R Remote取扱説明書

R Remote 取扱説明書
ヤマハ製品をご愛用いただきまして、まことにありがとうございます。
この取扱説明書では、Rio3224-D/Rio1608-D/Ri8-D(以降 R シリーズ)のヘッドアンプ(以降 HA)の設定を単
独で行なう Windows アプリケーション
「R Remote」
のセットアップ方法と操作方法について説明します。
1 台のコンピューターで最大 8 台までの R シリーズのヘッドアンプの設定ができます。
■ ご注意(必ずお読みください)
・ このソフトウェアおよび取扱説明書の著作権は、すべてヤマハ株式会社が所有します。
・ ソフトウェアおよび取扱説明書の一部、または全部を無断で複製、改変することはできません。
・ この取扱説明書に掲載されている画面は、すべて操作説明のためのもので、実際の画面と異なる場合
がありますので、ご了承ください。
・ このソフトウェアは Windows 8 / Windows 8.1 でのタッチパネルで操作する目的では製作されていま
せんので、タッチパネルによる操作の動作保証はしていません。
・ Dante は、Audinate 社の登録商標です。
・ Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
・ その他掲載されている会社名および商品名は、各社の商標および登録商標です。
R Remote 取扱説明書
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目次
■ 動作環境 .....................................................................................................................................................3
■ セットアップ ..............................................................................................................................................3
R Remote をインストールする ...................................................................................................................4
R シリーズの設定をする .............................................................................................................................4
コンピューターと R シリーズを接続する ...................................................................................................5
R シリーズの電源を入れる ..........................................................................................................................5
コントロールパネルを表示する ..................................................................................................................5
Windows 7 の場合 ....................................................................................................................................5
Windows 8、Windows 8.1 の場合 ...........................................................................................................5
TCP/IP を設定する ......................................................................................................................................6
Dante Controller または CL シリーズでルーティングをする ...................................................................7
■R Remote を操作する ..................................................................................................................................8
メニューバー................................................................................................................................................8
メイン画面 ...................................................................................................................................................9
HA 表示部 ..............................................................................................................................................10
「I/O Device Edit」ダイアログ ................................................................................................................ 11
「Network Setup」ダイアログ ................................................................................................................12
「R Series Information」ダイアログ.......................................................................................................13
■ソフトウェアのアンインストール (アプリケーションの削除) ................................................................14
■困ったときは..............................................................................................................................................15
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2
■ 動作環境
R Remote を使用するためには以下のものをご用意ください。
● 次の条件を備えた Windows 対応コンピューター
OS
Windows 7 SP1 Home Premium 以上, Windows 8, Windows 8.1
CPU
Intel Core i3/i5 以上
HDD
120MB 以上の空き容量
端子
Ethernet 端子(1000BASE-T 以上)
その他
Dante Controller と Bonjour がインストールされていること(*)
(*)下記のウェブサイトからダウンロードしてご利用ください。
http://www.yamahaproaudio.com/japan/
● Ethernet ケーブル(CAT5e 以上)
● ネットワークスイッチ(ギガビットイーサネット対応)
● ファームウェアが V1.70 以降の R シリーズ(8 台まで)
「R Series Information」
Ro8-D も表示されますが、設定の変更などはできません。ネットワーク負荷になるので、
ダイアログで接続状態を切断(Disconnect)にすることをおすすめいたします。
■ セットアップ
以下の流れでセットアップをします。
R Remote をインストールする
↓
R シリーズの設定をする
↓
コンピューターと R シリーズを接続する
↓
R シリーズの電源を入れる
↓
コントロールパネルを表示する
↓
TCP/IP を設定する
↓
Dante Controller または CL シリーズでルーティングする
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R Remote をインストールする
以下の手順で、インストールできます。
1.
管理者権限のあるアカウントで Windows にログオンします。
2.
ダウンロードした圧縮ファイルの解凍先にある「setup.exe」をダブルクリックする。
R Remote のセットアップダイアログが表示されます。
・
・
3.
