全
体
104
106
入試変更点
選抜方法:仏教<T方式><全学部><センター利用>…学科別募集から学部一括募集へ
仏教<S方式>…S方式を新規実施(国<100>+外<100>+(数 or 歴公)<200> 募集人員:10 人)
グローバル・メディア・スタディーズ…<セ・中期>を廃止
入試科目:経営(市場戦略)<S方式>…選択科目に世B、日Bを追加
国+外+(数 or 歴公(地理Bor 政経))
→国+外+(数 or 歴公(世Bor 日Bor 地理Bor 政経))
TOPIC
COMMENT
前年度の反動から
増加
文は一般、センター
利用方式ともに増加
大学全体では、前年度の大幅な減少の反動から、2,027 人(指数 106)の増加となった。方式別に見
ると、一般方式は 1,165 人(指数 106)の増加、センター利用方式は 862 人(指数 108)の増加となった。
文は、前年度の減少の反動から、664 人(指数 107)の増加となった。学科・専攻別に見ると、(地
理/地域環境研究)は 269 人(指数 166)、(社会/社会福祉)は 211 人(指数 144)、(地理/地域文化研
究)は 149 人(指数 128)、(英米文)は 216 人(指数 119)のいずれも大幅な増加となった。(社会/社会)
は 88 人(指数 109)、(歴史/日本史)は 89 人(指数 106)のいずれも増加となった。一方で、(歴史/
考古学)は 98 人(指数 83)の大幅な減少、(心理)は 104 人(指数 92)、国文は 113 人(指数 93)、(歴史
/外国史)は 43 人(指数 95)のいずれも減少となった。
法は、前年度の増加の反動から、235 人(指数 95)のやや減少となった。学科別に見ると、(政治)
は、前年度の大幅な増加の反動から、517 人(指数 71)の大幅な減少となった。(法律/フレックスA)
は、前年度の微増に続き、今年度も 282 人(指数 109)の増加となった。
経済は、前年度に激減した反動から、1,423 人(指数 119)の大幅な増加となった。学科別に見ると、
(現代応用経済)は 426 人(指数 147)、(経済)は 676 人(指数 116)、(商)は 321 人(指数 113)のいずれ
も大幅な増加となった。
経営は、114 人(指数 98)微減して前年度並となった。学科別に見ると、(経営)は 291 人(指数 93)
の減少となったが、(市場戦略)は 177 人(指数 113)の大幅な増加となった。
グローバル・メディア・スタディーズは、<セ・中期>を廃止したが、前年度の大幅な減少の反動
から、357 人(指数 116)の大幅な増加となった。
法は反動で減少
経済は 前年度 激減
の反動から大幅な
増加、経営は前年度
並
グローバル・メディ
ア・スタディーズは大
幅な増加
22
2014 入試状況分析《私立大》
専修大 : センター利用方式はやや増加、全体では2年連続減少
130
一般:-1,352 人 セ:+360 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
一般方式
111 112
110
130
124
122
119
120
センター方式
120
112
106
103
110
100
98
90
93
90
80
85
86
83
76
70
60
100
94
93
65
64
文
法
経
済
経
営
商
87
111
110
115
68
ネ
ッ
ト情
ワ報
ー
ク
112
人
間
科
学
法
二
経
済
二
商
二
大
学
全
体
91
65
93
83
97
TOPIC
COMMENT
一般方式は減少、セ
ンター利用方式はや
や増加
大学全体では、992 人(指数 97)のやや減少となり2年連続減少した。方式別に見ると、一般方式
は 1,352 人(指数 94)の減少、センター利用方式は 360 人(指数 103)のやや増加となった。学部別に
見ると、法、経営、ネットワーク情報は大幅な増加となった。一方で、文、商は大幅な減少となっ
た。
文は、前年度の 700 人(指数 92)の減少に引き続き、1,007 人(指数 87)の大幅な減少となった。学
科別に見ると、(環境地理)は2年連続減少の反動から 27 人(指数 105)のやや増加となったが、他の
学科は全て減少した。(哲)は 237 人(指数 72)、(日本語)は 227 人(指数 73)、(英語英米文)は 278 人
(指数 82)のいずれも大幅な減少、(人文・ジャーナリズム)は 72 人(指数 92)、(日本文学文化)は 123
人(指数 92)、(歴史)は 97 人(指数 94)のいずれも減少となった。
法は、前年度の大幅な減少の反動から、628 人(指数 111)の大幅な増加となった。学科別に見ると、
(法律)は、211 人(指数 105)のやや増加、(政治)は 417 人(指数 136)の大幅な増加となった。
経済は、624 人(指数 110)の大幅な増加となった。学科別に見ると、(国際経済)は4人(指数 100)
の微増で前年度並だったが、(経済)は 620 人(指数 114)の大幅な増加となった。
経営は、前年度減少の反動で 656 人(指数 115)の大幅な増加となった。
商は、1,670 人(指数 68)の大幅な減少で2年連続減少となった。学科別に見ると、(会計)は 715
人(指数 61)、(マーケティング)は 955 人(指数 71)のいずれも大幅な減少となった。
文は2年連続減少
法は大幅に増加
経済、経営ともに大
幅増
商は大幅な減少
ネットワーク情報は
反動増
人間科学は2年連続
減少
ネットワーク情報は、前年度の大幅な減少の反動から 178 人(指数 112)の大幅な増加となった。
方式別に見ると、一般方式は 15 人(指数 98)の微減で前年度並となったが、センター利用方式は 193
人(指数 124)の大幅な増加となった。
人間科学は、279 人(指数 91)の減少で2年連続減少となった。学科別に見ると、(心理)は 58 人(指
数 96)のやや減少、(社会)は 221 人(指数 86)の大幅な減少となった。
23
2014 入試状況分析《私立大》
東洋大 :インターネット出願移行も、前年度増加から反動減
160
一般:-6,625 人 セ:-2,291 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
一般方式
267
センター方式
400
249
500
138
140
131
115
120
112
110
104
100
96
80
89
86
76
60
87
83
98 97
83
83
80 78
75
69
91
93
85
85
77
75
67
65
64
63
56
40
文
法
経
済
経
営
社
会
国
際
地
域
総
合
情
報
理
工
生
命
科
学
食
環
境
科
学
デ
ラザ
イ
フイ
ン
イ
ブ
文ニ
ン
グ
イ
ブ
法ニ
ン
グ
イ
経ブ
済ニ
ン
グ
イ
経ブ
営ニ
ン
グ
イ
社ブ
会ニ
ン
グ
国イ
際ブ
地ニ
ン
域グ
大
学
全
体
84
71
85
92
79
102
105
97
79
81
96
102
96
78
56
132
109
87
入試変更点
出願方法:全学部…印刷物としての大学案内、募集要項の廃止しWEB化し、出願方法は
インターネット出願へ全面移行
選抜方法:文(哲)(日本文学文化)(英語コミュニケーション)<A方式>…実施回数を2回→3回
文(史)…<センター前期4教科型>を実施
国<100>+歴<300>+外<100>+(数 or 理 or 公)<100> 募集人員:5人
文(英語コミュニケーション)…<センター前期ベスト2型>を廃止
文(教育/初等教育)…<センター前期4教科型>を実施
国<200>+外<200>+(数 or 理 or 歴公)→2<400> 募集人員:5人
法…<D方式>を廃止
法(企業法)<A方式>…実施回数を3回→4回
…<センター前期4教科型>を実施
国<200>+外<200>+(数 or 理 or 歴公)→2<400> 募集人員:5人
法(法律)<A方式>…実施回数を1回→3回
経済(経済)…<A方式/英数型>を実施
数<100>+外<100>+歴公<100> 募集人員:10 人
(国際経済)(総合政策)<A方式>…実施回数を1回→2回
(総合政策)…<センター前期4教科型>を実施
(国 or 数 or 歴公 or 外)→4<800> 募集人員:5人
経営(経営)…<センター前期4教科型>を実施
国<200>+数<200>+歴公<200>+外<200> 募集人員:5人
経営(会計ファイナンス)…<センター前期ベスト2型>、<センター中期4教科型>を廃止
社会(社会福祉)(社会心理)<A方式>…実施回数を1回→2回
社会(社会心理)…<センター前期4教科型>を実施
国<200>+外<200>+(数 or 理 or 歴公)→2<400> 募集人員:5人
…<C方式>を廃止
国際地域(国際地域/国際地域)…<センター後期2科目型>から
<センター後期ベスト2型>に方式変更
