デロイト トーマツ グループ総合案内『Quality and Value』

Lead to ne x t Qualit y and ne x t Value.
私たちは継続的な自己変革により、
さ ら に 高 い ク オ リ テ ィ、さ ら に 大 き な 価 値 を 、
日々の活動を通して提供します。
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地球環境、グローバル社会・経済、テクノロジーなど、
として、また日本の資本市場の信頼性確保に長年従事
私たちを取り巻く環境は日々大きく変化しています。
してきた監査法人を起源とするグループとして、国や
既に多くの日本企業は、このような変化に素早く対応
企業に先んじて果敢な自己変革とチャレンジを行い、
すべく、経営リスクの回避と成長を目的とした海外
経済社会をリードする責務を負っています。
進出を進めており、海外でのM&Aや新興国市場での
コ ア と な る4つ の ビ ジ ネ ス(監 査、税 務、コ ン サ ル
ビジネス展開など、新たな収益の軸足を海外に求める
ティング、ファイナンシャルアドバイザリー)
は、各々が
戦略を加速しています。
専門性を磨き上げ、品質の向上に専念し、それぞれの
また、社会全体を見ても、これまでの成功と繁栄を
業界でリーダーとなることを目指しています。
支えてきた枠組みは大きく変わっており、社会制度、
同時に、インダストリーや海外市場に関するナレッジ
福祉制度はもとより産業、経済など多方面で大胆な
を横断的かつ効率的に獲得し、共有資産として蓄積、
改革が必要とされています。
活用できるよう、コアビジネス間の連携を行います。
このようにグローバル化が進むことで、企業が直面
私たちは、DTTLの誇る総合性と世界150を超える国・
する課題もボーダレス化しており、日本国内だけで
地域に及ぶネットワーク、そして長年にわたり日本経済
通用するレベルの施策では、課題を解決することが
を支えてきた信頼とDTTL内でのリーダーシップを
できないのが現状です。
武器に、
「グローバル総合プロフェッショナルファーム」
デ ロ イト ト ー マ ツ グ ル ー プ は、世 界 最 大 級 の プ ロ
として、経済社会と企業の発展に貢献できるよう、
フェッショナルファームであるデロイト トウシュ
努力してまいります。
トーマツ リミテッド(DTTL)の主要メンバーファーム
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デロイト トーマツ グ ループ の理 念
私たちは常に、デロイトが世界のメンバーファームに指針として提示する
“Deloitte network Purpose”、およびデロイト トーマツ グループの
経営理念に即した行動を心掛けます。
Deloitte network Purpose
Deloitte makes an impact that matters.
クライアントのため、メンバーのため、そして社会のため、
私たちは常に最も重要な課題に挑戦し続ける。
複雑な課題を解決し、クライアントの持続的な成長を促し、
卓越した総合力を背景に、圧倒的な価値をもたらす。
私たちは誠実であることを掲げ、信頼と信用を築き、社会に貢献していく。
共通の価値観が、私たちを発展的で揺るぎないインパクトの創造へと導く。
デロイト トーマツ グループ 経営理念
Fairness to society
経済社会の公正を守り率先してその発展に貢献する
プロフェッショナル ファームとして独立性を保持し、
グローバルな視野に立って与えられた責任と役割を誠実に果たす。
Innovation for clients
Fairness
to society
クライアントの期待を超える知的専門サービスを総合的に提供する
多様化するニーズに応えるため、総合力を発揮できる組織を構築し、
創造的で先見性に富んだサービスを提供する。
Talent of people
各人の個性を尊重し能力を発揮できる生きがいのある場を創りだす
プロフェッショナルとして自らを鍛え、磨き、
チームワークを守る一人ひとりが、生きがいを手にし、豊かな生活を実現する。
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Innovation
for clients
Talent
of people
デロイト トーマツ グ ループ の強み
これまで培ってきた信頼力を基盤に、高い専門性と世界中に広がるネットワーク
を駆使して、
「グローバル総合プロフェッショナルファーム」として経済社会と
企業の発展に貢献します。
1.
複合的な課題に立ち向かう「連携力」がメンバーの遺伝子
私たちは、真の
「グローバル総合プロフェッショナルファーム」
になるために、監査、
税務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、法務の分野で、個々の
サービスの品質と価値を高めるべく研鑽を積んでいます。
加えて、よりグローバルで複合的な課題に取り組むクライアントの要請に応える
べく、異なる専門性を持つプロフェッショナルの
「連携力」を、デロイト全体で常に
磨き続けています。インダストリーや海外市場、M&Aといった総合力を要する局面
でこそ、メンバー同士の連携による相乗効果が、決定的な違いを生み出します。
2.