「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[続行]または[はい]をクリックします。
お使いのコンピューターに Bonjour がインストールされていない場合は、インストールの途中で Bonjour のイン
ストールを要求する画面が表示されます。
Bonjour のインストールを要求された場合は、ヤマハプロオーディオウェブサイトから Bonjour をダウンロード
して、インストールしてから、再度 R Remote をインストールしてください。
http://www.yamahaproaudio.com/japan/
画面の指示に従ってインストールを実行します。
R シリーズの設定をする
R Remote で R シリーズを操作する場合は、
以下の設定項目に注意してディップスイッチや[UNIT ID]ロー
タリースイッチを設定してください。
・ UNIT ID は 1 から 8 の範囲で設定してください。0 または 9 以上だと R Remote が認識しません。
・ ディップスイッチは接続方法と START UP MODE によって以下のいずれかにしてください。
接続
START UP MODE
DAISY CHAIN
REFRESH
ディップスイッチ
(↑↑↑↑↑↑↑↑)
RESUME
(↑↑↑↑↑↑↓↑)
REDUNDANT
REFRESH
(↑↑↑↓↑↑↑↑)
RESUME
(↑↑↑↓↑↑↓↑)
CL シリーズを接続していない場合、START UP MODE を RESUME にすることをおすすめします。REFRESH にする
と、R シリーズを再起動するたびに、R Remote と Dante Controller から設定を送る必要があります。また、REFRESH
の場合、R Remote が CL シリーズより先に接続されると、橙色の[SYNC]インジケーターが点灯状態になります。
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コンピューターと R シリーズを接続する
コンピューターと R シリーズを Ethernet ケーブルでつなぎます。
「R シリーズの設定をする」
で DAISY CHAIN にした場合は、
数珠つなぎに R シリーズの Dante
前ページの
端子とコンピューターをつないでください。
前ページの「R シリーズの設定をする」で REDUNDANT にした場合は、Dante の[PRIMARY]端子に接
続されているネットワークスイッチにコンピューターをつないでください。
R シリーズの電源を入れる
R シリーズの電源を入れます。
「R シリーズの設定をする」より前に電源を入れると、設定が反映されませ
ん。
コントロールパネルを表示する
コントロールパネルの表示方法は OS によって異なります。
Windows 7 の場合
[スタート] → [コントロールパネル]を選びます。
Windows 8、Windows 8.1 の場合
1.
スタート画面で[デスクトップ]をクリックします。
デスクトップが表示されます。
2.
デスクトップの右上または右下にカーソルを移動します。
チャームバーが表示されます。
3.
[設定] → [コントロールパネル]を選択します。
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TCP/IP を設定する
以下の手順でコンピューターの TCP/IP の設定を行ないます。
1.
[コントロールパネル]→[ネットワークと共有センター]または[ネットワークの状態とタスクの表示]を
クリックまたはダブルクリックします。
「ネットワークと共有センター」画面が表示されます。
2.
「ネットワークと共有センター」画面の左側の「タスク」一覧の中から[ネットワーク接続の管理]ま
たは[アダプターの設定変更]をクリックし、[ローカルエリア接続]をダブルクリックします。
「ローカルエリア接続の状態」ダイアログボックスが表示されます。
・
「ユーザーアカウント制御」ダイアログボックスが表示されることがあります。[続行]または[はい]をクリックして
ください。
・「ローカルエリア接続のプロパティ」ダイアログボックスが表示された場合、手順 4 に進んでください。
3.
[プロパティ]をクリックします。
「ローカルエリア接続のプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
「ユーザーアカウント制御」ダイアログボックスが表示されることがあります。[続行]または[はい]をクリックして
ください。
4.
[インターネットプロトコルバージョン 4 (TCP/IPv4)]を選択して、[プロパティ]をクリックします。
「インターネット プロトコルバージョン 4 (TCP/Ipv4)のプロパティ」ダイアログボックスが表示さ
れます。
5.
[IP アドレスを自動的に取得する(O)]をクリックします。
6.