(国 or 数 or 理 or 歴公 or 外)→2<400> →外<200>+(国 or 数 or 理 or 歴公)→2<200>
*高得点2科目
理工(建築)…<センター前期ベスト2型>を廃止
理工(電気電子情報工)…<センター中期2科目型>を廃止
生命科学(生命科学)<A方式>…実施回数を1回→2回
ライフデザイン(健康スポーツ)(生活支援/生活支援)<A方式>…実施回数を2回→3回
ライフデザイン(人間環境デザイン)(生活支援/子ども支援)<A方式>…実施回数を1回→2回
ライフデザイン(人間環境デザイン)…<A①センター利用型>を実施
<セ>外<200>+(国 or 数 or 理 or 歴公)<200>
<2次>実技①<150>+実技②<150>
募集人員:5人
ライフデザイン(生活支援)…<センター前期4教科型>を実施
国<200>+外<200>+(数 or 理 or 歴公)→2<400>
募集人員:(生活支援/生活支援)5人、(生活支援/子ども支援)10 人
24
2014 入試状況分析《私立大》
入試科目:文(日本文学文化)<C方式>…国+外+(数 or 歴公(世Bor 日Bor 政経))
→国+外+(数 or 歴公(世Bor 日Bor 地理Bor 政経))
経済(国際経済)<C方式/英語重視型>…国<100>+外<100>+(数 or 歴公)<100>*高得点2科目
→外<120>+(国 or 数 or 歴公)<80>
総合情報<A方式/理系型>…数の選択に「数 I・II・III・A・B・C」を追加
理工<A②方式>…数の選択に「数 I・II・III・A・B・C」を追加
理工(都市環境デザイン)<センター中期2教科型>…(国 or 数 or 理 or 外)→2<400>
→数<200>+(国 or 理 or 外)<200>
生命科学(生命科学)<A方式>…外<100>+(国 or 理)<100>+(数 or 歴公)<100>
→外<100>+数<100>+(国 or 理)<100>
<C方式>…外<100>+(国 or 理)<100>+(数 or 歴公)<100>*高得点2科目
→数<100>+理<100>+外<100>*高得点2科目
ライフデザイン(健康スポーツ)<A①方式>…選択科目に理(生)を追加
国+外+(数 or 歴公)
→国+外+(数 or 理(生)or 歴公)
ライフデザイン(人間環境デザイン)<3月②センター利用型>…実技のみからセンター併用型に
実技<100> → <セ>外<200>+(国 or 数 or 理 or 歴公)<200>
<2次>実技<300>
TOPIC
COMMENT
一般方式は大幅な
減少、センター利用
方式は減少
印刷物としての大学案内、募集要項を廃止して、WEB上での案内に変更し、インターネット出
願へ全面移行し注目を集めたが、大学全体では、前年度の大幅な増加の反動から 8,916 人(指数 87)
の大幅な減少となった。方式別に見ると、一般方式は 6,625 人(指数 85)の大幅な減少、センター利
用方式は 2,291 人(指数 91)の減少となった。なお、大学案内等の印刷物を廃止したことによる受験
生や高校での戸惑いがあったことも、積極的な出願へのマイナス要因となった。
文は、前年度の 1,753 人(指数 118)の大幅な増加の反動から、1,791 人(指数 84)の大幅な減少と
なった。学科別に見ると、(哲)は 112 人(指数 115)の大幅な増加、(史学)は 51 人(指数 103)のやや
増加となった。一方で、(東洋思想文化)は 301 人(指数 66)、(日本文学文化)は 710 人(指数 74)、(英
語コミュニケーション)は 451 人(指数 74)、(教育/人間発達)は 192 人(指数 76)、(教育/初等教育)
は 287 人(指数 79)といずれも大幅な減少となった。
法は、2,017 人(指数 71)の大幅な減少となった。学科別に見ると、(企業法)は 1,409 人(指数 55)
の激減でほぼ半減となり、(法)も 608 人(指数 84)の大幅な減少となった。
経済は、1,315 人(指数 85)の大幅な減少となった。学科別に見ると、(総合政策)は新規に実施し
た3つの入試方式の効果で 168 人(指数 110)の大幅な増加となった。
一方で、(国際経済)は 768 人(指
数 65)、(経済)は 715 人(指数 85)のいずれも大幅な減少となった。
経営は、760 人(指数 92)の減少となった。学科別に見ると、(経営)は前年度減少の反動で 329 人(指
数 107)の増加となった。一方で、前年度増加の反動で(会計ファイナンス)は 558 人(指数 71)、(マ
ーケティング)は 531 人(指数 77)のいずれも大幅な減少となった。
文は前 年度の 反動
から大幅な減少
法(企業法)はほぼ半
減
経済(総合政策)は大
幅な増加も、経済全
体では大幅な減少
経営(経営)は増加、
(会計ファイナン
ス ) 、(マーケティン
グ) は大幅な減少
社会は2年連続減少
国際地域は2年連続
増加、総合情報は反
動でやや増加
理工はやや減少
生命科学は大幅な
減少
食環境 科学は 大幅
な減少、ライフデザ
インはやや減少
社会は、すべての学科で志願者が減少して、1,913 人(指数 79)の大幅な減少で2年連続減少とな
った。学科別に見ると、(社会)は 849 人(指数 65)、(社会心理)は 441 人(指数 76)、(メディアコミ
ュニケーション)は 445 人(指数 81)、(社会文化システム)は 168 人(指数 87)といずれも大幅な減少、
(社会福祉)は 10 人(指数 99)の微減で前年度並となった。
国際地域は、159 人(指数 102)の微増で2年連続増加した。(国際地域)は、7人(指数 100)の微減
で前年度並、(国際観光)は 166 人(指数 104)のやや増加となった。
総合情報は、前年度減少の反動から 82 人(指数 105)のやや増加となった。
理工は 194 人(指数 97)のやや減少となった。学科別に見ると、(都市環境デザイン)は 65 人(指数
108)の増加、(電気電子情報工)は 60 人(指数 105)のやや増加となった。一方で、(応用化)は 168 人
(指数 90)、(生体医工)は 55 人(指数 91)のいずれも減少、(機械工)は 79 人(指数 96)のやや減少、(建
築)は 17 人(指数 99)の微減で前年度並となった。
生命科学は、前年度増加の反動で 550 人(指数 79)の大幅な減少となった。学科別に見ると、(生
命科学)は 124 人(指数 90)の減少、(応用生物科学)は前年度増加の反動から 426 人(指数 69)の大幅
な減少となった。
学部が設置されて2度目の入試となった食環境科学は、347 人(指数 81)の大幅な減少となった。
学科別に見ると、(食環境科学/スポーツ・食品機能)は 75 人(指数 125)の大幅な増加となったが、
(食環境科学/フードサイエンス)は 268 人(指数 65)、(健康栄養)は 154 人(指数 80)といずれも大幅
な減少となった。
ライフデザインは、前年度増加の反動から 164 人(指数 96)のやや減少となった。学部別に見ると、
(健康スポーツ)は 155 人(指数 108)の増加となった。一方で、(生活支援/生活支援学)は 204 人(指
数 71)の大幅な減少、(生活支援/子ども支援学)は 73 人(指数 92)の減少、(人間環境デザイン)は
42 人(指数 95)のやや減少となった。
25
2014 入試状況分析《私立大》
日本大 : 一般方式は増加、センター利用方式は微増
一般:+3,690 人 セ:+641 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
160
一般方式
センター方式
148
142
140
126
123
120
107
111
108
107
114
110 110
121
118
111
106
100
102
99
98
93
88
80
106
106 104
100
94
93
90
85
72
60
法
経
済
商
国
際
関
係
文
理
工
生
産
工
理
工
医
歯
松
戸
歯
薬
生
物科
資学
源
芸
術
法
二
大
学
全
体
109
97
87
102
98
115
112
125
99
125
132
108
105
94
85
105
入試変更点
入試方式:法、商、国際関係、工、生産工、理工、歯、松戸歯、薬…<N1期>新規実施
法…法職課程の募集を実施
文理(中国語中国文化)(社会福祉)…<C2期>新規実施
松戸歯…<A3期>廃止
選抜方法:松戸歯(歯)<A>…実施回数を3回→2回に変更
法、経済、商<N2期>…学部併願可能→学部・学科併願可能
入試科目:生産工(マネジメント工)<A>…数の選択に「数Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C」を追加
生産工(マネジメント工)<A1期><A3期>…外+(数 or 国)+(理 or 歴)