長年培ってきた「信頼力」がグループの価値基盤
設立以来、監査のプロフェッショナルとして企業と経済社会の公正を守り資本市場の
信頼性確保に努めてきた実績が、私たち自身の信頼となり、グループ共通の価値基盤
として活かされています。
また、国際監査基準に準拠した監査マニュアルの適用をはじめ、グローバルで共通の
品質管理体制を整備・運用し、高品質な監査を実現するとともに、監査業務以外のコア
ビジネスにおいても、デロイトのプロフェッショナルスタンダードによる厳格な
品質管理体制を敷くなど、万全の体制でクライアントニーズに応え続ける姿勢が、
更なる信頼を生んでいます。
3.
デロイト トウシュ トーマツ リミテッドの
中核メンバーとしてリーダーシップを発揮
世界の4大プロフェッショナルファームの1つであるデロイト トウシュ トーマツ
リミテッド(DTTL)。その名称に刻まれる「トーマツ」は私たちがデロイトの主要
メンバーであり、世界的に認知されたプロフェッショナルファームであることの証し
です。日本企業の国際的展開を現地でサポートするJapanese Services Group(JSG)
は直接、現地と連携しリードする強力なネットワークとして機能しています。
デロイトが有するプロフェッショナルファームとしての総合性と、世界150を超える
国・地域に及ぶネットワークをフルに活用できる体制が、ここにあります。
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デロイト トーマツ グ ループ の歩み
国内初の全国規模の監査法人として1968年に誕生して以来、幾多の合併、統合、
連 携、再 編 を 経 て、デロイト トーマツ グループは、人 員8,800人 超、業 務 収 入
1,400億円を超える企業グループに成長しました。
デロイトは、グローバルで人員21万人超、業務収入340億米ドルを超える規模
となっています。
業 界その 他 の動き
デロイトトーマツ グル ープの主なできごと
2015
2015.4
DT弁護士法人がデロイト トーマツ グループに加入
デロイト トーマツ グループに名称変更、
デロイト トーマツ コンサルティング
(株)
は
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社へ、
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー
(株)
は
2014.4
2013 オリンピック・パラリンピック
2020年東京開催決定
2012.1
内部統制報告制度および
四半期レビュー制度導入
デロイト トーマツ合同会社設立
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーサービス
(株)
は、
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー
(株)
に名称変更
2011 東日本大震災発生
2008 リーマンショック
2008
2009.7
有限責任監査法人に移行し、法人名称を
6,841人
「有限責任監査法人トーマツ」
に変更
(株)
は、
2008.7 トーマツコンサルティング
デロイト トーマツ コンサルティング
(株)
2007 金融商品取引法施行
に名称変更
2005 会社法成立
2002.5
税理士法人トーマツ設立
2003 公認会計士法改正
2001.6
2002 エンロン事件
8,855人
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社へ法人格を変更
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーサービス
(株)
設立
米国企業改革法(SOX法)成立
2001 米国同時多発テロ勃発
2000 金融庁発足
再編による
国内4大監査法人の時代へ
1998
2,829人
1997
国内事務所20箇所、海外拠点50都市達成
1999 ユーロ誕生
1998 会計ビッグバン
(株)
設立
1993.4 トーマツコンサルティング
1995 阪神・淡路大震災発生
三田会計社と合併、監査法人トーマツに名称変更
1990.2 (監)
1991 日本のバブル崩壊
1989 国際会計事務所の再編
(Big8からBig6へ)
1990.1 トウシュ ロス インターナショナルがデロイト ハスキンズ アンド セルズ
インターナショナルと合併、デロイト ロス トーマツ インターナショナル
1988
1,153人
日本たばこ(JT)が
民営化スタート
1978 成田空港開港
西方会計事務所と合併 (監)
札幌第一会計と合併
1988.10(監)
丸の内会計事務所
(名古屋)
と合併
1988.4 (監)
1985 日本電信電話(NTT)と
(現 デロイト トウシュ トーマツ リミテッド
(DTTL)
)
に名称変更
サンワ事務所と合併、
サンワ・等松青木監査法人に名称変更
1986.10(監)
デロイト
トーマツ
グループの
人員
1978
628人
1975.5 トウシュ ロス インターナショナルに加盟
1974 商法監査の開始
1973 変動為替相場制に移行
1971 ニクソンショック
1972.11 ニューヨーク事務所を設立
1969.9 トウシュ ロス サンフランシスコに第1号海外駐在員を派遣
1968
7
72人
1969.2
等松・青木監査法人に名称変更
1968.5
等松・青木・津田・塚田・青木・宇野・月下部会計事務所設立
【表紙の写真】
アンモナイトは、デロイト トーマツ グループの揺るぎない成長と進化を象徴しています。
風雪に耐え、螺旋状に年月を重ねて成長し続け、数万年経って化石になっても残るアンモナイトのように、
私たちもさまざまな環境変化に立ち向かい、世の中に残り続ける存在となることを目指します。