[OK]をクリックします。
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Dante Controller または CL シリーズでルーティングをする
Dante Controller または CL シリーズを使ってルーティングを設定してください。
Dante Controller を使ってルーティングする場合は、「Dante Controller ユーザーガイド」を参照してく
ださい。
CL シリーズを使ってルーティングする場合は、「CL5/CL3/CL1 リファレンスマニュアル」を参照してく
ださい。
以上でセットアップは終了です。
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■R Remote を操作する
R Remote を起動すると、R シリーズと通信するためのコンピューターのネットワークカードを選択する
ための「Network Setup」ダイアログが表示されることがあります。表示された場合、R シリーズとつな
がっているネットワークカードをクリックして、[Apply]ボタンをクリックしてください。
R Remote を終了するときは、右上の[×]ボタンをクリックして終了してください。
Windows8 や Windows8.1 で使用する場合、ユーザーのアクセス権設定によっては「スタート画面」にソフトウェアを起動
するためのタイル(アイコン)が表示されない場合があります。その場合は、以下の手順で「アプリ」画面内にソフトウェア
のアイコンが表示されます。
1. スタート画面内でマウスを右クリックする。
2. 画面右下に現れる「すべてのアプリ」ボタンをクリックする。
メニューバー
R Remote で実行できるコマンド(命令)が、カテゴリーごとにまとめられています。
クリックするとコマンドのリストが表示されます。
メニュー
コマンド
概要
呼び出されるダイアログ
[File]
[Open]
保存されているファイル(RRM 形式)を
「Open File」ダイアロ
開きます。
グ
R シリーズが接続されている状態でファイル
を開くと、設定が R シリーズに反映されます。
CL シリーズなども接続している場合は、設定
が上書きされますのでご注意ください。
ファイルを保存します。拡張子は RRM
[Save As]
「Save File」ダイアログ
で、R Remote 専用のファイルになりま
す。
[Network Setup]
R シリーズと通信するためのコン
「Network Setup」ダイ
ピューターのネットワークインター
アログ
フェイスカードを選択します。
[R Series Information]
接続されている R シリーズの情報を表
「R Series
示します。また、R Remote から操作し
Information」ダイアロ
ない R シリーズとの接続を切ることも
グ
できます。
[About]
[About R Remote]
R Remote のバージョンなどの詳細情報
「About R Remote」ダ
を表示します。
イアログ
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メイン画面
R シリーズの HA の設定をします。
① 表示切り替えボタン
このボタンをクリックすると、対応する R シリーズが右側に表示されます。対応する R シリーズには
同時に 2 つまでの R Remote を接続できます。これによりたとえば、メインのオペレーターは CL な
どのコンソールで操作し、2 人のアシスタントが異なる場所で微調整をするなどのことができるよう
になります。このボタンを押し続けると、該当する R シリーズの全インジケーターが点滅するので、
対応する機器本体を識別することができます。
また、R シリーズが接続されていない状態では、Rio3224-D の設定画面が表示され、ボタンの下に
「VIRTUAL」と表示されます。
② ID/名称表示
R シリーズの ID 番号と名称を表示します。
③ [+48V MASTER]インジケーター
R シリーズのマスターファンタム電源のオン/オフ状態が表示されます(オン/オフの切り替えは、R シ
リーズ本体で行ないます)。
④ [SYSTEM]インジケーター/[SYNC]インジケーター
R シリーズの機器の状態や Dante の状態を表示します。表示については R シリーズの取扱説明書の
R Remote 取扱説明書
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「メッセージ一覧」を参照してください。
⑤ 端子インデックス
右側の HA 表示部に該当する端子の番号を表示します。クリックすると「I/O Device Edit」ダイアロ
グが表示されます。
HA 表示部
R シリーズの HA の設定を表示/設定をします。
⑥ [+48V]ボタン
チャンネルごとのファンタム電源のオン/オフを切り替えます。
⑦ GAIN ノブ
R シリーズの HA のアナログゲイン量を設定します。現在の設定値は、ノブの下にある数値ボックス
で確認できます。また、ノブのすぐ右側にあるレベルメーターで、対応するポートの入力レベルを確
認できます。
⑧ [HPF]ボタン
R シリーズの HA に内蔵されているハイパスフィルターのオン/オフを切り替えます。カットオフ周波
「I/O Device Edit」ダイアログで設定してください。
数を設定する場合は、
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「I/O Device Edit」ダイアログ
R シリーズの HA の詳細設定を表示/設定をします。メイン画面の端子インデックスをクリックすることで
表示されます。タイトルバーには R シリーズの UNIT ID も表示されます。ダイアログを閉じるときは、
右上の[×]ボタンをクリックして閉じてください。
① 端子インデックス
R シリーズの端子番号が表示されます。クリックすると、R シリーズ本体の該当端子のインジケーター
が点灯します。
② [+48V]ボタン
ファンタム電源のオン/オフを切り替えます。
③ [A.GAIN]ノブ