→外+数+(国 or 理)
生産工(マネジメント工)<A2期>…外+数+理、理:物Ior 化I
→外+数+(国 or 理)、理:物Ior 化Ior 生I
生産工(機械工、建築工、数理情報工、電気電子工)<A>…数の出題範囲に数Ⅲ・C追加
生産工(応用分子化学)<A1期><A3期>…数の出題範囲に数Ⅲ・C追加
生産工(応用分子化学)(環境安全工)<A2期>…数の出題範囲に数Ⅲ・C追加、
理の選択科目に生Iを追加
生産工(環境安全工)<A1期><A3期>…外+(数 or 国)+(理 or 歴)→外+数+理、
数の出題範囲に数Ⅲ・C追加
生産工(土木工)<A1期><A3期>…数の出題範囲に数Ⅲ・C追加、
理の選択科目から生Iを除外
生産工(土木工)<A2期>…数の出題範囲に数Ⅲ・C追加
生産工(創生デザイン)<A1期><A3期>…外+(数 or 国)+(理 or 歴)、数:I・A
→外+数+(国 or 理)、数:
「I・Ⅱ・A・B」
or「I・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C」
生産工(創生デザイン)<A2期>…外+数+理、数:I・Ⅱ・A・B、理:物Ior 化I
→外+数+(国 or 理)、数:
「I・Ⅱ・A・B」or
「I・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C」
、理:物Ior 化Ior 生I
経済<A>…歴公の選択科目から地理Bを除外
理工(物理)<C1期>…数2+理→数2+(外 or 理)
TOPIC
COMMENT
大学全体ではやや
増加で2年連続増加
大学全体では、4,331 人(指数 105)のやや増加で2年連続増加となった。方式別に見ると、一般方
式は法、商、国際関係、工、生産工、理工、歯、松戸歯、薬で<N1期>が新規に実施された効果で、
3,690 人(指数 106)の増加で2年連続増加となった。なお、<N1期>のみの志願者数は 6,230 人で、
これを除く一般方式は 2,540 人(指数 96)のやや減少となった。また、センター利用方式も 641 人(指
数 102)の微増ながら2年連続増加となった。
松戸歯は、107 人(指数 132)の大幅な増加で3年連続大幅な増加となった。方式別に見ると、一般
方式は 100 人(指数 148)の大幅な増加で3年連続大幅な増加となり、センター利用方式は7人(指数
106)の増加となった。
理工は、3,832 人(指数 125)の大幅な増加で2年連続増加となった。方式別に見ると、一般方式は
2,931 人(指数 142)の大幅な増加で5年連続増加、センター利用方式も 901 人(指数 111)の大幅な増
加となった。学科別に見ると、すべての学科で増加となった。特に(まちづくり工)は 237 人(指数
157)、(精密機械工)は 334 人(指数 152)と、2学科は指数 150 を上回る大幅な増加となった。
松戸歯、理工は大幅
な増加
26
2014 入試状況分析《私立大》
歯、工、生産工は大
幅な増加
医は微減で前年度
並
商は大幅な減少
歯は、3年連続減少の反動から 94 人(指数 125)の大幅な増加となった。方式別に見ると、一般方
式は 75 人(指数 126)の大幅な増加で2年連続大幅な増加だった。センター利用方式は2年連続減少
の反動から 19 人(指数 121)の大幅な増加となった。
工は、379 人(指数 115)の大幅な増加で2年連続大幅な増加だった。方式別に見ると、一般方式は
208 人(指数 123)の大幅な増加、センター利用方式も 171 人(指数 110)の増加となり、いずれも2年
連続だった。
生産工は、851 人(指数 112)の大幅な増加で6年連続増加となった。方式別に見ると、一般方式は
385 人(指数 110)の増加で3年連続増加、センター利用方式は 466 人(指数 114)の大幅な増加で6年
連続増加となった。
医は、前年度 768 人(指数 123)の大幅な増加だったが、今年度は 61 人(指数 99)の微減で前年度並
となった。
商は、前年度の大幅な増加の反動から 1,399 人(指数 87)の大幅な減少となった。方式別に見ると、
一般方式は 131 人(指数 98)の微減で前年度並、センター利用方式は前年度の大幅な増加の反動から
1,268 人(指数 72)の大幅な減少となった。学科別に見ると、(会計)が 628 人(指数 69)の減少、(商
業)が 716 人(指数 86)の減少となり、いずれも大幅に減少した。
27
2014 入試状況分析《私立大》
同志社大 : 4年連続で増加
一般:+1,268 人 セ:+330 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
140
一般方式
133
129
130
129
119
120
110
セ
ン
タ
|
方
式
新
規
実
施
104
100
99
90
センター方式
95
80
70
92
86
71
文
神
92
89
82
84
文
化
情
報
心
理
87
95
グ
ロ
ー
バ
ル
地
域
文
化
149
115
107 109
108
104 103
102
101
100
99
103 103
99 97
93
84
法
政
策
経
済
商
社
会
97
118
106
101
108
グ
ロ
ー
バ
ル
・
コ
ミ
ュ
ニ
99
理
工
生
命
医
科
104
98
健
康
科
学
大
学
全
体
131
103
ス
ポ
ー
ツ
106
入試変更点
入試方式:グローバル地域文化…センター利用入試新規実施
TOPIC
COMMENT
大学全体では4年連
続増加
大学全体では、1,598 人(指数 103)のやや増加で4年連続増加となった。方式別に見ると、一般方
式は 1,268 人(指数 103)のやや増加で3年連続増加となった。センター利用方式は、グローバル地
域文化で新規に実施されたことが影響して、330 人(指数 103)のやや増加となった。
グローバル地域文化は、678 人(指数 149)の大幅な増加となった。方式別に見ると、一般方式は
264 人(指数 119)の大幅な増加となった。また、2014 年度入試から新規実施となったセンター利用
方式は、414 人の志願者数となった。
スポーツ健康科学は、441 人(指数 131)の大幅な増加となった。方式別に見ると、一般方式は前年
度減少の反動から 244 人(指数 129)の大幅な増加、センター利用方式も 97 人(指数 133)の大幅な増
加となった。
政策は、前年度の大幅な減少の反動から 404 人(指数 118)の大幅な増加となった。方式別に見る
と、一般方式は前年度の大幅な減少の反動から 248 人(指数 115)の大幅な増加、センター利用方式
は 156 人(指数 129)の大幅な増加で2年連続増加となった。
社会は、279 人(指数 108)の増加で2年連続増加となった。方式別に見ると、一般方式は 259 人(指
数 107)の増加で2年連続増加、センター利用方式は 20 人(指数 109)の増加で4年連続増加となった。
学科別に見ると、(メディア)以外の学科は増加となり、特に(教育文化)は 229 人(指数 144)の大幅
な増加となった。
経済は、362 人(指数 106)の増加で2年連続増加となった。方式別に見ると、一般方式は 364 人(指
数 108)の増加で2年連続増加となったが、センター利用方式は2人(指数 100)の微減となり前年度
並となった。
文化情報は、前年度の増加の反動から 265 人(指数 87)の大幅な減少となった。方式別に見ると、
一般方式は前年度の大幅な増加の反動から 281 人(指数 82)の大幅な減少、センター利用方式は前年
度の大幅な減少の反動から 16 人(指数 104)のやや増加となった。
グローバル地域文
化、スポーツ健康科
学、政策は大幅な増
加
社会、経済は増加
文化情報は大幅な
減少
28
2014 入試状況分析《私立大》
立命館大 : 一般方式は微減、センター利用方式は大幅な増加
一般:-420 人 セ:+4,718 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
150
一般方式
センター方式
144
140
132
127
130
119
120
118
109
110
109
113
108
107
104
100
118
113
108
103
102
100
99
90
96
94
93
86
80
70
97
94
99
97
86
法
政
策
科
学
経
済
経
営
産
業
社
会
国
際
関
係
理
工
情
報
理
工
薬
106
99
103
106
入試変更点
101
101
123
109
115
108
99
90
文
94
健
康
科
学
生
命
科
学
映
像
大
学
全
体
100
95
115
105
ス
ポ
ー
ツ
入試方式:文…学部個別配点方式2日実施→学部個別配点方式1日実施
配点:文(人文/人間研究)(人文/心理)…国 150 点+外 150 点+(数 or 歴公)100 点
