報道提供 平成27年4月7日 1.協定締結の経緯 関東経済産業局が各地(特に中小・地方都市)におけるスマートシティの実現に向けた情報共 有、ビジネスモデル検討、連携先開拓などを広域で取り組むために「関東スマコミ連携体」を創 設しました。 この活動の一環として、スマートシティに関する先進的な技術・ノウハウを有し、各地におけ るスマートシティ実現に向けた取組について様々な角度からサポートする先導自治体(リーディ ング・スマートコミュニティ(シティ))第1号として、経済産業省の「次世代エネルギー・社 会システム実証地域」である横浜市が選定されました。 関東経済産業局は、関東スマコミ連携体のコアメンバーである本市のスマートシティ化に向け た事業を支援するため、先導自治体である横浜市に協力を要請し、それを受けて横浜市では、富士 市と協力協定を締結し、エネルギーマネジメントのノウハウ提供等の支援を行うこととなりまし た。 なお、スマートシティに関する大規模な自治体間協定は全国初となります。 2.連携項目 (1)都市、地域、地区、ビル、工場における電気・熱エネルギーのマネジメントや発電及び節電 (2)(1)に関する分野に関する、両市に立地する中小企業等の連携など地域経済の活性化 3.主な取組内容 (1)横浜市・YSCP実証企業から富士市へ提供 ○YSCP実証で得た、各エネルギーマネジメントシステム、デマンドレスポンス(需要抑 制)に関する知見・技術支援 ○HEMS(家庭用エネルギーマネジメントシステム)に関する導入促進ノウハウの提供 ○民間活力手法等ノノウハウ、情報の提供 (2)富士市から横浜市への提供 ○熱の有効利用に関する情報、ノウハウの提供 ※スマートシティ スマートシティとは、ICT(情報通信技術)を活用し電力供給の最適化するスマートグリッド (次世代送電網)技術を導入し、再生可能エネルギーを用いた分散型発電システムや、高効率 な空調装置を用いたビル・住宅などの都市システムが結合され、CO2排出量が少なく、環境負 荷の低い社会インフラが整備された次世代都市のこと。 【問い合わせ先】 環境総務課 環境政策担当 ℡0545-55-2902 遠藤
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