R シリーズの HA のアナログゲイン量を設定します。現在の設定値は、ノブの下にある数値ボックス
で確認できます。また、ノブのすぐ右側にあるレベルメーターで、対応するポートの入力レベルを確
認できます。
④ [GC]ボタン
オーディオネットワーク上の信号レベルを一定にするゲインコンペンセーションのオン/オフを切り替
えます。オンにすると、ゲインコンペンセーションにより固定されたゲイン値が表示され、それ以降
のアナログゲインの変更は R シリーズ内蔵のコンペンセーションゲインで補正され、Dante ネット
ワークには有効にする直前の値に固定されたゲイン量で音声が送出されます。
⑤ [FREQ]ノブ/[HPF]ボタン
R シリーズの HA に内蔵されているハイパスフィルターのオン/オフ切り替え、およびカットオフ周波
数の調節を行ないます。現在の設定値は、ノブの下にある数値ボックスで確認できます。
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「Network Setup」ダイアログ
R シリーズと通信するためのコンピューターのネットワークインターフェイスカード(以下「ネットワーク
カード」と呼びます)を選択します。
① ネットワークカードリスト
R シリーズと通信するためのネットワークカードを選択します。
② [Apply]ボタン
設定を更新し、ダイアログを閉じます。
③ [Cancel]ボタン
設定を更新せずに、ダイアログを閉じます。
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「R Series Information」ダイアログ
接続されている R シリーズの情報を表示します。また、R シリーズの接続状態の変更もできます。
① [ID]リスト
情報を表示する R シリーズの UNIT ID をクリックして選択します。
② [Information]表示部
[ID]リストで選択された R シリーズの情報を表示します。機器がつながっていない場合は、情報が表
示されません。
③ [Disconnect]/[Connect]ボタン
R シリーズとコンピューターの接続状態を切り替えます。Ro8-D が接続されている場合は、ネットワー
クの負荷になりますので、切断(Disconnect)することをおすすめします。
④ [OK]ボタン
ダイアログを閉じます。
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■ソフトウェアのアンインストール (アプリケーションの削除)
アンインストールは「コントロールパネル」から実行します。
[コントロールパネル]→[プログラムと機能]または[プログラムのアンインストール]で、削除したい項目を
選択し、[アンインストールと変更]をクリックします。
ダイアログが表示されますので、画面の指示に従って削除を実行してください。
「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[続行]または[はい]をクリックしてください。
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■困ったときは
症状
原因
対策方法
R シリーズが接続されない
R シリーズの電源スイッチがオン
電源スイッチをオンにしてくださ
になっていない
い。
R シリーズのディップスイッチの
「R シリーズの設定をする」の
設定が正しくない
ディップスイッチの設定例のいず
れかと同じ設定にしてください。
R シリーズの UNIT ID が 1 から 8
UNIT ID を 1 から 8 の範囲で設
以外に設定されている
定してください。
ケーブルが正しく接続されていな
[SYNC]インジケーターの右側が
い
点滅している場合、ケーブルが断
線していたり、正しく接続されて
いないことをあらわします。ケー
ブルを正しく接続してください。
REDUNDANT モードの場合、
[PRIMARY]端子に接続されてい
るネットワークスイッチに接続し
てください。
TCP/IP の設定が正しくない
コンピューターの TCP/IP の設定
を[IP アドレスを自動的に取得す
る(O)]にしてください。
ネットワークカードの選択が間
「Network Setup」ダイアログで、
違っている
R シリーズと通信するネットワー
クカードを選択してください。
ファームウェアが古い
V1.70 以降のファームウェアを使
用してください。
音が入力されない / 入力レベル
HA のゲインが適切なレベルでな
HA のゲインを適切なレベルに設
が小さい
い
定してください。
外部機器から信号が出力されてい
外部機器から信号を出力して、該
ない
当チャンネルの SIG インジケー
ターを点灯させてください。
コンデンサーマイクが接続されて
[+48V MASTER]スイッチをオン
いる
にしてください。
該当チャンネルのファンタム電源
をオンにしてください。
CL が接続されていない状態で
RESUME モードにしてくださ
REFRESH モードになっている
い。
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HA のゲインを調整しても音声レ
ゲインコンペンセーションがオン
ゲインコンペンセーションが不要
ベルが変化しない
になっている
な場合は、ゲインコンペンセー
ションをオフにしてください。
[UNIT ID]ロータリースイッチや
電源がオンの状態で設定を変更し
電源をオフにしてから設定を変更
ディップスイッチの設定が反映さ
た
してください。
橙色の[SYNC]インジケーターが
REFRESH モードで、CL シリー
R Remote が先に接続されている
点灯した状態になる(同期処理中
ズより先に R Remote が接続され
場合では正常状態ですので、その
状態になる)
た
まま R Remote でコントロールし
れない
てください。
C.S.G., PA Development Division
© 2014 Yamaha Corporation
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