→国 200 点+外 100 点+(数 or 歴公)100 点
TOPIC
COMMENT
大学全体でやや増
加
大学全体では、4,298 人(指数 105)のやや増加となった。方式別に見ると、一般方式は 420 人(指
数 99)の微減で前年度並だったが、センター利用方式は前年度の減少の反動から 4,718 人(指数 113)
の大幅な増加となった。
経営は、前年度の大幅な減少の反動から 1,548 人(指数 123)の大幅な増加となった。方式別に見
ると、一般方式は前年度の大幅な減少の反動から 267 人(指数 107)の増加、センター利用方式は前
年度減少の反動から 1,281 人(指数 144)の大幅な増加となった。学科別に見ると、(経営)は 1,169
人(指数 122)の大幅な増加、(国際経営)も前年度の大幅な減少の反動から 379 人(指数 131)の大幅な
増加となった。
映像は、前年度の大幅な減少の反動から 177 人(指数 115)の大幅な増加となった。方式別に見る
と、一般方式は前年度の大幅な減少の反動から 62 人(指数 108)の増加、センター利用方式も前年度
の大幅な減少の反動から 115 人(指数 132)の大幅な増加となった。
国際関係は、前年度の大幅な減少の反動から 338 人(指数 115)の大幅な増加となった。方式別に
見ると、一般方式は2年連続減少の反動から 182 人(指数 113)の大幅な増加、センター利用方式も
前年度の大幅な減少の反動から 156 人(指数 118)の大幅な増加となった。
産業社会は、818 人(指数 109)の増加となった。方式別に見ると、一般方式は 174 人(指数 97)の
やや減少となったが、センター利用方式は前年度の大幅な減少の反動から 992 人(指数 127)の大幅
な増加となった。
理工は、1,418 人(指数 108)の増加で4年連続増加となった。方式別に見ると、一般方式は 271 人
(指数 102)の微増で前年度並だったが、センター利用方式は前年度の大幅な減少の反動から 1,147
人(指数 118)の大幅な増加となった。学科別に見ると、(環境システム工)は 458 人(指数 140)の大幅
な増加で3年連続増加、(都市システム工)も前年度の大幅な減少の反動から 319 人(指数 125)の大
幅な増加、(ロボティクス)も 258 人(指数 116)の大幅な増加で3年連続増加となっており、いずれ
も増加率が高かった。
薬は、3年連続増加の反動から 236 人(指数 90)の減少となった。方式別に見ると、一般方式は3
年連続増加の反動から 106 人(指数 93)の減少となった。また、センター利用方式は 130 人(指数 86)
の大幅な減少となった。
生命科学は、3年連続増加の反動から 399 人(指数 95)のやや減少となった。方式別に見ると、一
般方式は2年連続増加の反動から 304 人(指数 94)の減少、センター利用方式は 95 人(指数 97)のや
や減少となった。学科別に見ると、(生命医科学)は前年度の大幅な減少の反動から 156 人(指数 111)
の大幅な増加となったが、(生物工)は前年度の大幅な増加の反動から 518 人(指数 78)の大幅な減少
となっており、対照的な志願状況となった。
経営、映像、国際関
係は大幅な増加
産業社会、理工は増
加
薬は減少、生命科学
はやや減少
29
2014 入試状況分析《私立大》
関西大 : 政策創造、法は大幅な減少
一般:-1,950 人 セ:-555 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
130
一般方式
センター方式
120
120
113
110
106
103
106
103
102
100
111
104
104
101
104
105
101
100
90
97
97
97
99
97 97
93
92
80
83
76
70
60
99
65 72
文
外
国
語
法
政
策
創
造
経
済
商
社
会
総
合
情
報
社
会
安
全
シ
ス理
テ工
ム
化
学
生
命
工
環
境
都
市
工
人
間
健
康
大
学
全
体
96
105
82
66
102
100
96
107
107
98
103
109
104
97
入試変更点
入試方式:システム理工、環境都市工、化学生命工…理科設問選択方式(2科目型)新規実施
TOPIC
COMMENT
大学全 体はや や減
少
政策創造、法は大幅
な減少
大学全体では、2,505 人(指数 97)のやや減少となった。方式別に見ると、一般方式は 1,950 人(指
数 97)、センター利用方式は 555 人(指数 97)のいずれもやや減少となった。
政策創造は、前年度に(国際アジア法政策)を新設した影響で激増した反動から、1,800 人(指数 66)
の大幅な減少となった。方式別に見ると、一般方式は 1,512 人(指数 65)、センター利用方式は 288
人(指数 72)のいずれも大幅な減少となった。
法は、2年連続増加の反動から 1,310 人(指数 82)の大幅な減少となった。方式別では、一般方式
は 942 人(指数 83)、センター利用方式は 368 人(指数 76)のいずれも大幅な減少となった。
社会は、450 人(指数 96)のやや減少で、2年連続減少となった。方式別に見ると、一般方式は 497
人(指数 93)の減少で、2年連続減少となった。一方で、センター利用方式は 47 人(指数 102)の微増
だが、2年連続増加となった。
環境都市工は、431 人(指数 109)の増加となった。方式別に見ると、今年度より一般方式で新規導
入された<理設2>で志願者数が 367 人となり、一般方式で 383 人(指数 111)の大幅な増加となった。
センター利用方式は 48 人(指数 104)のやや増加となった。
社会安全は、178 人(指数 107)の増加となった。方式別に見ると、一般方式は 86 人(指数 104)の
やや増加、センター利用方式は 92 人(指数 120)の大幅な増加となった。
総合情報は、433 人(指数 107)の増加となった。方式別に見ると、一般方式は 273 人(指数 106)の
増加、センター利用方式は 160 人(指数 113)の大幅な増加となった。
外国語は、197 人(指数 105)のやや増加となった。方式別に見ると、一般方式は 164 人(指数 106)
の増加、センター利用方式は 33 人(指数 103)のやや増加となった。
人間健康は、143 人(指数 104)のやや増加となった。方式別に見ると、一般方式は 130 人(指数 105)
のやや増加、センター利用方式は 13 人(指数 101)の微減で前年度並となった。
社会はやや減少
環境都市工、社会安
全、総合情報は増加
外国語、人間健康は
やや増加
30
2014 入試状況分析《私立大》
関西学院大 : 総合政策はやや増加、他学部は減少
一般:-150 人 セ:-2,257 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
130
一般方式
センター方式
120
111
110
100
107
101
101
100
100
97
95
90
99
99
97
94
90
71
70
79
71
文
神
89
88
93
89
86
80
94
86
80
76
74
法
総
合
政
策
経
済
商
社
会
人
間
福
祉
教
育
国
際
理
工
大
学
全
体
100
105
93
99
98
75
92
89
97
95
入試変更点
入試方式:法…<セ・数学併用>を新規実施
TOPIC
COMMENT
一般方式は微減、セ
ンター利用方式は大
幅な減少
教育は減少、国際は
大幅な減少
大学全体では 2,407 人(指数 95)のやや減少となった。方式別に見ると、一般方式は 150 人(指数
99)の微減で前年度並、センター利用方式は 2,257 人(指数 86)の大幅な減少となった。
文は大幅な減少
人間福祉は大幅な
減少
総合政 策はや や増
加
法は微減
教育は、前年度に学科改組が行われ 239 人(指数 107)の増加となったが、今年度はその反動から
294 人(指数 92)の減少となった。学科・専攻別に見ると、(教育/初等教育)は 222 人(指数 89)の大
幅な減少、(教育/幼児教育)は 94 人(指数 90)の減少となったが、(教育/教育科学)は 22 人(指数
103)のやや増加となった。
国際は、276 人(指数 89)の大幅な減少となった。
文は、685 人(指数 89)の大幅な減少となった。方式別に見ると一般方式は5人(指数 100)の微減
で前年度並、センター利用方式は 680 人(指数 71)の大幅な減少となった。
人間福祉は、すべての学科、入試方式で減少し、624 人(指数 75)の大幅な減少となった。
総合政策は、175 人(指数 105)のやや増加となった。方式別に見ると、一般方式は 292 人(指数 111)
