l 次電池

2015年1⽉23⽇
FAQ
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⼆次電池
電池性能・特⻑
Q. ⼆次電池とは?
A. ⼆次電池とは、充電を⾏うことにより繰り返し使⽤することが出来る電池です。
Q. batteniceの主な特⻑は? 原理や構造を教えて下さい。
A. 技術コラム「特別編集号 ⼆次電池batteniceについて」をご参照下さい。
Q. 類似技術はありますか? 既存技術ではないのですか?
A. 調査範囲では類似技術は確認出来ません。本技術はグエラテクノロジー株式会社が発明した技術で、
全く新しい原理に基づくものです。
Q. 原材料や製造⽅法について教えて下さい。
A. 原材料の詳細は説明できませんが、希少⾦属や偏在資源を使⽤しておりませんので、材料⼊⼿に不安要素が
なく製品の安定的な供給が可能です。また、製造⽅法に関してはお答え致しかねます。
Q. 他の⼆次電池との性能⽐較はありますか?
A. 現時点では性能⽐較表の公表予定はありません。
Q. 各種端末にbatteniceが採⽤された場合、充電時間は何分くらいに短縮できますか?
A. battenice⾃体は短時間で充放電できる能⼒を持っております。 ただし、充電時間の短縮は電⼒供給側の
能⼒との兼ね合いになり、どの程度短縮できるか具体的にはお答え致しかねます。
Q. 本技術の特許に関して教えて下さい。
A. 基本特許はグエラテクノロジー社が保有し、製造⽅法等必要な技術に関しては、グエラテクノロジー社と当社が
共同で、或いは当社において適宜出願しております。
Q. 具体的な電池特性データについて教えて下さい。
A. 特性データ、性能の詳細に関しては現在公表しておりません。
Q. batteniceの電圧について教えて下さい。
A. 電圧は単層シートで1.5Vとなります。直列と並列接続の組み合わせにより電圧と容量を調整することができます。
Q. 2013年11⽉19⽇に公表した⽬標仕様は達成できたのか?
A. 電圧は⽬標仕様通りで、サイクル寿命に関しては常温において5万回以上確認しており、現在も継続評価中です。
⼀⽅、エネルギー密度、出⼒密度においては未だ課題が残っております。
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電池ビジネス関連
Q. 「量産化技術の開発に成功」したとはどういうことですか?
A. batteniceは多層膜構造の電池ですので、シート状にすることが量産の必須条件となります。当社においては、
それまで⼩⽚ガラス基板上で実験室的に製造されていたものを、⼤判シート状にしたことをもって「量産化技術の
開発に成功」と呼んでいます。
Q. 量産開始と製品化の時期は決まっていますか?
A. batteniceの製品化、量産化は現時点では未定です。
なお、試作開発ラインの構築は2014年5⽉頃より始めております。
Q. 試作開発ラインとはどんなもので、いつ完成するのですか?
A. 試作開発ラインとは、実験室レベルで製作していたシート状のbatteniceを、量産製造するための試作ラインで、
2014年5⽉に構築を開始いたしました。2015年春に完成予定で、その後、試作(テスト⽣産)を経て、設備の
改良や製造ノウハウの蓄積を⾏っていきたいと考えております。
Q. 試作開発ラインが完成すると量産できるのですか?
A. 試作開発ラインで得た製造ノウハウをもとに、装置構成を最適化した量産試⾏ラインを構築する予定です。
そこでさらに効率性、安定性、コスト⾯等を向上させた上で、量産試⾏ラインを複数並列化し、本格量産に
移⾏したいと考えております。なお、製品化には、この他にも課題があります。
Q. batteniceの製品化への課題は何ですか?
A. 量産化技術の確⽴(試作開発ラインでの検証等)をすること、実装技術の開発、⽬標性能に向けた要素開発、
設備開発等が挙げられます。また、試作(テスト⽣産)開始後に新たな課題が⽣じる可能性もあります。
Q. ターゲットとするアプリケーションは? ⾞載⽤途、航空機⽤⼆次電池としても応⽤可能ですか?
A. 急速充放電性能、⻑サイクル寿命等のbatteniceならではの特⻑が活かせるアプリケーションを当⾯のターゲット
として検討しております。
⾞載⽤、航空機⽤については、検討の結果、当⾯のターゲットから外し、⻑期的な検討対象としております。
Q. 既存の電池、特にリチウムイオン⼆次電池が⽤いられている製品市場において、その代替品になると
考えていますか?