の大幅な増加で、センター利用方式は逆に 117 人(指数 90)の減少となった。
法は、23 人(指数 100)の微減で前年度並となった。今年度から新規実施した<セ・数学併用>では
123 人の志願者が集まった。
31
2014 入試状況分析《私立大》
京都産業大 : 全学部が増加
160
一般:+4,538 人 セ:+1,467 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
154
一般方式
センター方式
150
150
141
137
140
133
130
120
125
118
117
116
114
114
114
109
107
110
122
115
100
101
100
90
80
文
化
113
外
国
語
法
経
済
経
営
理
153
115
109
107
128
コ
ン
ピ理
ュ工
ー
タ
127
総
合科
生学
命
大
学
全
体
134
119
入試変更点
入試方式:文化、外国語、法、経済、経営、
理、コンピュータ理工、総合生命科学…中期日程新規実施
学科改組:外国語…5学科→3学科 12 専攻に改組
TOPIC
COMMENT
大学全体では2年連
続大幅な増加
大学全体では、外国語の学科・専攻の改組とすべての学部での中期日程新規実施の影響により、
6,005 人(指数 119)の大幅な増加で、2年連続で大幅な増加となった。方式別に見ると、一般方式は
4,538 人(指数 122)の大幅な増加、センター利用方式も 1,467 人(指数 114)の大幅な増加となり、い
ずれも2年連続大幅な増加となった。
外国語は、学科・専攻の改組と中期日程の新規実施の影響により 2,018 人(指数 153)の大幅な増
加で2年連続大幅な増加となり、すべての学部の中で増加数・増加率ともに最も大きくなった。方
式別に見ると、一般方式は 1,381 人(指数 154)の大幅な増加、センター利用方式も 637 人(指数 150)
の大幅な増加となり、いずれも2年連続大幅な増加となった。
総合生命科学は、665 人(指数 134)の大幅な増加で2年連続大幅な増加となった。方式別に見ると、
一般方式は 456 人(指数 141)の大幅な増加で3年連続増加、センター利用方式は 209 人(指数 125)
の大幅な増加で2年連続大幅な増加となった。学科別に見ると、(生命資源環境)は 337 人(指数 149)
の増加、(動物生命医科学)は 163 人(指数 140)の増加、(生命システム)は 165 人(指数 119)の増加と
なり、いずれも大幅な増加となった。
理は、509 人(指数 128)の大幅な増加で3年連続大幅な増加となった。方式別に見ると、一般方式
は 397 人(指数 137)の大幅な増加、センター利用方式も 112 人(指数 115)の大幅な増加となり、いず
れも3年連続大幅な増加となった。
コンピュータ理工は、626 人(指数 127)の大幅な増加で3年連続大幅な増加となった。方式別に見
ると、一般方式は 466 人(指数 133)の大幅な増加で6年連続増加、センター利用方式は 160 人(指数
118)の大幅な増加で3年連続大幅な増加となった。
法は、847 人(指数 115)の大幅な増加で2年連続大幅な増加となった。方式別に見ると、一般方式
は 575 人(指数 114)の大幅な増加、センター利用方式は 272 人(指数 117)の大幅な増加となり、いず
れも2年連続大幅な増加となった。
文化は、267 人(指数 113)の大幅な増加で3年連続増加となった。方式別に見ると、一般方式は
214 人(指数 116)の大幅な増加、センター利用方式は 53 人(指数 107)の増加となり、いずれも3年
連続増加となった。
経済は、前年度の大幅な増加の反動はなく、583 人(指数 109)の増加で2年連続増加となった。方
式別に見ると、一般方式は 588 人(指数 114)の大幅な増加で2年連続増加、センター利用方式は5
人(指数 100)の微減で前年度並となった。
経営は、前年度の大幅な増加の反動はなく、490 人(指数 107)の増加で2年連続増加となった。方
式別に見ると、一般方式は 461 人(指数 109)の増加で2年連続増加、センター利用方式は 29 人(指
数 101)の微増で前年度並となった。
外国語は増加数・増
加率ともにすべての
学部の中で最大
総合生命科学、理、
コンピュータ理工、
法、文化は大幅な増
加
経済、経営は増加
32
2014 入試状況分析《私立大》
龍谷大 : 政策、理工は大幅な増加、文は減少
130
一般:+1,312 人 セ:+228 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
一般方式
センター方式
121
127
120
116
111
110
109
108
110
106
105
105
104
103
100
99
90
92
85
80
70
97
95
93
文
法
政
策
経
済
経
営
社
会
国
際
文
化
理
工
94
102
122
105
106
99
106
118
大
学
全
体
104
入試変更点
入試科目:文<セ・後>…外+数+国+理+歴公→外+国+(数 or 理 or 歴公)
TOPIC
COMMENT
大学全 体はや や増
加
政策、理工は大幅な
増加
大学全体では、1,540 人(指数 104)のやや増加となった。方式別に見ると、一般方式は 1,312 人(指
数 105)、センター利用方式は 228 人(指数 103)のいずれもやや増加となった。
政策は、533 人(指数 122)の大幅な増加で、2011 年度に学部が新設され3年連続増加となった。
方式別に見ると、一般方式は 554 人(指数 127)の大幅な増加で、センター利用方式は 21 人(指数 95)
のやや減少となった。
理工は、769 人(指数 118)の大幅な増加で、前年度の反動による増減が継続した。方式別に見ると、
一般方式は 480 人(指数 116)、
センター利用方式は 289 人(指数 121)のいずれも大幅な増加となった。
学科別に見ると、(電子情報)は3人(指数 100)の微増となったが、他の学科はすべて大幅な増加と
なった。
経営は、287 人(指数 106)の増加となった。方式別に見ると、一般方式は 207 人(指数 105)のやや
増加、センター利用方式は 80 人(指数 110)の増加となった。
国際文化は、163 人(指数 106)の増加となった。一般方式は 140 人(指数 106)の増加、センター利
用方式は 23 人(指数 104)のやや増加となった。
社会は、25 人(指数 99)の微減で前年度並となった。方式別に見ると、一般方式は 109 人(指数 97)
のやや減少となった。センター利用方式は 84 人(指数 111)の大幅な増加となった。学科別に見ると、
(コミュニティマネジメント)は 118 人(指数 112)の大幅な増加で2年連続増加となった。
一方で、
(社
会)は 113 人(指数 94)の減少で3年連続減少となった。
法は、82 人(指数 102)の微増で前年度並となった。方式別に見ると、一般方式は 202 人(指数 108)
の増加となった。一方、センター利用方式は 120 人(指数 85)の大幅な減少となった。
文は、508 人(指数 94)の減少となった。方式別に見ると、一般方式は 491 人(指数 93)の減少、セ
ンター利用方式は 17 人(指数 99)の微減となった。学科・専攻別に見ると、(英語英米文)は 202 人(指
数 78)、(日本語日本文)は 214 人(指数 86)、(臨床心理学)は 175 人(指数 87)の大幅な減少となった。
経営、国際文化は増
加
社会、法は前年度並
文は減少
33
2014 入試状況分析《私立大》
近畿大 : 一般選抜志願者数は初の全国最多に
150
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
一般方式
142
140
120
105
103
122
117 118
117
118
117
110
109
106
102
133
132
125
119
センター方式
139
135
130
110
一般:+4,199 人 セ:+3,263 人
106
116
110 112
105
100
99
90
90
88
80
70
85
文
芸
法
経
済
経
営
総
合
社
会
工
産
業
理
工
理
工
建
築
医
薬
農
生
物
理
工
大
学
全
体
99
103
104
106
94
110
88
122
122
111
125
115
109
111
121
108
TOPIC
2年連続増加、一般
選抜の 志願者 数は
初の全国最多に
文系学部で増加した
のは、法、経営の2
学部のみ、総合社会
は大幅に減少
理系学部、メディカ
ル系学部は、薬以外
いずれも大幅に増加
COMMENT
大学全体では、前年度 18,684 人という増加数が全国最多だった反動はなく、7,462 人(指数 108)
の増加で、2年連続増加となった。この結果、一般選抜の志願者数は 105,890 人となり、初の全国
最多となった。関西圏の中ではもともと理系学部が充実していたことから、
「文低理高」の志望動向
の追い風を受けたことに加えて、出願の完全インターネット化や「近大マグロ」に見られるような
社会全般で話題になるような広報効果が大きく影響した。
法は、2年連続増加の反動はなく、335 人(指数 104)のやや増加で、3年連続増加した。学科別に
見ると、(政策法)は前年度の大幅な増加の反動はなく、引き続き 366 人(指数 111)の大幅な増加と
なった。
経営は、前年度の大幅な増加の反動はなく、1,329 人(指数 110)増加して2年連続増加となった。
学科別に見ると、4学科のうち(キャリア・マネジメント)のみ減少し、330 人(指数 87)の大幅な減
少だった。
経済、総合社会は、いずれも前年度の大幅な増加の反動で減少した。特に総合社会は、1,130 人(指
数 88)の大幅な減少だった。
理工は、2年連続増加した反動はなく、2,050 人(指数 111)の大幅な増加で3年連続増加となった。
学科別に見ると、(生命科学)は前年度の大幅な増加の反動で、102 人(指数 95)のやや減少となった
が、他の学科は増加し、(応用化)、(理)以外は大幅な増加だった。
建築は、前年度の大幅な増加の反動はなく、1,150 人(指数 125)の2年連続大幅な増加となった。
増加率は増加学部の中で最も大きくなった。
広島キャンパス設置の工も、すべての学科が増加して、852 人(指数 122)の大幅な増加となり、2
年連続大幅な増加となった。
医は、前年度は微減して唯一の減少学部だったが、今年度は 573 人(指数 115)の大幅な増加とな
った。
薬は、5年連続増加の反動はなく、436 人(指数 109)の増加で6年連続増加となった。
農は、前年度の大幅な増加の反動はなく、1,143 人(指数 111)の2年連続大幅な増加となった。6
学科すべてが増加したが、特に(水産)は 346 人(指数 116)の大幅な増加で、学科全体の志願者数が
最も多くなった。(応用生命化)、(環境管理)も大幅な増加だった。
34
2014 入試状況分析《私立大》
甲南大 : 大学全体では2年連続で微増
200
一般:-339 人 セ:+494 人
※前年度の志願者数を100とした指数
※学部名下の数値は学部全体の指数
一般方式
センター方式
194
180
160
144
140
127
120
114
110
104
123
110
107
100
80
98
92
90
94
87
83
60
40
97
91
45
文
96
法
経
済
経
営
111
89
112
マ
ネ
ジ創
メ造
ン
ト
68
フサ
ロイ
ン
テエ
ィン
アス
95
理
工
知
能
情
報
大
学
全
体
102
146
101
TOPIC
COMMENT
大学全体では2年連
続で微増
大学全体では、155 人(指数 101)の微増で、2年連続微増となった。方式別に見ると、一般方式は
339 人(指数 97)のやや減少だったが、
センター利用方式は5年連続減少した反動で、
494 人(指数 107)
の増加となった。
文系学部では、やや減少の文以外はいずれも大幅な増減となった。
法は、358 人(指数 111)の大幅な増加となった。方式別に見ると、一般方式は2年連続増加した反
動で、53 人(指数 98)の微減となったが、センター利用方式は 2008 年度から6年連続減少した反動
で、411 人(指数 144)の大幅な増加となった。
経営は、2年連続減少した反動で、417 人(指数 112)の大幅な増加となった。
経済、マネジメント創造は、いずれも大幅な減少で、経済は、2年連続増加した反動で、494 人(指
数 89)の大幅な減少となった。
マネジメント創造は、前年度の大幅な増加の反動で、403 人(指数 68)の大幅な減少となった。一
般方式、センター利用方式ともに減少し、特にセンター利用方式は 365 人(指数 45)の激減で、学部
全体の志願者数は 856 人となり、2009 年度の学部開設以来,初めて 1,000 人を下回った。
知能情報は、2年連続減少した反動で、378 人(指数 146)の大幅な増加となった。志願者数は 1,207
人で、2008 年度の学部開設時の 1,199 人を上回り過去最多となった。
理工は、前年度増加の反動はなく、53 人(指数 102)の微増で2年連続増加となった。学科別に見
ると、3学科のうち増加したのは(物理)のみだったが、238 人(指数 135)の大幅な増加が学部全体の
増加につながった。
フロンティアサイエンスは、前年度減少の反動はなく、30 人(指数 95)のやや減少で、2年連続減
少した。
文系学部では、文以
外は大幅な増減
理系学部では、知能
情報が大幅に増加、
理工は微増、フロン
ティアサイエンスは
やや減少
35
2014 入試状況分析《私立大》
志願者数増減
大学
東北学院大
獨協大
方式
一般
5,710
1,096
志願者数
コメント
5,848 大学全体では、23人(指数100)の微減で前年度並となった。学部
別に見ると、工は148人(指数110)の増加、経済は43人(指数102)
の微増となった。一方、経営は91人(指数92)の減少、文は80人(指
3,434 数95)、法は30人(指数97)のやや減少となった。教養は9人(指数
100)の微減で前年度並となった。
3,549
221
一般
-729
93
950
10,172
950
10,901 大学全体では、前年度増加の反動で、1,215人(指数93)の減少と
一般
一般
一般
一般
センター
国際基督教大
1,096
募集
人員
221
センター
国学院大
98
志願者数
103
センター
北里大
-138
募集
人員
+115
センター
千葉工業大
指数
2013年度
センター
センター
文教大
増減数
2014年度
一般
-486
92
270
5,357
270
なった。国際教養は、114人(指数107)の増加となった。法は、前
年度大幅増加の反動で、99人(指数97)のやや減少となった。学科
5,843 別では、(総合政策)は前年度の大幅増加の反動はなく、152人(指
数127)の大幅増加となった。外国語は529人(指数92)の減少、経
済は701人(指数88)の大幅減少となった。
-1,303
88
877
9,821
896
11,124 大学全体では、1,241人(指数93)の減少となった。新設の経営に、
864人集まったが、その他の学部はいずれも減少した。学科改組
の情報は72人(指数95)のやや減少だが、学科別では(情報システ
5,657 ム)は募集人員合計が25人減少したにもかかわらず、78人(指数
117)の大幅増加となり、競争が厳しくなった。その他の学部はいず
れも大幅減少となった。
+62
101
286
5,719
289
+3,947
120
786
23,761
881
19,814 大学全体では、5年連続増加の反動はなく、8,285人(指数124)の
大幅増加で6年連続増加となった。中堅工学系大学人気、セン
ター利用方式<中期>新規実施、クロスエントリーシステム(併願受
14,100 験料優遇方式、入学者併願受験料返還方式)という要因が重なっ
たことが大幅増加につながった。
+4,338
131
491
18,438
356
+785
106
995
13,065
972
12,280 大学全体では、2年連続増加の反動はなく、1,508人(指数108)の
+723
113
198
6,452
225
増加で3年連続増加となった。学部別に見ると、医療衛生はセン
ター利用方式廃止で594人(指数79)の大幅減少となったが、その
5,729 他の学部は増加した。特に海洋生命科学は518人(指数124)、理
は608人(指数122)といずれも大幅増加した。薬は系統への高い
人気から、318人(指数110)増加し、4年連続増加となった。
-1,772
88
919
12,668
920
14,440 大学全体では、1,020人(指数95)のやや減少となった。方式別に
+752
113
346
6,515
332
見ると、一般方式は1,772人(指数88)の大幅減少、センター利用
方式は前年度の大幅減少の反動から752人(指数113)の大幅増加
5,763 となり、対照的な結果となった。学部別に見ると、法が474人(指数
88)の大幅減少、経済が491人(指数90)の減少となり、いずれも減
少率が大きかった。
-74
95
290
1,508
250
1,582 今年度は、センター利用方式が廃止された。一般方式について
見ると、前年度までの2年連続増加の反動から74人(指数95)のや
や減少となった。
センター
芝浦工業大
成蹊大
一般
103
1,074
22,370
1,069
21,802 大学全体では、679人(指数102)の微増で前年度並となった。方式
センター
+111
101
257