A. リチウムイオン⼆次電池は⻑い歴史があり、その間に販売価格は⼤幅に下がっています。batteniceが直ちに
その市場に⼊って対等に競争できるものであるとは認識しておりません。したがって当⾯は、市場や顧客のニーズを
探りながら、⻑サイクル寿命、急速充放電等batteniceの特⻑を活かせる市場から⼊っていきたいと考えております。
Q. 製品価格に関して教えて下さい。
A. batteniceは開発中ですので、現時点では未定です。事業化・製品化に合わせて検討致します。
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Q. batteniceに関する設備投資、⼯場の新設予定等について教えて下さい。
A. 2014年5⽉より、⻘森松崎⼯場に試作開発ラインを構築中です。なお、装置構築のスペースにつきましては、
今後の量産試⾏ラインを含め、FPD事業縮⼩により空いている当社⼯場内のスペースを使⽤する予定です。
Q. サンプルが欲しいのですが、顧客評価サンプル品はありますか?
A. サンプルは、評価をご希望される企業または研究機関に対し、⽬的を明⽰していただいた上で、
当社の製品戦略に合致するアプリケーションに絞り込んで貸与させていただきます。なお、貸与には別途ご契約が
必要となります。また、製品開発に向けた評価サンプルとなりますので、個⼈様への貸出しは致しません。
Q. サンプル提供は開始されたのか?サンプル提供先の総数とサンプルの評価結果を教えて下さい。
A. サンプルの提供は開始されております。⼀⽅、現状の⽣産能⼒ではサンプル数に限りがあり数社と話を進めている
レベルです。また、評価は提供先の状況にもよりますが、多数の項⽬を⻑期にわたり⾏うため、結果は出て
おりません。なお、結果は顧客との守秘義務の関係等から、詳細報告の予定はありません。
その他
Q. 展⽰会への出展予定は?
A. 2014年2⽉の⼆次電池展は、潜在顧客のニーズを知るため出展しましたが、現在はサンプルを提供できる
ところまで進展しており、現時点で出展を予定している⼆次電池関連の展⽰会はありません。今後の出展
予定については、当ホームページ
[製品情報]の[イベントカレンダー]にて適時お知らせ致します。
予定に
は 当ホ ムペ ジ [製品情報]
[イベントカレンダ ]に 適時お知らせ致します
Q. メディアへの情報開⽰およびメディアの取材対応に関して
A. 情報開⽰はすべてのステークホルダーに対し、公平・公正かつ適時に⾏っております。特定メディアのみに、
情報を開⽰することはありません。メディアの取材依頼に対しては、取材の⽬的・内容が当社の情報開⽰
⽅針に照らし合わせ、適当であると判断した場合、お受けすることになります。なお、メディアの掲載は当社に
よる広告は除き、メディアの判断によります。
Q. 広告宣伝活動(PR情報の開⽰)について
A. batteniceは開発品ですので、広告宣伝活動は、開発を促進させるために、または製品化を検討する上で
必要となる潜在顧客や需要の把握のために⾏う⽅針です。なお、特許情報や開発スケジュールについて、
⼀般にお知らせする予定はありません。
Q. batteniceに関する投資家向け広報(IR)について
A. 当社は、当社の定めた情報開⽰⽅針に基づき、投資家向け広報活動を⾏っております。batteniceに係る
情報開⽰は、各種規程に従って実施する他、任意となる決算説明会資料や株主通信、FAQにおいて適時
⾏ってまいります。当社といたしましては、batteniceに関する関⼼の⾼さに鑑み、batteniceについて、
これまでより多くの情報開⽰に努めてまいりたいと考えております。
しかし、開⽰の是⾮につきましては、企業秘密の保持、提供先の顧客等との間の守秘義務、企業競争優位性
の確保、営業戦略、投資家の皆様への公平性の確保等、諸般の事情を勘案して適切判断することが求められ
ます。何卒ご了解いただければ幸いです。
また、batteniceに関しては、上記のような理由から、投資家の皆様からの個別のお問い合わせに対するご回答は
差し控えさせていただきたいと存じます。FAQをご覧下さいますようお願い申し上げます。
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その他
Q. 技術情報の漏洩防⽌対策について
A. 当社では技術漏洩対策として情報の管理・教育を徹底して⾏っております。また、当社の機密が不当に
漏洩した場合には、断固としてしかるべき法的処置も考えております。
Q. ネット上での情報の取り扱いに関して
A. 当社以外が運営するサイトや掲⽰板に記載されている情報は、当社が保証する内容或いは数値では
ありません。予めご承知いただけますようお願い申し上げます。
Q. batteniceのドメインが第三者に取られているようです。対策は取っていますか?
A. 実際にサイトを⽴ち上げ、当社に不利益を与える等不正利⽤が発覚した場合には、適宜しかるべき対応をして
いきたいと考えております。
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Q. グエラテクノロジー社との共同開発状況と内容について
A. 共同開発契約に基づき開発に取り組んでおります。なお、⼆次電池以外の分野における共同開発は現時点では
予定しておりません。
本FAQに記載されております内容は、現時点において当社が⼊⼿している情報に基づく⼀定の前提および将来の予測等を基礎
として当社が判断したものであり、これには様々なリスクおよび不確実性が内在しております。また、新技術の研究開発や事業化等
は、複雑かつ多数の不確実な要素に⼤きく左右されるため、当初想定した成果があがらない可能性があります。
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