14,958
257
一般
+172
101
814
14,161
800
13,989 大学全体では、前年度減少の反動で1,198人(指数105)のやや増
一般
センター
津田塾大
+568
708
別に見ると、一般方式は568人(指数103)のやや増加で8年連続の
増加、センター利用方式は111人(指数101)の微増で前年度並と
14,847 なった。学部別に見ると、デザイン工は624人(指数118)の大幅増
加、工は208人(指数101)の微増だったが、システム理工は153人
(指数98)の微減となった。
センター
成城大
40
一般
センター
加となった。学部別に見ると、文は928人(指数119)の大幅増加と
なった。理工は260人(指数105)のやや増加した。一方で、法は
7,837 118人(指数102)の微増、経済は108人(指数98)の微減で前年度
並となった。
+1,026
113
272
8,863
266
-438
94
911
7,048
911
7,486 大学全体では、381人(指数97)のやや減少で、5年連続の減少と
+57
101
274
6,643
274
なった。学部別に見ると、経済は343人(指数108)増加した。一方
で、文芸は604人(指数86)の大幅減少、法は60人(指数97)のやや
6,586 減少となった。
-335
83
315
1,690
315
2,025 大学全体では、前年度の大幅減少の反動はなく、651人(指数86)
150
の大幅減少となった。学科別では、(国際関係)は431人(指数78)、
(英文)は289人(指数86)といずれも大幅減少となった。(情報科学)
2,744 は38人(指数111)の大幅増加、(数学)は31人(指数110)の増加と
なった。センター利用方式では、(数学)<B>が前年度の大幅減少
の反動で、25人(指数214)の激増となった。
-316
88
150
2,428
36
2014 入試状況分析《私立大》
志願者数増減
大学
東京女子大
方式
一般
センター
東京電機大
東京農業大
日本女子大
星薬科大
一般
明治薬科大
中京大
南山大
88
697
志願者数
募集
人員
4,638
志願者数
コメント
697
5,295 大学全体では、前年度の大幅増加の反動で、602人(指数94)の減
少となった。一般では、人文は前年度の大幅増加の反動で、433
人(指数76)の大幅減少、国際社会は前年度の大幅増加の反動か
4,180 ら、170人(指数91)の減少となった。人間科学は、前年度にやや増
加した反動で46人(指数97)のやや減少、数理科学は、8人(指数
98)の微減で前年度並となった。
+55
101
193
4,235
193
-1,458
90
1,035
13,295
971
14,753 大学全体では、5年連続増加の反動から、2,303人(指数90)の減
少となった。方式別に見ると、募集日程を3回から2回に変更した
一般方式は、1,458人(指数90)の減少となった。方式を3タイプか
9,432 ら2方式に変更し、2教科型を廃止したセンター利用方式は、845
人(指数91)の減少となった。
91
465
8,587
420
一般
+338
102
1,416
22,046
1,358
21,708 大学全体では、1,147人(指数104)のやや増加で6年連続の増加と
センター
+809
108
465
10,437
454
なった。学部別に見ると、地域環境科学は883人(指数124)の大幅
増加となった。国際食料情報は214人(指数106)の増加した。応用
9,628 生物科学は、2つの専攻が学科へ改組され、(食品安全健康)は
827人(指数157)、(栄養科学)は472人(指数135)のいずれも大幅増
加となった。
一般
-337
95
1,177
6,640
1,178
6,977 大学全体では783人(指数94)の減少となった。学部別に見ると、前
センター
-446
93
184
5,630
183
年度の大幅増加の反動で、文は442人(指数90)の減少、人間社会
は681人(指数83)と大幅減少となった。理は69人(指数105)のやや
6,076 増加、家政は271人(指数108)の増加となった。理(物質生物科学)
は、募集人員1人を方式間変更したが、<一般>は36人(指数109)
の増加、<セ>は46人(指数114)の大幅増加となった。
一般
+149
108
128
2,075
128
1,926 大学全体では、4年連続増加の反動はなく、系統への高い人気を
反映して235人(指数106)の増加となった。学科別に見ると、資格
取得志向の高まりから(薬)は276人(指数108)増加したが、(創薬科
1,842 学)は41人(指数91)減少した。
一般
+86
105
48
1,928
48
+1,101
108
1,408
14,712
1,406
13,611 大学全体では、前年度減少の反動で1,644人(指数107)増加した。
センター
+543
105
355
12,091
375
学部別に見ると、文は440人(指数90)減少で2年連続減少となった
が、その他の学部は増加した。特に法は前年度増加の反動はな
11,548 く、930人(指数122)の大幅増加で、2年連続増加となった。社会も
前年度の大幅減少の反動で、458人(指数111)の大幅増加となっ
た。
一般
+269
110
190
2,920
190
2,651 大学全体では、2年連続増加の反動はなく、系統への高い人気を
一般
+6
100
50
1,523
50
反映して275人(指数107)の増加となった。学科別に見ると、2学科
とも増加したが、特に(生命創薬科学)は156人(指数121)の大幅増
1,517 加だった。
-238
98
957
13,076
956
13,314 大学全体では、2年連続増加の反動はなく、1,230人(指数107)増
センター
+1,468
127
383
6,875
379
加した。すべての学部が前年度の反動による大幅増減となった。
法、経営は大幅減少し、特に法は唯一センター利用方式が減少
5,407 した学部となった。他の学部はいずれも大幅増加となり、特に地
域政策は870人(指数152)の大幅増加で増加率が最も大きくなっ
た。
一般
-1,200
93
961
16,407
954
17,607 大学全体では、3年連続増加の反動で1,021人(指数97)のやや減
センター
+179
101
724
12,393
724
少だった。10学部のうち7学部で減少し、特に学部改組2年目の工
は、前年度の大幅増加の反動で1,297人(指数78)の大幅減少だっ
12,214 た。増加した3学部のうち文、総合政策は大幅増加だった。文は
983人(指数177)の激増だが、新設の(歴史文化)を除くと前年度並
だった。学科改組の国際英語はやや増加した。
一般
-916
94
1,138
13,281
1,141
14,197 大学全体では、前年度の大幅増加の反動で、908人(指数96)のや
や減少となった。学部別に見ると、人文、総合政策と情報理工か
ら改組された理工の3学部が増加し、他の4学部は減少した。理
9,611 工は前年度の情報理工と比較すると、488人(指数123)の大幅増
加だった。減少した学部では、法が645人(指数78)、経営が604人
(指数83)とそれぞれ大幅減少となったのが目立った。
センター
名城大
-657
募集
人員
-845
センター
愛知大
指数
2013年度
センター
センター
明治学院大
増減数
2014年度
一般
センター
+8
100
355
9,619
354
+1,245
107
1,468
18,778
1,498
+1,578
114
526
12,547
496
37
17,533 大学全体では、前年度の大幅増加の反動はなく、2,823人(指数
110)の増加で2年連続増加となった。学部別に見ると、経営は前
年度倍増した反動で617人(指数71)の大幅減少となったが、その
10,969 他の学部は増加し、法、農以外は大幅増加となった。増加率では
指数142の人間が最も大きく、増加数では理工が前年度の大幅増
加の反動はなく、1,858人(指数112)と最も多かった。
2014 入試状況分析《私立大》
志願者数増減
大学
広島修道大
方式
一般
センター
西南学院大
一般
センター
福岡大
一般
センター
増減数
指数
-162
97
2014年度
募集
人員
678
志願者数
5,063
2013年度
募集
人員
志願者数
コメント
680
5,225 大学全体では、5学部のうち3学部が減少し、213人(指数97)のや
-51
98
131
2,439
130
や減少となった。人文が330人(指数87)、人間環境が124人(指数
87)といずれも大幅減少した。また、法は<セ・併用>を新規実施し
2,490 たが、56人(指数96)のやや減少で2年連続減少となった。商、経
済科学はいずれも指数110の増加だったが、いずれも2学科のう
ち1学科が大幅増加し、他の1学科が減少だった。
-956
93
933
12,013
950
12,969 大学全体では、前年度増加の反動から1,266人(指数94)の減少と
なった。方式別に見ると、一般方式は956人(指数93)の減少、セン
ター利用方式は310人(指数96)のやや減少となった。学部別に見
8,172 ると、国際文化のみ171人(指数109)の増加となったが、その他の
学部はすべて減少した。中でも、法は401人(指数86)、人間科学
は532人(指数89)の大幅減少となった。
-310
96
227
7,862
227
-1,339
96
2,293
33,107
2,318
+2,112
118
403
13,932
394
38
34,446 大学全体では、773人(指数102)の微増で前年度並となった。学
部・学科別に見ると、医(医)はセンター利用方式を新規に実施し
たことが大きく影響して、822人(指数129)の大幅増加となった。一
11,820 方で、法は2年連続の大幅増加の反動から651人(指数87)の大幅
減少となった。
2014 入試状況分析《私立大》
⑨医学部医学科志願状況
志願者数増減
大学
方式
増減数 指数
岩手医科大
+761
135
2014年度
募集
志願者数
人員
88
2,958
2013年度
コメント
募集
志願者数
人員
88
2,197 前年度は杏林大、兵庫医科大の2大学とバッティング
した1次試験日が、今年度は杏林大が抜けたことに加
え、前年度大幅減少の反動もあって、761人(指数135)
の大幅増加となった。
自治医科大
-580
80
123
2,348
123
2,928 2年連続増加の反動で580人(指数80)の大幅減少と
なった。志願倍率は23.8倍→19.1倍にダウンし、20倍
を下回ったのは17.1倍だった1992年度以来となった。
獨協医科大
+101
106
53
1,825
50
1,724 3年連続増加の反動はなく、すべての方式で増加し、
328人(指数110)の増加で、4年連続増加となった。
栃木県枠
栃木県枠
+9
併用
+190
併用
+28
北里大
+224
104 □
115
118 □
7
20
222 □ 10
1,420
7
213
20
1,230
181 □ 10
153
111
89
2,286
130
79 □ 2,770
89
2,062 2年連続増加の反動はなく、224人(指数111)の大幅増
加で、3年連続増加となった。
杏林大
+645
東京都枠
10 □ 2,770
茨城県枠
2 □ 2,770
併用
慶應義塾大
79 □ 2,125 2年連続減少の反動で、806人(指数122)の大幅増加と
なった。方式別に見ると、一般方式は前年度に岩手医
10 □ 2,125 科大、兵庫医科大とバッティングした1次試験日が、今
年度は単独実施となったことに加え、前年度大幅減少
2 □ 2,125 の反動もあって、645人(指数130)の大幅増加となった。
センター利用方式は2年連続増加となった。
+161
111
25
1,628
25
1,467
+50
103
68
1,784
68
1,734 50人(指数103)のやや増加で、2年連続増加したが、志
願者数は1,784人と2006年度、2007年度の2,250人前
後には遠く及ばない少数激戦だった。
昭和大
Ⅰ期
+452
113
78
3,866
78
3,414 2年連続の大幅増加の反動はなく、67人(指数101)の
Ⅱ期
-299
86
20
1,846
20
2,145 >は452人(指数113)の大幅増加で志願者数が3,886人
-86
82
12
405
12
491 の志願者数となった。他の2方式は2年連続の大幅増
微増で3年連続増加となった。方式別に見ると、<Ⅰ期
となり、募集人員が78人になった2009年度のほぼ2倍
地域別
併用
加の反動で、いずれも大幅減少だった。
東海大
A方式
+521
112
70
4,980
60
4,459 <A>は2年連続の大幅増加の反動はなく、募集人員10
+63
146
5
200
3
137 加となった。実施2年目の<セ・地域枠>も指数146の大
人増加の影響で521人(指数112)の3年連続の大幅増
地域枠
併用
幅増加となったが、出願締切後に募集人員2人増加が
発表され、志願倍率は45.7倍→40.0倍にダウンした。
東京慈恵会医科大
-207
93
東京都枠
105 □ 2,574
5 □ 2,574
東邦大
+533
120
110
3,207
105 □ 2,781 前年度大幅増加の反動で、207人(指数93)減少した。
5 □ 2,781
110
2,674 前年度の学費大幅減額で志願者数が大幅増加した反
動はなく、533人(指数120)の2年連続大幅増加となっ
た。前年度は愛知医科大とバッティングした1次試験日
が、今年度は単独実施になったことも影響した。
日本大
A方式
-61
99
102
4,071
102
4,132 4年連続増加の反動は小さく、61人(指数99)の微減で
前年度並だった。
聖マリアンナ医科大
+360
111
100
3,503
100
3,143 3年連続増加の反動はなく、360人(指数111)の大幅増
加で、4年連続増加となった。
金沢医科大
+412
116
70
2,939
70
2,527 3年連続増加の反動はなく、412人(指数116)の大幅増
愛知医科大
+443
126
65
2,169
65
1,726 すべての方式で増加し、562人(指数122)の大幅増加と
併用
+91
112
15
857
15
766 ティングした東邦大が試験日を繰り下げ、単独実施に
併用
+28
176
5
65
5
前期
+241
115
60
1,810
60
1,569 176人(指数104)のやや増加となった。方式別に見る
後期
+58
103
25
1,963
25
1,905 で、241人(指数115)の大幅増加となり、実施2年目の<
-123
82
5
577
5
700 センター利用方式は前年度募集人員減少で大幅減少
加となった。
なった。特に一般方式は、前年度1次試験日がバッ
なったため、443人(指数126)の大幅増加となり、増加
特別枠
藤田保健衛生大
37 数の8割弱を占めた。
と、一般方式の<前期>は前年度の大幅減少の反動
後期>は58人(指数103)のやや増加となった。一方で、
併用
した反動はなく、引き続き123人(指数82)の大幅減少と
なった。
大阪医科大
前期
+176
109
85
2,051
90
1,875 <セ・後期>の新規実施で、186人(指数105)のやや増加
後期
-30
97
15
941
15
971 <前期><後期>実施となった2008年度以降、6年連続
92
5
511
5
5
87
となった。既存の方式は一般方式<前期>のみ増加し、
前期
併用
-47
後期
併用
+87
39
増加となった。一方で、<後期>は初めて減少した。
558
2014 入試状況分析《私立大》
志願者数増減
大学
関西医科大
方式
増減数 指数
前期
+417
後期
+1,014
2013年度
コメント
募集
志願者数
人員
85
1,757 一般方式の<後期>新規実施で1,200人(指数140)の大
-231
81
15
997
15
幅増加となった。既存の方式は、一般方式<前期>は
417人(指数124)の大幅増加だったが、2年目の入試
だったセンター利用方式は231人(指数81)の大幅減少
1,228 で、対照的な志願状況だった。
前期A
+223
116
65
1,625
65
1,402 前年度は微減し、学部単位では全学で唯一減少した
後期
+221
122
5
1,231
5
併用
近畿大
124
2014年度
募集
志願者数
人員
80
2,174
7
1,014
学部となったが、医学系人気で今年度は573人(指数
1,010 115)の大幅増加となった。
C前期
セ
+38
104
6
951
6
913
C中期
セ
+99
135
2
381
2
282
C後期
セ
-8
93
2
102
2
110
+256
119
60
1,612
60
川崎医科大
1,356 前年度3年ぶりに減少した反動で、256人(指数119)の
大幅増加となった。
久留米大
+322
118
100
2,107
100
+16
189
5
34
5
+115
105
85
2,357
85
1,785 2年連続増加の反動はなく、338人(指数119)の大幅増
加で3年連続増加となった。
福岡県特別枠
産業医科大
併用
18
2,242 2年連続増加の反動はなく、115人(指数105)のやや増
加で3年連続増加となった。
福岡大
系統別
+9
併用
+813
100
70
2,841
10
813
※□…方式合計の合算での数値
※セ…センター試験の成績のみ利用、併用…センター試験+個別試験併用
40
75
2,832 <系統別>は9人(指数100)の微増で前年度並だった
が、新規実施のセンター利用方式の志願者数が813人
となり、学科全体では、822人(指数129)の大幅増加と
なった。